4254.0516の日記

2008年01月27日(日) いい気になるな…。


 金・土、と仕事なんて、これは寝込むに決まってる。
 という日曜日。

 夕方には間に合うか、と思っていた映画も、結局出向かず。
 歩いて10分かからないくらいの距離なのに。

 脳みそを休ませよう、ということなのだと思う。


 わがbossのすごいところは、本質が一貫していることだ。
 『いい気になるな』ということは、繰り返し言われる。
 こちらがいい気になっている時も、いい気になっていない時も。
 それが“育てる”ということだと思う。

 それが証拠に、staffたちは、わたしが知る中で最も優秀で、最も成長を続ける
 (進化する)人たちだけれど、同時にものすごく謙虚で、自分の出した結果に
 人一倍シビアだ。
 いい気にならないことが、日常の中に根付いているからだと思う。
 きっとbossの指導力の賜物。

 それに引き換え、いい気になっている時だけ『いい気になるな』ということは、
 指導ですらない。
 ただの、八つ当たりだと思う。
 もしくは、見たまま。


 今日は、全く仕事がはかどらず。
 明日は、どうかな…。


 日々の小さなご褒美。
 ふとん乾燥機で布団をほかほかにすること。

 今日もやった。
 これから、その温かなbedにもぐりこもう…。


 全くメールの返事が返ってこなくなってしまった彼女。
 まるで何かの意図を持っているかのように。

 だけど、わたしは溢れる感謝と、支えてくれた義理を通さなくてはならないと
 思っている。

 同級生であり。
 ある意味、同じ人を好きになった人同士。
 何となく複雑な間柄。


 ♪BGM/嶋野百恵 AL.『abstract career』
 

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2008年01月26日(土) “とんでもないもの”。


 予定通り夢も見た。
 その前には、ダメ出しをまともに食らって、悪夢まで見た。

 しかも今日はひとりで仕事だ。
 いつも全幅の信頼を置き、見事な連係プレイ(というのは、もちろん相手の
 おかげで)を見せているIさんはお休み。
 不安感は否めない。


 出勤前、DVDを返しに行こうと街を歩いていたら、母にそっくりな人を見かけた。
 その時の心拍数の上がりぶりが半端ではなかった。
 どっきーん。
 そのくらいの音が聞こえたような気がした。

 わたしの受けた傷は、そういう類のもの。
 甘く見てはいけない。


 行ってしまえば仕事はつつがなく済み。
 何とかさばけた安堵感と、密度濃く子どもたちとやり合えたことへの嬉しさが残る。

 特にTとGとは。

 助っ人で入ってくれたDさんも、お褒めの置き手紙を残してくれていた。
 必死なだけで、とにかく何の配慮もできずに申し訳なかったけれど、そう言って
 くれた言葉が、確かにわたしの励みになる。
 お返事をウォールポケットに入れておいた。


 そしてわたしはlevelがひとつ上がったおかげで、さらに迷宮度を増した段階へと
 入った気がした。
 あまりのlevelの高さに、それがどのくらいのものなのかすら掴めない。

 これはまた長いStageになりそうだ…。


 終わったら一目散にSaigenjiのliveへ。
 今年初Saigenji。

 雰囲気もいいし、値段もいいし、何より客数や客層が良かった。

 Motion Blueのrevengeとばかりに、やって欲しかった曲たち。
 走り出すように~弧動の流れは秀逸☆
 最近後半の定番になりつつある、気づいたら僕らは、では高い天井を突き破って、
 空へと届けと言わんばかりに謳った。
 Magalenhaの時のセイジどん&了さんのリズムにはどきどきして、笑顔満面に
 なってしまう。

 それにしても、同じ曲を何度聴いたかわからないけれど、どれだけ進化して
 いくのだろう…。
 末恐ろしいcreativityだ。
 見習わねば!

