年の夜の月を眺めて想うこと 出逢いを生かす力が欲しい
将来を見据えて今日の一日を過ごしていたい年の瀬なれば
2003年12月29日(月) |
『ダンシングフィドル〜ザ・ケルト〜』 |
過ぎ去りし日々のことなど忘れ去り明日を見つめる自分のために
転機来る星の知らせを信じたく大掃除して明日に備える
初雪に心機一転はかりたい心をうつす休みの初日
場当たりの人事のきしみ思い知る仕事納めの酒のまずさよ
やわらかく包む光に気がつかずフィルター覗く人の哀しさ
クリスマス色とりどりの光浴び銀座の街をぶらぶら歩く
年の瀬と思えぬほどの穏やかな陽ざしに思う君の面影
一年は瞬く間だと思いつつ柚子湯に浸かる今宵は冬至
川いつか海に流れて人の世の織りなすさまを眺めて行きぬ
冬茜ゆったり姿見せている富士の高嶺の雄大さ知る
確認はしたのかしらと思いつつ騒ぐことでもないと割り切る
不平なら売るほどあるよ それもまた仕事のうちと斬って捨て去る
難易度で計ればこれも実績と思う心の闇を見つめて
ひたすらに仕事を教え離任する不惑初日の切ない想い
遠い日の記憶の中の約束が姿を見せる誕生日前
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