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≫2007年12月23日(日)≫ |
今日のロンドンは一日ずーーーっと濃ゆい霧につつまれてました。晴れることなく。辺り一面真っ白で、それが妙にナオのテンションを上げて上げて仕方ない!だって、テムズの向こう岸が見えないくらいなんだよ!ロンドンアイの天辺が見えないくらいなんだよ!興奮しちゃう。そんな中、むたんとセントラル散歩して、クリスマスケーキと称して甘い甘いホワイトチョコのケーキを頂いた。凄く美味しいんだけど、3口以上は甘さが体中に広がって、水なしには食べれなかったよ。濃厚! そんなこんなで、昨日から割とずっと、お馬について考えて、絵まで描いたりして、馬ブーム、到来!の予感。馬の身体ラインって凄く綺麗だと思うのに、全然きちんと描けなくて、悔しい。本物見て描ければいいんだけどなー。ロンドンは比較的、馬が日常的にいる街だと思うので、いつかどこかでスケッチ出来ない事もないかも。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 前に少し触れたけど、エジンバラでムさんと白熱しました、見ないで描いてみようシリーズ。1枚ずつ更新するのが面倒だったので、一気に紹介しちゃう!しかも、紙をそのままスキャンして保存しただけなので、見にくくてごめんね☆ ![]() ![]() ![]() 左上から、悟空、クリリン、ピッコロさん、ベジータ/ 御飯ちゃん、ルフィ、ドキン、セーラームーン/ ギン(顔)、メリー号、ギン(全身)、神エネルさま、ガイモン、サンジさん ![]() ![]() ![]() 少女漫画の男の子、ボンクレー、リボンの騎士、カルー、ビビちゃん/ コナン、らんま、トトロ、アラレちゃん、がっちゃん、ギガゾンビ/ トトロ、まっくろくろすけ、ハウルの坊や、ジョー君とナオ、ハウル ![]() ![]() ![]() マリオ、シャンクス、ジャンゴ、クロ、ルッチ、スネ夫、ジャイアン/ ヨーダ、江夏、サリーちゃん、R2D2、エル、ネズミ男、ぬりかべ、いったんもめん/ ジョー君! ![]() 道明寺、目玉の親父、カオナシ、スヌーピー、カイル王子 こう並べてみると、ちょっとした大作だな!自信があるのは、御飯ちゃんとハウルと一旦木綿(背中に鬼太郎と猫娘)と道明寺、目玉の親父、スヌーピー!ジョー君も!いかがですかMさん? |
≫2007年12月22日(土)≫ |
![]() ナショナルシアターにて、ぎりぎりで購入できた立ち見チケットで観てきました!第一次世界大戦の時代、アルバートという青年と、馬のジョーイの物語。とにかく、1幕目が始まって、10分後くらいから号泣。嗚咽するのを堪えるのが大変なくらい。こういう、戦争がベースにある、どことなく不穏な雰囲気漂う作品って、仕合わせなシーンほど、後の事を考えちゃうと切なくて、悲しくて、どうしようもなく、泣ける。ジョーイが少しずつ、青年に慣れていく様子と、青年の嬉しさや、必死さが、本当に本当に、美しくて、暖かくて、涙が溢れて仕方なかった。思いっきり、ジジを思い出してしまった。 何と言っても、等身大のパペットで出来た馬が、その動作や鳴き声も加わって、素晴らしかった!馬そのものだった。その表現力!!芸術的なほど、アブストラクトでいて、リアルでもある。木と布で出来たパペットであるはずなのに、毛並みや、熱や、匂いまで伝わってくる。舞台ならではの表現に、ひたすら感動してしまった。美とは正にこのこと。 ああ、本当に、どうして言葉にして良いかわからない。書きたいことがありすぎる。馬が好きすぎて、困る!なんと愛おしい!なんと愛おしい!!ナオは、この舞台が心から大好きだったのだけど、その大きい理由の1つが、物語の終わりにある。ネタバレになってしまうけど、1幕目が終わって休憩中、ナオは絶対にこのストーリーでハッピーエンドはありえないと思っていた。覚悟すらしていた。何よりも大切に育てた馬を、軍に借り出され、その後すぐ、預けた先の軍人が死亡したとの知らせを受けて、青年は自ら、生死のわからなくなった愛馬を求めて、戦地へ向かう。 