ぐっどないとみゅうじっく
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忌野 清志郎 からのお知らせ
この間、読んでいたゆらゆら帝国の坂本慎太郎のインタビューに RCサクセションのこと書いてあった。 何だか久々に聴きたくなったので、先週の土曜はずっとRCを聴いていた。 『2時間35分』の最後の電話声の「こっちとしてもつらいんだよね」が 相変わらず好きだったり、『キモちE』の「条件出してる奴より」に 引っかかりながらも、うなずいたり、『ヒッピーに捧ぐ』に 強く胸を締め付けられたりした。 最近の清志郎は知らないけれど、自分の中にこんなにも 彼の音楽があふれているのを改めて感じた。 今日は帰り道に『トランジスタラジオ』を口ずさみ、いい唄だなぁと しみじみ思った。
坂本慎太郎のインタビューにはシド・バレットのことも出ていて 彼は先日亡くなった。妙な偶然ってやぁね。 では新しいブルースを!
〜次回のライブのお知らせ〜 林矢子ライブ 8月3日(木)@池ノ上ボブテイル open/start PM7:00 start/PM8:00 charge¥2,000 (+order) 出演/カミナリグモ、平井正也(マーガレットズロース)
「私は、人生の岐路に立った時、いつも困難なほうの道を選んできた」(岡本太郎)
と、この日記を読んで考えることひとつ。 僕は岐路というか、いつ何時においても楽な道ばかりを選んできた。 自分がいかに動かずに、いかにエネルギーを消費せずに出来るか。 そしてそれがどれだけ想像内で円滑に進むか。 どんな仕草のひとつのにもそんなことが頭をよぎっていた。
ただ、近道を選んだはずが遠回りになり 結果、困難なほうの道ばかりを選んできた。 と言うのは虫が良すぎる話だろう。
頑張ったことなど、無い。 皆無だ。 そう思えばいままでしてきた失敗も帳消しに出来る。 そんなことを考え始めたのはいつのことだったろう。 幼少の頃かもしれない。
困難云々の話ではないけれど 右手で取れるものをわざと左手で取ったほうが 美しく色っぽく見えるという。 その美しさは瞬間だ。 瞬間を持続させるには美しさは要らない。
最近の電車のお供といえば向田邦子のエッセイ本。 『阿修羅のごとく』や『思い出トランプ』などドラマでは 見たことがあったけど、活字だとまた一味違う。 というより本の方がずっといい。 ぐっと引き込んでぱっと笑わす、またはほろっと泣かす。 この吸引力は尋常じゃない。
歩きながら日記に書くこととか思い浮かべていると 何となく向田邦子調に頭の中ではなる。 でもいざ、文章を書いてみると特に何てことのない いつもの自分のだらしない文になる。 比べてみるもんじゃないけれど…。
本を読むたびにその文章の虜になってゆく向田病。 しばらくは治りそうにもない。
〜林矢子ライブのお知らせ〜 slow musica 7月5日(水)@渋谷 spuma open/PM7:00 start/PM7:30 charge: ¥1,200(+order) w:樋口潤一、Lemon leaf ※出番は最後で21:10頃の出演です。 今回、僕は出演しませんが応援に行くので是非!
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