私の彼女。
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オリンピックが終わりました。 オリンピックは本当に良かった。 やっぱ、柔道女子が1番燃えた。 上野さんがお気に入りです♪
最近、自分の中が空っぽです。 あふれ出してくるような、想いがない。 もっと人とかかわらなくちゃなって思うんだけど、 どんどん人が苦手になっていくのがわかる。 いろんな事が、素直に受け止められなくなっているのがわかる。 何をそんなに作ってるんだか。
私、会社では無駄な話はほとんどしない。 プライベートなことはもちろん、 思ってることも、ぐちも、ほとんど口にしない。 ま、単に、女性社員が私一人で、話す相手がいないっていう環境だと言えばそうなんだけど。 で、先日、会社でちょっといろいろあって、会社内がバタバタしてた。 みんなにかかわる大きな事で、でもそんな時も、 いろんな事思ったけど、やっぱり口にする場もなく、口にすることもなく、 でも胸の中はもやもやでいっぱいで、 どうしようもなく孤独な気持ちになった。
うまく説明できないけど、 例えば、すごい熱がある状態で、でも会社でどうしてもやらなくちゃいけない事があって無理に出社したとするでしょ? そんな1日、誰にも熱があると言えなかったり。 ランチから帰ってくる途中、雪が降り始めたとするでしょ? それを会社に戻って「雪が降ってきたよ!」誰にも言えなかったり。 そういう、その時に話したいことを誰にも伝えられない事って、 想像以上に孤独感を生み出す。
その日もそんな想いで、会社から帰ってきた。 もちろん直は聞いてくれる。 でも、私の会社のことだから、 私が感じている気持ちを全部わかってもらおうとするのは無理があるわけで。
そんな時、会社の男の子からメールがきた。 私は、その子とも、もちろん会社ではあまりしゃべらない。 私より6つくらい年下だったかな。 3ヶ月前、異動で私の職場にきた。
メールの内容は、今の会社の状況に対する自分の不安とかぐちとかだったんだけど、 私は、彼に自分を見透かされているような気がした。 彼がどんな想いでメールを書いたのか、真相はわからない。 ただ単に、彼もいろいろたまった気持ちを吐き出す場所がなく、とりあえず歳が1番近い私に話しただけなのかもしれない。 それでも、私は、そのメールで自分の孤独が確実に薄れたのを感じた。 ちょっとだけ、救われた。
もしかしたら、彼はちゃんと私を見ていてくれたのかもしれない。 そういう人のポイントをつけちゃう人ってすごいなぁって思う。
はぁ。リハビリが必要だ。。。
2004年08月19日(木) |
不安と恐れが希望に変わるとき |
久しぶりの日記です。 毎日、オリンピックを見まくっています。 うちにあるテレビは、1年前今の家に直と引っ越した時に、直が購入したもので、 何型だろ??・・・とにかく大きい大画面テレビで、1度に違うチャンネル2つを並べて映せる2画面機能がついている。 しかも、ラッキーなことに、うちはBSアンテナも立ててないし、もちろんNHK料金も払ってないのに、BSが映る。 だから、民法でやってるオリンピックと、BSでやってるオリンピックを2画面で同時に見てます。 昨日は、バレーボールと柔道。 やっぱり見てて楽しいのは、日本が誇る「柔道」。 昨日の上野選手、よかったなぁ。 その決勝の相手だったオランダのボッシュ選手も、すごくかっよかったなーーーーヽ( ´¬`)ノ 男子柔道の金より、女子柔道の金の方がくらべものにならないくらいうれしいのは、やっぱり私がビアンだからなんでしょうか。 それに、女子サッカー、女子ホッケー、ソフトボール、バレーボール、 女子の団体スポーツの選手を見ていると、なんとなく仲間がいっぱいいるような気がします。 これも気のせいでしょうか?というか、願望かもしれない(笑)。