このシリアスな流れで、ああきっと最後はどちらかが死ぬか、両方死ぬか、せめて一目だけでも、会えれば良いのに、と絶望的だった。続きを観るのが哀しすぎて嫌だった。だけど、物語は巡り巡って、最後、視力を無くした青年の、嘆きや絶望や諦めを孕んだジョーイ、というつぶやきに反応した、今にも殺されそうな状況のジョーイ。なんだかもう、涙ぼろぼろこぼしながら、手を合わせて本気で祈ってしまったよ。気づけ気づけ気づけ気づけ気づけ!!!って。ここでもし、青年が気づかずジョーイが殺されていたら、ロミオとジュリエット上等、大悲劇にて、終演。なんて救いようのない、戦争のトラジティー。だけど、気づくの。ちゃんと。どんなにそこにリアリティーが無くたって、理想主義的であったって、何が悪い!ちゃんと、2人を又出会わせてくれた、その脚本に、ナオはまず拍手を送りたい!有り難うを言いたい!本当に、本当に本当に、良かった!!! この物語を、舞台で観れたことにも、ナオは感動する。映画やテレビの、映像的リアル、ではなく、観客もその場で一緒に体験する、ナオ達にとってのリアル。ジョーイと一緒に戦渦をくぐり、青年と一緒に愛馬を探す。実際に、目の前で繰り広げられる物語。その、舞台的、リアリティーがあったからこそ、ここまで感情移入して、観てしまったのだと思う。生の舞台の、最高の魅力! ああ、観られて良かった!とてもとても、心に残る舞台だった!!今年1年色々素晴らしい舞台を観て、年の瀬最後に、ドカンとこんなにも素晴らしい舞台に出会えて、仕合わせすぎる!お馬が、大好きすぎる!!これ、舞台のまま、映像化しないかなあーーー |
≫2007年12月20日(木)≫ |
ユニの図書館が、クリスマス前後はクローズと知って、あわてて課題に必要な本を沢山借りてきた。今回は課題全部が映画関係だったので、うちの学校じゃなくて、LCCの図書館にお邪魔。じっくり居るのは初めてだったのだけど、広いし設備凄く整ってるし、これは今後も利用するべきだな!LCFより近いし!一番近いのはきっとチェルシーの図書館なので、これもいつか行ってみようっと。学校によって、本の揃えも違うし、ちゃんと使い分ければリサーチの範囲も広がりますね。LCCはさすが、映画関係の本、かなり充実してました。必要な本、全部借りられて本当に良かった。でもまだ、一読もしてないんですけれどね。明日明日! リミックスレントが2月2日でクローズが決定だって。あーあ!残念すぎる!ラストショーとクリスマスショーは行っちゃおうかなあ。お母さんと一緒に観たいよよよ!! |
≫2007年12月19日(水)≫ |
そろそろ冬眠したいな。冬に活動しない動物って本当賢いと思う。目覚めたら春なんて…!スプリングアウェイクニングなんて!いいなー。 慈々に絵をいくつか追加したよ。ウィキッドとか。絵が上手くなりたいな。エジンバラで、むたんと漫画のキャラクターを見ないでどこまで描けるか競争を、ホテルやカフェでかなり熱心にやって、全部で40以上(…!)描いた。これ、いつみてもかなり笑える。例えば、ドラゴンボールとか、ワンピースとか、ジブリとか、少女漫画とか、ドラえもんとかゲゲゲとかコナンとか、そんなの。ナオは一体漫画を読む時に何を見ているのか疑問。明らかに、キャラクターの顔じゃないことだけは確か。いつか暇だったら日記で紹介するね。面白いから!目玉の親父は完璧だと思う!むたんのブログにむたんの<恐怖!>ドラえもんシリーズが載ってるので、みんな見るといいよ!笑 |
≫2007年12月18日(火)≫ |
テムズ沿いをさっき歩いてて、そしたら仮設メリーゴーランドから妙に耳に慣れた音楽が聞こえてきた。丁度横を通りかかったかなり厳ついブーツのお兄さんもつい口ずさんじゃうような。一瞬考えて、ああ!マイケルボール!love changes everything のサビメロディーだったよ。メリーゴーランドっぽくアレンジされてて、ロイドウェバーさんってイギリスでは本当に大御所なのね、と改めて思った。厳ついブーツのお兄さんまで口ずさむなんて…!ちょっとした衝撃。久しぶりにロンドンの町中かっ歩して楽しかった!最近は天気が結構良くて、だけど寒い!というか冷たい!