くまま 読みの日記
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2002年11月30日(土) |
マラソン ビッツの答え 運動! |
水曜日、マラソンを開始した。 いつもの、公園まで、図書館まで、スーパーまで、道のりを走るのではなく、ママは上下ウィンドブレーカーを来こんで、朝食前、ホンの1ブロックを回って帰ってくる。
余裕で走れる距離だけど、止まる、歩く、抱っこをせがむ、「寒い〜、ジャンパー着て来る(着てるっつーの)」 いつもの散歩以上にペースが悪い; それでも、マンションのエントランスで「ゴオ〜〜〜〜ル!」と両手を上げ、「すごいね〜〜、空神、マラソンしてきたね〜〜〜、頑張ったね〜〜〜!」と、大成功の結末。
でも夜はパパに、「空神今日、マラソンでゴールって出来たんだよね!」と言うと、「こうやって!」とコブシを高々と上げる。 成功したような記憶が残ったようなので、とりあえず成功♪
翌日2日目、前日とあまり変わらないが、時間は若干短いかも。 でもそれだけで、進歩とは言えない。
1日空けて、3日目。 今日は大進歩!!!
「ママ、並んで走ろうよ」 と自分から言って来た。
でも、いつもの工事現場でやや引っかかったので、誉められた恩典ではないが、ジュースを使う。 「今日は一番でゴールした人だけが、ジュースを飲めるんだよ!」 「ママ、ジュース飲みたいから、一生懸命頑張ってるの!」
さて、そこからはまさに競争! 途中、おばあさんに工事現場の状況を伝えていた(;)が、それ以外は、よく走った!!
エントランス数メートル前で空神に抜かれてやり、「ご〜〜〜〜〜る!」 「空神、マラソン、一番だったねえ! ママより早くゴールしたね! すごいよね〜〜〜、パパやおばあちゃんにも、教えてあげなくっちゃあ!!」
いつも「ママ、脱がせてよ」とか言う玄関でも、自分で「ママ、靴ピッタリで気持ち良いって言ってるよ〜」 う〜〜〜ん、今日はホントの大成功♪ この調子で、完全にノンストップでペースも乗ってきたら、また距離を延ばそうと思う。
昨日は、私にとって、人生の間で、最高な日の1日だった。 オフ会。 関西の素晴らしい母娘をお迎えして、我が家にて。
素晴らしい運動プログラムの時間を用意してくださり、いつも英語のサークルなどでは端でいじけて帰りたがっている空神が、キャーキャー言いながら一緒に高這いしていたのには、もう大感激 T_T。。。 そりゃあ、自宅だってのもあったろうけど、何しろ、「〜したい」「じゃあ、ベイビー(高這い)でドア触ってきて」と言うと、「ママも」と言い(いつもは「ママが」とかも言う;)、いつもなら這わないで終わってしまうのも、一緒に這うのが本当に楽しそうで、何度も何度も何度もやっていた!
さて、そんなことがあった為か、私は朝、台所に立って、あることへの結論が出た。
私がドーマン法を始めた目的は、ほとんど使われずに終わってしまう人間の脳を、出来るだけ使える脳で、子供を大人にしてあげたかったからだ。
その為の手段として、受け入れることが出来たのがドーマン法だった。
読みに関しては、100%、私の躾の手段となった。 躾るために、手製本を使う。 その為に読みのカードをする。 私の躾には、「読めるようになる、語彙を、言い回しを多く知る」というオマケが付いて来る。 私の読みのプログラムへの迷いは無い。
ところが、実は私には、ビッツへの希望が無かった。 私は、子供を勉強が出来る子になんか、全然したくない。
その為にそう思うことで納得してきたのが、「多方面への興味を広げてやるため」ということ。 浅い知識でも持っていることに関して、人はみな、苦手意識を持たないものだと思う。
うちの子は乗り物が大好きだ。 だからと言って、乗り物のエキスパートにしてやろうとは思わない。 親がそれをやったために、他に色々ある楽しい世界、生物、自然、宇宙、文学、美術、そういった乗り物以外の世界について知る機会が少なかった子供は、本当に可哀相だと思う。
知性あふれる子供は、とても素敵だ。 私もそうは思う。 でも、一つ、このように、と言うのなら、私は自分の子供を「知性あふれる子」ではなく、「優しい子」に育ってほしいと思う。
それは、「自分以外の人、そこに居合わせない人の立場、気持ちが分かる」ということ。
ドーマン法で育てると、「状況判断の出来る子になります。それは、他人の気持ちがわかる、優しい子になる、ということです。」と、ド研究所の方に、私は何度も教えていただいた。 でも、その理由が分からなかった。
どうして、知識を与えるとこで、状況判断が出来たり、他人の立場や気持ちの分かる子になるの?
