毒茄子
レガお君

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■ 最後の日

泣いても笑っても臨床最後の日。

今日は普通に仕事で、
挨拶周りもしたい日。
こないだ叱られたので
今日は朝一番で看護部長に挨拶しに行く。
病棟に上がると婦長さんが
ご丁寧にもお餞別を下さる。
スタッフは「最後まで仕事だなんて
気の毒に」という感じだったけど
私的には最後をきちんと勤め上げて
悔い少なく臨床を去りたい。

その気持ちを汲んでくれたのか
受け持ちはケモ2人と
ターミナル1人と入院受けと
あと数人。
もう、私の臨床経験を凝縮したような
見事な部屋割り。
朝からバタバタと動き回る。

仕事の合間に挨拶周り。
魚は午前中のdutyがあって
昼からはフリーの予定。
昼から写真を撮ろうと言ってたので
最後の私用ベルで読影室集合。
読影室にいる上の先生にも挨拶する。
上の先生達からそれなりに
気に入って貰ってた私は握手もして貰って
魚も入ってみんなで記念撮影して
魚と畏まって握手して挨拶。

いつもは白目剥いたりしてふざける魚も
今日はきちんと写真に収まる。
シャーカステンをバックに写真を撮るのに
電源が入ってると薄い部長先生の頭が光る。
気を使ってか他の先生は抜かりなく
でも、さりげなく電源オフ。

魚は夕方には病院を引き払う予定だった。
なのに、私が部長先生と写真を撮ろうと

また読影室に行ったらまだいて
ちゃっかり読影をさせられていた。
私は魚が仕事してる横で
部長ときゃあきゃあはしゃいでた。
魚曰く「自分、どこでも存在感あるなぁ」
7年貢献しましたので、
それなりの扱いです。

仕事が終わって、
呼吸器ドクターズと記念撮影。
カンファレンス直前の時間帯を狙って
全員をポケベルで呼んだら
みんな心良く集まってくれて
本当にうれしい。

寂しくてなかなか詰所を出られない私は
婦長さんにホットパックを買ってくれとか
色々用事を見つけてはダラダラしてた。
先輩が近づいて来て
寂しいと泣きながら言うから驚く。
結局2人で泣きながら話す。

仕事の後は古巣の後輩と同期とごはん。
参加できなかった友達から
新生活にと定期入れとキーホルダーを貰う。
おそろいでとても可愛い。
さらに、一緒に食事に行った友達が
私に手紙を書いたという。
プレゼントも嬉しいんだけど
手紙なんて最高。
いい仲間に送られる私は本当に幸せだし
それだけ頑張ったんだと胸も張れる。

お店に入ったら何と、隣のテーブルに
魚と魚の先輩と技師さんのグループ。
もう、5月まで会えないと思ってたから
本当に嬉しい偶然。
魚はちょっとしてから
私たちのテーブルに合流。一緒に飲む。
途中、広島に帰った愛弟子に電話。
着任前のオリですでにヘコんでる後輩、
交代で話して「頑張れ」と励ます。

宴会もお開きで、魚はこのまま新任地へ。
別れ際、「おう、気ぃつけてな、頑張れよ」
と声をかけてくれる。
本当はもうちょっと酔い覚ましで
一緒にいたかったけど
今から一時間車に乗って帰らないといけない
しんどい状況の魚をそっとしておく。

家へ帰って寂しいから魚にメール。
魚から返信「今日ばっかりは
マジで寂しいぞ。では、健闘を祈る」
魚が「寂しい」ってハッキリ言うのを
聞いたのは初めて。
何だかこっちまでしんみりするけど
「健闘を祈る」と言ってくれてるから
しっかり頑張らなきゃ。

去年の病棟異動でヘコみまくった私。
一番支えになったのは魚だった。
今回はヘコんだところで
そうそう会えないけどそこが私の頑張り所。
自分で志願した道だから
しんどくっても乗り越えて見せる。

みんなそれぞれ、次の場所へ。

2003年03月31日(月)

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■ 寝顔

魚宅で目が覚める。

魚の腕の中で目を覚ますのは
多分去年の夏以来???
バイトに行くから
8時に目覚ましかけてた魚は
目覚ましで起きるけど動かない。
どうするんかなぁと思ってたら
いびきをかき始めた。

うー、起こすべきかどうか。
答え:一緒にいたいからほっておく。
まぁ、やらなきゃいけない事は
きちんとやる人だから
今起きないという事は
まだ起きなくていいんだろう。
昔、そうやって患者さんの
転院付き添いに大遅刻した魚。

何度寝か数え切れないぐらい
「うー、起きな・・・」と
いびきを繰り返す魚。
私は途中で眠れなくなったから
寝た振りしながら魚の寝顔を見てた。
童顔で無精ひげ。この顔が大好き。
魚が転勤だから私がこの部屋の
このベッドで眠るのも最後。
2年前からの事を色々思い出す。

なんでこいつにこんなに拘ってるんだろう。
さっぱりわからないけど
意志の強さには憧れる。
寛容なようで鉄壁な周りへの態度も
私に無いものを求めてるのか
とても惹かれる。
そういう一筋縄ではいかないヤツだとは
重々わかってて追い掛け回してる。
多少しんどくてもやめられない。
やめようとも思わないけど。

結局魚が起きたのは午後3時。
昨日夜中から12時間睡眠。
G�気�始まるからとTVをつけて動き出す。
かなりお疲れがたまってたらしく、
よう寝るなぁと自分でも驚いてる。
何でも先月から週2で飲み会があって
3月後半は送別会と称して
1週間に4日は飲んでたパーティー野郎。

思い出のつまった部屋もこれでさよなら。
「ここに来るのも最後やな」と言ったら
「おう、向こうにも遊びにこいよ」
何度言って貰っても嬉しい言葉。
魚宅に泊まる時は路駐で
酔っ払ってても道端の溝すれすれ、
見事に車を止められるようになったけど
それももうおしまい。

魚がバイトに行ったので
私は職場で荷物を片付ける。
更衣室のロッカーは7年分の埃だらけ。
貸与のパンストとか山ほど出てきて
無くしたと思ってたバレッタも出て来る。
いつかはみんな、こうやっていなくなる。

明日はついに臨床看護婦最終日。

2003年03月30日(日)

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■ 最後の週末

今日はPE'Zライブ。

昨日の宴会が終わって帰って
お花の片付けとかをしてたら
また寝るのが3時になった。
で、魚からの電話で目が覚める。
ライブは夜なんだけど早めに出て
買い物をしようと言う事になる。
急いでお支度。

今日は久々に魚と2人でお出かけで
しかもライブだから着るものに悩む。
結局真っ赤な7分袖ニットにジーンズ、
とんがりブーツに春コートで
アクセントにお気に入りの
綿レースストール。

待ち合わせで困らないように
尼崎を越えたところで魚にメール。
返事がないまま大阪に着いてしまって
困ってたら魚から電話。
「おお、さっきのメールで起きた。
急いで向かうから買い物しよって」
私より先に起きて私を起こしたくせに
その後部屋の掃除しながら
また寝てしまったらしい。
先週は4日連続で宴会だった魚、
お疲れはかなりたまってるらしい。

ヨドバシカメラでノートPCを見る。
たくさんあるけど
人気機種は絞られてるみたい。
最近の液晶は表面がピカピカで
まるでTVのようにキレイ。
あれこれ見て回ってたらある機種が値下げ。
私の見てる前で店員さんが
値札のシールをぺタっと張り替えて
「只今値下げしました〜」って夕方の4時。
スーパーのお肉のタイムサービスのように
某ノートPCは1万近く値下げされた。
そのまま買っちゃおうかと
かなり真面目に悩む。

魚登場で一緒にウロウロする。
カバンや服を見て回って
あれこれコメントを言い合っては
ゲラゲラ笑って過ごす。
結局見てるだけで何も買わずにライブへ。

完売ライブと言う事でお客は満員。
まったりお酒飲みたいから
場所取りは重要。
こないだの鼻血ライブよろしく
カウンターになってる所、マスコミ関係者が
カメラとかを置いてる横に割り込む。
ライブは勢いはあるけどまだまだ荒削り。
ベースがウッドなんだから
ピアノもアコースティックで行ってほしかった。
さすがにメロディーラインはしっかりしてて
この先が楽しみ。

ライブが終わって晩ご飯。
電車で三宮に戻って、
魚が学生時代に遊んでた界隈へ。
結構いいペースで飲んで焼酎にも手を出す。
仕事ネタの話から趣味ネタへ
魚なりに寂しいのか
「また新しい家に遊びに来いよ」と何度も言う。
もう一軒行こうと言う事になって
これまた魚が昔行ってた
席料2000円ぐらいとられそうなお店。
ピアノの生演奏があって、全席ソファー。
気持ちよすぎて半分寝ながら飲む。

お互い年食ったなぁとか
お腹が出たなぁとか
魚って結婚に向いてないよなぁって
言ってやったら「レガおもなぁ」
と言い返される。
私が想像する魚の結婚とは
「何となくつきあってる彼女が妊娠。
30歳前後でいい年だし、しょうがなく
でもかなりブルー入って結婚」
魚自身もそんな感じがするらしい。

デートなんだかよくわからないけど
このシュチエーションを楽しもう。
ライブがあったとしても
異動前の最後の週末を
丸ごと私にくれた魚。
魚は今晩一緒にいてくれるつもりらしく
帰る話をしない。
それでも2時前になったので店を出て
「泊るとこ探そか」と歩き出すけど
土曜の夜中なんてどこも満室。
しばらくぶりに一緒に帰って魚宅で寝る。

前に抱き枕で寝たのはいつだったか
思い出せないぐらい昔。
エッチに至っては一年近くしてない。
お互い異動で区切りだし
この先どういう関係で行くのか
ハッキリさせたいと思ってたけど
結局タイミングを逃してしまった。

魚はまた私に会いたいと思ってて
私もそう思ってる。
確認できたのはそれだけだけど
それで十分なのかもしれない。
シティーボーイズという次の約束もあるし。
それが終わって次の約束がなかったら
魚はどうするんだろう。

なんだかんだ言って腐れ縁決定。

2003年03月29日(土)

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■ 泣き言メール

今日は今日で詰所の送別会。

水曜は古巣の送別会で3時就寝
翌日朝6時起床で日勤深夜、
で、その深夜明けの宴会。
もう、ヘトヘト。
深夜に行ったら先に出勤してた茄子が
「さっきまでジャイアン先生が
レガおさん待ってたよ。
連日の宴会に加えて夜勤もするのは
偉いって一言言いたかったって。
送別会でゆっくり語ろうって
言うてはったわ」あら、珍しい。

今回は主賓だから第一級正装で。
きちんと爪もピンクに塗って
紺のニットと白いスカート
アクセサリーはパールで統一して
なかなか清楚な感じ。
ただ、泣くかもしれないから
目元のメイクは控えめで。

本当に和やかな宴会で
こないだの古巣の宴会のように
悪酔いするヤツもいない。
ビール瓶持って挨拶回りをする。
お世話になった先輩と婦長さん、
呼吸器チームの面々。

呼吸器チームの医者が1人ずつ
私に「送る言葉」をくれる。
ジャイアンは当り障りなく
いつも飄々としてる少年のような先生は
「とても気さくに話してくれて
自分が一番最初になついた茄子」
ある医者はギターを弾きながら
民生の歌を歌ってくれる。

挨拶周り中、ジャイアンが
「こいつはホンマに俺の
かわいいかわいいヤツやったんや〜」
と久々に「ぶちゅ〜」とキスをされて
一同びっくり。うー、ジャイアン、
私を自分のモノだとお思い?