 銀杏liveでは、生きる人間の生々しいenergyに立ち会ったという感じ。
 Saigenjiは限りない音楽の広がりと創造。
 そして、その可能性を感じた。
 たかが音楽と言われるかもしれないけれど、とんでもないことができるものだなぁ。


 そして、わたしが臨床で表したいものとは、その“とんでもないもの”なのだ
 と思う。


 久しぶりに外で飲んだ。
 ひとりだったので、安心して。

 いい感じで酔っ払って外に出る。
 冬の海風が冷たい。


 ♪BGM/Saigenji AL.『Selecao!!』


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2008年01月24日(木) ダメ出しの嵐の中で書き付けた日記。


 不意打ちのように、「来年どうすんの?」と聞かれて、あまりに予期せぬ
 言葉だったので、「…検討中です」と本音を言ってしまった。
 広がる余波。

 口に出して、就活の決意が、現実的に固まったところはある。
 とりあえず、やってみよう。


 DVDmemo。

 ●黄色い涙
 大好きな犬童作品。
 “嵐”という素材を使って、やりきった感がある。
 ところどころ、とても好きな瞬間(映像の切り取り)があって、あーやっぱり
 犬童さんだなー、と思う。
 見終えた直後はあんまりどうということもなかったけれど、今こうして時間が
 経ってみると、じんわりと良くなってきた。
 残像や思い出の印象が良い。

 ●太陽
 イッセー尾形の天才ぶりに脱帽。
 というか、作り上げることにものすごい厳しい人だと思う。
 その痕跡がそこかしこに見えて、それに感動する。
 あのパッケージデザインといい、全体に漂う孤独なほの暗さが、イッセー尾形の
 演技に全て集約されていた。

 ●合唱ができるまで
 とにかく、ただ歌唱指導をシンプルにひたすら追った作品。
 だけど、小さな氷の粒が結晶をなすように、歌唱がきちんと変化していくのが
 素晴らしい。

 幼い頃習っていた合唱を、それはありありと思い出した。

 歌唱指導って、ものすごい感覚だけど、その感覚性の中に変化の鍵が隠されていて、
 確かに変わっていく様が不思議で面白い。
 自分の創作にもあの感覚性は応用できるな、と思った。

 ●モーツァルトとクジラ
 よかったー。
 外国映画のざっくりとした問答無用のstory lineと、それぞれの役者の精緻な演技。
 ジョシュのAutismぶりは素晴らしかった。
 特にAsp.のAsp.たるゆえんをきちんと掴んでいた。
 確かに作り話ではあるけれど、そこに希望があるから、救われる。


 今月に入ってから、ダメ出しの嵐で、今週もぎりぎりまでそれに追いまくられた。
 あー、嫌な兆候だ。
 とにかくダメを出され過ぎて、テンションが全く上がらない。
 塞ぎこんで、思い出すことはそれだけ。

 そして、あんなにダメを出されているわたしが、研修とかいって人前でしゃべって
 いいのだろうか、ということが頭から離れない。
 あー、ダメな兆候だ。

 とりあえず、日曜日は原稿書きに追いまくられることだろう。


 言い訳をせず。
 卑屈にならず。
 いたずらに不安を与えず。
 とにかくできる限りの話をしよう。
 そのための構成を考えよう。
 今思っていることがそのまま出るのは仕方がない。
 ダメでも、ありのままをさらけ出すしか、今のわたしにはできない。


 正念場。


 あ。
 今年の初LIVEはSaigenjiではなく、今週行った銀杏BOYZでした☆

 それだけでも、刺激的な予感がする1年だ。


 “犬神家の一族”を借りたのだけれど、怖すぎてひとりで見られる気がしない。
 返却は土曜日。
 明日見るしかないな…。


 ♪BGM/GIRA MUNDO AL.『Music of the Present Age』
 

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2008年01月23日(水) 君は、他の誰にもひけを取らない。

 爆音を浴びた、耳に残るきーんとした残像は、時間の経過とともに薄れつつある。
 想い出が遠ざかっていくようで、少し淋しい。


 締め切りに追いまくられていたここ数日。
 気持ちも下向きで、気になることはそのことだけ。
 やりたくないのに、時間には追われる。

 ようやく、昨日全て提出。

 OKが出た時、思わずガッツポーズが出た。
 ひとりきりの1Kの部屋で。

 苦しかったー。
 最後なんて『無内容』とまで言われたし。
 あれでもうひとふん張りするところが、わたしらしい。

 今日は、おかげで洗濯物も畳めたし。
 お酒も飲めた。


 職場のSさん、2度目の流産。

 絶対口にできないけれど、何だか密かに確信があった。
 だから、驚く以上に、「やっぱり」という気持ち。
 こういう勘の鋭さ、本当にイヤになる。


 今日は、わたしの仕事上のしがらみの問題点が全て現れた状態に陥った。

 わたしは責任ある状況で、責任ある仕事を与えられれば、それを全うする
 人間だと思う。
 だけれど、ある人は責任を丸投げし、ある人は責任を遠ざけようとする。
 そんな不確かな状況では、身を引いて、ひたすら無関係を決め込むしかない。

