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2011年12月04日(日) |
12月4日の〜lesson de ラ・パレット〜 |
いつもは、前半に小中学生3名、後半に中高大学生2名…という配分でレッスンしていただいているのですが、この日は、どうしても弾きたいという生徒さんが6名いて、苦肉の策でいつもとは違う時間割でレッスンしていただくことになりました。 生徒さんもいつもよりも多かったですが、聴講の皆様も、震災後、若干減少傾向だったのが戻ってきて、嬉しく思いました。
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11:00〜 バルトーク:ミクロコスモスより、88番 ツェルニー:ツェルニー30番より、21.22番 J.S.バッハ:シンフォニア4番 ハイドン:ソナタHob.XVI:35
12:00〜 ブラームス:ラプソディ Op.79‐2. J.S.バッハ:平均律 第1巻 18番 モシュコスキー:15の練習曲 1番、11番
13:00〜(45分) バルトーク:ミクロコスモス No.77,78 チェルニー:30番練習曲 No.19,28 J.S.バッハ:インヴェンション No.14 J.S.バッハ:イタリア協奏曲 終楽章
13:45〜(45分) J.S.バッハ:平均律 第1巻 No.6 モシュコフスキー:15の練習曲 No.6 リスト:2つの演奏会用練習曲 No.2「小人の踊り」 ショパン:即興曲 No.1
休憩 14:30〜15:00
15:00〜 ショパン:エチュードop.25-8 ショパン:バラード2番
16:20〜 J.S.バッハ:平均律2巻より17番 シューマン:ソナタop.14
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個人的に、この日一番印象に残ったのは、 「ハイドンは器楽。モーツァルトは歌。」 というお話でした。 私は、どちらかというとモーツァルトの音楽のほうがわかりやすく、ハイドンの音楽は、上手く音楽的にまとめるのが苦手だったのですが、なるほどそういう訳だったか…と思いました。
lesson de ラ・パレットでは、聴講されている方の持っている悩みや疑問が、先生の一言で不意に解決する瞬間がありますが、この日のこの言葉は、私にとってそういうものでした。
また、1日のレッスンを通じて先生が繰り返しおっしゃっていたのが、身体の中の感覚と演奏についてです。 「身体の中でリズムを感じること」 「音は身体の中の情熱」 「ピアノの演奏のためには人間の持っている全てが必要」 という言葉は、レッスンを進める際に、何に注意を払ったらよいかを示唆してくださるものでした。
さらに、大学生になった生徒さんに、 「前は弾けたけれど今は弾けないのは、大人になって要求が大きくなったから」 というお話にはなるほど…と思わされました。
こういったレッスンを通じて、生徒さん達がご自分でご自身を育てているのが上達の秘密かもしれません…。
次回は、2012年2月5日日曜日です。 お申込みをお待ちしています。
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