その疑問に、今朝、突然私なりの答えが出た。
ドーマン法で与える知識とは、事実である。 事実とは、何らかの物や事象である。
鳥と動物と蛙と植物を知っていても、その生態を知らなかったら、もしも「雨」が降った時に、雨を喜ぶなにかと、雨を避けようとするなにかがあることに、気付くことが出来ない。 でも、そのそれぞれに興味が無かったら、その「物」は知っていても、生態や特徴を知ろうということにならない。
同じように、ここに一つの食べ物があったとして、それを作った人、それがここに来るまでに携わった人、何も食べられない人たち、そんな、食べようとしている自分の目の前に居ない、見えない人たちのことも、知らなければ、思いやれない、感謝も出来ない。 でも、たくさんの職種、たくさんの食事情、知識が多ければ多いほど広ければ広いほど、1つの何かの背景にある見えない「何か」を、思うことが出来るだろうと思う。
これはまさに、私の一番の望みではないだろうか?
その為に必要なこと。 それは、たくさんの知識を得ること。 その為の手段は、たくさんの本を読むこと。 その本は、隔たり無く、広く多方面におよぶ内容であること。 それらの本を読みたくなる為には、それらに対する知識を、少しづつでも与えておくこと、つまり、広く、広く、出来るだけ様々な、たくさんの情報を。 これが少しでなくてたくさんなら、それほど素晴らしいことはないじゃない!
ビッツへの答えが出て、且つ、読みと繋がったことは、私にとって、本当に嬉しい。 迷いが無ければ、意欲も増大する!
夜、おばあちゃんちへ行った。 2週間ぶりの舞桜との再開に、2人とも大はしゃぎ。 何しろ、2歳を過ぎて、お互い子供同士でコミュニケーションが取れるようになってからの彼らは、仲がいい・・・というか、結構気が合うらしい。 もちろん、玩具の取り合いなんかもしてるけど ^^;
居間と台所と廊下を、グルッと回って走ってくる「待て待て」が、空神は大好き。 「おじーちゃん、待て待てしようよ、おばーちゃんも」 これは、おじーちゃん達にとって恐怖の言葉; 何子供の追いかけっこと馬鹿にしてはいけない。 例え子供のペースだとしても、何しろ、子供の体力に勝る大人なんて、居やしない。 付き合わされた大人は、息も絶え絶えである;
今日は「ママも」だったので、数週付き合った後、「今度はお馬さんで行こうか!」と、高這いで回った。 空神も喜んで付いて来る。 そこで、おじいちゃんたちの居る、居間のソファーの前にいつものでんぐり返り用の長座布団を敷き、そこで前転、「フィニーシュッ」と両手を上げてポーズを決めたら、また高這い。 いやー、燃えて燃えて、5、6週ノンストップだった。 これは良い運動プログラムになったワ〜〜〜〜♪
オフ会でした。 詳細はまた後日。
忘れそうなので、これだけ。
空神が赤いペンで何から書いて、何やら言っていた。 ちょうど消化管をやった後で、書きながら「S字結腸」と言っていた(爆) うちのS字結腸は赤い; ぶどうママさんに「ドーマンっ子ねえ」と言ってもらった空神でした。
夜、いくら布団に誘ってもこない。
パパが買ってくれたラジコンのトラックが動かない。 私はきっとリモコンの方の電池だと思ったので、「リモコンの電池が無いんだと思うよ。でも、これはパパじゃないと交換出来ないよ。」と言って話したが、納得いかないらしい。
パパもお風呂に入っちゃったので、「ママ、寝るね」と言って、寝室へ行って、電気も消した。 いつもなら飛んでくるのに、来ない。 ふすまを閉めてみる。 来ない。
