どんなに短くとも・・・
pure mind

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■ 15年目


真夏の真昼間に喪服を着てバスを待っていたあたしは

あまりにも空気に溶け込んでいなくて浮きまくってて

ドライバ−たちが好奇の目で自分を見ているのがわかった

何も云わずに去った人に会いに行くんだよ とそっとつぶやく

ただの他人だったけど 少ししか優しくしてくれなかったけど


2002年07月31日(水)

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■ あこがれ


こんなにも年齢だけを重ねてしまったのだけれど

今もしあなたに出会えることがあるとしたのなら

何十年もの空白を取り払って真っ白な気持で

あなたの全てを知りたかった少女の頃のように

少し遠目からあなたを見て あなたを感じたい


2002年07月30日(火)

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■ 夕焼け


見上げた空があまりにも

赤いろで橙いろで紫いろで桃いろで

どこを見て感動すればいいのか

迷ってしまうほどの夕焼けがあることを

伝えたいのにあなたがいない

2002年07月29日(月)

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■ 予言者


ふと目の前を通り過ぎる仲良さそうな2人が

明日の夜大喧嘩をして別れる事をあたしは見破った

道端にうず高く詰まれた古い文庫本を拾った彼が

来年の春立派に大学に合格する事をあたしは感じ取った

今から自分におきることだけがわからないなんて笑っちゃう

2002年07月28日(日)

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■ 身分不相応


釣り合わないってわかっててあなたを好きになりました

いつも日の目を浴びているあなたは健やかすぎて眩しすぎる

この存在さえ不明なあたしは栄養失調の猫のようにやせてる

それでも自分なりに精一杯にあなたを愛してゆきたい

周りのどんな中傷にも屈しないそんなあなたが大好きです


2002年07月27日(土)

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■ スペシャルなうぬぼれ


僕の愛情たっぷり入れた 僕を君に届けよう

昨日は甘すぎたようだから今日は少し大人の味さ

だけど可愛い君にはこれはちょっといただけないかな

君だけの僕でいるから僕だけの君でいて

君もいつだってそう思っているに決まってる

2002年07月26日(金)

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■ リクエスト


どうしても今夜あの歌を聴きたかった

久しぶりのFMラジオは懐かしい

発売されて間もないから絶対に聴けるはず

一緒に聴いて感想を言い合えると思ってた

あまりにも突然思い出の曲になったあの歌

2002年07月25日(木)

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■ あさがお


紫の花咲かせてくれる朝の風景

花びらが朝露をまるくのっけてる

育ちすぎてツルがからまったら

あたしがちゃんと導いてあげる

あなたがあなたでいられる場所へと・・・





2002年07月24日(水)

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■ 勘違い


非力なあたしにもアルミ缶はつぶせる

飲み干せると思った350mlが後悔の元

仕方がないから行列作ってる蟻さんにおすそ分け

今日もあたしは善い行いをしました

ぺちゃんこになったアルミ缶は置き去りです

2002年07月23日(火)

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■ 仕掛花火


ドキドキの鼓動

あなたが仕掛けた

今日の花火はどんな色?

あたしはいつも線香花火で

あなたをちくちく焦がすの

2002年07月22日(月)

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■ 熱情


束ねた髪をほどいてそっと寄り添うと

細い指でそっと髪を撫でてくれる

互いの会話がひとつになりそうなくらいの距離

もう誰にも邪魔なんかさせやしないのよ

せっかく奪い取ったのだから・・・



2002年07月20日(土)

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■ すれ違う2人


わかりにくいやつだよな。って吐き捨てないでよ。

わかろうとしてないあんたが悪いんだよ。って言いたいよ。

喋りすぎてうるさいんだよ。っていつも云わないでよ。

黙って見つめあってれば楽しいとでも云うの?

無口でクールってさ、ただの暗いやつだって気が付いたよ。

2002年07月19日(金)

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■ 心変わり


今日は、赤い服を着ていこうと思って

メイクも少し濃い目にしてみたのよ

だけど、空があまりにも青くて仕方ないから

清楚な白いレ−スを着たくなったの

だから、あなたに逢いに行くのはやめとくわ


2002年07月18日(木)

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■ めがいたい


乾いた空を見ていたら目がパキパキしてきた

どこにも売ってないようなやけに太い筆で

濃い墨をいっぱい滴るほどにつけて

あんたへ伝言でも書こうかな

イタイイタイあちこち痛い 連絡よこせ

2002年07月17日(水)

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■ 小説みたい


彼女の話は面白いけど

余りにもハプニングが多すぎて

真実味に欠けていて

いつもいつも大事件勃発で

あまり売れない小説家みたいだ

2002年07月15日(月)

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■ とびたい


羽根がなくても

飛んでゆけますか

雨が降っても

飛んでゆけますか

受け入れてくれますか

2002年07月14日(日)

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■ かたすかし

か 帰る間際のことだったわ

た たまには飯でもどう? 

す すかさずOKしたのは当然

か 神様のやきもちなのかしら

し 仕事が急に入ったなんて・・

2002年07月12日(金)

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■ ひとおもい

ひ 日暮れの街が寂しすぎるから

と 遠い時代を思い出してしまうから

お 思い切って旅にでようと思います

も もう2度と出会わないあなたへ

い 一番いい笑顔でさよならといいましょう

2002年07月11日(木)

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■ 傷口


ねえ、どんな塩梅?

何か見えたりする?

もう少し広げてみないと

わからないってこと?

何本も刺さった棘は抜けないの?

2002年07月10日(水)

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■ 料理法


この季節は塩焼きにするのが1番さ

いいえ、あたしはバター焼きがいいわ

僕なら煮付けにするけどなあ

やっぱり生がおいしいでしょう?

でも、さばかれる本人にも希望を確かめようよ・・



2002年07月09日(火)

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■ 後進


あいたい。

あなたに。

あの日に。

もどって。

泣かせて。





2002年07月08日(月)

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■ 記憶の彼方


君がたとえいなくなっても

僕は君の事を忘れないと思っていた

何度も聞いた、君の話し方や君の声

喫茶店での仕草やお気に入りの洋服

でも、年月が僕の記憶回路を破壊した。。

2002年07月07日(日)

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■ いたずら


少しふざけて

あなたの頬をつねってみた

しかめつらのあなたが

ちょっとだけ

ほどけた気がした

2002年07月05日(金)

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■ くちぐせ


いま、手が離せないんだよな

俺忙しくってさあ

あなたの口癖が始まった

もう何度聞いたんだろう

でも、あなた私の口癖知ってる?

2002年07月02日(火)

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■ 好きなもの


耳に心地よい音楽が好き

きれいな花が好き

懐かしい場所が好き

たわいないお喋りが好き

あなたは私が好き?

2002年07月01日(月)
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