 残業のフォローだって、誰がしてくれるわけでもない。
 

 日曜日、久しぶりに彼に会った。

 ダメ出しの大打撃真っ最中。
 倒れこむようにbedで寝入って、また夜中に起きる。
 原稿を書く。
 それを繰り返した週の締めくくり。

 彼は優しかったけれど、わたしの不安や苛立ちを共有することはできなくて。
 当たり前だけど、一緒にいることがつらかった。
 そして、あてつけに聞こえるくらい、友人Oの話を連発してしまった。


 大して盛り上がりもせず、無性に離れたくなり、帰りたくて、珍しくわたしの
 方から切り出した…。


 帰り道、Oにメールをしてみた。
 Oはわたしと同じ気持ちを確かに抱えていた。

 メールで余計な話をすることは少なかったO。
 ところが、思いのたけを溢れさせるかのように長文のメールが舞戻ってきた。


 「君は、他の誰にもひけを取らない。」
 まっすぐにそう伝えてくれた。

 客観的な情報整理。
 色んな可能性を含んだ示唆。
 そういうことでなく、誰が何と言おうと、という勢いで、わたしを丸ごと
 信じてくれたことがうれしかった。
 わたしの可能性や、わたしの可能性を。


 わたしの苦しさを自分の苦しさとしてわかるO。
 わたしなりの苦しさを知っているO。
 だからこそ、そういう言葉の重みがしみじみと伝わった。
 そして、そうやって信じてくれる人がいるのだから、ひとつひとつやって
 みようと思った。
 前向きに。

 もはや好きなのでは…?と思うほどの熱い信頼を持って、Oの言葉を受け止めた。


 本当に欲しい言葉をくれたのは、誰でもなくOだった…。


 そんなことを求めるのは贅沢。
 そんなことを期待するのは要求が高すぎる。
 わかっているけれど、どこかでそれを欲しているのかもしれない。


 今日は初雪。
 ほたほたと白い雪の粒が落ちてきた。

 小さい頃、雪は嫌いだった。
 長靴の下から、冷えた空気が伝わって、足先が冷たくて仕方なかったから。
 雪遊びが憂鬱で仕方ない子どもだった。

 今は、あの頃よりは、雪が好き。


 ♪BGM/i-dep AL.『Smile exchange』
 

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2008年01月21日(月) 無数のつむじ。


 こんなスケジュールの中、ばかみたいだと思わずにはいられないけれど、
 どうしてもこれを文章にしておきたくて、こんな時間にまたwebを開く。

 大ダメ出しを何度も喰らってる原稿も、ひとまず直して送ったのだから、
 もうシャットダウンすればいいのに…。
 (またその原稿の直しに備えて、6:30には起きねばならないのに。)


 銀杏BOYZ。
 ZEPP TOKYO。


 場違いだとも思ったし、浮いているとも思ったけれど、行かずにいられなかった。
 浮いている?という懸念は、意外とそうでもなかった。
 色んな人がいた。
 雪もちらつきそうな真冬だというのに、みんな半そでで集っていた。
 わたしが2Fを取ったのは、賢い選択だった。
 (2F席には、なべやかんと猫ひろしがいた…目が合った。)


 絶対泣く、と思っていたけれど、峯田くんが出てきた時から号泣。
 たぶん、もう存在だけで泣けるんだと思う。
 それはもう嗚咽という感じで、溢れて溢れて止まらなかった。
 しゃくりあげた勢いが止められなくて、慌てて何度も深呼吸をした。


 何しろ、真剣に生きている人たちだ。


 歌はよく聴こえないし、さほど家でも聴いていなかったのが正直なところ。
 ノイズはすごくて音程は聴き取れないし、動きすぎて4人がきちんと視界に入らない。

 だけど、そんなことじゃないんだ。
 訴えるってのは、そういうことじゃない。
 迫るっていうのは、そういうことじゃない。

 何に対して泣けているのかよくわからないけれど、何度も泣いた。
 泣いていることを隠そうともせずに、思い切り泣いた。
 だけど、次の瞬間思い切り笑えた。


 わたしにできることは、ただ自分のことを、今まで以上に真剣に、必死に
 取り組むこと、それしかない。
 だけど、そんな大事なことを改めて教えられた。


 上から見ていたら、ぴょこぴょこ飛び跳ねたり、ぐわんぐわんと上っていったり、
 ものすごい動きをしていた。
 あんな集団で、あの動き。
 あの熱量のうねりが、心地よかった。
 生きている感じが、たまらなくした。


