コハルビヨリ
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あなたが、泣いた。
「俺は滅多なことじゃ泣かない。」
本や映画でも泣くことはないし、 私が泣いているときも、 そのことであなたがつらい思いをしていたであろうときも 泣かなかったのに。
たぶん、泣けない、というのがほんとだろう。
でもそんなあなたが泣いた。 死んでしまった女の子の話をして。
だいぶ年下のその子を女の子として好きとか付き合ってたとか 恋愛対象ってわけじゃなかったけど、大切だったのはわかる。
3年前に亡くなったその子から 最後に来たメールに返事をしなかったことを 彼は今も後悔している。
その子は私も会ったことがあるしちいさくてかわいい子だった。 やきもちを妬くような話でもない。
でも あなたが泣くなんて。
「きみの前では泣いたりできるんだな。」
その言葉は嬉しいけれど。
まだ私が知らないあなたがいる。
つきつけた。
たまにやってしまう。
結論は1年以内に出してください。 だって2年も3年も待っていられない。 待った末にやっぱり別れようとか、無理。
なんていうとあなたは弱く笑うだけで。
やっぱりだめなのかな。
お兄さんとときどきメール。 12月のあいあい傘の後は飲みに行ってはいないけど。 お兄さんのお店に買い物に行ったりするから 顔を合わせることはあったり。
でもお兄さん的には恋愛とも違いそうだなー。 もっと押してみる?
あなたとの生活が楽しくて、どうでもよくなっちゃいそうだけど でもあなたが一緒にいてくれないのならここにはいられない。
あなたがお兄さんをなんとなくライバルと思っているのは いいとこついてる。
やっぱり私のことわかってるね、なんてのんきなこと言ってる場合かなあ。
あなたが決断しないと私も決断できないというのは 結局あなた任せにしているということなんだろうな。
いつも「きみ」と呼ばれていたのだけれど なぜか今日は名前で呼ばれた。 どういう心境の変化でしょう? どっちにおちつくかな?
あなたが私だけのものになる?
そこまで、今からどれくらいの時間と労力と、気持ちが 必要なんだろう。きっと、どれもたくさん。 あなたは前よりも本気で言っている気がする。
ちょっと身の危険も感じているけれど、 あなたとずっと一緒にいられるというのはすてき。 がんばる?
でも 「そしたら他の男性に目がいったりしない?」という問いには 「いい男がいたらみます」なんて答えてたりして。あは。
あなたも、わたしも覚悟しなきゃかな。
2007。 あけましておめでとうございます。 今年もどうなるやら見守ってくださいまし。
三が日お休みな彼はのんびりすごしたみたい。 私は仕事だったからまだ会えてないけど。 ひさしぶりに明日会える。
ここ何日か気疲れしてて、あなたに癒してほしい気分。ふぅ。
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