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≫2007年05月26日(土)≫

ををを、なんと仕合わせな一日!!最高の一日!!!大好きな友達むたんとけたまと今日は一緒に早速マチネでロードオブザリングスを観ようと予定を立ててて、朝一番でボックスオフィスへ。£5で買うか、スチューデントオファーで買うか(これは開演1時間前に£25で一番良い席)で考えてたら、£5では良い席残ってないけど、£20で最前列があるよ!!とか、意味のわからない素晴らしい席を出してくれて、即決。ちょ、最前って!!!もちろん、ストールの最前です。シートAAです。3枚連番です。期待すらしてなかった幸運に、言葉もない。運が良すぎる。最前!!!その興奮を胸に、朝食も兼ねてカフェへ。かなりそこでゆっくりして、開演前にアイリッシュパブで昼食。気分はすっかりケルト民族。

そして待ちに待った開演。大好きな大好きな友達と最高の席で最高の舞台を観れるなんて、こんな仕合わせはないね。仕合わせすぎて苦しい!ロードオブザリングス、ストールで観ると、またバルコニーで観るのとは違った面が観れてとても面白かった。細部にまで気を配ってる美術や、役者さんの演技にはいちいち感動してしまうよ。更にラッキーなことに、今日は終演後、プロデューサーのトークイベントもあって、その関係で観客にお土産付きで、ナオ達の席は安い席なので(最前から後ろだと£50)お土産は本来ついてないのに、ホビットのいたずら(としか言いようがない!)で貰えちゃった!中身は協賛であるジョンルイスのカタログと舞台のプログラム!プログラム買おうか迷ってたから、すごく嬉しいよ!!つくづくついてる!

正直なところ、この舞台は最前で観るにはちょっと規模が大きすぎて、時々観にくいシーンがあったのは残念。だけど、こんなチャンスは滅多にないだろうし、£5の席ではいつでも観れるだろうからね。とにかく、迫力は最高に最高に最高だった!とくに悪い魔法使いの手下共が群舞で蠢くシーンでは、恐怖すら感じて、思わず目をそらしてしまったくらい。ホビットや旅の仲間たちの演技を目前で観れたのも良かった!やっぱりフロドとサムが素晴らしいね。ゴラムもやばい!!あれは人を超えた生き物だった!!ビルボやフロドが指輪をはめて消えるシーンも、近くで見て全然トリックがわからない。本当に消えたとしか思えない。凄すぎるー!!友達も楽しんでたし、また絶対今度はバルコニーから見下ろす感じで観にこよう!と約束をしたよ。これは何度も何度も観たくなる舞台!!!

終演後、プロデューサーが舞台上に出てきて、制作過程を説明してくれた。どれくらいの人たちがどれくらいの年月を持ってこの舞台がロンドンで初演を迎えたのか。ディレクターとデザイナーは特筆して凄いね。50人のキャストと、20人のオーケストラに、75人のスタッフが毎日舞台を上演するために頑張ってるだって。規模がでかい!!絶対に自分もいつかそういう中で働くんだと思わずにはいられないね。まさに、総合芸術。プロデューサーがどれだけこの素晴らしい舞台を誇りに思ってるかが凄く伝わってきた。何よりまず、ありがとう!!!を言いたい!!あなた達の感覚全てに訴えてくるストーリーは、確実に、観客の胸に刻まれて、きっと一生忘れられない経験となるよ!!!本当にこんな作品を完成してくれて、ありがとう!!!

劇場を出て興奮の冷めぬままスタバでお茶。観終わってみんなと話せるのも楽しい!!夕飯も本当は一緒したかったけど、仕合わせなことに、今日はまだこれからジョセフオーディションもあるので、けたまとは別れ、むたん宅へ!

さて今度は恒例のジョセフです。フライドチキンを約10ヶ月ぶりくらいに食べながら、ジョセフ!!今夜は辛い夜だったよ。可愛い可愛いクレイグが去って行きました。こんなに寂しいとは思わなかった。テレビの前で投票しなかったことを少し後悔してしまった。だけどもまあ、ポジティブに考えるなら、今日もリーとキースは絶好調!!ナオはここに来て本命をキースからリーに変えようかかなり悩んでるよ。リーに恋をしてしまいそうな勢いで。好きすぎる!!歌の上手さやジョセフらしさは全くキースの上を行く人はいないのに、何故かリーが好きで好きで好きで、仕方がない!彼を生で観たいよーー!!この2人はファイナルまで残る2人だと思うから、その時が一番悩むしきっと嬉しいと悲しいが同時に来る時だろうな。今から覚悟してます。でもきっとサーロイドウェバーは絶対にキース☆って決めてるとみた!両方観たいっていうのが本音!!!