 わたしも2Fで生きていた。


 ふと下を見ると、ささやかに着実に生きている無数の頭。
 それぞれの頭に無数のつむじが見えた。
 あのつむじを見ていたら、何だかとてもうれしくなった。


 ありがとう。
 こちらこそ。
 4人でいてくれたこともありがとう。
 (ちんくん大丈夫?)
 今日初めてLIVEに出会ったわたしを受け入れてくれてありがとう。

 ずっと想っていた銀杏BOYZは、何も裏切らず、何も疑わせず、思ったとおりの姿で、
 そこにいた。


 特筆すべきは、あいどんわなだい~BABYBABYの流れ。
 やばかった。


 帰りの首都高で、領収書を渡してくれたおじさんが、「こんばんは。気をつけてね」
 と声をかけてくれた。
 「こんばんは」と伝え、「気をつけます」と心の中で呟いた。


 村井くんが言ってたみたいに、お台場の夜景は、また涙腺を緩ませるほど
 きれいだった…。



 ♪BGM/銀杏BOYZ AL.『DOOR』
 

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2008年01月13日(日) hair cut。


 今、MOWのキャラメル味を食べながら、これを書いてます。
 んまっ☆


 今年に入ってから、ものすごい数のDVDを見ている。
 一応、titleと簡単なreviewをmemoしておこうと思う。

 ●無花果の顔
  とってもシュールで、難しかった。
  storyもそうだし、ちりばめられているエピソードとか、画面の構図とかも。
  でも、所々とっても好きなところがあった。
  特に、お父さんが亡くなって、お母さん(桃井かおり)がいなりずしを頼むところ。

 ●恋愛睡眠のすすめ
  シネマライズで予告を見て、いいなぁと思っていた作品。
  意外とロマンチック度は低くて、artisticな作品だった。
  細かいところが色々凝っていて、かわいい。
  恋が叶わないってのも意外な感じ。
  主役の男の子が、とってもかわいい。

 ●LOVE MY LIFE
  アイドル映画。
  タケちゃん役の男の子だけが救いでした。
  吉井怜と石田衣良のシーンは、ちょっと辛かった…。

 ●プラダを着た悪魔
  久しぶりのハリウッド映画。
  ざっくり大味だったなー。
  お約束だし、予定調和な感じがほっとする。
  アン・ハザウェイがかわいくて、画面を凝視。
  メリル・ストリープもどっしり安定した演技で、キャラクターが活きていた。

 さぁ、あと3本あるぞ。


 時々思い出す。
 いとおしく、現状を憂いて。


 目覚ましをかけずに寝たら、pm2:30だった。
 ま、寝たのもam3:00回ってたけど。
 びっくり。

 一応溜め込んでいた原稿に手をつけて、でも全然はかどらず、仕上がらなかった。
 (未だに。結局仕上げようとしていた仕事は何一つ完成せず…。)

 夕飯はカレーにしようと思い立ち、近くのスーパー・¥100SHOPを回ろうと思った
 ものの、あまりの寒さにスーパーまでで断念。
 早々に引きあげる。
 今日のメニューは、きゅうり・トマト・豆腐のバルサミコソースサラダ、
 もやしとにんじんのナムル、もやしの味噌汁、でした。


 取り返しのつかないことが、時折訪れる。
 それは仕方ないことだ。
 覆水盆に返らず。


 9月にMさんに切ってもらって以来、ようやく別れのショックを乗り越え、
 美容院に行った。
 前から気になっていた、こじんまりした美容院。
 さっくりと軽~い感じのお兄さんが切ってくれた。

 驚くほど見本と同じような髪形になって、大満足。
 またやってもらおうかな。

 その美容院では、何だかやたらに色んなものが落ちていた。
 不器用が多い?
 そして、わたしのキライな、同時掛け持ち方式だった。
 途中ですっと抜けるのってイヤなんだよな。
 待たされるし…。

 ま、とりあえず、許容範囲だった。


 結局、ドタキャンの波はまだまだ続いていて。
 連休初日がドタキャンだったため、3連休は誰とも会わず。
 明日は出かける予定。
 今年のlive startもやっぱりSaigenjiに(freeだけど)。