で、主賓挨拶の時間。
なんだか恥ずかしいので
呼吸器の部長先生の真似をして
日本酒の盃をもったまま上座に登場。
緊張すると考えたスピーチもまとまらない。
でも、去年古巣から出た時のように
感極まって号泣という気分にもならない。
スピーチは乗り切る。

が、思わぬところに落とし穴。
花束贈呈の段になって
先輩が花束の紹介を始める。
「この花束は花屋さんに
レガおのイメージを伝えて作ってもらいました。
とても小柄だけど頑張りやさんで
強く印象に残る女性、
でもちょっと泣き虫なところもあって
最初のイメージと違って、
今は結構かわいらしく思えるって伝えたら
こうなりました」
赤がメインのお花に白い花が混じってる。
そうやってひと手間かけてもらえるのは幸せ。
そのスピーチを聴いて涙が止まらなくなる。

2次会は普段ない病棟なんだけど
今回はあり。またカラオケ。
魚はいないから、ひとりで幸福論。
一番気さくに接してくれたお姉さん2人と
なじみの呼吸器チーム。
みんなと握手してお別れ。
最終勤務の月曜、写真撮影をすると言ったら
ジャイアンは呼んでくれたら
カンファレンス中でも出てきたる。と
何やら大サービスの連発。
「お前が来年ナースキャップつけて
学生連れて来るんを楽しみにしてる」って
なにやらおセンチ入ってる模様。

帰ったらこないだ広島に帰った
愛弟子からメールが来てた。
「意気揚揚と去ったのに
今は人生で一番ブルーです。
オリで勤務表のサンプルを見たら
6連チャンは当たり前で連休皆無
人手不足でたまに婦長が夜勤、
特養を彷彿とさせる雰囲気で
吸収するべきものがあるのかもわかりません」

あらららら。
吸収するべきものは自分で見つけること。
傍から見てて「これは勉強になる」
と思ってても本人がそう思わなければ
それはあっさり流れてしまう。
逆に自分にとって学びが得られるのであれば
周りにとって些細な出来事でも
その人にとっては大切な経験になる。

看護と介護の間も
内容で違いを付けるのは自分自身。
「看護」には「みる」が付いてるんだから
「観察」が伴う。
身体と心と疾患の知識に裏づけされた
観察と工夫がなされてれば
オムツ交換ひとつとってもそれは看護。
注射や処置介助といった
一般的な看護行為と言われるものでも
自分の頭で考えず工夫もなくこなすだけでは
それは本当の意味では看護じゃない。
何とかそれに気がついて
新しい場所で頑張って行って欲しいんだけど。

私も頑張らなくっちゃ。

2003年03月28日(金)

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■ 2次会

昨夜の2次会、それがメインイベント。

ちゃっかり魚の隣に陣取る。
他の茄子とか医者には見向きもせず
2人で喋って選曲して
選曲も完全に二人の世界。
ニルヴァ−ナ歌っても誰もわからず
私だけが喜んでる。
お約束の絶叫デュエットも披露、
今回は史上最強のキレっぷりで
喉をおかしくする。

この2年間、何度となくあった宴会の
2次会カラオケで必ず私が歌ってた
COCCOの「Raining」は
ついに魚も覚えたらしく隣で歌ってる。
「俺、何かこの歌覚えてもた」って
ちょっと嬉しい。
どんどんお酒を勧めてくる魚。
「明日日勤やし、帰れんくなるから」
と言ったけどおかまいなし。
それって、酔い覚ましまで
一緒にいてくれるつもりなん?

魚が「懐かしいな」と大黒マキの曲を選ぶ。
自分で歌うのかと思いきや
私に歌えという。古い歌を必死で思い出す。
「今日も明日もあなたに逢いたい〜」
「好きになるのは簡単なのに
輝き持続するのは〜」とか
「夢があるのはいいのだけど
こんな忙しい人じゃあ」とか
「こんな歳だし親も歳だし
あなたしかいないし」とか
もう、ハマりまくりなんですけど。

ついに2次会もお開きになって
明日地元へ帰る後輩から
寂しくて離れられなくなった私。
ずっと我慢してたけどボロボロ泣き出す。
後ろに魚がいて
「お前が一番寂しいんかもな」とか
似合わない事を言い出す。
魚が職場まで送ってもらうのに
魚の車に乗ったら「心残りないか?」
とか尋ねるから「あるぅ〜、めっちゃある〜」
と絶叫。そうしたら魚が「はいはい」って
久し振りに頭をなでてくれた。
私に触ったのは何ヶ月ぶり?

職場へ向かう魚の車にはもう1人
魚の後輩が乗ってて
彼も職場の近所に住んでる。
みんなで職場へ帰って
そこで解散かと思ったら
魚は先に後輩をわざわざ家まで送り届ける。
で、後は私と2人。
職場に着いて魚に貸すCDを
車から取って来ると言ったら
「家に来るか?」と言われる。

週末は魚とPE'Zライブ。
前日もどうせ捕まり難いだろうからと
先に集合時間を相談すると
「前の日は休肝日。土曜は丸々空いてるし
次の日も空けてる」という。
送別会三昧の魚はどうせ
ゆっくり遊んでくれないだろうと思ってた。
予想外の展開で驚く。

魚の部屋は少しずつ荷物が減ってる。
2年前の夏、初めて魚宅にお邪魔した時
2人で魚がとった写真を見た。
学生時代の魚の写真もあって
魚はそれをみてしきりに「年くったなぁ」
「顔丸くなったなぁ」とボヤく。
私のお気に入り写真は
エジプトのピラミッドの副葬品。
初めて見た時から一目ぼれで今見ても素敵。
感想言いながら写真見てると
見事に魚と思ってる事が一緒だったりする。
こんなに感覚が合うのに
どうしてうまく行かないんだろう。

魚がもらった色紙。
魚の先輩も色々書いてる。
それを見ながら「部長とか上の先生って
俺の事どう見てるんやろう」と言う。
「いつも生意気やとか言われとるやん」って、
実は周りの評価が気になる魚。
それを見せまいとして
意地張ってるのもよくわかる。
かつて匿名の中傷を受けた事もあって
「さすがにへコんだ」とか
素直に言ってるし。
私のこの先について色々知りたがったり
「俺らの年代って最後のモラトリアムかもな
30までには道をつけなあかんのやろうなぁ」と
何かにつけていつもとは違う展開の魚。

並んで坐ってたら魚の腕が私の肩に回った。
2時も近くなって「眠い」と言い出して
私もそろそろ帰らなきゃという雰囲気。
眠いと言った魚は
私の肩にもたれかかってきて
そのままズレて、私の胸板が枕。
去年の今頃もこうやってくっついてたのに
途中から離れてしまった私と魚。

本当はこのまま一緒にいたいけど
明日は朝から仕事だしそうもいかない。
何とか帰る事にする。
「大丈夫か?運転できるか?」と
何度も何度も聴く魚。
一緒にいたいと思ってくれてるのかな?
「PE'Zのライブ楽しみにしてるわ」
と言ったら「おお、シティーボーイズもな」
って。「これからも遊ぼうぜ」と言われて
「遊びもいいけど恋愛がしたいねん」
と切り返せたらどんなにスッキリするか。
やっぱり、もう一度きちんと魚に
自分の気持ちは言わないといけないのかも。

送別会で魚がもらった花束。
魚宅には花瓶なんてないから
私に持って帰れと言う。
「お疲れさんでした」と
魚が「贈呈スタイル」で私に花束を渡す。
去年送別会で横ちゃんがもらった花束を
私が横ちゃんからもらったのと同じ感じ。
家に帰って去年と同じく花瓶に挿す。

魚からの花、今年は押し花にしてみようかな。

2003年03月27日(木)

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■ 一次会

古巣の送別会。

昨日、うちの病棟の送別会幹事に
「転勤が決まった」と報告したら
朝一番で出勤したその幹事が
すでにスタッフに転勤話をリークしてた。
みんなただただ驚くばかり。
一応まだ内示なんだけど幹事が暴走、
婦長さんは不機嫌。
開き直って部長先生にも報告。
が、先生も身分が変わるらしく
それも結構な大ネタで驚く。

薬局へ行けばなぜか薬剤師が
すでに私の異動を知ってる。
組合がらみでバレてるらしい。
技師に会いに行っても同じルートで
すでに情報は流れてた。
そやつらは私が報告する前に
魚に私の転勤決定をリークしてた。
それにはかなり気分を害する。
魚も「何で俺が知らん事を
おまえらが知ってるねん」と思ったらしい。

古巣の先輩に挨拶する。
新人の頃の教育係で
私のリーダーオリをして下さった先輩。
先輩は本当に驚いてたけど喜んでくれて
恐れ多くてあっさり近づけなかった先輩が
喜んで顔をクチャクチャにして
両手で握手をしてくれたのは
本当に嬉しかった。
先輩にしたら私のステップアップは
自分の指導の成果。
私の喜びが他の人の喜びになるのは嬉しい。

4年目だった私にいきなり
臨床指導者を割り当てた婦長さんと
キャリア開発研修の面接で
私の背中を押して下さった次長さんにも挨拶。
「おめでとう」と言ってもらって
話してると涙が止まらなくなる。
「本当に臨床が好きな若い人に
教育の場に出て欲しい。」と言葉を頂く。

サクサク仕事を終わらせて終礼。
一目散に更衣室へ戻って盛大に化粧直し。
満足行く仕上がりで送別会会場へ。
懐かしい顔ばかりで嬉しくなる。
魚もいるし可愛がってた後輩もいるし
好きな先輩もいる。

宴会が始まって
部長先生が私の異動をみんなに伝える。
みんな驚いてて、
それぞれのリアクションを確かめて楽しむ。
出て来る肉があんまり美味しくない。
だからウロウロ席替えをして
みんなに挨拶して回る。
会場内を寄せ書きの色紙が回ってる。
一応部外者の私も参加。
後輩と魚の色紙に真面目に書き込む。
魚は回ってきた色紙に私が何を書いてるか
しっかりチェックしてる。
私が他の子に何を書いたかもチェックしてる。

魚と一緒の宴会は最後。
何だかんだ言いながら
それとなく魚の側にいる私。
「4月からいきなり先生で何をするのか」
とか「もう臨床には戻らないのか」とか
「あんまり偏った道に行くなよ」とか
珍しく立ち入った話をしてくる。
主賓挨拶が始まって魚はフツーに挨拶をして
「面白くない」とやじられる。
その魚が私も主賓として挨拶しろと言い出す。
幹事、真に受けて私に挨拶をふる。
去年は号泣スピーチだったから
今年はきちんと泣かずに喋る。

お世話になった先生がスピーチの中で
私に励ましの言葉をくれる。
とっても嬉しくて、でも、
ちょっと恥ずかしい。頑張らねば。
会費は払ったけど
十分主賓並みに扱ってもらえる幸せ。
いい環境で育ててもらったなぁと思う。

1次会が終わって2次会はカラオケ。
カラオケとなると魚とお決まりのネタ。
「幸福論」と「月に負け犬」の絶叫デュエット。
これも本当に最後の最後。
今夜は本当にブチきれて頑張ろうと思ってたら
魚が他の茄子にメールアドレスを聞いてる。
もともと「えー感じやな」と言ってた子だし
その子も魚に「ボード連れて行って下さい」
とか言ってるから面白くない。
また、その子と私は友達だし。
その後、私はわざと魚の目の前で
その子と仲良しぶりをアピール。

やっぱり、やなヤツ。

2003年03月26日(水)

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■ 転勤内示

朝から落ち着かない。

昨日の深夜明けは
職場から何の連絡もナシ。
今日は転勤の内示が出るだろうと
予告されてる数日のうちの本命日。
朝からそわそわする。
携帯じゃなくて自宅の電話に
部長から連絡が来るハズだから
普段は見向きもしない
家の電話の子機を持ち歩く。

昼間は音沙汰なし。
よくよく考えたら去年の今頃
私の送別会の真っ最中、
まさしく宴たけなわの時間帯に
婦長さんの異動が発表になって
みんな驚いたと言ういきさつがあった。
19時スタートの宴会で宴たけなわというと
ちょうど20時頃、そのあたりが怪しいかと。
そんな話をしながら夕食を食べてたら
ついに電話が鳴った。

母親が出て、えらく畏まって話してる。
予想通り20時ちょっとすぎに部長から電話。
見事に毎年こういうスケジュールで
お役所仕事は進んで行くのだ。
部長は淡々と「私に転勤の内示が出た」
と言う事を伝えて電話は終了。
私が希望してた自宅から通える範囲の学校。

電話はあっさりだったけど意味は重い。
今までほぼ決まりだと言われ続けながら
どこか宙ぶらりんだった転勤話が決着。
腹をくくって準備にもかかれる。
臨床生活もあと一週間で実質4日。
あちこちの友達に行き先が決まったと
メールを打ちまくって
また一斉に返事が来る。