ともかく最高に仕合わせな一日だった。むたんとけたま本当に有り難う!!めったんこ楽しかったよーーー!!また絶対行こうね!!

月曜日はなんとバンクホリデイ再び!で学校休みらしいし、だから明日明後日は真面目に課題取り組みます。



≫2007年05月25日(金)≫

観てからもう3日経つけど未だに心はミュージカル、ロードオブザリングスに奪われっぱなしです。心ここにあらず。

この10年、それなりに沢山のミュージカルを観たと思う。良いものに沢山沢山触れて目もこえてきた。だから、好みの差はあるにせよ、舞台に関してはある程度は自信を持って判断が出来ると自負しているよ。それで、その上で、このロードオブザリングスのミュージカルは、最高の大傑作だって声を大にして言う!!ミュージカルの時代を変える傑作だと思う!!

ミュージカルの歴史云を々書きつづると長くなるので割愛するけど、ここ近年の作品はロイドウェバーやディズニーの作品に代表される様な華やかでドラマチックな一大エンターテイメントが主流だったと思う。ウィキッドやスパマロットもレントやプロデューサーズや、ロックユーなんかも、それぞれ素晴らしいし、大好きだし、一つ一つが独立した地位を創り上げてると思うけど、時代として見るならひとくくりに出来る。それで、このロードオブザリングスは、華やかでドラマチックなのは間違いないけど、今挙げた作品たちの二世代くらい先を行ってる感じがするんだよ。それくらい、何もかもが今まで見てきた舞台と違う印象を受けた。衝撃だった。

どこがどうと、細かく説明するのはまだ一回しか観てないし無理だけど、全体の印象として、あと数年か数十年かわからないけど、これからどんな技術が発展するか想像もできないけど、そういうスパンでこれ以上の作品は現れないだろうなっていう予感がする。好きとか嫌いとかではなくて、全てを含めた完成度の高さという点で。

ロンドンにいる人は、お願いだから観に行って!!これは、本当に本当に見逃す手はない!!いつものナオのうざったいお誘いではなく、真剣に、これは観る価値がありすぎる作品だと思う。特にアートデザインを学んでるんなら、極上の総合芸術として、観ておかしくない。

ロンドンにいない人も、機会があるなら、と言わず、自ら機会を作ってでも、それがもし可能なら、観にきて欲しい。絶対に、絶対に、期待以上の気持ちで劇場を後にすると思う。これは、ロングランするだろうから、今すぐ、ではなくても、いつか絶対に、どこかで観て。世界中の人が観て欲しい!

奇跡、とかそういうんじゃなくて、これは舞台人の数十年単位で築きあげてきた努力とか情熱の結果なんだと思う!!!本当に凄い!!!




≫2007年05月24日(木)≫

予定より早く学校を出ることが出来て、天気も真夏日だし、昨日の今日でちょっとハイで調子に乗って友達誘って今夜は噂のドラウシーシャペロン観てきちゃった!こちらも昨日のロードオブザリングスと並んでずっと観たかった新作で、なんとエレインペイジとジョンパートリッジの再共演でござい!映像版CATSのグリザベラとタガーですよ説明するまでもなく。この共演は奇跡ですよね、見逃すわけにはいかない!!ということで早速。

Drowsy Chaperone
チケットは学割で£15で、これも安い!劇場自体が小さめなので、どこに座っても観やすそう。今回はだけど前にかなり大きめのおじさまが座ってたのでやけに観づらかったのが残念。そこは気合いでカバー!客層が面白いくらいオクトジェネリアンでポッシュな雰囲気が素敵!!


さてこのドラウシーシャペロン、ストーリーがかなり面白い。というか人ごとじゃない!舞台は暗転の中、とあるおじさんがこっちに話しかけることから始まります。彼は劇中名前すらあかされない。だけど、多分このドラウシーシャペロンの観客は誰だって、彼が何者なのかを知ってるんだよ。きっと、多分、それは、ナオ達自身。身に覚えがありすぎて怖い。

彼は、今ちょっと何故だかブルーで、気休めにお湯を沸かしながら椅子に座って一枚のレコードを取り出して、それが彼も観たことのない古いミュージカル、ドラウシーシャペロンだと説明し始める。レコードをかけると、オーヴァチュア。古き良きミュージカルの幕開け。そして彼のいる部屋で音楽に伴って観たことのない舞台が始まる。ストーリーは主にこのおじさんの説明と、劇中劇ドラウシーシャペロンが交互に展開されて、観客はおじさんと一緒にその舞台を観る、ということ。(劇中劇はレコードの音源によるおじさんの想像だと思う)この、部屋で一人でミュージカルを聴くっていう時間がそのままこの作品のテーマ。おおどんだけマニア向けなんだ!だけど、実際部屋でミュージカルを聴く人から見れば、なんてリアル!まるで自分を見てるような錯覚。