 ついでにお参りもして、買い物もして、映画も見ようかな。
 欲張り連休最終日の予定。


 ♪BGM/J-WAVE 『25-Radio Candle Odessey-』
              いい空気感の番組でした。

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2008年01月09日(水) 現在と過去。


 最近、自分の発言の若気の至りぶりにやられている。
 控えようとは思わない。
 でも、その呪縛たるや結構なもの…。

 昨日リフレインしていた発言の記憶は、少しずつ薄れつつある。
 というか、納得という方向で自分に馴染みつつある。


 年明けたばかりというのに、仕事量がものすごい。
 去年の置き土産。
 職場でも家でもざくざくと仕事をこなす。


 昨日あれだけ進まなかった原稿書きが、今日になったらさくさくと書けた。
 なぜだか、どういう風に進めばいいのか、すーっと道筋が見えた。
 それに従って書いただけ。
 言葉を少し選んだだけ。
 不思議。
 神様がいるかのように、優しい子どもへの眼差しが降りてきた。

 ともかく書けた。
 形にはなった。

 ただし、きっとこう満足している時に限って、いつも手痛いダメ出しが入る。
 それは覚悟しつつ、この手応えや感触は覚えておこう。


 そして、ひとつ終わると、また次の締め切りが待ってる。


 これもまた年明け以降の変化。
 やたら男の子からのメールが多い。

 今日は、着信画面に流れる名前を見たら、思わず息を呑んだ。
 ここの所噂してたから、念をキャッチしたのかな。

 受信履歴を見たら、ものすごい配列になってた。
 現在と過去。

 溢れ出しそうな懐かしさと、押し寄せる親しみを抑えて、いたってシンプルに
 返事を返す。
 「元気?」とも聞けない。
 これを切ないというんだな。


 仕事は楽しい。
 久しぶりにそういう気持ちになっている。
 いくら考えても考えても飽きない。


 ドラマ版ハチクロを見た。

 竹本くん、あんな場面ではぐに恋しちゃだめなんだって!
 猛然と自由に描く姿と才能に恋しなくっちゃ。
 やっぱり創り手のハチクロへの愛情が足りない。

 久しぶりにマンガ読み直したくなっちゃったなー。
 でも、読み返すとしたら、本はあの山のふもと部分にある。

 本棚買わなきゃなー。


 ♪BGM/矢野真紀 AL.『この世界に生きて』


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2008年01月07日(月) ムキになる。


 今日から仕事始め。


 今年の目標に掲げたこともあって。
 且つ、長期休み明けの憂鬱感が嫌で、早めに仕事始めを経験しておきたいと
 いうのもあって。

 新年2日からざくざく原稿書きの仕事をしていた。

 おかげで、憂鬱感は軽減。
 やっぱり区切りすぎない方がいいのかも、と思う。
 今のところ。
 結局、やっぱり区切った方がいいや、という結論になるかもしれないけど。

 職場でそれを話したら引かれた…。

 大切なポイントを押さえ忘れたからだ。
 わたしにとって、『仕事をすること』と『仕事に行くこと』は全然違うと
 いうことだ。
 というか、それを話しても引かれるか…。


 仕事始めに出逢った男の子は、それは今年の幕開けに相応しい、素晴らしい
 出会いだった。
 あー、あの穏やかさ、安定感、尊敬するなぁ。


 今日は、明日締め切りの原稿を書いていたのに、全く筆が進まず。
 過去最高に書けない。
 書けなさ過ぎて呆れるほど書けない。

 結局、今日の作業は打ち切り。
 明日、締め切りぎりぎりで提出しよう。


 昨日言った自分の発言のひと言がどうにも引っかかって忘れられない。
 振り払おうとしても、そのsituationが思い出される。


 若気の至りだと思おう。


 誰かを批判したいわけでも、馬鹿にしたいわけでもなく。
 ただ、物事に真剣なだけなのだ。
 そういう覚悟があるというだけなのだ。

 どの道、いつか甘っちょろいなと思うような発言ならば、思いっきりやって
 おいた方がいい。
 分別をソツなくつけるには、まだ早い。

 ムキになる、というのは重要だ。



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2008年01月04日(金) SK-Ⅱ。


 朝起きると、忘年会で会えなかった友人からメールが来ていた。

 地元でLunchのお誘い。
 色々相談して、地元のベーグルcafeに行くことに。
 待ち合わせは、渋ーい鐘つき堂の下。


 久しぶりにお誘いのメールが来て気がついたけれど、年末からものすごい
 ドタキャン続きだったことに気がついた。
 12/23
 12/24
 1/3
 1/4
 する約束、する約束、全てドタキャン。