待っていたら来るだろうとタカをくくっていたが、来る気配も無い。 そのうち、カチャカチャと物音がして来た。
またパパの大事カンをいじってるな。 誰もいないのをいいことに、また悪戯してるな。
そう思って、そろ〜っと気付かれないようにふすまを開けて、様子を覗き見る。 すると・・・
さっきのカチャカチャ音は、パパのカンからドライバーを出した音だったらしい。 私が、「きっとリモコンのせいだと思う」と言ったから、自分で、ドライバーで一生懸命にリモコンをどうにかしていた。
・・・寝ない様子に立っていた腹も何処へやら、もう、その、泣き付いても来ずに、自分1人で何とかしようと考えて、頑張っていた姿に、もう影でウルウルするばかりの母であった。
幼稚園、今日はもまれて泣きまくりだった。
新幹線の滑り台の階段で、同じくらいの男の子(でも体は一回り大きい)が、途中に座り込んで、皆を押し返して上がれなくしていた。 その最前列にいた空神は、ワンワン泣いていた。 通れるようになっても泣きつづける空神を抱き上げて、「泣いてるんなら、帰ろうか?」と言うと、ヤダ、と言って、滑り台に復活。
幼稚園の、新幹線のすべり台は、塔の中を螺旋階段で上がっていく。 ナナちゃんのママと話していたら、空神が何時まで経っても上がって来ないので、またか、と思い見に行くと、案の上、階段の数段上がったところで、ハナ2本ダーダー垂らして、涙ボロボロ流して、ワンワン泣いている。
さっき、先に滑らして、後から自分が降りてくる間に、取られそうになったミキサー車。 「ゴメンネ、使ってるの」と一度は守ってやったミキサーだったけど、階段の中で強制交換されたらしく、新幹線を手にしていた。 「どうしたの? ミキサー、とられちゃったの? 空神は、どうしてもミキサーがいいの?」 「ミキサーがいいの〜〜〜」とワンワン泣く。 「じゃあ上に行って、お兄ちゃんに、どうしてもミキサーがいいの、交換してちょうだいって、言っておいで」 と言うと、信じられないことになった。
いつもなら、収まっても、「泣いちゃったの」とメソメソする空神が、その途端にキッと口を結んだと思ったら、涙もピタッと止まって、ズンズン上に上がっていった。 母、茫然。
下から見ていたら、何度か新幹線を押し付けて押し問答していたようだけど、結局取り返せなかったらしい。 でも、その新幹線を先に滑らせて、自分も降りてきた時にはスッキリしていたようだったので、交換は叶わなくても、空神の中では自分なりにやって、納得がいっているのだと思えたので、「新幹線、ビューンって、すごく早く、格好良く走って来たよ。ミキサーより、ずっと格好良かったよ!」と言ったら、「早かった? ミキサーより?」と、ニコニコ嬉しそうにまた登っていった。
弱虫の泣き虫だと思っていた空神に、ビックリするような成長と自我をみて、とても嬉しい母であった。
夜、お風呂を上がったら、パパがパンを食べていた。
空神「パパ、何食べてるの?」 パパ、わざとらしく、最後の一口を急いで口へ放り込む。 空神「・・・けちんぼ〜〜〜〜」 パパ・ママ「・・・・・」 面白いヤツ。
2002年11月19日(火) |
記念すべき、滑り台復活の日 |
すべり台
トーマス 雨 火事 空神 パパ ママ
昨日の前夜祭に行って、大きな過ちに気付いてしまった。