例えば好きなシーンや嫌いなシーンや早送りするところや何度も聴いちゃうところ、あるあるあるある!例えば聴きながら口ずさんだりリズムとっちゃったり、いきすぎて踊っちゃったり。あるある!!例えば途中で電話がなってうんざりしたり、急に音楽が止まっちゃったり、2幕目のCDと思って他のCD入れちゃって驚いたり、あるある!!例えば気になった役者をネットで検索したけどマイナーすぎて全然リサーチできなかったり(これ一番リアル!)、同じ役者だけど違う演目で聞き比べてみたり、もちろん聴きながら笑ったりにっこりしたり歌詞を考えたりちょっと悲しくなったり、あるある!!そもそも、ミュージカルのCDを聴きながらミュージカルを観てる気になる、っていうことが既に日常茶飯事だ!

舞台そのものは完璧にコメディーで、ずっと笑いっぱなし。本当面白かった!エレインペイジとジョニーはそれぞれ劇中劇の主要キャラクターで、昔のミュージカル風な歌や演技が最高!念願だったエレインペイジの歌が聴けたことは、ナオにとって本当に嬉しいことだったし、作品が作品だから、ロイドウェバーの様なメロディアスな歌こそ無かったけど、彼女の独特の声や歌はやっぱり鳥肌。ジョニーは、また一際素敵だった!舞台上の”笑顔”!タップダンスのシーンは観ながら頭でああナオ今凄く凄く良いもの観てる!と気づいて嬉しくなってしまう!その他のキャストも、人数は多くはないけど、一人一人の上手さや貫禄や存在感が凄い。

でもやっぱり、おじさん!このおじさんの普通っぽさが良かった!最後が、また何とも言えず良くて、おじさんは何故だかちょっとブルーで、両親の残したこのミュージカルのレコードを聴きながら、その華やかで仕合わせな夢を想像しながら、いつの間にかブルーな気持ちを忘れて、ちょっと満ち足りたような、仕合わせな気持ちになる。ナオも、嫌なことがあったり何とも悲しかったりイライラしてたり、負の感情が渦巻いてる時は、全く同じ方法で気分転換をするからね。ストーリー(大抵が大円団のハッピーエンド)があって歌があってセリフがあって踊りがあって、オーケストラの豪華な音楽がある。ミュージカル。最高!

この作品、実際には休憩無しで全一幕構成なんだけど、劇中劇には一幕二幕があって、レコードは2枚に分かれてるから、おじさんだけにはインターバルがあるのね。御菓子食べたりトイレ行ったり。そこでおじさんが、インターバルは、夢の世界からいっきに現実(ツアリスト)に戻っちゃうから嫌いなんだ、って言ってて、これはかなり個人的なことなんだけど、今の自分は例え休憩や終幕後の現実も舞台の世界に関わってて、それ自体が夢の様で、舞台上と舞台下のラインが昔より全然無くなって、その事になんとも感動してしまった。確かに昔は休憩中も観終わった後もしばらく現実に戻れないで長い時間をあっちとこっちでさまよったりしてたけど、今は違う。なんという仕合わせ。これは是非、色んな意味でお母さんに観てほしい!!


短い舞台なので、観終わって外にでてもほんのり空が明るくて、気分最高だった!気持ち良い!!



≫2007年05月23日(水)≫

the Lord of the Rings

A M A Z I N G !!!

ナニコレ ナニコレ ナニコレ !!!???やばいよやばいよかなりやばいよ、凄い!凄い!!凄すぎ!!!だめだ、落ち着いて、いやいや無理だって無理無理、なんだ、これ……凄いもの観ちゃったーーーー!!!!凄い凄いよーちょっとキーを打つ手が震えるよ。これは、ちょっと、想像を絶する、舞台だった!!ああだめだ、本気で興奮が治まらない。まともな感想は全く書けそうにない。ごめん。

正直、観る前はそんなに期待してなかったんだよ。映画3部作は全然面白さわからなかったし、もちろん原作は読んだことないし、カナダプレビューでの批評はあまり良くなかったみたいだったし。これだけ世界でヒットした指輪物語そのものに興味が全然なかったし。だけど、観たかったアクターも出てるし、雑誌に載ってた舞台写真が面白かったし、今街中で見かけるエルフのポスターが最高に美しいし、何よりチケット£5だったし、まあそれじゃあ観ようかなと、勢いでチケットを買っちゃっいました。グッジョブ!!!