 お誘い、うれしかったなー。


 出逢った頃は10代だった友人(仕事上のほぼ同期)も、立派に20代後半。
 どことなく雰囲気がしっとりしてた。

 話しに話す。
 どっぷりと恋バナ。
 ここ最近あった、細かな色んなことを色々と話せるのは楽しい。
 細かく知っている密着した人より、ちょっと距離のある人のほうが話しやすい
 ことってある。

 ちょっと派手な外見が意外なほど、体育会系のNさん。
 いい感じで年を重ねていて、ぐんぐん魅力的になっていた。
 まだまだ女性として伸び盛り。
 そういう人と会っているのは楽しい。
 '08はこまめに会おうと誓い合う。


 あっという間に時間になり、お父さんとカーテンを買いに行くというNさんと別れた。
 わたしは新年会の会場へ。


 ちょっと遅刻?というほどのんびり目の出発になってしまったけれど、何とか
 間に合いそう。
 移動中、Nさんからメールが入る。
 『今日はありがとう。楽しかったよ』メール。
 いい女は、さすがだ。


 場所を変えると、いつものgirlsたちとの新年会。
 幹事はわたしなので、もちろんエスニック。

 友人の職場の人も加え、6人での大新年会。
 社会人も学生も。
 仕事の人も休みの人も。
 みんなぐちゃぐちゃになって、げらげら笑った。
 そして、たらふく食べた。


 みんなSK-ⅡのCMを見て、同じことを思い返すだろう。
 そういう一瞬を共有しているということは、友情にとって大切なことだ。


 この宴ももうすぐおしまいというのが儚い。
 こんなに楽しいと思えることすら、一瞬のことだということが。
 惜しいと思う暇があったら、今をますます積み重ねていこうと思う。

 まずは、「誰も知らない歌を歌おうカラオケ」からSTART…?


 そして、今日最後は、友人Jが我が家へやってくる。

 途中で携帯の充電がなくなってしまったようで、かけてもかけても留守電。
 ドタキャン続きのわたしには、不穏な思いが渦巻く。
 新幹線に乗ったという報告まで受けたのに。
 どこへ!?
 J-!!!


 am1:30を過ぎたころ、ようやく到着の報告が。
 最寄の駅まで迎えに行くと、細いJがとことこやってくる。


 初めての泊り客。
 我が家に人がいるって不思議。
 誰かと眠るって不思議。

 空白を埋めるように、またしても話しに話して、明け方近くに眠る。
 時間が足りなくて、過ぎていく時間の流れが疎ましくて、じたばたする。


 人に会っていなかったのを、がっつり取り返すかのように話し続けた。
 さすがに1日に3つを掛け持ち…ノドから血が出そう。


 ♪BGM/J-WAVE


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2008年01月02日(水) 渾然一体-長文memo-。


 今日も昼近くに起床。

 典型的な寝正月。
 ぐうたらな冬休み。

 …シアワセ☆
 (めちゃくちゃわたしらしいと思う。)


 何となく人を感じたくなって、徒歩5分圏内になった、お寺へひとり初詣。
 夕方なのに、まだまだ人は切れず、参拝の列が連なっていた。

 出店で焼き饅頭を買う。

 そして、近くのお寺でもう一度お参りをして(こんなに節操なくお参りして、
 効果あるのだろうか…)、おみくじを引く。
 『吉』。
 あちらを立てればこちらが立たず、みたいな、結構シビアなことが書かれてた。

 あー、どっかでもう1回引こう!


 帰ってきてからは、わたし的仕事始め。
 PCに向かい、9月(!!)に仕上げる予定だった原稿に取り掛かる。
 もはや記憶なんてない。
 今の思いを文章にしていくしかない。

 正月ボケの成果、びっくりするほど筆が進まず…。
 いつもの時間帯、am1:00を過ぎたころ、ようやくエンジンがかかり始めた。

 意味ないじゃん!!!