来月からは教員生活で
それはずっと憧れてはいたけど
気持ちだけで乗り切れるような
簡単な仕事じゃない。
で、こうやって大きな組織の中で
たくさんの人が関わった結果として
私の新しい居場所が決まれば
もう後へは引けない。

来月からはひたすら勉強。
慣れない環境で新しいスタッフに囲まれて
一から新しい事を積み上げていく。
いちおう土日祝日は休みだけど
本当に休めるかはナゾ。
休んだとして遊んでるヒマもどれだけあるか。
おまけに研修で1年、東京行きの話もある。

そうなるとタケとの事も
そろそろハッキリさせないといけないし
魚との関わり方もどうにか
収まりをつけないといけないかもしれない。
明日は古巣の送別会。魚と話す機会もあるし。
内示も出たから堂々と挨拶回りもできる。

忙しいと言えば忙しい。


2003年03月25日(火)

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■ 只今マイクのテスト中

深夜明け。

仕事が終わってから仮眠室で寝る。
ちょっと寝てからランチがてら
三宮へ出るつもりだったのが
目が覚めたら2時だった。
おなか空いてないし天気も悪くなってる。
気をとりなおして化粧して出かける。

先週買ったスーツのお直しが上がったので
それをもらいに行くのがメインの用事。
ついでに通勤用のちゃんとした靴と
髪留めを買うのも目的。
靴はお目当てのオーサキで即決。
髪留めはバレッタはやめて
あえてクリップにしておく。
ただ今自分史上最長レベルの髪の長さで
普通にくくるだけでは地味すぎ。
でも、あんまり長い髪を
ヒラヒラさせるのも清潔感には欠ける。

髪留め探してたら
かわいい淡水パールのピアスと
ネックレスのセットを発見。
春っぽいきれいなグリーンで一目ぼれ。
今度の送別会でつけよう。
魚もいるし、気合入れないと・・・。
魚と言えば週末のPE'Zライブ。
何を着ていこう・・・。

そこからは止せばいいのに春服漁りモード。
「給料下がるし手持ちの服で何とかする」
という選択枝は何処へやら
大丸を飛び出して雨の中をウロウロ。
カシュクールの綿のブラウスをゲット。
色が黒なので結構カッコよく着られそう。

で、服を探してる途中に
ふらりと入った本屋で久々にマンガを買う。
「元祖・ロッキンラヂオ」
表紙のセイジ氏があまりにも素敵で
見つけるなりレジに直行。
帯に「通販化粧品売上げ�癸院廚辰動嫐I毀澄�

本編にもきちんと登場してるセイジ氏は
マイクのテストをしてた。
マイクはおなじみの拡声器。
「ただいまマイクのテスト中!」これが
「オールナイトでぶっとばせ!」と
見事に語感が一緒なのが面白すぎ。

「オールナイト〜」といえば
昔からライブの定番曲。
海外のライブでは英語圏の客も
「オールナイトデブットバセ!」
と日本語で叫ぶらしいけど、それが
「タダイママイクノテストチュウ!」
になったら・・・。
逆に、運動会とかで学校の先生が
「マイクのテスト中」とやるのを
「オールナイトでぶっ飛ばせ!」と
ツバを飛ばして絶叫してもいいわけで
色々想像して、1人でクスクス笑う。

他にも色んなミュージシャンが
ネタで登場してたんだけど
向井秀徳はいたのに
なぜかミッシェルがいなかった。

半日三宮をウロウロして
またまたお買い物三昧。
あいもかわらず「しりとりな衝動買い」で
靴とスーツとブラウスとマンガ。
多分平日昼間のお買い物は今日が最後。

で、転勤の正式発表はまだだったりする。

2003年03月24日(月)

■■■
■■
■ 戒めの贄

うー。久々にイライラしたレース。

ライコネンの初優勝は
結構この先効いてきそう。
ロン・デニス泣いてるし。
フェラーリは腐ってないけど
このところのミハエルはイマイチ。
シーズンは長いけど
こうも見事に出鼻くじかれるとなぁ。
独走して叩かれるのも気分悪いから
「てきとーに三味線弾いてる」
とでも思いたいけど
負けるのが一番気分悪いに決まってる。

タケとライブの話をしてて
タケが一緒に行きたいと言い出した。
ボディーガードにはなるけど
30分以上、じっと開演待ちなんて
タケにできるわけなし。
よく聴いてるのはR&B系みたいだし
行って楽しめるかは不明。

F1の話をしても「あんまり見んなぁ。
俺、どっちかって言ったらラリー派や」
との事。別にそれはそれで
タケの趣味だから干渉せずにほっておく。
今月中は無理と何度も言ってるのに
いつ会えるかとしつこいタケ。
毎晩の電話もうんざり。

電話を切ってすぐ
「F1見ようと思ったのにやってない。
何で?」というメールと顔文字到着。
30分ほどして
「ブラックダイヤモンド見に行って見たい。
マトリックスを撮った監督が作った
映画見たいやわ」という
「見る」がヘンなメール到着。
明日仕事だからといって電話切ったのに
まだメールしてくるか。
しかも、どうでもいい内容。だからシカト。
気を取り直して寝に入る。

1時も余裕で過ぎた頃、
またメールで起こされる。
「あのアロンソって言う奴すごいな。
21歳でもポールとれるねんな。
頑張れM・シューマッハって感じ♪」
さっきF1は見ないと言ってたろうに。
タケにしたら私との接点を探すのに
必死みたいなんだけど尽く裏目に出てる。
しかもそれが鬱陶しさを際立たせる。

先に来たメールに返事しないから
私がメールに気づかずに
寝てると思ったのかもしれないけど
翌日仕事で6時起きと判ってる私に
この時間にメールしてくるって
独り善がりもはなはだしい。
そのくせ「忙しいみたいやけど
ちゃんと寝てるか心配。疲れてないか?」
っていう事とやる事が一致してない。
自分に余裕が有る時だけ優しい事を言って
「俺って優しい〜」って
自己満足してるだけに思える。

2度と同じ事はして欲しくないし
言わないと判らないだろうからレスする。
「おはよう、明日仕事と判ってるなら
時間を考えてメールしてほしいのです。」
レスが来た。「ごめん、(顔文字)
もうしません(顔文字)」ふざけてるのか?
私は顔文字嫌いなんだってば。

タケとつき合ってて思うのは
追いかけるだけでは相手の気持ちは掴めない。
必死になればなるほど相手は引く。
好きな相手はほっておかれても好きだし
好きじゃないものはどうしようもない。
あちこちで言い古されてる事だけど
本当に真理だと思う。

なんだか「こうなるなよ」という
自分に対する戒めになりそうなタケ。
タケの行動と自分の気持ちを照らし合わせると
魚と私の関係も少し冷静に見られる。
そのへんの考察はとっても興味深くて
そのためだけにタケとの関係を維持してるのか?

私は魚以上にひどいヤツ。

2003年03月23日(日)

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■■
■ 余韻

昨夜のいい気分をぶち壊したくない。

という事でタケからの電話を
シカトし続けて寝て、今日は仕事。
よりによって受け持ちは総ウロなんだけど
全然頭が働かない。身体も動かない。
誰が見ても動きが鈍すぎる今日の私。
手を洗いながらごはん食べながら
廊下歩きながら「昨日は良かったなぁ・・・」
全然脳みそが戻ってきてない。

おまけに今日はワックスがけの日で
しかも病室と廊下と詰所、
全部まとめて一日で終わらせるという。
私達は普段どおりの業務をこなしながら
ワックスがけする部屋から
患者さんを移動させたりしなくちゃいけない。
患者さんは面会コーナーで待ちぼうけで
その間はガーゼ交換もできなければ
保清ケアもできず、ただただ時間が過ぎる。

病室がだいたい終わって、
さぁ、患者さんのケアだと思ったら
今度は詰所と処置室のワックス。
当然乾くまで詰所は立ち入り禁止で
仕事が出来ないのには変わりナシ。
いったい誰がこんな日に引き受けたのか?
答え:婦長。

スタッフはぶうぶう怒って
こんな日に引き受けるんやったら
自分が出てきたらいいねんとか
婦長の文句をタラタラと言う。
夕方3時ごろになってワックスがけは終了。
「もう、一日潰されたわ」と思いながら
ワックスがけスタッフを見送ったら
彼らはエレベーターには乗らず隣の病棟へ。
何と隣は今からやるらしい。

日中まるまる潰されて怒ってた私達も
あっけに取られてしまった。
あの大騒動を隣は今からやるのだ。
しかも夜勤にかかるからスタッフは3人。
うちの婦長以上に意味不明な婦長がいたとは。

おうちに帰ってマレーシアGP。
お酒もおやつもスタンバイで
ダラダラと予選を眺める。
やっぱり私は旧式の予選が好き。
予選終わった段階で何となくでも
決勝前半の作戦が読めるなんて面白くない。

今回好調なのはルノー。
開幕戦でも何気に速かったけど
2戦目で一躍第一線。
ラルフの不調は違和感ありすぎて
その現実に全然ついていけない。
ウイリアムズってどうしてこう、
力が安定しないんだろう。
その点、マクラーレンは
腐ってもマクラーレンだし。
そして、フェラーリは腐りもしない。

今回のスタジオ解説は土屋氏。
あんまり好きじゃない。
案の定、話はかみ合わないし
川井ちゃんを指して「今回は情報がなくて
あいつは仕事してない」と言い放ち
塩原さんに「土屋さんの思うような
情報がないだけで仕事はしてますよ」
と素でたしなめられるというカッコ悪さ。

現地の暑さを強調したい流れでも
「いやあ、8月の鈴鹿に比べたらマシですよ」
とか見事にドッチラケな事を言う。
解説なんだから解説しろ。
だいたい解説は「解して説く」んだから
自分の脳みそで解りやすい言葉に変えて
人に説明できるぐらい
物事を理解してる必要がある。
それを回路短い人にさせるほうが間違ってる。

結局フジへのクレームにつながるのだ。

2003年03月22日(土)

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■■
■ 鼻血パーティー一直線

古巣の送別会、人数制限撤廃。

思惑通り魚が幹事にクレームをつけた。
後輩たちも一言言ったらしく
幹事から私に「どうぞ参加してね」と
わざわざメールが入った。
作戦成功、うはははは。

今日は待ちに待った
ANDREW.W.Kのライブの日。
久し振りの純・ロックのライブだから
大暴れする気満々で出かける。
後輩と落ち合ったらなんと後輩はスカート。
・・・大丈夫か????
眼鏡までかけてるし。
どんな事になるか想像はついてないらしい。

私はというと用心して
靱帯繋がりたての足首にテーピング。
ジーンズにスニーカー、
総ダブルステッチのライブ用Tシャツ。
駅へ向かうタクシーの中で
同日開催のストーンズ@ドームの話になって
「オヤジには興味ないよな」とか言ってたら
タクシーの運転手さんに
「おっちゃんらの世代やで」と言われて
ちょっとバツの悪い思いをする。

久し振りのミナミは
お休みなので人だらけ。
ライブじゃなかったらもう少し
キレイめのカッコで出かけて
服も買いに行きたかったけど
今回はライブに専念。

整理番号は400番台だったけど
するりするりと前ヘ進んで結局2列目。
周りの話を聞いてたらだいたい
整理番号が2桁の人がいるゾーン。
見事に作戦勝ち。
開演の混乱に乗じて最前列に割り込む。
そういう割り込み勘は衰えてないし
後ろをついてきた後輩はビックリしてる。

鼻血君は出てくるなり水をかぶって
衣装も、止まらない動きも
見事にPVと同じ状態。
ニコニコしててすっごく嬉しそう。
本当に「ライブが好きで好きで」
というのが丸出しでこちらもますます嬉しい。
新曲は1曲だけで、あとは聞き慣れた
でも、最高な曲の数々。

頭振りまくりの、グー振り回しまくりの
叫びまくりの、飛びまくりの、最高なライブ。
近くに来た鼻血君と握手もしたし
水もいっぱいかけられて、その水は
わざわざクーラーボックスに入ってるから
飛んできたら冷たくて気持ちいい。