席はバルコニーの一番前ど真ん中!本当は前から二列目だったんだけど、前が空いてたので移っちゃっいました。ラッキー!なので見晴らしも良く、大きい劇場ではないので充分肉眼で良く観えた。これが£5とか、意味がわからない。稼ぐ気ある…??客入りは80%くらいかな。空席も結構あって、信じられない。今が観時なのは間違いないよ!!!

さて開演!

ちゃんと開演30分前には劇場着いて、長い階段を上ってバルコニーまで。まず客席に入ってその空間に息をのんだ。まさか、ここまでとは全く想像してなかった。これは。素晴らしすぎる。ここまで、劇場まで作品としてる舞台はナオが知る中ではCATSくらいじゃないかな。とにかく圧巻。そのまま一人そわそわしながら始まりを待ってると、どこからともなくホビッツが現れ、舞台上から客席に、上から客観的に見てるとその演出の上手さに唸ったね。存在が自然なの。いつの間にかこの空間に全く観客も馴染んじゃう。蛍を見つけて一緒に喜んじゃう。舞台と客席の間に境界線がなくなる。上手すぎる。そして物語が始まるのだけど、この始まり方がまずもう素敵すぎる。完璧に虜。

ああ、どうしよう、全てが素晴らしくて全てが大好きで、どこから書いて良いか全然わからない。全然わかんないよ!!総合芸術の極みだ。

まず美術。セットも衣装もライトもどれだけ最高を求めればここまでに仕上がるのか。多分今できうる最高のものが集まった感じ。円形のステージに世界観素晴らしくかつ機能的なセット。衣装も映画の雰囲気を残しつつもっと創造性の高い芸術の域。特に黒い騎士は存在感やばい。ライトは、これは、この舞台の魅力の半分くらいはこのライトが担ってるんじゃないかな。どのシーンも素晴らしいとしか言いようがない。瞬きも呼吸も忘れたのは、映画で言うと一作目のドラゴンのところ。確実に劇場ごと異次元行ってた。

次に演出。これがなんて無駄のない完璧な演出!!この長い話をよくもまあこれだけ上手くかつ魅力的に仕上げたよ、凄すぎ。転換の多いセットや小道具の使い方も上手すぎる。観てて3時間全く飽きさせない。全く疲れさせない。舞台に集中しざるを得ない。

次に役者。もちろんCGなんて無理ですよ、生の舞台なんだから。だけどホビットはホビットそのものだし、ゴラムはゴラム以外の何者でもない。サムとフロドの演技や歌にどれだけ泣かされたか。ゴラムの二重人格、あれはアカデミーでもトニーでも何でも賞という賞を持ってけば良いよ。カットなしだからね。くどいけどこれ、生の舞台なんだから!!エルフたちの動きはこれまた衣装や歌声と完璧にマッチしてエルフという種族を完璧に表現しちゃってるし(ジョー君には是非これやって欲しい!)敵方のクリーチャーのアクロバティックな動きも凄い!きりがない。キャスト一人一人としても、群舞としても、どこをとっても素晴らしかったよ。

次に物語り。原作も映画もちゃんと知ってるわけじゃないので断言は出来ないけど、多分原作通りなんだろうなと思わせる綺麗な言葉にまづ惹かれた。そしてテンポ良くだけど丁寧に進む物語は決してただあらすじを追うような説明的ではなくて、クリアで感動的だった。終わり方も良い!あれ、何で映画三部もあるの?とか思っちゃう。これ以上に何があるんだっけ??ああでも、舞台は完璧にホビッツと魔法使いを主人公に構成されてるので映画では結構大役な旅の仲間達は脇役扱いかも。ソロもほとんどなかったと思う。ゴラムは特別枠で。

そして踊りと音楽。ケルティックをベースにしてるような音楽が耳に心地よく、独特のジャンルだと思う。凄い好き!音楽が本当に良かった。CDは購入決定!全体的にイギリスっぽい感じ。踊りも立ち回りもセットと上手く作用し合って綺麗だった。特に酒場のシーンは拍手喝采!この作品はちょっと上から観る方が舞台全体が観れて良いのかも。円形舞台を活かした振り付けなんだろうな。素敵だったよ!!