 夜は、楽しみにしてた、Ichiroの特集番組を見る。
 もらってきたビデオの初始動、と思いきや、リモコンが全然動かない…。
 慌てて手作業で録画する。


 もう、思っていた通りの鋭い集中力で、ぎりぎりに高めた精神力。
 ひとつひとつがよく理解できて、自分に置き換えるとどんなことなのかが深く
 わかって、見ているうちにどんどん惹き込まれた。
 (レベルは雲泥の差であれど)そういう風に闘っている人の存在そのものが
 生きる勇気。
 夕飯途中だったのに、食べるのも忘れて見ていた。


 番組を見ながら、ひとつのことが強烈に浮かび上がってきた。


 ここ数年、わたしは仕事とprivateの区切りと執拗につけようとして、「今は
 休む時間だから、仕事のことは考えない!」と自分を押さえ込んでやってきた。
 だけど、気がついてみればそれほど休んだ感じもないし、休み(とした)の間に
 浮かんだアイデアは、全て捨ててきた。
 もったいない。

 ナラ&ムラカミ対談でも言っていた。
 “仕事場と家が離れているのは嫌だ”、と。
 起きたらすぐに仕事に取り掛かれる状態でないとだめだ、ということらしい。

 わたしの場合、職場に行って業務をこなすということと、『仕事をする』という
 ことは全然別なことだ。
 『仕事をする』ことは、創造し生み出すことであり、それがなければ生きて
 いくことができないという類のこと。
 それがあってようやくバランスが取れる、生きる営みそのもの。

 だから、今年はもうそういう頭でっかちな区切り方はやめて、仕事をもっと
 もっと生活の中に馴染ませていきたい。
 渾然一体。
 いつもすぐそばに、隣にいてくれる存在にしていこうと思う。

 休みたければ休むだろう。
 それが証拠に、普段は切り替えようと思わなくても、勝手にスイッチが切り
 替わっている。

 頭に浮かんだ宝たちを、少しでも外に出していく。
 その出したものをきっかけに、もっとしっかりとしたアイデアへと昇華させて
 いく。

 2008年はそういう風にやってみる。
 やるぞー!!!


 つらつらと、でも猛然とそういうことを考えていた。
 新年早々、集中力の高いわたし。


 ♪BGM/J-WAVE


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2008年01月01日(火) Reflesh☆2008。


 紅白が終わり、行く年来る年を見、その後のさだまさしの番組(去年も見た
 &DVDにも保存)が面白過ぎて、寝たのはam3:00頃だった…。

 今年のさだまさしの切れ味は、本当に最高だった。
 あー録画したかった…。
 ひとりで見てたのに、やたら笑ってしまった。

 さだまさし、かなり熱い…。


 というわけで、(多分?)人生初1人きりの年越し。
 これだけ生きても、まだまだ初めてのことはある。


 うとうと眠り浅くまどろんでいると、数時間前に「よいお年を」と言い合った
 人から、「明けましておめでとう」とメール。
 今年の初メールじゃなくてよかった、何か…。


 たっぷり眠ると、例年の年越しに習って、朝風呂に入る。
 お風呂は柚子湯。
 上がると日本酒を飲みながら、初めての食事。
 食事はなますとお雑煮。
 お餅が美味しい☆

 今日はどこへも出かけないと決めて、引きこもる。
 寝正月、食い倒れ正月。
 借りてきたDVDも鑑賞。
 ・シュガー&スパイス
  (やっぱり柳楽くんは最高だ☆あの演技が確信犯なら、天才だ!)
 ・世界はときどき美しい
  (かなり期待していたけれど、何となく難解で、意味があるのかないのか
  よくわからないけど、イマイチでした。)


 今年の目標は、年末あたりから考えてた。
 色々と布石はあって、辿り着いたこと。

 『Reflesh』

 今年はこれだと思う。

 少しずつ慣れてきて、知らず知らずにこなしていたことがたくさんあった。
 楽しいのか嫌なのかすらわからず、ただ終えることだけが目標。
 もう少し味わって、何らかの感じを持ちたい。
 新鮮な気持ちでモノゴトに出会いたい。


 何だか知らないが、ここの所やってくるメールは男の子ばかり。
 あまりに久しぶりな人からのメールもあって、アドレス消してなくて良かったと
 胸を撫で下ろす…。


 いいことも悪いことも、心が動くことがたくさんあるといいなぁ。


 そして夜は『家族に乾杯』。
 やっぱり鶴瓶は最高だ☆


 ♪BGM/宮川弾アンサンブル AL.『pied-piper』


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