ヤバイ。 キリスト教なので、死を悲しむ必要は無かったんだった; いくら分かってても、式場で私だけボロボロ泣いていたけどさ。
慌てて、パパを送り出してすぐ、新しい手製本を作る。 天国のイメージ画像が無いかなあと検索したけど、探せども探せどもで、時間ばっかり取られていく。 已む無く、今一つなキリストの絵と、キリストに集まる人の絵で妥協。 本を作り終え、支度して、空神を起こしたら、すっかりヤバイ時間;
祭壇があんまりキレイだったから、早くに行って、ビデオ撮りたかったのに〜〜T_T 結局、30分前に来いと言われていたが、時間ギリギリに滑り込んだ。
今日は空神もピヨも礼拝堂の中。 空神は、賛美歌やお話しが終わる度に、その一瞬の沈黙に「終わった?」と聞く; ・・・誰も吹き出してくれなかったのが幸いさ・・・ T_T。。
今日の先生は、ずっとお爺ちゃま達を導いてくれた先生。 亡くなる前の土曜日に、お爺ちゃまを見舞ってくださった時の話をしてくれた。
眠っていたお爺ちゃまは、「吉野さん」と掛けられた声で、すぐに先生と気付いて、挨拶したそうだ。 とてもハッキリしていて、「私は、目も見えません。耳も聞こえません。長生きするということは、大変なことです」と言ったそうです。
祖父は、明治の生まれ。94歳だったかなあ・・・
多分東京の叔父はその後行ったんだと思うけど、言ってることが変だったそうなので、その時はもう、熱も出ちゃってたんだろうな。
独身だったらなあ。 近くに住んで、毎日でも行ってあげたのに。 でも、空神を見せてあげられたのは幸いだった。
夏に帰ってきた玲子は、おばあちゃま止まりで、八王子まで足を伸ばさなかったそうなので、お爺ちゃまにピヨを見せられなかった。 父も、何と、私が一緒に行ってくれと言って行った、あの日が最後となったそうだ。 空神のお陰だね、とセッちゃんは言っていた。
献花を終えて、さあ、撮ろう・・・と思うが早いか、とっととお花は摘まれて行った・・・ 仕方ないさ、遅れた私が悪いのさ T□T。。。
おじいちゃまは、昨日と同じ穏やかな顔。 今日知ったことに、肺炎だったそうだけど、顔は実に穏やかだった。 棺の中をお花で埋め尽くす。 空神は、白いカーネーションと、薄い紫の花を拝借。
斎場まではバスだった。 「かーくん、乗らない!」とまた言っていたが、残ってるわけにも行かないので、騙し騙し乗る。 乗ってしまえば、楽しいんだけどね〜。
昨日に続いて、恵お姉ちゃまと話をすると「ママ、お話ししちゃダメ」 ^^; 特に親しそうなのが、嫌なのかなあ; お姉ちゃまは、お爺ちゃまの弟の娘だから、父の従兄妹になるけど、年齢が、父と私の中間くらいなこともあって、あの一族の中では、一番親しい。 私のこっち方の従姉弟は、一風変わったのバッカリで、苦手なんだよね;
道が混んで、30分以上移動に時間がかかった。 斎場に付くなり、あっという間にお爺ちゃまとはお別れだった。
空神「おじいちゃま、何処に行っちゃうの?」 母「お爺ちゃまはね、あの中で燃やされちゃうの。死んじゃったから、体は燃やされちゃうけど、お爺ちゃまは天国に居るから、大丈夫なんだよ」 空神「天国に居る? 大丈夫なの?」 母「うん、大丈夫だよ」
最後に「大丈夫」と言われると、どんな説明がされても、大抵は大丈夫なもの。 話は流し方が大切だね。
待ってる間、ちょっぴりのお茶受けで待つ。 空神は玲子とピヨと、通路でキャーキャー騒いでいる; 相変わらず、ピヨは年中泣かされている;