とにかく、最初から最後までシーンが変わるたびに感嘆の声が出る。3幕通してずっとクライマックス。息つく暇もなく、完全に舞台の世界に入り込んでしまった。これ以上の舞台は無理だろう、って思っちゃうくらいに、あり得ない完成度。いくら褒めたって褒めちぎったって全然足りない。大絶賛に次ぐ大絶賛。こんなの観せられて、大満足しない人がいるのだろうか。歴史に確実に残る名作で良いと思います。


もうね、全人類が観るべき。そして感動を分かち合いたい。間違いなく最高傑作だと思うよ!ただ、生の舞台を一度も観たことない人にはお勧めできないかも。最初でこれだともしかしたらこれ以降どんな舞台も物足りなく感じちゃうかもしれない危険。

ナオの持てる賛辞のボキャブラリー全てを出しても言い切れないね。一番好きな舞台とか、そういうことではなくて、客観的に観て素晴らしい舞台だと思う。

とにかく、観て!!!



≫2007年05月22日(火)≫

ふふふーー今夜ロードオブザリングス観てきます。舞台です。勢いでチケット買っちゃった!£5で!!安いよー安いよーー!席は期待してないけど割と評判は良さそうなので楽しみ。開演30分から15分前には来てねってボックスオフィスのおじさんに言われました。そういう演出!


a matter of life and death
昨日は学校でナショナルシアターの舞台観ました。これが…なんというか、個人的にはちょっと中途半端な感じの否めない舞台で、コメントに困る。一応ストレートプレイだと思うんだけど、歌もダンスもあって、だけど歌ったり踊ったりしてる人もみんなきっとダンサーやシンガーではなくてアクターなんだと思う。だからかどうかは実際わからないけど、ナオはちょっといたたまれなかった。アンサンブルも、演出なんだと思うけど無駄な動きが多くて観てて疲れちゃったし、美術もあの広いステージにはちょっと不釣り合いだった気がする。スカスカしちゃって。多分これはナオがいつも観てる舞台が割とコテコテで派手で装飾過剰気味なものが多いから尚更そう感じたんだだと思うけど。ストーリーは、後半の裁判あたり面白かった。シェイクスピア最高!生と死を考えながら自分ならどうだろうとか結構真剣に観てて、なのにあの結末は酷かった。今までの話全てがじゃあ一体何だったんだと。簡単にケリ着けすぎ。これ、観客に結末委ねるインターアクティブな舞台だったらぐんと面白かっただろうって想像しちゃう。無罪か有罪か。生か死か。結末は2種類あって毎回観客によって変わったりすると面白いだろうな。同じ作品が次の衣装デザインとメイキングの課題らしいので、とりあえず、ナオはもっとファンシーにデザインしたいと考えてるよ!



≫2007年05月21日(月)≫

なんだかこう、唸るくらいに上質な何かに触れたい。舞台なり映画なりドラマなり本なりマンガなり音楽なり美術なり。いや、できればストーリーのあるもので。常にどこかで緊張感があるような、一定のテンションを保ちつつ最後にそれが最高のかたちではじけるような。ホミサイドとか、アマデウスとか、ジョセフとか、キャロラインオアチェンジとか、スワンレイクとか、ゴルドベルグとか、第九とか。まだ見ぬもので。



≫2007年05月19日(土)≫

ああ面白かったー面白かったーー!!今日もかなり面白かったよジョセフオーディション!!!大どんでん返しでなんとダニーがさようなら!これには正直驚いた。歌の上手さやマチュアな感じはだんとつで一番だったからね。ここにきてオーディションもそろそろスキルよりキャラクター性を重視し始めた。そしてもう嫌になっちゃう!!リーーー!!!大好きだ!!心から大好きだ!!まさか当初というか先週まではここまでリーを好きになる自分は全く想像ができなかったけど、今ではリーを応援しちゃう!!だっておでこにアイマスクに、枕元にタマネギに、名前入りステーキにボディーなんとかとかいう怪しい本!そしてジョセフのCD常備!!この人不思議ちゃんだ!いや、ジョセフにはキースが変わらず大前提にあるんだけど、その上でリーを応援するね。あとは、ベン!!!最早誰も彼を止められない。今日のパフォーマンスではこの万年最下位だったベンが誰よりも良かった!もうビックリだよーなんだよこいつ凄い良いじゃん!リーもベンも好きだ!あとクレイグも!この子はなんというか、愛されてるねみんなに。愛さずにいれないね。説明が難しいのだけど、雰囲気というか、絶対に憎めない頭ちょっと足りないような愛嬌がある。ああどうしよう!来週はナオの予想だとルイス王子が落ちるんだ、それで、その後が困る!誰一人落ちて欲しくない!!みんな舞台出ればいいよ。キースをメインにローテイション組めばいい。

番組の途中でビリーエリオットのパフォーマンスがあって、ビリーの歌とダンスがとっても良かった。これもいつか観たいなあ!



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