
|
 |
2006年01月30日(月) ■ |
 |
物部日記・金曜日に飲み会がありました。 |
 |
まあ、金曜日に飲み会がありました。 私は飲んでいません。飲んだのはお友達方で、私は介抱に回りました。 まあ、この日記をよく見てくれる人はわかると思うのですが、去年も同じ時期にあった飲み会です。友人のH総帥に多分負傷者がたくさん出るからサポーターしてくれない? と頼まれていいよと言ってしまいました。多分、そこらへんが原因だと思います。 飲み会にサポーターなんて付くんですよ高知のコンパは!
まあ、ここだけだと思いますが。
で、見事にぐでんぐでんになった人たちをひとまず学校の部室みたいな場所に搬送し夜通しの介抱です。二回生なんかは結構平気っぽいのですが、やっぱり一回生はやばいことになっています。高知に一年いるのだからもっと経験豊富なのかなと思っていましたが、やはり偏見のようで若い子らに無茶をさせたかなあ、なんて。まあ、一升瓶の一気飲みを二十人からの人間が交代でし続けるというのもかなり無茶ですよね。 そんなわけで付きっきりで八人ほどの重症患者を見ていました。まあ、見たり動かしたり拭いたりしてるのですが、中には寝言を言う人もいます。 「……さま……さま」 誰を呼んでんだ? 先輩曰く「ごちそうさまじゃない?」 ううん? で、しばらくしていると看病交代に来てくれた先輩がいぶかしげな顔をしてその寝言を言っている子の顔を覗き込んでいます。 「あ、その子寝言言っているんですよ」 「……これ寝言?」 なんだか変な気がしてその子の顔を覗き込んで見ました。薄暗くてわからなかったのですが、確かに音がします。
ごぽっ ごぽっ
やべえっ! 寝ゲ○だっ!
寝言ばかり言っていたのでまったく気にしていませんでしたがやばいところでした。絶対将来医療ミスするタイプです。やばかった先輩ありがとう! 慌ててその子の体を横にしてバケツを用意しましたとさ。
高知来てからこんなのに慣れて動じることはなくなりましたが今回はかなり衝撃的でした。 こういう感覚、小説に取り込めないかなあ。
|
2006年01月26日(木) ■ |
 |
物部日記・金欠のようです。 |
 |
今月も残るところ少ないのですが、ちょっと困ったことになりました。 現在家にはお金とお米とお茶がありません。 あと電気と水道の請求書が着ていて、未払いです。
そう、あれは去年のこと。ガスコンロが故障し、水を止めると水道局から通告され、電気は二回ほど止められた若かりし日々。
悪夢再来です。払おうにも財布の中にも銀行口座の中にもお金はありません。っていうか、食費がありません。
やっべ何食べよう。 去年は米だけは蓄えていて塩ご飯とかを食べてうまいと叫んだり、後輩と食事に行って少しわけてもらったりと威厳も何もあったものじゃない生活をしていたのですが、今はテスト期間。人と触れ合う時間なんて持っていません。
さっきから心の中では自業自得の四文字がリズムに乗って聞こえてくるのですが、そんな簡単に割り切れるほど僕らは強くありません。
さて、どうしようかな。 まあ、二三日食べなくたって飢えるような体型はしてませんが、次に誰かに見られた時にはやつれているかもしれません。
|
2006年01月25日(水) ■ |
 |
物部日記・この頃同じ夢ばかり見ます。 |
 |
夢を見ました。 随分前に失くした物が出てくる夢です。 出てくるというより、元から無くなっていない。夢にあるのはもしも失くさなかったらという世界でした。 夢の中だったのに、「なんだ。失くしたのは夢だったのかよかったよかった」と、呑気に笑っているのです。本当に、嬉しかったのは覚えています。心の中で引っかかっていたものがぽろりと、抜け落ちて、笑っていました。
目が醒めました。 随分前に失くした物は、やっぱりなくなっていました。 「ああ、さっきのが夢か」と、拍子抜けです。 自然と笑っていました。 ちょっと凹みます。
夢は深層心理の表れと言うけれど、やっぱり私は心のどこかで諦め切れていなかったのでしょうね。三日に一回は思い出して、これが夢だったらいいのにとか考えているネガティブ野郎は見る夢も違います。 自然と笑ってしまいました。まあ、自嘲です。
時計を見ると、十二時半。
一限目と二限目は、寝坊です。
自然と笑ってしまいました。まあ、自嘲です。
|
|