空神に「ピヨにドンてしちゃ、ダメだよ。ピヨは赤ちゃんなんだから、すぐ倒れちゃうんだよ。ゴメンネしておいで」と言ったら、すぐゴメンネしたので、「お利巧〜〜〜」っとギュ〜っとした私に、玲子いわく、 「お姉ちゃんが甘いんだよ。だからくーちゃん、お姉ちゃんが見てないとこで意地悪するんじゃん」
あのな〜、それで母が恐かったら、マスマス見てないトコでやるだろっつうの。 私はあんたが居るから見てないだけで、見てたって同じとこ(ドンって押す;)はやるんだつうの。 空神には空神の理由(ピヨが抱きついて来るのが嫌&玲子を独り占めしたい)があるんだからさ〜。 今はその都度、言ってやるしか無いじゃんよ。 怒ったってしょうがないっしょ〜 怒ったら、それこそ、大人が見てないところでやるようになるぜ〜
「後1年経ってみな。ピヨの方がひどいかもよ」 と言ってやったら、閉口した妹であった。 空神よりピヨの方が、極小のころから、乱暴者だもんね〜っ
空神は朝から熱ッポかったので心配だったけど、斎場あたりで完全復活していた。
骨は、お年の割に随分、残ってました、と言われたが、母方の祖母の時同様、骨はピンクだった。
第2頚椎、耳骨、上顎骨、下顎骨、もう少しあったよな〜 「どこそこの、これこれの骨です」と説明される横で、「くーちゃん、カードで見たよね、上顎骨」とか嬉々としてやってる母子であった。 空神の真剣な顔が面白かったな〜(オイオイ;)
とにかく疲れたが、久々に従姉弟にもあったし、親戚にもあったし、何より空神を見てなかった皆に見せてあげられたし、良かった良かったヨネ。
お爺ちゃま、ありがとうね。
池袋のパンやで玲子と待ち合わせた。 そのつもりでガラス越しにパン屋の中を捜しながら改札を出るが、
「玲子ちゃんだ、玲子ちゃんだ!!」 と先に改札を通った空神が、大声で叫んでいる。
目の前に居た;
池袋の東武で「御花代」の袋を探して、本屋へ寄ったら、あまりマクッテイタ筈の時間が、あっという間に無くなった;
桜新町の駅前のファミマで、「子供の食べるもん、無いかもよ」と言うことで、仕入れに寄る。 するとちょうど玲子の携帯が鳴り、なんとジイ達も同じ電車だったらしく、ファミマで落ち合わせられ、オマケに色々たかれた。ラッキ〜♪
待合室で着替えたりして、2階で前夜式。 ガラス張りの畳の小さい室部屋が隣接されていて、子供はそこに居られるらしかった。 空神には、皆黒を着てくることや、今日のことについては手製本にして見せてきたので、あまり動揺は無かったようなものの、ピヨは、礼拝堂に入るなり、大泣き; その待機室に連れて行くと、始まるまでに「玲子ちゃんは?」と空神が言うので、ちょっと様子見のつもりで連れて行ったら、結局空神も式の間中、部屋で遊んでいた。 しばしばピヨの鳴き声が・・・ 空神に突き飛ばされていたらしい; 空神にしてみれば、ピヨが抱きついてくるのが嫌だったそうだ; それに、空神は玲子が好きだから、多分ピヨが邪魔だったのね〜。 ショウガナイじゃん、ピヨは玲子の子供なんだからさ ーー;
前夜式を終えて、控えの部屋に戻る。 お寿司だった♪ 良かったよ、このために来たようなモンなのよ、東京の家といえば、お寿司♪
空神は部屋に戻るなり、「1個無〜〜〜〜〜い!」と叫ぶ。 部屋の入り口近くにある床の間にあった湯沸しポットが、1つ消えていた。 私も入るなり気付いたが、玲子が「全然気が付かなかった」と言っていたので、我ら母子の観察眼は素晴らしい!(普通;?)
