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| 2005年06月17日(金) |
6月12日のlesson de ラ・パレット |
今回は、都合により、今までずっと行っていた渋谷ステュディオより少し広い、カルラホールに場所を移しての、公開レッスンとなりました。 会場が変わって、皆さん、無事に会場にいらっしゃれるかどうか、ちょっと心配していたのですが、そんな心配は無用だったようで、ホッとしました。 当日、取り上げられた曲目は以下の通りです。
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11:00〜 バッハ インベンション No.13 バルトーク:10のやさしいピアノ小品より「トランシルヴァニアの夕べ」 ショパン Op64-1 ハイドン Hob.�将�/37
12:00〜 ツェルニー30番より No12、13 バッハ インヴェンションより No13 他 バルトーク:ミクロコスモス2巻より No58、59 バルトーク:10のやさしいピアノ小品より「トランシルヴァニアの夕べ」 ピュイグ=ロジェ ピアノ教本より 「変奏曲(アルペッジョに基づく)」(ベートーヴェン) バガテルOp119-3(ベートーヴェン)
13:00〜 バッハ、シンフォニア13番 バルトークミクロコスモス4より、111 シューマン、子供の情景より1から5まで ピュイグロジェ2よりバッハ、カノン
14:40〜 ショパン Etudes Opus25 Nr.1 ショパン 作品12 華麗なる変奏曲 バッハ 平均律第1巻 第19番 リスト パガニーニの主題による大練習曲 第4番
16:10〜 ブラームス:ソナタ2番 fis-moll Op.2 ショパン アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ
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今回も、沢山の音楽の本質に迫る内容がありました。 その中で、特に、個人レッスンというレッスン形態についてのお話、そして、いわゆる“真似”と“個性”についての正しい認識とは…というお話は、自分が学んでいく上でも、指導していく上でも、印象に残りました。
レッスンを受ける場合、自分が言われてもなかなか判らないものです。 注意されて、「ちゃんとやってるのに…」なんて思った経験がある方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。 ところが、同じことを他人が言われていると、できているかどうか、非常に良くわかるものです。 しかし、残念なことに、個人レッスンでは、そういう機会を得ることはできません。 その点、何人かのレッスンを続けて聴き、その中で自分もレッスンを受けることで、自分自身がレッスンで言われたことをすぐに理解し、他人のレッスンで言われたことを客観的に確認し、演奏中に何をするべきか、何をすると聴き手にどう伝わるか…が、効率よく理解できるようになるのです。 そういうわけで、lesson de ラ・パレットは、指導者のための公開レッスン…ということになっていますが、実際には、聴講している人、レッスンを受けるために来て他の人のレッスンを聴いて帰る人…にとっても、演奏上学ぶことが多い時間となっています。
グループでレッスンを受ける場合、全員同じ演奏になってしまうのではないか…という心配を、される方もいらっしゃるかと思います。 その点についても、北川先生は、とても明確な答えを示してくださいました。 「真似してはいけない」と言われると、自分勝手な演奏が良いのか…ということになってしまうが、でたらめと個性は違う。 『基礎は、皆、同じだから、真似しなくてはだめなのです』 この点をクリアしてから、個性というものが出てくる。 なんと真っ当で、なんと判りやすく、説得力のある言葉でしょうか。 自分がやるべきことをやりたくない時、個性に逃げたくなる人も多いと思います。特に、10代のお子さんであれば、それは、誰でも一度は通る道かも知れません。 しかし、本当に、価値のある音楽を生み出せる人になりたいのなら、この言葉を忘れずに、精進して欲しいと思いました。
また、人前で弾くためには、 「1回目に上手く弾く…と思って練習する」 「弾いてやろう!と思う」 「自分でできないことをちゃんとやるそうでないとピアニストは、一人でステージ上で自滅してしまう」 「上手に弾けたときに、それがわかることが一番大切」 など、心がけたらすぐに演奏が変わりそうなお話がありました。
そして、教える私たちが必要なこととして、 「勉強が続いている人は、基礎教育ができている人」 「教えている人が、耳の中に、どういう音を持っているかが大切」 「子供の程度に合わせて、どこまで要求するか」 …などのお話を伺うことができました。
最後の質問タイムには、大勢の方から、様々な質問が出て、一方通行の公開レッスンとは違った、打ち解けた雰囲気の中、お開きとなりました。
次は、8月7日日曜日、会場は、渋谷です。 お申し込みをお待ちしています。
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