絵童飛鳥のエッセイ
DiaryINDEX|past|will
$daimei
A> いつから、僕は変わった? あの日から、僕は変わったのか?
B> 君は、いつもと同じだよ。 なにも変わっていないさ!
A> そんなことは無い。 僕は変わった。変わったんだ。 昔の僕はここにはいないんだよ。
B> 昔の僕ってなんだ? 昔の僕って、どんな君だ?
A> それは…。どうしようもない、だめな僕さ…。
B> 今の君は、まともになったのかい? 君は、だめなままじゃないか!
A> そう、僕は、だめな奴さ。 でも、変わったんだ…。
B> 変わっていないさ…。だって、僕は君なんだから。 僕と君は、同じだろ? 僕は、君。君は、僕なんだ。 変わるわけがないだろ?
この後、どちらかが、どちらかを殺したのであった…。 そして、生き残った彼は、自我を失う…。 真っ暗な闇へ…。永遠の地獄へ…。
僕は、宝石に傷を付けてしまった。 大切にしていたはずなのに、 消えることのない傷を付けてしまった。
僕は、本当に、宝石を大切にしているのだろうか? わからなくなる…。
これ以上、傷を付けたくない。 僕は、どうすればいいのだろうか…。
僕がすべきことはなんだ…。 僕は、何をすればいいのか…。
どうしようもなかったけれど、 どうにかなったのかもしれない。
結局、俺は何もしてない…。 結局、俺は何も出来なかった…。
怖い。 怖い。 怖い。 怖い…。
そう、怖かった。 結局、逃げ出した。 結局、すべてを失った。
いや、失ってもいないのか…。 何時かは、失うだろう…。 すべてを…。
|