空神は、「まぐろ〜〜〜、まぐろがいいの〜〜〜」と叫びつづけ、とうとう殆どマグロ(もちろんネタだけ T◇T)食べていた。 またしても、大好物の寿司を目の前にして、シャリで腹の膨れる母であったT_T ・・・が、今回はサビ付き。 当然空神が食べるのは端のサビが付いていな部分だけなので、結構美味しい思いもしたのであった ー▽ー)ホッホッホ
帰りの駅までの道、車に乗せてくれると、わざわざ後ろの座席の荷物をどけてくれている人が居たが、空神が「乗らないの〜〜〜」とベソをかくので、「久々に会って、おじいちゃんと歩いて行きたいみたいなんで」とお詫びをして、断る。 何たる可愛い孫かと思われたか否かは不明だが、実は、見知らぬ車への乗車が極端に嫌いな彼であった;
帰り道は、それはそれで楽しかったよね。 空神も一生懸命歩いたり、走ったり。 駅前通の並木道を歩きながら、空神が見上げて、電灯に灯りの透ける街路樹を「桜、きれいだね〜〜」と、ジイに言う。 ジイ「空神、よく桜って分かったね」 私「え〜〜? ケヤキじゃないの?」 ・・・桜でした;
公園で、赤く色づいた落ち葉を、桜だ、って言ってたので、それで分かったのか、偶然か???
帰りは、ジイたちと別れて、山手に乗り換えた途端、バタンQ!
明け方近く、変な咳をしていたので、起きる。 何か吐き戻しでもしそうなしゃくりあげ方だったので、刺身にでも当たったかと、ゾッとして、台所へ連れて行き、逆さにしたら泣き出した。 吐く気配は無かったので、抱いていると落ち着いて、「寝る?」と聞いたら、「寝る」と言うので、布団に戻したら、すーっと寝ついた。 いや〜〜〜〜、焦った;
土曜の晩に、クリスマスツリーも出したことだし、と夕方5時ごろ、クリスマスソングのCDを探していた。
あれれ?? 以前片付けた時有って、どうせ冬に使うからと思って、特に片付けなかった気がするのに、無い。。。 無い無い、ここに無いと、もう何処か分からんよな〜
「空神〜、CD無いよ〜〜」 なんてやっていたところに、竜ヶ崎のジイジから電話。
「セッちゃん捕まえて。携帯を忘れて出ちゃった」 とのこと。 八王子に入院していたお爺ちゃまが、亡くなった。
セッちゃんを捕まえて、ボロボロ泣きながらジイに言われた通り伝える。 「泣かなくていいから」 そう言われてもねえ・・・
電話を切って、空神に説明する。 「八王子へ、お爺ちゃまのお見舞いにいったでしょ? メロンのプリン食べて、空神が握手してあげたから、嬉しそうだったねえ」
ふとすると泣いてしまい、空神に「ゴメンネ」と言わせてしまった。
玲子が居なかったので、メールして、夜、「今見た」と電話があった。
玲子は北海道。 妹「2ヶ月前に言っといてくれれば、早割(飛行機)が取れたんだけどね〜;」 私「私なんか、いくら思い返しても、何の虫の知らせらしきもなかったよ」 妹「鼻緒も切れなかったし?」 私「箸も折れなきゃ、茶碗も割れなかったよ」
が、後に分かったことだが、父にはあったらしい。
私はてっきり、知らせを聞いて、慌てた父は、携帯を忘れて出たのだと思った。 が、朝、学校へ普通に行って(父は未だ学生である)、午後の授業まで数時間空きがあり、いつもなら、行くととても疲れるので、そういう日には絶対に八王子までは行かないのだそうだ。
それが、土曜にちょっと言ってることがおかしくて、変だった、と会いに行った父の弟から聞いていて、明日は学校が休みだから絶対行こうと決めていたのに、今日、午後の授業に遅れても、と思って病院へ行ったら、ベッドが空で、「亡くなりました」と言われたそうだ。
急なことで、東京の家も、誰も間に合わなかったそうだった。 携帯を忘れた父は、いつも通りなら午後の授業に出て、夜12時ごろ帰宅して、それから始めて、留守電でお爺ちゃまのことを知った筈だった。 虫の知らせは、子までだったようだ。 父は、4人兄弟の長男である。
妹との電話も終わる頃・・・ 妹「司朗に電話した?」 私「あ、全然忘れてた;」 妹「そういう人もいたんですけど・・・」
ゴメン、ホントに忘れてたよ; 司朗、末っ子の弟です;
夜、急いで、お爺ちゃまのところへお見舞いに行った時と、明日、あさってに備えたお通夜、お葬式の本を作った。 ママや皆が泣いている絵を見て、空神も泣いていた。 愛いヤツ(笑)
昨日からTACに吹き込みが出来るようになった。
今日もやってみる。 バタフライのカードを持ってきた。 昨日も持ってきたが、難しいだろ〜、と、さりげなくよけた。 いきなり自信喪失されても困るからね〜〜
が、今日はチャレンジしていた。 して、その発音の素晴らしいこと!!