鼻血君もよかったけど客も最高。
レスラーみたいなマスクをつけて
ダイブのついでに
見事ステージに上げられた女の子。
キレキレで踊りまくってて
「NO WAR! LET'S HAVE A PARTY」
と書いてあるTシャツは自作っぽかった。
客席から飛んできたTシャツには
「パーティー一直線」って書いてあるし
みんな色々準備してきてる。

圧巻は本編ラストの「Party Hard」で
ダイブして来た男の子が
ステージに上げられたと思ったら
なんとそいつは本当に鼻血を出してた。
メンバーは当然その子をかなり気に入って
ステージから引っ込む時に
本当にその子をそのまま
楽屋へ連れていってしまった。
鼻血君は客席にダイブして
その時に引っ張られたのか
ジーンズのお尻ポケットが破れてる。
ジーンズが破れるってすごすぎ。

で、アンコールに出てきたら
鼻血君が鼻血君を肩車してて
そのまま客席にご挨拶。
メンバーも客もバカ揃いで本当に楽しい。
アンコールが終わって帰りそびれて
手を叩いてたらまたメンバーが出てきて
ベースの人とかもたくさん握手してくれて
みんな本当にいい感じ。

我に帰ったらあちこち青タンだらけで
喉はカラカラ声はガラガラ。
ドリンク券でZIMAをもらって
水のように一気飲み。
あ、私お酒弱いんだった。と思ったときは
後輩が横であっけに取られてた。

ごはんを食べようとお店を探すのに
ZIMAの酒瓶片手で飲みながら歩く
恐るべき行儀の悪さ。
風月の前で待ってる男の子たちが
ジロジロこっちを見てる。
コートニーってこんな感じなんだろうかと
「ライブ帰り気分」にどっぷり浸る。
5分もしないうちにお酒が回って来て
頭グルグル耳は耳鳴り。
バカばっかりしてるけど
来月からは先生な私。

本当に希に見る最高なライブだった。
元々、鼻血君の事を「軽薄なロック」と
一蹴してた魚だけど本当は行きたかったらしく
「最前列さいこー」とメールしたら
素直に「ええなぁ」とレスが来た。
鼻血君はただ今新譜作成中、楽しみ。
ますますハマりそうな予感。
とりあえず来週は送別会三昧で
締めくくりはPE'Zのライブ。

何気に私もパーティー野郎。

2003年03月21日(金)

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■ 裏で動く人

今日は外回り。

一日マイペースにうろうろ。
同じ技師には何回も会うのに
魚には会わず。
今日は仕事終わってから
後輩と写真を撮る予定なので
サクサク仕事を終わらせたい。

今日の呼吸器チームのリーダーは
ずっとウロにいた4年目の子。
呼吸器に移籍してすぐなのに
リーダーをやらされて、
それなりに頑張ってる。
その子とジャイアン医者のやりとり。

「先生、あたしちょっとの間消えます」
「は?どうぞ。消えて」
「消えてって、ムンテラ終わったら
帰ってきますけど、暫くいませんので。」
「うん、別にええよ。
お前、おらなあかんほど偉いんか?」
手厳しい嫌味に固まる後輩。
「え?そういう訳じゃないですけど
何かあったらレガおさんとかに言って下さい」
「おう、いつもそうしてるから。」
メチャクチャ強烈。

いちおうリーダーとして詰所を離れる時は
きちんと所在を明らかにするよう言われてる。
彼女はそれを忠実に実行したまでなんだけど
あっさり上げ足を取られてしまってる。
問題は、そういうのにビビって
ジャイアンの機嫌取りばかりを
考えるようになる事。
そうやって、ジャイアン理想の茄子
「かわいくて小賢しい事は言わない程度に
ボケてて、言われた事はきちんとできる茄子」
が作られていくのだ。
ジャイアンに限らず、医者にしたら最高かも。

で、仕事が終わって古巣へ。
後輩たちと今は封印されてる
ナースキャップを復活させて記念撮影。
ちゃっかりと現われたジャイアンは
見事に飛び入り参加して写真に収まる。
一緒に写真とったのは
私と私の愛弟子とその同期。
同期の子は巨乳で鈴木あみ似、
夏にジャイアンが私をお持ち帰りしようとして
同時期に狙ってた女の子。
で、二人共落とせず。
さらにそれが私たち双方にバレてるのだ。

ナースキャップが大好きなジャイアンは
自分のお気に入り茄子が
キャップつけてウロウロしてるのでご満悦。
「俺、ナースキャップ保存委員会副会長やで」
そういえば一昨年の夏は
そんなものがあったな。
今はキャップ廃止で保存委員会も消滅。
臨床ならではのバカ騒ぎ。

古巣の送別会。
去年、私や長らく貢献した医者を送るのに
技師と合同はイヤだと茄子陣営が言い出して
送別会がいくつも行われて
そのぶん参加者が分散するという状態だった。
なじみのある皆に送られたいという
主賓の意向は全く無視という
とっても失礼な状態だった。

今年も話がややこしくなっている。
お店を押さえたまではいいんだけど
その店に参加人数制限をされて
それをオーバーするようなら
参加希望者の中から
参加出来ない人が出るかもしれないとの事。

そういう状況では店を変えるのが普通。
でもそうはしないらしくナゾだらけ。
私の同期はなじみの後輩の送別会に
深夜入りでも参加すると言ったら
人数が足らなかったら出てもいいという
びっくり仰天の返事をもらってた。
送別会出席するのに補欠って何。
主賓としては自分が呼びたい人も
人数制限で呼べなかったりする。
幹事、何様。

主賓の後輩は怒ってる。
誰のための送別会なんだか、意味不明。
実はその送別会、私も参加予定。
なじみの後輩と魚、2人から
「レガおを呼んで」と
前代未聞の部外者招待枠をもらってる。
その枠も怪しい???確保せねば。

とりあえず、「去年の送別会といい、
言ってる事おかしい。主賓に失礼」と
後輩の怒りを煽っておいて
魚にもメールでこの話をしておく。
ヤツならきっと
幹事に堂々とクレームつけるはず。
そうなれば人数制限も何とかなるかも。

一番自分勝手なのは私かもしれない。

2003年03月20日(木)

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■■
■ 異臭配達員

今日はお休み。

こないだ模様替えのために買った
本棚やCDラックが届く。
ホームセンターのトラックがやってきて
おじさん2人が降りてきた。
「どこに運びましょう?」と言うから
2階の空き部屋に入れてもらうことにする。

荷物を担いで私の前を通り過ぎたおじさんは
ものすごいタバコの臭いがする。
一日じゅう配達トラックで走り回って
結構な量を吸うんだろうなぁとか
思いながら後をついていく。
そのまま家に入ったら
家にタバコの臭いが残りそう。

おじさん達は靴を脱いで家の中へ。
階段が狭いので私は下から見てて
「あ、そのままその右の部屋に」
とか離れたところから話す。
おじさん達は荷物を置いて降りてくる。
!!!!!!臭い!!!!!!!
本当に臭かったのはタバコじゃなくて足。

本当に何ともいえない臭いで
出てきた母親も唖然としてる。
受領印をもらって撤収したおじさん達の
残り香は強烈な足の臭いで、
タバコどころの騒ぎじゃない。
階段を見上げたら足の形に
汗か何か知らないけどとにかく、
足の形がわかる「何か」が残ってる。

普通、人の家に上がるんだから
チョットぐらいは気にして欲しい。
しかも一日働いた後の夕方じゃなくて
お昼前でこの状態。
某引越し屋さんは一回の引越しごとに
新しい靴下を履くと言う事を
CMでアピールするほどちゃんとやってるのに。
お行儀悪すぎ。

夜、タケから電話。
夕方に何度かかかってたけど
出られなかったら「夕方は何してたん?」とか
いちいち聞いてくるのが疎ましい。
「何してたか、いちいち気になるわけ?」
とつっかかってしまう。
さらに「次いつ会えるか」と聞かれて
今月が無理なのは決定と返事。
同じ返事を何度もしてる。
会いたいと思わないのかと聞かれて
返事に詰まる。

タケは色々気になるらしい。
私がなにしてるのか、仕事が忙しいといって
ちゃんと寝てるのかとか
ちゃんとごはん食べてるかとか
色々心配になるらしい。
あんなに「心配される女」になりたかった
私なのに今はうっとおしくてしょうがない。
子供じゃあるまいし、死なない程度に
自分でやっていける。とっても重荷。

「そんなん気にしてもしょうがないやん」
って言ってみたら「好きやから気になるねん」と。
「何してるか気にならないとか
いつ会えるかなぁって思わない相手は
きっと好きじゃないと思うで」と。
タケが「好きな人と好きじゃない人との違い」
の条件をいろいろ挙げるんだけど
それを一つ一つ聞いては
タケに対して恋愛感情がなくなってる事を
確認する私。

どうにかして会いたいとは思わないし
毎日連絡取らなくても平気だし
仕事の途中でも遊びの途中でも思い出さないし
一日の出来事を聞いて欲しいとも思わない。
小学生のように日常生活の心配をされれば
バカにしてるのかと思う。
それは、魚相手でもきっと一緒。
でも、タケに何かして欲しい事もなければ
してあげたい事もない。

全然かまってくれない男を追い掛け回して
かまいすぎる男から逃げ回って
全然一貫しない私。
私の「いい感じ」にハマる人はいないんだろうか?

だから、普通って何?

2003年03月19日(水)

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■ 諜報

昨日の刺身がたたってる。

どれもこれもしっかり脂が乗ってて
総トロ状態だったおかげで
今朝は何だか胃が重い。
魚の脂はもたれにくいとは思うんだけど
他に揚げ物も沢山食べたしで
何年ぶりかで胃薬を飲む。

今日は今日で準夜前に友達とランチ。
で、友達が食べたいと言うのが
よりによって「カツめし」。
よせばいいのにそのままお伴して
しっかり一人前平らげて再び満胃。
その状態で準夜のおやつを選べ
と言われてもケーキ臭が気持ち悪い。

今日の準夜帯はなぜか
呼吸器の医者がウロウロしてる。
いい機会かなと思って
ジャイアン以外の医者にも転勤話をリーク。
別々に聞いた2人の医者は
突然の話に固まる。

とくにビックリしてた1人は
びっくりを通り越してうろたえてる。
「ええっ?いつ?4月?4月ってこの4月?
他の先生はこの話知ってるの?
そんなん、自分抜けたら
ここ(病棟の呼吸器チーム)どうなるん。」
その後、主治医じゃない患者のカルテを
間違えて持ち出して詰所へ返しに来る。
この医者はそれなりに私の事を
買ってくれてたみたい。

昨日の宴会の途中
魚と同期が2人で話してるのが
ちょろちょろと漏れ聞こえてた。
「彼女できたん?」「いや」
・・・「前のんは医者やってん。」
「もう一年ぐらいになるなあ」
どうやらプライベートの事を突っ込まれてる。
しらないふりをしながら
全神経をそちらへ集中。

「その間彼女できんかったん?
すぐできそうやのに」核心やねぇ。
「うん、冷たい男やから彼女できへんねん」
自分でもよくわかってるらしい。
で、優しくなろうとしないところが魚。
私に「優しくなろう」と思わせるだけの
力がないのも事実かもしれんけど。

「どんな子がタイプなん?」
「うー。年と共に理想も高くなるからなぁ。
今はこう、しっとりとした感じの・・・
たとえば〇〇さんみたいな。
手のひらで転がされる感じ?」と
病棟のママナースを挙げる。
秋頃に私に向かって「落ち着いたな」
と言った魚。
2年前の「可愛いだけじゃない不思議少女」
という好みからは少しずつ変わってきてる。
歳やな。

盗み聞きとはいえ
魚の今の心境は何となくわかった。
わかったところで
それに私が合わせるかどうか。
普通にしてて魚の好みに合えばいいけど
そうでもない状態なら
もう、あんまり無理はしないでおこうと
「今は」思う。

年と共に理想は高くなるけど
自分も確実にオヤジになっていってる事は
気づいてないのか魚?
その気の強さが好きなんだけど。
悪く言えば身の程知らず。

なんだかんだ言っても惚れたモノの負け。

2003年03月18日(火)