最近は。 直と一緒に暮らし始めて1年が経ちました。 バッチョがいて直がいて、そりゃ不満もたくさんあるけど、 でも今のこの生活は、私にはとてもとても大事なものになっています。 これを失うのは怖い。 でも、もし直が、自分を変えたいという想いで、大きな決断をして出ていくというのであれば、それは絶対に気持ち良く送り出してあげようって思う。 私にとってもそうであるように、直にとっても、今の家、今の生活は、 きっととても大事で、失いたくないものなんだという事を私はわかっている。 それを捨てて、新しいチャレンジをするという事が、どれほどの勇気がいることか。 それを止められるはずがない。 そういう意味では、私達は、今の家、今の生活に縛られているのかもしれない。 守りたい、失いたくないと思うものがあるから、簡単には決断できない事もある。 甘えてしまうものがあるから、居心地のいい場所があるから、自分を追い込めないというのも絶対にある。 それはしかたのないことかもしれない。 幸せな生活の代償だ。 そんな生活の中で、今のままでいいのかな?何かが足りない、という想いが生まれるのは当然のことなのかもしれない。 向上心。。。 私が、この言葉を苦手だと思うのは、今いる居心地の良い場所を壊したくない、そんな想いが強くあるからなんだと思う。 だから、直の口から「向上心」という言葉が出ると、ギクッとするし、責められているような気持ちにもなる。 でも、その一方で、何か物足りないと感じている自分がいるのも確かなんだと思う。 ただ、その部分には、無意識に目をそらしてきたかもしれない。 認めてしまったら、頑張らなきゃいけないから。 やっぱり、努力するよりも、好きなことだけしていた方が楽だもん。 いつも、ただ単純に努力することがいやで、いろんな理由をつけて逃げてしまっている自分がいる。 そして、直にも直の中にある「向上心」に気づいて欲しくない、そんな気持ちがどこかであった。 それに気づいた時、今の生活をつまらないものだと思い、どこかへ行ってしまうかもしれない、そんな不安があったから。
でも、今回、直の口から「留学」という言葉を聞いた時、それほど大きな不安は感じなかった。 いいきっかけかもしれないって思った。 人生の中で、「仕事」というのは、結構大きな部分をしめる。 もちろん、お金がなくちゃ生活できないからという事もあるけど、 所詮、人は誰といたってみんな一人で、 自分の人生の意味は、自分自身で見つけていかなければならないから、 そこに「仕事」というのは、どうしたって大きく結びついてくると思う。
私は、直と付き合いはじめて、私はこのままでいいんだろうか?何かが足りない、 そんな風に思う事が多くなったと思う。 それまでは、今を守るだけだったから。 自分についても、いつも誰かと結びつけて考えてた。 自分の人生は、誰かとのかかわりではなく、自分自身の問題なんだと気づいたのは、直と一緒になってからかもしれない。 直から影響を受けた、私の向上心のかけら。 そこから目をそらさず、頑張ってみようかと思えた時、 不思議とそれまで抱いてた不安や恐れが、わくわくした気持ちに変わった。 自分の人生も悪くないって思えて、体の中に希望が満ちていくのを感じた。 年齢的なものもあるのかもしれないけど、 ふとした時に、以前よりも、強くなった自分を感じることがある。
もし、直が留学したら、 マンションを買って、バッチョと一緒に、犬を新たに1匹家族に迎えて、それなりに楽しい事を見つけながら、直を待っているのも悪くない。 いっそ、今の会社をやめて、一緒に留学して、可能性に溢れる異国の地で、何か始めるのも悪くない。その時は、もちろんバッチョを一緒に連れていくけど。 でも、やっぱり最終的には日本がいいかな。
なぜだか、そこに置かれてしまえば、それなりにうまくやれる気がする。 そんなに悪いことなんて、きっとない。 あとは、そこにいく、ほんのちょっとのきっかけさえあれば。 案外、頭で考えているより、実行する方がずーっと楽かもしれない。 不安や、恐れなんて感じていられない。前に進むしかないんだから。
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