目が点でございました;
夜はパパにも聞かせてあげました。
う〜〜〜んっ 何度聞いても感動 T◇T。。。
公園で、今日もみっくんとふーくんと一緒になった。 一人砂場で楽しんだ後、「お兄ちゃんとブルドーザーする」と言うので「行って、一緒にやろうって言っておいで」と言うと、じりじりと行った。
が、みっくんにブルドーザーが渡ると、今度は空神がボールを持ち出して、「やろう」と言うが却下されたので、「ひとりでキーックって走ってみれば?」と言うと、ドリブルでフラフラしていた。 お〜〜〜っ 未来の翼くんじゃんっ
時期に砂場で3人で遊び出したものの、今日に限って、ブルとダンプの2台しか、車両が無かった; 空神は所持は1台にして、ちゃんと交換してもらいながら使えたので偉かった!
ふーくんたちはヨーカドーへ行って帰ることになったところ、ふーくんがブルを持って逃走。 空神が、「空神のだから持って行っちゃだめなの」と半泣きで何だか道理に合ったことを言っていた^^;
空神に返すのは嫌だろうと思ったので、袋に入れてもらって、一件落着。 その後もしばらく遊んで帰りました。
して、家に帰るとすぐ、何故か「まま、偉かったね」と頭を撫でられた; 何やねんっ 真似してくれたのね〜。 最近良く、頭を撫でてくれる。 不思議なもんで、大人でもホロッと来ちゃうような嬉しい気持ちになるもんです。 優しい子になっちょくれ。
迷子シリーズの第1段、誘拐の本完成!
最初のページを読んで、「ブルドーザーとか、玩具買ってくれるって言ったら、空神は知らない人と一緒に行っちゃう?」と問うと、「行く!」と嬉しそうに叫んでいたT▽T。。。
が、読み終えて、再度問うと、悲しそうにうつむいていた。 「行く」と言ってはいけないのは察知したが、玩具はほしいから行きたいらしい;
何度か読んで、その度に、「行っちゃうの?」と泣きそうな真似をしていたら、「行かないよ!」と言ってくれるようになったので、一安心。 が、必ず一度では言わない。 必ずうつむいて人の反応を楽しんでいる;
パパにも、もう少し大きくなったら、これでもダメ、あれでもダメなんだと教えないとダメだと言われる。 了解。
水曜日には、「誘拐の本読もうよ」と言うようになった。 それと、誘拐の本のカードを見せると、「本読む!」とも言うようになった。
深谷のマミーへ行って、2階の百円均一で、買い物した。
キラキラ光る黄色のと、ピンクのローラーがあったので、渡してやって持って歩いていたものの、飛行機を見つけて、「これいらない」とローラーを私へつき返したので、飛行機を買って帰った。
が、夜になって、ひととなり遊び飽きた頃、「ローラー開けるの」と言い出した。
「空神君が、いらないって言ったから、飛行機買ってきたでしょ。ローラーは買って来なかったよ。」と言うが「ローラーほしいの」と泣き出した。 「車の引き出しに、セッタンが買ってくれた黄色のローラーがあるよ、あれで遊ぼうか?」と言っても、 「また行こうね、そしたら買おうね。」と言っても、パパが「また行こうな」と言っても、 「お店のがいいの。ピンクのと黄色の」 と言って、モハヤ吐かんばかりに泣く。
「無いもんは無い!」と叱って終えてしまいたい気持ちをぐっと堪えて、自分のことを思い出す。