■■■
■■
■ 送別会

今日は愛弟子の送別会。

会場は私の行きつけの居酒屋。
不規則勤務の病棟メンバーが
確実に集まれるよう
先月から日取りを決めて
みんなで夜勤回避の勤務希望を出してた。
メンツは古巣で苦楽を共にした4人と
その時期に一緒に仕事をした医者3人。
今迄何度となくこのメンバーで飲んだけど
それも多分今日が最後。
最初に転勤した1人の医者が
この雰囲気、懐かしいなぁと嬉しそうに言う。

遠方の実家へ帰る後輩のために
お料理は明石でしか食べられない
海の幸三昧と言う事で
ものすごいバリエーションの刺身。
医者組は遅刻なので茄子組だけで開宴、
とろとろに脂の乗った刺身に感激して
ギャ-ギャ-騒ぐ。

もともと今日の主賓は後輩茄子だけだった。
が、途中で魚の異動が決まって主賓その2、
さらに幹事の私も転職で主賓その3。
医者組はそれぞれ仕事があるから
最初から遅刻の予定だったんだけど
よっぽど楽しみだったのか
いつもの病棟の宴会とは遅刻の程度が違う。
10分遅れって、やればできるやん。

魚と会うのは久しぶりだから
お支度にも気合が入る。
古巣の宴会に月末のPE'Zのライブと
何度か会う機会があるから
それぞれ違う雰囲気で行けるよう
服のローテで悩む。
紺のニットにジーンズ、全身紺色にしておいて
白いレースの綿ストールでアクセント。
バングルも白で色合わせ。

みんなで写真とって大騒ぎ。
魚とも写真を撮るんだけど
相変わらずまともには写らない魚。
いつもわざと白目むいてたり
口が開いてたりする子供っぷり。
と言いながら私も合わせて白目むいてる。
今まで何度も一緒に写真を撮ったけど
今回の開口白目写真は見事に2人同じ顔。
嬉しい。

魚と一緒の宴会ももうない。
一緒にギャ-ギャ-騒げるのが楽しい。
途中、主賓挨拶で私の番が周ってきたら
「ちょっと待って。トイレ行って来る」
と私の挨拶を遮る魚。
私の挨拶に興味はあるらしい。
トイレから帰ってきて
「レガお、もう泣きそうやな。
いつもより目がウルウルして
二重がキツなってるで」と
去年、号泣スピーチをした事をからかう。
魚の期待通りかはわからないけど
至極まっとうなご挨拶をさせて頂く。

魚は私の異動はまだまだ流動的
なものだと思ってたらしく
ほぼ決まりと聞いて驚く。
魚は希望どおりでない配属にヘコんでる。
最初は今の住まいから新しい職場まで
片道一時間かけて通うと言ってたけど
さすがにしんどいらしく一応引っ越すらしい。
さらに今の住まいもキープしておくと言い出す。
計画としては平日は職場近辺に住んで
週末は神戸へ出て来る。なんてお気楽極楽。
ちらっと「田舎の家もまた遊びに来いよ」
と言われる。

魚はあんまり「寂しい」とは言わない。
私に「会えなくなるなぁ」
という雰囲気の事も言わない。
古巣の送別会に来るのかとか
次に会う機会は把握しようとしてる。
現にGWのシティーボーイズの約束もある。
結局宙ぶらりんのまま。

私にしたら思いっきりお別れモードで
一回盛り上がっておきたいんだけど
思う様にはいかない。
送別会がお開きになった後
本を返すのを口実に久々に魚宅に寄ったけど
魚が話すのはこの週末に行った
ボードの話ばかり。坐り位置は微妙に遠い。

私が帰ると言ったら
「明日の勤務なに?」と聞いてくるから驚く。
「準夜やで、今夜夜更かしできるように
先月から勤務組んでてん」「そうか・・・。」
「次、PE'Zのライブ楽しみにしてるわ」
「おう、その前に病棟の送別会で飲もうや。
運転大丈夫か?気ぃつけてな」

相変わらず、側にいろとは言ってくれない男。

2003年03月17日(月)

■■■
■■
■ メタルママ・ガレージママ

一雨ごとに暖かくなる?

職場も変わるし、がらっと気分転換。
という事で模様替えを思いつく。
たまりたまったCDも200枚近くあって
車に積んでるCDも電車通勤になると
ほとんど聴く機会がなくなるから
家へ引き上げるとなると
あたらしいCDラックがいるなぁとか
本も増えるだろうから本棚がいるなぁとか
思い立って買い物に行く。

日曜の午後にホームセンターへ行くなんて
今迄全然なかった過ごし方で
溢れかえる家族連れと
ダラダラとどこまでも続く渋滞に辟易。
雨がざーざー降ってるから気分も重い。
これからずっとこんな感じでしか
出かけられないなんて・・・。

棚に山積みのCDを引っ張り出すと
ジュンスカとかユニコーン、
ZIGGYにレベッカという
恐ろしく懐かしい面々。
PANDORAとかのダンス系もあり
B'Zに大黒マキにGLAYにジュディマリ
に美空ひばり?
ルーツが意味不明で面白い。

どうせまだまだ増えるCDたち。
遠い将来、自分の子供が
このCDを聴いたりするんだろうか。
それで音楽に目覚めてミュージシャンになって
自分のルーツを聞かれて
「母親が持ってたCDです」だとか言って
マンソンとかスリップノットとか
ミッシェルとかギターウルフが紹介されたら
なんて狂った母親だと思われるんだろうな。
仕事は看護学校の先生ってお堅い感じだし。
支離滅裂でちょっと楽しいかも。

一日、そんなしょうもない妄想をして過ごす。

2003年03月16日(日)

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■■
■ 肯定的精神姿勢な2人

単発準夜、学会帰り班からお土産。

明太子と「辛いものがダメな人に」って
ちゃんとひよこサブレ?か何かがついてる。
私は明太子で十分なので
ひよこには手をつけず。
ヒマだったので周りの人間はたいてい
自分の手下だと思い込んでいるフシのある
ジャイアンな医者に転勤話をリークしておく。

なんと言っても古巣からのお付き合い。
ジャイアンはジャイアンだけど
上手く立ててれば色々得な事もある。
「色々お世話になったから
先生には先に言っておこうと思って」
と転勤話をすると
「ええっ?」と驚きながら
肩をモミモミと触るのは忘れず。
「去年(私の病棟異動)みたいに
派手に送別会せんとあかんな」
「発表が遅くなるから
ろくに送別会もできないと思うよ」
「そうか、4月の宴会に呼んだるわ」
やったあ。退屈とは無縁だ。

それを聞いてた先輩ナース。
うちの病棟で唯一転勤話を知ってる彼女は
「ジャイアンには転勤話するんや〜」って
何か言いたそうにしている。
ジャイアンと私がそれなりに仲良しで
ジャイアンも宴会で私がいないと
「レガお呼べー」とか言うから
何かあるんじゃないかと勘ぐってるらしい。
何もない。未遂は一回。

準夜が終わって古巣の同期とごはん。
お店に行く予定だったけど
同期の家でおやつを食べて喋る。
去年の正月過ぎ、婦長から
私にはケモの認定看護師取得
彼女にはガン看護専門看護師取得
の過程に病院推薦で行っみないか
という話があった。
結局私はケモの認定枠を超・ベテランに取られ
彼女はガン看護のコースがある学校へ
ダンナを置いて単身赴任する事ができずに断念。

その2人がこの秋、一緒に院内の
キャリア開発研修を受けて
それで動き始めた私は急転直下で
自分のやりたい道が拓けた。
彼女はしばらく現状維持だという。
が、私の異動に何か思うところはあるみたい。
私にしたら子供には恵まれないものの
結婚して4年経っても本当に仲良しの夫婦で
マイホームも手に入れて
それなりに満たされてるように思うけど
お互い相手の状況が良く見えるのかも。

でも、自分の事を大抵は
肯定スタンスで見てるのも彼女と私の共通点。
人の事を「羨ましい」とは絶対言わない。
私にしたら1人でいるのは不安だけど
新しい世界へ飛び込むにあたっては自由。
彼女にしたらダンナは大切な味方だけど
だからこそ自分がやりたい事ばかりも
やってられない。
物事の両面性をお互いちゃんと受け入れてる。

二人共自分が今やってる事に自信があって
隣の芝は青いけど
うちの芝もそれなりにいいのよ。
と胸張って堂々と言い合えてる。
単なる負けず嫌いかもしれないけど
片方がもう一方を羨ましいと思った時点で
切磋琢磨しあう関係はおしまい。
それなりに自分も頑張らないといけないから
楽な関係じゃないけどそういう相手は必要。

彼女とのつながり方を再確認。

2003年03月15日(土)

■■■
■■
■ 生返事

深夜明け。

金曜日の朝は採血三昧。
週末に入るからかなりの人数の採血で
それをOP患者の浣腸や
洗面介助と平行させてやっていく。
採血しながら考えるのは
残りの勤務で私はあと何回採血するんかな。

奇しくも古巣の後輩も深夜。
彼女もうちでの夜勤は
今日を入れてあと2回。
「何かね〜しんみりしますよ〜」
かくいう私も深夜残り2回、
準夜も残り2回。

思いがけず早く終わったので
古巣に電話したら後輩はまだいた。
一緒にモーニング食べに行く事にする。
食べ飽きた近所のモーニングは却下で
朝マックを食べに行く。

彼女は送別会週間が開幕したばかり。
来週も連宴らしくペース配分に悩んでいる。
私も去年は同じ状態だった。
今年はまだ発表が無いので動くに動けない。
異動より転勤の方が寂しい度は高いんだけど。

夜、タケから電話がかかる。
いつ会えるかという話になって困る。
テンション下がってしまって
あんまり会いたくない。
おまけに3月後半は予定が目白押しで
宴会とライブと仕事で精一杯。

「今月いっぱいは会えそうにない
という事やな。」とタケ。
「仕事優先にしたらいいから。
看護婦とつきあうという時点で
それは覚悟してる。」って物分り良すぎ。

本当に好きで会いたかったら
今日の後輩のように深夜明けでも
きっと会うんだろうな。
明日の準夜終わってから同期と会うように
時間を何とかひねり出して会うんだろうな。
タケに対してそこまでの気持ちはない。
タケは来週から正規採用になった会社に出勤。
「取引先の都合でヒマな日と
ヒマじゃ無い日と、多分別れるから
ヒマな日に泊りにとか行こうや。」
泊りなんて、全然気分じゃない。生返事する。

タケはタケなりに色々考えてるらしく
「夏前にボード買いに行くのにつき合って」
とか「ワックスはお前に任せるから」とか
「平日にお泊りしたら、朝送ってな」とか
好きなように言ってる。
もう、何だかとってもウンザリ。

基本的にはいい奴でよく気がつくタケ。
歳の割りにしっかりしてるところもある。
でも、時折見えるあのガラの悪さとか
新聞読んでなかったりニュース見てなかったり
「足らない、浅い」と思う部分も大きくて
また私がそこを重視もしたいわけだから
結局のところはもの足りなさが勝ってしまう。

どのタイミングでそれをタケに話すか。

2003年03月14日(金)

■■■
■■
■ 教員に必要な資質

昨日の面接の報告がてら部長室へ。

ちょうど部長が1人でいて
私がドアのところに来たのを
すぐに見つけて「あら、どうだった?」
と声がかかる。
「緊張しました〜」って答えたら
「面接官は何人いた?」
「何を聞かれた?」とか
部長がどんどん質問してくる。
今日も部長がヒマしてる時に来たらしい。
ヒマな時は色々話してくれる部長。

気になってた事を質問。
「全部で4人面接したんですけど
あの中から誰かが選ばれるんですか?」
「私は上に当院から2人出せないかと
言われたから2人推薦したのよ。」
という事はやっぱり採用前提の面接?
「あと、まだ若いのにみたいな事を
くりかえし言われました。」
「はぁ?誰がそんな事言ったの?」
「面接官の〇〇さんです・・・。」
私、チクらされてる気分。
「あなた5年は越してるのよね?」
「そうですけど・・・。」

