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海老日記
管理人(紅鴉)
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2005年12月14日(水)
【注意】

今回は、ほぼ愚痴で構成されます。
読み流すなり、読み飛ばすなりしてください。

現在、他人と話すことが怖いです。
其処まで、深刻な状態ではありませんが、
可能な限り、誰とも会話したくありません。
大抵のことは、一晩経てばどうにか自分の中で
処理できるのですが、どうやら処理しきれなかったようです。
とりあえず、昨晩はニコチンだのアルコールだので
無理矢理、気持ちを落ち着けましたが、
目が覚めれば、結局、何にも変わらなかったことを思い知る次第。
過去にも同じような症状になったことがあります。
事故に遭ったときです。
今回ももしかしたら、事故――と云えるのかも知れません。
たぶん、事故でしょう。
人対人の事故に、軽く巻き込まれただけ。

人間ですから、感情の起伏はあって然りです。
怒りの感情を表すのも、確かに人間としては当然でしょう。
しかしながら、手法、原因は人間として考えるべきではないでしょうか。
とりあえず、怒鳴っておけ、殴っておけ――と云うのは、
自分は一番、嫌悪すべきものだと考えます。
自分に対してその矛先が、真っ直ぐに向いたわけではありませんが、
横切ったのは事実。
助けがなければ、確実に矛先はこちらにも向いたでしょう。

数週間前か数ヶ月前か、当事者でない為にわかりませんが、
酒の席での怒りを、今日までグズグズと持ち続けるその精神が
自分にとっては恐怖です。
自分の意見に合わなかったからと、
その小さな集団の意に反したからと、
頭から潰しにかかる魂胆が自分にとっては恐怖です。
会話が原因で、そんなことになるのなら、
会話自体を拒否したいと思います。

協力ではなく隷属を求めますか?
未来ではなく過去を望みますか?

とりあえず、あの職種に後継者が育たないのは、
その旧い考えの所為でしょう。
総てが総て、そんな人間ではないとは思いますが、
遭った数少ない人間が、そうでした。
偏見かも知れませんが、そう断じさせてもらいます。

文章にすれば、何かしら落ち着くものもあるかと思い、
書き込んだ次第。
まだ、云い尽くしてはいませんが、どうにかなるでしょう。
今週中には、どうにか忘却したいと思います。
いつまでも、こんなもの抱えたくはありません。

あ、と…
遥日創でした。



2005年12月13日(火)
物部日記・『ヘルレイザーは境を静かに越えて・1』





 ヘルレイザー鎌足だった。






 一ヶ月も学校を休んだり挫けてみたり佐々木女史と一悶着あったりで、もう怖いもんはないと思っていたりした。
 小さい悟りというやつをした気分になっていた。
 多分、誰が来ても自分を通せるような答えくらい準備していたつもりなのだが、案外にその自信というものは簡単に砕けた。
 なかなかうまくいかないものである。そういえば、昔も同じような反省をしていたような気がする。
 なんだか、昔から進歩がないんだなあ。


 わかったような気になってどんどんと答えから離れていくことを、『魔境』というらしい。
 私は自分が今魔境にいるかもしれないと思ったりする。
 つまり何が言いたいかと言うと、案外に凹んでしまう出来事に出会ったのだ。



 車のタイヤがパンクした。
「ノオー」
 外人風に叫んでみた。

 なんでこんなところでタイヤが裂けるのよ。っていうか、いつ裂けたの?!
 運転していると妙に足回りから音がするなあと思って朝倉キャンパスについて確かめてみたら、案の定左後輪タイヤに亀裂が入っていましたよ旦那。
 何これ? 何ナノこれ!
 パニックですよパニック。
 ……と思いきや、案外冷静な私。
「じゃ、まずは駐車場停めますか」
 作業が出来るように大学校内の駐車場に停めて、後ろの座席を漁る。
「えーと、確か」
 あったあった。
 取扱説明書である。
 そう、こんなときの為に自動車にはスペアタイヤなるものが存在するのだ。

 トランクを開けてさらに床をひっぺがすと、簡素なタイヤが一つ眠っている。
 止めねじを外し、白日(と言ってもすでに夕日だが)の下にさらけだす。
「じゃあ、やりますか」
 さすがにパンクしては自転車のように根性で乗って帰るわけにもいかない。
 私はもう一般常識に照らされて生きる男、物部なのだ。


 ……そういえば、前もこんなことあったなあ。
 あの時は時間は深夜だったし、家まで帰ろうと思えば帰れる距離だった。
 それに、今はあの時ほど抱え込んでいるものもない。

 しかし、なんだか似ている。なんだろう。

 メールが来た。
 そうだ、今日はサークルの先輩を連れてクリスマスコンサートをする小学校に挨拶に行くのだ。
 さっそくジャッキとなんか棒みたいなのを取り出す。
「……あり? これ、なんて道具だっけ?」
 ど忘れ。
「スパナじゃないですか?」
 と言われ、思い出す。ああ、スパナか。……でもこれスパナだっけ? スパナはもっと小さくて握る奴では?     じゃなくて
「誰ですか?」
 振り返る。

「わたくしです」
 女性がいた。









 白衣を着た、ヘルレイザー鎌足だった。




2005年12月12日(月)
物部日記・大学生は夜なべして、キーボードを打つ


 眠い。
 同輩H総帥のお言葉だと、徹夜は作業はそれほど進まないのに達成感だけを得る邪道であるらしくて、あまりするもんじゃないらしい。

 で実際に徹夜してでもやらないといけないこととうのはあるもので、昨日の夜から今日の明け方まで夜更かしをしていた。さっさとやればいいのに集中力が持続せずにどんどんどんどんと時計の針だけがテンポよく進んでくれる。気がつくと休憩に読んでいた本を二時間かけて読了していたり、この頃ちょっとだけ距離の縮まった佐々木女史とメールしたり、レポート作っているはずがふと我に帰ると卵を梳きながらチャーハンを作っていたり。自分にここまで持続性がないとは、驚きの結果であった。
 そういえば、中高生のころも、テスト前はこんな生活をしていた。ああ、夜中お腹が空いて冷凍庫を漁ってカレー作って食べたっけなあ……。すべてが終わったあとに時計を見ると……。ちょっと嫌な時間帯になる。「これは早く寝ないと明日(その時間はとっくに『今日』になっていのだが)に響くなあ。っていうか、明日は一限目からテストだよ」と思い、寝た。
 
 で、三時間ほど睡眠をとるのだが、起きたときが本当に辛い。
 寝る前はそれなりに平気な感じがしたんだが、1度寝てみると体が、というかまぶたが言うことを利いてくれない。
 やはり夜更かしをすると体はしんどくても、頭が麻痺して疲れなくなるのだろうなあ。で、寝て1度神経をリセットしたら、昨日のツケが回ってくると。


 後悔は、先にできない。

 嫌な言葉ね……。