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海老日記
管理人(紅鴉)
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2004年08月06日(金)
紅鴉

実家より書く。
なんか久しぶりにまともな食事をとってます。

今日は自転車で街をフラフラとしてきた。
意味もなく全力疾走で登校した道も。
やる気あるのか分からない古本屋も。
冗談ばっか言ってた友人も。
大して変わっちゃいなかった。
無くなって分からなくなったものもある。
無くなったことにすら気付かないものもある。
それでも、ボクが過ごした街は相変わらずといった様子。
……ほんとに歳とったなって思うよ。



2004年08月01日(日)
物部

 今日は少し早く起きた。でも特に何かしようとも思わず何かをする予定だった気もしたけれど、それが何だったのかを覚えていない。まあ覚えていないようなことなら大したことでもないのだろうと再び布団に入るが、記憶力と物事の重大性には実は関係などないことはよく知っている。
 人間は忘れっぽい。例えば今日が知人の誕生日で誕生会に呼ばれていることなどすっかり忘れていたりする。
 
 今日は朝のうちから知人への贈り物を準備する気だったのを、それから三時間後のぼんやりとした頭蓋の中で思い出す。いつもあの時くらいの慌てようで飛び起きたならきっと遅刻はしないのだろう。なおかつ、今日は水道屋さんが下水の調査に来てくれることを忘れてなかったならば私の人生はもうちょっと有意義になるかもしれない…………。


 台風が来ているこの天気にもコンビにもデパートも開いている。勤勉な日本人に感服。そしてケーキ売り場の口調は丁寧で仕事も速いが愛想が欠片もなく隣の人にレジの打ち方を聞いている店員さんの奇行にほれる。
 皮下にも色々買って準備は終了。帰ってくるとまだ昼を回ったところ。案外早く終わったので、今日は日記でも書いてみる。


 それにしても、不思議だ。私は多分生まれて初めて他人の誕生日を祝うのだが、どうにも不思議な気分だ。自分のことでさえ祝ったことのない私が、誰かのために喜べるのだろうか、などとも思ったが、結局は買い物を楽しんでいる。友さん、私の誕生日には二人で酒を飲もう。などと思ったり思わなかったり。



2004年07月31日(土)
冬夜 【雨だ! 嵐だ! 台風だ!】

 月がきれいだなぁ……と、見惚れた翌日。
 巷で噂の台風10号が高知に遊びに来てくれています。
 窓はがたがた言ってるし、テレビの中ではトラックがこけているし。
 ……なんだかすごい状況になっているようです。
 昨夜の神秘的なまでの美しさは、嵐の前の静けさだったんだと、一人納得。

 最近はあちらこちらで豪雨が生じていたり、台風の進路がいつもと違っていたり、と、異常気象が続いているようです。
 そんな時、いくら抗っても太刀打ちできない自然の大きさを感じます。いくら人間が自然を支配したと思っていても、それはただの思い上がりにすぎない。所詮、人間も自然の一部。まるで手のひらの上で遊ばれているよう。

 ……つらつらとそんな事も考えながら、今日は部屋を片付けます。
 以上、冬夜がお送りしました☆