部長は続ける。
「私は臨床を4年やって教員になりました。
下調べは大変だったけど、
臨床経験が浅いという理由で
困った事はなかったように思います。
進学コースの学生さんなんて
本当に経験が豊富で私が知らない事も
どんどん質問してくるけど、肩肘はらずに
「わかりません」って言えばいい。
で、一緒に調べたらいいのよ。
演習の指導してても、知らない事聞かれて
授業途中で教員室に戻って
他の先生に聞いた事もあったわよ。
上の先生に「あなた、今ここにいて
学生はどうしてるの?」って聞かれたから
「演習室で騒いでますよ」って答えたの。
何とかなるのよ、あはははは。」
カッコよすぎる。

「学問なんて学生さんは本見て
勝手に勉強するんだから
教員には教科書には載ってない
看護の楽しさを語れる人であってほしい。
いつも原点を大切に、知識を伝えるよりは
物の考え方を示して欲しい。
人の前に立つ人なんだから
ただの教えたがりだけでは私は推薦はしない。
その辺のところを大事にして
この先、頑張ってもらえたらと思いますよ」

とても元気が出た。
私が部長と同じ器だとは思わないけど
部長の話を聞く限りでは
私も教員としてやっていけそうに思う。
だいたい、上の提示する
「臨床経験5年以上」という基本ラインは
クリアできてるんだから
後は経験何年だろうがスタートラインは一緒。
経験年数が何年あろうが
漫然とすごしてればただ時間が過ぎただけ。
私は私の7年足らずのキャリアを
それなりに濃いものだったと思ってる。

みんな恐れてる部長だけど
きちんと話せば本当に勉強になる。
緊張はするけど得るモノは大きいから
部長と話すのは好き。
部長は部長で自分がビシバシ物を言うから
周りが恐れてる事も自分でわかってる。
それを厭わないぐらい
強い動機をもって自分に近づいてくる相手には
実は懐の深い人なのかもしれない。

ちっこいけど、どこまでもカッコいい部長。
話を聞いて貰えるだけでもありがたいし
この人がそれなりに見込みをつけて
私を推薦してくれたんだから
きっと私はやっていける。という自信もある。
人に自信を与える事ができるってすごい事。
むかし、臨床指導者の会で
「皆さん、思うようにやってみて下さい。
責任は私がとります」と言った部長。
自分に自信があって、相手を信用してないと
絶対にいえない言葉だと思う。

あんな風になりたい。

2003年03月13日(木)

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■■
■ 面接試験当日

ついに面接の日。

大胆にマイカーで出かけて
面接終わったら、即遊びに行けるよう
着替えを車に仕込んで出発。
さすがに道は混む時間だし
遅刻は絶対まずいので早めに出かけて
早く着きすぎて途方に暮れる。

面接は9時半集合と言われて
早すぎても迷惑かなと5分前に到着。
挨拶をしてお部屋に通される。
先客3人。全員一目見てだいぶ年上。
皆さん、私を見て驚いてるのがよくわかる。

面接に呼ばれたのは私だけじゃなかった。
まさかこの中から選考?
でも4人という微妙な人数は
いくつかある学校に振り分けるには
ちょうどいい感じ。
お互いを探るように話す。

若いよね?と聞かれて卒後7年目と言ったら
もっと若いかと思ったと言われる。
希望してたの?と聞かれて
「いつかやりたいとは思ってたけど
思ってただけで、年末に思い立って
いきなり部長室に教員になりたいと
直談判に行ったら思いがけず面接に呼ばれた」
と答える。

その答えを聞いて驚く皆さん。
1人は「私は3年続けて転勤希望を書いて
今年やっと面接までこぎつけた。
年末に言い出してすぐ面接?」
・・・しまった。でも本当の事だし。
もう1人は「そんな直談判するほど
強い動機なんてない。
先輩が行ったしって感じなんだけど」
・・・そんな簡単なもの?
臨床ドロップアウト組も多いらしい
というのは本当なんだろうか???

話題は給料へ。
技術職じゃなくなるので基本給が変わる。
夜勤手当も看護業務手当てもなくなるから
確実に減収なんだけど問題はその程度。
私は若いから差し引き
5千円程度しか変わらないらしい。
卒後10年なんてとっくに越してる
お姉さん方はひと月で万単位の減収。
結構シビア。
多分一緒に働くのはこの年代の人達で
最悪、来年私の後に来る新しい教員も
この世代・・・。

面接は1人20分。見事にきっかり20分。
面接室に入って椅子に坐るなり
椅子のキャスターが転がって
椅子から落ちそうになる。
面接官は笑ってる。笑い事じゃない。
ストッパーぐらいかけとけよ。
結果的には「つかみはOK」の状態。

どんな教員になりたいかとかいう類の
ふつーの質問に混じって
根本の看護婦の志望動機も聞かれる。
後は臨床で楽しかった事や苦しかった事。
ある人は「最近の若い人についてどう思うか」
と聞かれたらしい。
が、私には「その若さで、
これから臨床家として脂が乗ってくる時期に
なぜ教員を目指すのか」という質問が出される。

何度も自分を若いと評価される。
自分では若さはビハインドとは思ってない。
看護観はそれなりにしっかりしてる。
意欲も有るし問題意識も持ってる。
看護の楽しさは十分にわかって
それを人に伝える力量も備わってると思ってる。
教育は全て経験に裏打ちされるものではないし
卒後5年という条件はクリアしてる。
医者は卒後5年前後で大学院に戻ったりするし
看護分野でも同世代の助手はいる。

経験を積む事で自分が辞書のようになり
何もかも知ってる必要はない。
わからないときはこう調べたらいいとか
考え方の道筋だけ提示できたら
後は学生が自分で成長するのが本来の姿。

面接が終わって、喫茶店で着替える。
地味地味の妹のリクルートスーツから
綿のレースのストールに春コート
細身のパンツとブーツという
若者らしい格好に戻って大丸へ。
平日に買い物なんてあと何回できるやろう。

お目当てはスーツ。
今までちゃんとしたスーツは持ってない。
教員になったら実習打ち合わせとか
きちんとしなきゃいけない
大人シュチエーションは増える。
入学式もあるから学生はおろか
学生の家族の前でも
ちゃんとしておかないといけない。
頑張らないと完全に学生に見られる。
賢そうに見えるスーツを買おう。
で、ベージュのパンツスーツお買い上げ。

頭の中でスーツを着てカッコよく
キビキビ仕事してる私が出来上がってる。
授業もパソコンでパワーポイントとか
OA機器を見事に使いこなして
なんてステキなお姉さん。
でも、休みの日はライブハウスで
Tシャツにジーンズで酒飲んで騒いでるのだ。
冬はスノボだし。

現実はそんな感じで。


2003年03月12日(水)

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■ しまった。

平日の深夜日勤はバテる。

友達が第2子妊娠。
ちょうど「育児のための早帰り期間」が
終了して1日後。
フルタイム働いたのは一日だけで今度は
「母体保護のための早帰り期間」に突入。
今月いっぱい、夜勤は頑張るらしい。
で、それを婦長に言ったら
しっかり嫌味を言われたらしい。

確かにフルタイムでは働いてないけど
仕事量はフルタイムの人には
全然負けてないと思う。
フルタイムで働いてても要領悪くて
全然仕事回ってなくて
やたらと残業ついてる人はいる。
先にそいつをどーにかすればいいのに。

お昼のカンファレンスで
来年度の病棟目標がお題に上がる。
・看護の質の向上
・業務改善
・教育について
これを掘り下げると言う事らしい。
質の向上って、目標大きすぎ。
看護の質の向上のために業務改善するんであって
同等に扱うもんでもないだろうに。
だいたい、何をするにも「忙しい」
が口癖のうちの病棟。
確かに看護の質なんて二の次。

「何か具体的に」とふられたので
思うところをズラズラと言ってやる。
投薬のサインをしないのはおかしい。
麻薬管理用の煩雑なサイン帳は不要。
ケモオリの用紙は3科統一でいいのでは
環境整備の雑巾は何で2種類いるのか?
一緒に洗っちゃうなら分ける必要もない。
みんなポカンとしてる。

タケが電話してきた。イライラするだけ。
バイト帰りの電車待ち中の電話で
私と喋りながら周りにいる人の事を色々いう。
「何や、こいつらようけ走ってきて
アホちゃうか」とかぶつぶつ言ってる。
自分が不利益を被るならともかく
意味なく人に毒づくのって好きじゃない。

最近、新人を迎える準備で忙しかった事を
「雑用は済んだか?」という。
部外者に詳細はわかんないとして
人が一生懸命やってる事に対して雑用って何。
最近は幻滅の一途をたどるタケ。

そろそろタケと付き合いだして1ヶ月。
会ったのは2回。
次の休みを聞かれてもうっとおしく感じる。
会う時間がないというより
会う時間を作る気が無い。
ふと、魚も私の事こんな風に
思ってるんだろうかと考える。

そんな事、気づくんじゃなかった。

2003年03月11日(火)

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■■
■ 待つ女

本当なら今頃は上越国際。

今日の深夜メンバーは全員ちびっこ。
私が14×センチ、ひとりが148センチ
残るひとりが151センチ。
患者が暴れるとか倒れるとか
なにかあっても力自慢はいないのだ。
こないだ仙台から帰れなかった茄子が
代打で働いた私に牛タンを買ってきた。
許してやろう。

帰ってゴソゴソしてたら寝そびれて
夕方からウトウトする。
夜9時ごろに徳島の友達からメール。
こないだ送ったいかなごの御礼と
うまくいかない恋愛の話。
彼女も煮え切らない医者の相手をして
疲れてると言う私と同じ境遇。

学生の頃から私たち2人は
同じ頃に同じ境遇にいることが多い。
一緒に彼氏が出来たり別れたり
二股かけたり妻子持ちと恋愛したり。
それは今回も同じだった。

彼女の相手の医者も約束にはルーズ。
仕事も遊びも忙しくてなかなか会えない。
ビシッと言ってやりたくても言えない私たち。
「私は振り回されるだけ振り回されて
いったい何なんやろう」と悩んで
それでもひたすら相手に合わせることで
側にいられるならと執着心は満々。
お互い、他の友達には「あんな男やめとき」
と言われながら往生際悪く
ズルズル引っ張ってる。
で、彼女の相手も異動。

いつ来るんだかわからない相手を
じっと待ってる事の辛さはよくわかる。
私も駐車場に止めた車の中で
ぼーっと魚を待つ事一時間というのは
しょっちゅうあった。
2人で慰めあいながら時間をやり過ごす。

電話を切って、タケからのメールは無視。
布団に入って電気消したらまたメール。
魚からだった。
「異動の話はどーなった?
まさかレガおも来週の主賓とか?」
私の思うようなペースで反応がなかっただけで
気にはしてたらしい。何だか力が抜ける。
「まさか」ってあの話はネタだと思ってたのか?