実は昔、とっても欲しい2ピースがあって、すごくほしくて、買わなかったんだけどほしくって、その話をしたら、次の日、母が買ってきておいてくれたことがあった。 でも、それって、ほしかったのと非常に近かったんだけど、フロントのボタンに、ダブルとシングルの違いがあって、折角忙しい中、喜ばせようと行ってくれた(家からは遠いお店だったのにね)んだけど、子供みたいに、泣いたのよね〜。 しかも、気持ちは本当に嬉しかったんだけど、違うって怒り泣きみたいになっちゃった手前、「ありがとう」ととうとう言えなかった。 何か、次の日、交換に行ってくれたような気がするけど、どうだったんだっけなあ。 今でも、サイズ的にちょっと着れないんだけど、タンスに季節を問わず入っている。
欲しいんだから、泣かすくらいさせてやらないと、詰まってしまう、可哀相だ。 そう思って、 「そうか、ローラーも欲しかったんだね。でも空神はいらないってママに渡したんだよ。それで、飛行機買ったんでしょ? だから、買わなかったんだよ。ローラー、じゃあ、棚に返すね、って言わなかったから、買ったと思っていたなら、ゴメンネ。」
あんまり泣き止まないので、またお化けが登場; 「ほら、空神がそんなに泣いてるから、お化けが皆心配して見に来てるよ。歯磨きお化けも、痒い痒いお化けも、イタイイタイお化けも、皆向こうの屋根に来て、空神くんがおうちが嫌みたいだから、お化けの国へ連れて行こうかなって言ってるよ。嫌だね、空神くんはおうちがいいよね」 やっと泣き止む。
が、今度は「泣いちゃったの」と泣く。
「でも空神くんが、ちゃんとお話してくれたから、パパもママもちゃんと、空神はローラーが欲しいから泣いてるって、分かったよ。空神はローラーが欲しかったから泣いちゃったんだよね。良いんだよ、泣いちゃっても。皆泣いちゃう時はあるんだよ」
結局、泣き止ましてくれたのは「飴」だった ーー;
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「うんこが出ちゃうの」 と言い出したものの、トイレはパパに占拠されていた。 慌てて物置からオマルを引っ張り出して、ダメ元で座らせた。 「出そう?」 「出ない」 やっぱりね; 「・・・出そう」
頑張って立派なのが出て、しかもトイレと違ってうんこさんの全身像を見られて、空神は大満足。
またオマルでするんだそうだ。
始めてオマルがオマルの役をした日でした。
夜、おじいちゃん、おばあちゃんとトンカツ屋さんへ行った。
車中、「何処行くの?」と空神に聞いてみて、「トンカツ」は分かんないよなあ、と思って、出掛けにパパに言われていたので、「コロッケ食べに行くんでしょ?」と言ったら、「トンカツ屋しゃん」だって^^;
お子様セットが来ると、ふりかけかけて、ご飯を口切にバクバク食べ始めた。 おばあちゃんちで、蒟蒻ゼリーを10個くらい食べてきたくせに。 ここのセットは、割り方毎回良く食べるので、好きなのかと思っていた。
・・・が、随分食べた頃、「ごっぱっぱする(ご馳走様する)」と自分から言い出して椅子を立った。 そして 「おもちゃは?」
・・・・・
多分彼は、「トンカツ屋」と聞いた時から、「イッパイ食べたら、おもちゃ」と思っていたのでしょう T▽T。。。 それでも、ちゃんと良く食べたので、誉められた空神でした(笑)
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