2025年08月18日(月) |
PCメール送受信の復旧に難儀 |
利用しているプロバイダのメールがセキュリティーの強化ということで、 メールソフトでの送受信の推奨設定がいつの間にか(何年も前に)変更になっていた。 今年、旧設定では送受信ができなくなる旨の告知がアナウンスされたが、 しばらくは旧設定でもメールの送受信ができていたものの今日(2025/08/18) とうとう送受信ができなくなった。
メールソフトのアカウント設定を推奨設定に変更してみるも、 「受信サーバーの認証に失敗しました。」のエラーで受信できなかった。 原因の1つは思い当たるもののエラーメッセージが異なるので、 当初は推奨設定とメールソフトの設定を見比べるばかりだったけど、 送受信ができない原因は分からずじまい。
そこで、エラーメッセージが異なるけれども思い当たる原因を解消してみると あら不思議、エラーなくメールサーバに接続できた。 どうやら、プロバイダ推奨設定(セキュアな接続)ではメールソフトがTLS1.2に 対応していないと送受信できないらしい。 (しかしプロバイダのサイトにはその旨が載っていないような…。)
受信、送信とも試したらどちらも問題なし。 (実は受信については本当に問題なかったかといえばそうではなかったのだが。ただ、一過性のもの。)
ということでメモ。 メールソフトShuriken2016は標準ではTLS1.2非対応なのでそのままでは送受信できない。 ジャストシステムのサポートページには
「通信エラーが発生しました。(SSL/TLS通信中にエラーが発生しました。)」などのメッセージが表示されて送受信できません。 とあるけれども、実際に表示されたのは「受信サーバーの認証に失敗しました。{改行あり} 受信サーバーのユーザー名、パスワードを見直してください。」という内容。 (上記引用「などのメッセージ」の「など」に該当するのだろうな)。 TLS1.2を使用可能にする必要があるので、「Shuriken TLS 設定変更ツール」で 該当する接続先をTLS1.2を使用する設定に変更する。 このツールの対応製品にShuriken2016が含まれないけれども、問題なく有効。
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