こうなったら話が決まった暁には
ちゃんと会って伝えて
リアクションを確かめたい。
だから「面接の後で詳細が決定するねん」
と灰色なお返事をしておく。
面接はもうすぐ、何を着て行くかかなり悩む。

面接の内容で悩めよ。

2003年03月10日(月)

■■■
■■
■ 言うばっかり

開幕優勝は何とデビ。

正直、ちょっとホッとした。
開幕戦を獲った人がチャンピオンになる
確率がそれなりに高い。
が、今回はレース内容があのザマで
シーズン通して本当に怖そうな
モントヤとかライコネンが勝つ事を思えば
いつかはズッコケそうな
クルサードが勝ってくれたほうがいい。

レース自体はどんでん返しの連続で
なかなか面白かった。
レギュレーションの変更も大きかったけど
各メーカーのコメントが
「今日のレースを面白くしたのは
レギュレーションじゃなくて天気」と
FIAだけを喜ばせたくない本音が見えまくり。

モントヤもアグレッシブでいいと思うけど
ライコネンも想像以上に気が強くて
この先はかなり楽しみ。
実況の下手さは相変わらずで閉口。
何で15秒さと15周差を間違うねん。
だいたい、15周差って、
ル・マンじゃあるまいし。

転勤話を魚にメールしてから
結局レスはなかった。興味はないらしい。
どっちみち魚も転勤間近で
送別会系の飲み会は多そうで
忙しいのも理解は出来る。
でも、それじゃあまりに寂しいので
他の用件をメール。
日曜の夜なら少し余裕あるかなと
メールしてみたらすぐにレスが来た。

質問に対する返事だけで
異動には触れてない。
やっぱ、やつの中ではインパクト薄い事?
私の中で魚の転勤って結構大きいんだけど。
っていうか、やっぱり
魚の気を引きたい私。

タケから電話があって話す。
就職が決まった話や、
だからバイトを1週間で辞める話。
就職先がいかにいい会社かを教えてくれる。
「ツレとそこのHP見よってな、
思った以上に大きい会社でびっくりしたわ。
ツレも、お前ようこんなとこ入れたなって
びっくりしとった。
就職活動してて受かった会社も
いくつかはあってん、でも妥協せんと
探しつづけてよかったわ〜。」
入れるのと、やっていけるのは別の話。

タケの話は基本的には自画自賛的内容。
話のしめくくりは「俺って凄いやろ?」か
「俺ってアホやろ?」のどちらか。
凄いやろといわれても
所詮は若かりし頃のやんちゃ話だったりする。
自分の自慢がなくなると
自分の家族や友達まわりで、
自分がいかに強力な人脈を持ってるか
と言う話になる。あんまり面白くない。
タケとその周りの恩恵に預かろうと思うほど
私は弱虫じゃないし厚かましくも無い。

4月に入る初任給で
何かしたいことはないかというから
「八甲田山に滑りに行きたい」という。
行けるわけないとふんでの意地悪回答。
そのくせ泊まりに行こうと言われて
のらりくらりと話をごまかす。
今の気分でエッチなんて到底無理。
お返しに気を使いたくないから
もらい物も余りしたくない。

悪ぶった喋り方がうっとおしい。
髪拭いたか?とかいうお節介もうっとおしい。
私も知ってるような雑学を
わざわざ教えてくれようとするのもウザい。
「ごめんなちゃい」とか幼児語もヤダ。
何より、顔文字つきメールが苦痛。

そんなにイヤなら別れるしかない。

2003年03月09日(日)

■■■
■■
■ 無知は罪

フェラーリがフロントロー独占。

ついに開幕のF1。
おやつをどっさり買い込んで
お酒もスタンバイでTVの前に坐る。
とりあえずは旧車だけど
やっぱり赤い車が一番キレイ。

新しい予選は一発アタックだから
ものすごい集中力は必要だけど
TVで見てる側には
だんだん上がっていくタイムとか
終了間際の大逆転スーパーラップとか
いまいちドラマが少ない様に思う。
予選の駆け引きって
結構好きだったので寂しい。

今日は代打日勤。
ある患者さんにセデーションが始まってた。
LKのエンドステージで
でっかくて数も多い肝・腹部リンパ節メタ。
痛みがあるのと、もともと精神的には
とっても弱い患者さんで
「苦痛緩和のために」と家族の了解をとって
ドルミカムの持続静注。
それまでに使ってた痛み止めは
デュロテップ2.5�咾汎嵳僂離▲鵐撻奪�20�咫�

たったそんだけの薬しか使ってないのに
「苦痛が取れないから」って寝かせるか?
精神的に弱くて誰かが一緒にいれば
それで落ち着く時もある。
でも家族はそれをする気が無い。
その家族に、「側にいてあげて欲しい」
というアプローチはしてない。
だいたい、精神的苦痛は
セデーションの対象にはならない。

おまけに家族には
痛み止めの薬の知識がないから
今以上薬を増やすと言う方法も知らず
現状で出来る事は全てだと思うから
医療者が提案したセデーションを
あっさり受け入れてる。

患者はしっかり鎮静がかかってるから
痰だらけの口の中をいじりまわしても
びくとも反応がない。
夜はしっかり寝たらいいけど
昼間にこのディープなセデーション?
セデーションに至るまでの
アプローチにまだまだ何か
出来た事はあるんじゃないかと思うから
努力をせずに寝かせて
「黙らせてしまった」みたいに思える。

こないだの去痰困難の患者さんもそうだった。
たいした苦痛緩和の知識がないから
すぐに諦めて安易なセデーションに走る。
もっといろんな方法を試して
少しでも楽に意識のある時間を作り出したい。
そうすれば家族との会話とか
最期の日々をもっと有意義に過ごせるはず。
セデーションがかかってしまえば
意思表示はできなくなる。

それは人間の尊厳を奪ってる。

2003年03月08日(土)

■■■
■■
■ いなくなる人

寒の戻りで各地とも大荒れ。

蔵王に行ってた後輩が
悪天候で飛行機が欠航、帰れなくなった。
おまけに予備日を入れてなかったので
明日の日勤が欠員。
夕方になってそれがわかって
詰所が大騒ぎになる。

今、後輩がいるのは仙台空港。
仙台なら飛行機がダメでも
新幹線乗り継いだら帰ってこれる。
が、そこまで頭が回らないのか
帰るつもりが無いのか
代打メンバーを探す事になった。
って、勤務表見たら
手っ取り早く代われるのは私だけ。

もともと私もこの日曜から
毎年恒例の3月滑り納めツアーで
上越国際へ行く予定だった。
が、ケガで断念してお留守番。
そんな残念すぎるお休みなのに
さらにボードに行った奴の代打で働けと?
が、私もボードのケガで休んだ人間。
これも何かの報いやろうということで
外見は爽やかにOKする。

リーダーさんが仙台にいる後輩に電話。
「レガおさんが日勤出てくれるって。
休みの交代はまた2人で相談して」
と言ってる後ろで「牛タン、牛タン」
と聞こえるように呪文を唱えておく。
さてさて、味噌漬けかしら
塩かしら山椒かしら。夢は膨らむ。

婦長さんがこっそり近づいてきて
メモをくれた。県庁面接の日時。
「3月12日〇×▼◎◆・・・
朝9時半。」!!!早すぎ。
9時半に県庁に着こうと思ったら
普通に通勤時間帯の
コミコミ電車に乗らないといけないし
面接が終わっても大丸が開くまでに
ヒマを潰すのが大変。
婦長さんはくれぐれも
遅刻の無いようにと念を押して消える。

面接の内容が気になる。
行政職になるから、
また公務員の心構えとか言われるのか?
何かヒントがあるかなと思って
職員募集のHPを見たりしたけど
いまいちピンと来ない。
出来るだけのリサーチはしておいて
面接は完璧にクリアしたい。

また婦長さんを捕まえて質問。
「行くところは決まってるんだから
心構えとかは別にいいのよ。
教員の志望動機さえしっかり言えたら」
と意味深なお答え。
やっぱり、面接で選考というよりは
選考が終わってからの面接らしい。

外回りで院内をウロウロしながら考える。
今は自由に出入りしてる色んな部署も
来月には突然部外者扱いで
この通路も部外者が使ってたら
ヘンな顔されるんだろうなとか
自分がいなくなる事を想像してみる。
いまいちピンと来ない。

普通に出会って話す技師さん達も
来年のボードの話とかを振ってくる。
まだ何も言えずに適当に話を会わせるのも
なかなか違和感タップリ。
早く発表してくれないかな。
そしたら楽になるのに。

そして、転職祝いをせしめるのだ。

2003年03月07日(金)

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■ 漏洩

タケの就職が決まった。

何度も電話をよこしてたけど結局出ず。
お祝いは言ってあげたいけど
次に会う約束をするのがおっくう。
おうちにこもって
イカナゴの釘煮を作る。
鍋を眺めてぼんやり考え事。

古巣の友達と後輩に転勤話をリークする。
二人とも驚きのあまり絶句。
特に友達は混乱してて
何度も「えっ?えー!」って
訳のわからない事を言ってた。
去年、彼女の目の前で
私は部長室に呼ばれていって
異動と聞いた彼女は泣いてた。
どうせならちゃんと会って伝えたかったけど
なかなか休みも合わないし。

もし教員になったら・・・。
一番辛いのは平日ボードに行けなくなる。
散髪も混んだ休みにしか行けなくなるし
車通勤が出来なくなる。
ライブも行きにくい。
駅まですこし距離があるから自転車が必要。
仕事用のノートPCがあったほうが便利。
それなりにきちんと見える服がいる。
こまごました文房具も揃えなくっちゃ。
お金がいる話ばかり。

白いパンストとはおさらばで
下着の色や柄も選択枝が増える。
ただ、電車で通うから
寝坊してもきちんと化粧が必要。
毎日「5日勤」で毎朝早起き。
多分同年代の教員は少なそうで
何かと気を使いそう。

いちおう、転勤の事は魚にメールで報告。
当日のレスはなし。
何かチョットぐらい
リアクションあってもいいやろうと思うけど
魚が置いていかれる立場だった去年と
魚もいなくなる今年では様子が違う。
離れ離れになるのには変わりない状況で
魚はどう思ってるんやろう。

去年、魚は私の異動に際して
「強い味方がおらんようになるのは痛いわ。
せめて俺がここにおる間は
今の病棟におって欲しかったなぁ」と言ってた。
裏を返せば「俺がいなくなればどっちでもいい」
と言う話に読めなくも無い。

魚と一緒に病院をおさらばする。
下手に病院に残って
いつもと一緒の景色やメンバーなのに
魚だけいないという「まさやん状態」
(いつでも〜さ〜がしているよ〜
どっかに〜き〜み〜のすがたを)
にならないですむだけいいかも。

置いてかれるのはヤダ。

2003年03月06日(木)

■■■
■■
■ 転勤話再燃。

頭が混乱している。

昨日の外回りで部長室に行った時
部長が私を呼び止めて
足首のサポーターはいつ取れるのか
いつ治ると医者は言ってるのかと
色々と聞いてくる。

もう通院はしてなくて後は日にち薬。
仕事中はとっさの動きがあって
いざと言うときに患側を庇えないから
仕事中だけサポーターをしてて
日常生活には全く支障ないと答える。
スノボに行った事は黙っておく。

すると部長が続ける。
「あなた転勤希望出してたでしょ。
ちゃんと治ってない足で異動して
先方に迷惑かかったら困るのよ。
急に調子悪いとか言われても
すぐに代わりはいないんだから」
「問題ないです」と答えながら
「いつかは転勤できそうだなぁ」
という感触を掴んでた。
思えばそれが伏線。

準夜で出勤したら婦長さんが
「ちょっとだけいいかしら」と私を呼んで
手には勤務シフト表を持っている。
もしかしてと思ってついていったら
その「もしか」だった。

「転勤希望を出してたと言う事で
職種が行政に変わることになるから
県庁が面接に来なさいと言ってるのよ。
ちゃんと決まるのは3月最終週の
ギリギリになると思うけど、
12日の日勤を休みにするから
面接に行ってくれる?」

昨日の部長の話と合わせると
具体的な行き先は別として
どこかの教員にはなれるのかもしれない。
年末に部長と面接した時
「急にそんな事言い出して」みたいな
感じでこの春は無理だと思ってたけど
部長室は動いていた。
私の他にも「教員になりたい」と
職務希望に書いてた人は何人かいるらしい。
私はその希望用紙には何も書いてなかった。
でも、思い立って部長室まで
直に話しに行ったのは私だけ。

去年の今頃、私は部長室に呼ばれて
いきなり病棟異動を仰せつかって
「現病棟生活、残り3週間」
という状況に呆然とした。
今年は「臨床看護婦生活、残り3週間」
の可能性が高い。

仕事に戻って動き始めるけど
転勤の話を聞く前と後では
何となく感じが違う。
患者さんとの他愛も無い会話とか
痛くてパニクってる人の応対をしたり
医者と薬の相談をしたりと
一つ一つの出来事にしみじみする。

私は本当に臨床を引退するんだろうか?
希望どおりになりそうとはいえ
予想外の展開で自分の頭が
まだついていかない。
占いでは今年は何事も挑戦の年だから
攻めに回っても成果はありそう。

準夜は肝・腹部リンパ節メタが悪化して
激痛の患者が大パニックを起こしてた。
主治医とあれこれ相談して薬を試す。
薬を使っても十分に痛みは取れないし
薬の効果発現時間も待ってられない。
ひたすら側に付き添って
手を握って身体をさすって過ごす。
臨床のやりがいが見事に詰まった夜だった。
終わってから友達夫婦と焼肉。

人生は一晩で様子が変わる。

2003年03月05日(水)

■■■
■■
■ 無常

大事をとってシップ貼って出勤。

よりによって外回り。マイペースで働く。
院内をウロついて魚との遭遇一回。
魚の上司とも久々に遭遇、
普段は病棟と関わりのない先生だけど
何故か私の事はちゃんと覚えてくれてて
読影室の写真探しを手伝ってくれたり
他愛のない立ち話もする。

その先生はエレベーター待ちの私に
「久し振りやね」と挨拶して通り過ぎた後
何故かもう一度戻ってきて
「魚が動く(異動する)の知ってる?」
と尋ねてきた。
ろくすっぽ病棟の把握はしてないけど
先生の中で私と魚は仲良しだという
認識はあったらしい。
「はい、伺いました。寂しい限りですね」
と優等生なお返事をしておく。

仕事が終わってタワレコへ。
お目当てはeastern youthの新譜と
ミッシェルの新譜。
あと、何となく気になる高宮マキ。
何で3月5日にこんなに沢山出るんだか
と思ってたらスカパラの新譜まで出てて
贅沢な悩みが始まる。

とりあえずeastern youthは必須。
ミッシェルとスカパラは試聴可。
高宮マキは情報量が少ない。
試聴から始めてスカパラはなかなかよかった。
が、「お買い上げ即決」
と言うほどのインパクトもなし。
ある程度売れるだろうし、
年末のヒットアイテムセールまで
待ってもよさそう。

ショックだったのはミッシェル。
相変わらずかっこいい。
曲はバラエティに富んでるし
チバの声もさらに凄くなってる。
でも、何か違う。

楽曲自体がどうこう言うより
あんなに大好きだった
尖がった雰囲気やチバの声が
今の私にはしっくりこない。
自分が少しずつ変わっていってるのを実感。
結局ミッシェルは買わずに帰ってくる。
卒業って言うんだろうか?
そういや長いこと
スリップノットやマンソンも聴いてない。

気がつけば今週末はF1の開幕。
フジは地上波とCSの構成を
明確に分けるらしい。
構成もスタッフも音声も別みたいで
コアなファンの地上波離れは進みそう。
フジ的にはそのほうが
有料放送契約者増加につながるんだから
オイシいんだろうけどなぁ。
CSのスタッフにモデルの山田優が入った。
スタイルのいいキレイな子を
しょっちゅう見られるのは嬉しいけど
「喋ったらバカだった」という
幻滅がないようにお願いしたい。

タケは今日からバイト。
最近かまってなかったからお昼頃に
「今日からバイトやったっけ?頑張って」
とメールしておく。
テンションは相変わらず下がりっぱなし。
次にいつ会えるか聞かれたところで
約束するのがおっくう。
ただでさえ3月は送別会やらライブやらで
結構忙しい。

そのうち怒るかな、タケ。

2003年03月04日(火)

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■ 滑り納めでリハビリ

ついにスノボしに行く。

行き先はリフト券が当たった福井和泉。
3時半に集合して出発。
女2人の道中、コンビニで食料調達。
ついでに地図を見て相談。
深夜のコンビニでお客は私たちだけ。
飛び出す語彙は北陸道だの
岐阜だの福井だの遠方ばかり。

レジのおじさんに何しに行くのか
根堀葉堀聞かれて答えては驚かれる。
「へぇ〜、今から女の子2人?
気ぃつけよ〜」
気をつけるからおでんのネタは
せめて4つ以上仕込んでおいて下さい。

友達の車だけどメインの運転は私。
北陸道福井からだと山道が長いので
東海北陸道を快調に走って
白鳥からアプローチ。約4時間で到着。
駐車場がガラガラで先着は7台。
1台に三人乗ってるとしてお客21人。
リフト3本のこじんまりしたゲレンデだけど
21人って少なすぎ。
天気は雨で、しかも普通に降っている。

ゲレンデはだだっ広くてなだらか。
高速クワッドが一基あって便利。
ゲレンデに30人足らずが散ると
ほとんど誰にも会わない。
他所と比べても
かなり広い部類に入るゲレンデだから尚更。
リフト3本でも飽きない。

とりあえず1本目。
おそるおそるつま先を踏ん張ったら痛くない。
そのままノンストップで下まで。
さすがにスピードはあまり出せなくて
よろよろ滑る。雪面がちょっとでも荒れてると
跳ねて痛いんじゃないかとドキドキする。

2本、3本と続けて滑って
ちょっとずつスピードアップ。
無理はせずにフォーム重視で
きちんと滑ってみようと思ったけど
誘惑に勝てず。
楽々大回りできる広いゲレンデは
貸切で気持ちよすぎ。
結局午前中は3時間休憩なし。
リフト待ちはいつもゼロ。

パークがあって、アイテムは豊富。
レールも何種類もあるんだけど
ひとつナゾの物体発見。山型のレール。
勢いつけてピークまで上がったとして
そのままレールに乗ってたら
滑り台状態でお尻強打は必至。
だれも近寄らない。
ほんと、どうやって使うの???

雨はザーザー降ってるけど
久し振りで嬉しいので気にならない。
調子に乗って小さなテーブルトップ。
乗り越えるのと飛び越えるのと
どっちか判らないぐらいの
超・小ジャンプ成功。

昼に駐車場の車を数えたら34台。
多分これでピーク。
ご飯食べながら食堂のお客を数えたら
全部で40人ちょい。
今日の入りなら絶対採算取れてない。
しかも2人ほどタダ券の客がいるし。
トップシーズンはどんな感じなんやろう。

雨で身体は冷えるし
帰り道の心配もあるから2時で撤収。
でも、本当にしっかりタップリ滑れた。
地味だけど広くて、結構穴場。
来期はもっと雪がいい時期に来たい。

少々無理がかかったのか足首が腫れてる。
痛みの感じからしたら
そんなにひどい炎症じゃなさそう。
でも、さすがに温泉はやめておく。

明石に帰ってきたら7時。
いきつけの居酒屋でごはん。
途中からお任せメニューになって
「しろうお」が出てきた。
はぜの稚魚らしく、透明な魚が
ポン酢の中で跳ねてる。
跳ねるとポン酢が飛ぶから
ラップでふたがしてある。

ポン酢に漬けられて
しろうおはだんだん弱る。
しばらくしてみんな死んでしまった。
ある意味残酷な事やってんだけど
今まで生きてたから歯ごたえは最高。
神戸牛のおろし焼肉、穴子の白焼き。
美味しいものづくし。
今日は早起きしたから1日が長い。
タップリ滑って十分ドライブして
美味しいもの食べて最高。
と言う事で来期までボードはお休み。

本当に楽しかったから
煩わしい事は考えたくない。
タケから連絡があったけど
まだ帰ってないことにする。
返事が来なかったらブルーだから
魚への報告メールもせず。
だめだこりゃー。

ともあれ、充実のお休みであった。

2003年03月03日(月)

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■ 執着

結局喀血患者は夜中に亡くなった。

朝、出勤したら
病院に泊まりこんでるかもしれない魚の
車がなくなってた。
それで夜のうちに喀血患者が
亡くなったんだろうなぁと予測。
当たり。

患者さんは退院して残った
カルテやら書類の整理をする。
魚が諸々の書類を書いてるんだけど
必要なものが足りない。
あいかわらず事務系には弱い。
月曜にまた呼ばれて書かされるんだろう
と思ってたら古巣の看護婦が
魚が昼過ぎに来る予定があるという。

上手い事、今日のうちに
私が書類を書かせてしまおう。
登場した魚は
ちょっとよそいきの格好なんだけど
頭は強烈な寝グセ。カッコ悪すぎ。
魚はサクサク書類を書いて帰っていった。
あっさりと魚とのお仕事は終了。

友達と話してて魚の話になる。
「私にはずっと好きな人がいて」
という路線で魚とのやり取りを打ち明ける。
「趣味も話も合うし向こうは私を
自分の味方だと言う。
でも、私の誕生日は忘れてるし
事故ったと言っても大丈夫かの一言もない。
でも、異動で落ち込んだ時は
それなりに励まそうとしてくれた。
私に他に男がいるのはイヤだというけど
自分は私1人に絞るつもりはないみたい。」

で、タケのことも言う。
「魚と対照的に何でも心配してくれるし
毎日電話もくれる。
でも、風呂上りに電話に出たら
「髪をちゃんと乾かしたか」とか
よけいな心配までしてくれるので
最初は新鮮だったけど
最近は少々うっとおしい。」

友達は、魚の方が上手だと言う。
私はやっぱり魚が好きで
タケとは合ってないんじゃないかと言う。
でも、魚は自分中心で
「一緒にいたら大変だし苦労する事も
きっと多くなるよ」と
やっぱりそうかという事を
改めて教えてくれる。
自分なりに頑張っても手に入らない男に
意地になってるだけなんだろうと
自分でも思う。

自分が好きだけじゃ一緒にいられない。
好きならどんなハンデも
乗り越えられるかもしれないけど
一方通行なのは相手にも重荷。
私が魚を必要として優先するほどには
魚は私を大事には思ってない。
こればっかりはどうしようもない。
何だか辛くって久々に泣く。
魚の話をして友達にはっきり
「やめとき」と言われたのは3人目。

辛くても魚相手に恋愛はしてた。
ヒリヒリもドキドキも満載で
退屈はしなかった。
それに区切りをつけるとなると
ヒリヒリと一緒にドキドキも手放す。
タケに対して恋愛感情は薄れてきてる。
というか、最初からどれだけ
恋愛感情があったのか思い出せない。
何もないのも辛い。だからといって

しがみついてるのもみっともない。

2003年03月02日(日)

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■ 恵みの試合中止

ついに3月。

3月から夜勤解禁の私。
で、いきなり深夜入りと相成る。
夕方に入った喀血患者がいるから
大変に決まってる。
で、寝ようと思っても満足に眠れず。

オープン戦も何だか行きたくなくて
夜勤中雨乞いして
夜がなかなか明けないのに喜ぶ。
やっとこさあけた空はどんよりで
「よーし、このまま行ってみよ〜」
と思ってたら本当にざーざー降りだした。
やったぁ。どう考えても中止。
タケに会いたくないし究極に寝不足だし
下手に試合始まってから
雨が降るとかいう展開はブルー過ぎる。

夜勤は予想通りのバタバタで
喀血患者の状態も刻々と変わる。
状態が変われば必要な指示も変わる。
という事で魚に新たな指示をもらわねば。
日勤に任せてもいいんだけど
日勤の最初はバタバタするし
今日の呼吸器メンバーは
普段皮膚科診てる人たちだし
上手い事言って私が魚に電話する役に。

昨夜飲みに行ってた魚。
どうせ爆睡&二日酔いに決まってる。
ダラダラ記録を書き終わるまで
起こすのを待ってやる。で、9時半に電話。
もろ寝起きの声で電話に出た魚。
私は病棟名だけ名乗って話す。
が、魚は私とわかってるみたいで
「二日酔いなんや」という。
よく考えたらバカな事言ってる。
私と似た声の人だったらどーするんだか。

状況を報告したら「昼頃見に行く」と。
「雨の中をご苦労さん」と言ったら
「おお、今日はお馬ちゃん見に行くのヤメや」
という。私も「野球もないねん」と返事。
詰所の中が空っぽなのをいい事に普通に喋る。

残業が長くなりそうだから
先にタケに電話する。
タケは野球はないけど会えないかと言う。
今は会いたくない上に
本当にクタクタなので丁重にお断りする。
昼に帰って爆睡。久し振りに失神状態で眠る。

夜、魚からメール。
「PE’Zのライブって30日やった?」
は?29日だし、29日がいいと言ったのは魚。
「29日やで」と端的に返答差し上げたら
「そうやったか?空けときます」って
何か予定が入りかけたらしい。
その続き、私が帰った後の昼間
喀血患者が喀血を繰り返して
いよいよ厳しくなってるらしい。
「もうあかんかも。今から寝かす所」って。

付き合いが長い患者さんだから
亡くなるのは寂しい。
明日は私が受け持ちの予定だから
今夜亡くなるともう魚とは働けないのも事実。
なんて不謹慎な事も考える。

で、5月のシティーボーイズのチケットが
先行抽選で当たった。
魚が転勤後も2人で会う予定が決定。
コンビ解消とか言いながら
ホント何やってるんだろうなぁ。

魚は病院にお泊りかなとか考えながら寝る。

2003年03月01日(土)
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