空気が何となく白っぽくて、丁度、モネの描いたロンドンそのものの印象で素敵。 モネで検索してたら、こんな記事を発見した http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2304807/2296701 今年10月にテートとナショナルギャラリーにモネを含む十数点の絵画が贈与されたんだって。贈り主は、セインズベリー氏。あの、チェーンスーパーのセインズベリーの人!その人が亡くなって、遺産だったんだって。うわーー!ナオは元々セインズベリー贔屓だったけど、益々好きになっちゃう!ルソーも一枚あるらしいので、展示されるのが楽しみ!ご冥福をお祈りします。ありがとう! 観たい舞台メモ ヒストリーボーイズ、ウォーホウス、タンタン。全てストレートプレイです。面白そうなのばっか!さてどれで07年観納めるかなあ!悩むな。08年の観始めはもう決まってるけど、2月からソーホーで始まるジャージーボーイズも必見の舞台になった!あのスコットが主役のスタンバイで決まったんだって!シャ〜〜リ〜〜って歌うんだ!楽しみすぎる。踊るかな踊るかな? |
≫2007年12月16日(日)≫ |
旅の思い出をきちんとまとめようと試みているのだけど、なかなか難しいね。昔から今でも、物事をまとめる、っていうことが苦手だからなあ!ノートとか!ポートフォリオとか!カバンの中とか! 今回の旅で、印象的だった物の1つに、ギャラリーで見た、スコットランドの画家の絵画、があります。エジンバラに点在している4つのギャラリーを全て見て、そこには、イタリア古典、19世紀、印象派、ポートレイト、モダン、コンテンポラリー、絵画、彫刻、インスタレイション等、余すところ無く、芸術作品が展示されていて、見応えがかなりあった。そこで、中でもナオが1番に魅入ってしまったのが、19世紀前後のスコティッシュ絵画! 今まで、一応美術史は独学ではあるけれど、一通り勉強した気でいたのに、スコットランドの絵画なんて、全く、1つも、知らなかった。愕然!こんなにこんなに素晴らしい作品が沢山あるのに…! 印象としては、全体的に、ラファエル前派の雰囲気に近い様な気もしたんだけど、全く違う様な気もする。ラファエル前派っぽい、というのは、多分絵のテーマが割と神話や物語な物が多かったからだと思う。キリスト教関係ではなく、ケルト神話。妖精や、天使や、動物や、ちょっとファンシーな世界。だけど、ラファエル前派のような独特な色づかいではなくて、もうちょっと空気が冷たいような。さすが北国、みたいな。 中でも一番に、あああ、もう!と目を離せなかったのが、ジョン・ダンカンという人の作品。下の2点。 ![]() ![]() 参考 http://midnight-muse.com/1duncan.htm 両方とも、ケルト神話が題材で、ぱっと見てもじっくり見ても、かなりファンシー。色づかいも、人や動物の表情、動作、みんな、可愛い!いくら見てても飽きない作品でした。家に帰って、早速ケルト神話を少し調べて、物語を知って見たらまた印象が!左の子は天使ではなくて、白鳥なんだよ!シンギング・スワン!(※実際は、歌ではなく、スペル!海に夏の静けさを呼ぶ呪文!)ひたすら愛おしいじゃないの! 他にも、神話を題材にした大きなタペストリーの連作や、どこか静かで肌寒い風景画や、スコッツの肖像。みんなどれも独特で、本当に見応えがあった。ここのスペースだけで、2時間あっという間でした。やっぱり、その土地で見る、というのは特別なのかもな、とも考えさせられた。ロンドンの錚々たる美術コレクションの中で、ナオが一つ選ぶなら、絶対ターナーだと思うし。あああイタリア行かなきゃ!ミケ!と、思考がどんどん脱線。 |
≫2007年12月15日(土)≫ |
エジンバラの日記もままならない内に、むたんと昨日はアイケア行って、今日はマチネイでウィキッド観てきました。来週からきちんと生活します。 ウィキッド!1年半ぶりくらいだったのだけど、素晴らしかった。本当に、最高だった!朝、凍えそうになりながら当日券に並んで、最前列のチケット買って、その甲斐ありまくりな満足だった !やっぱりこれは、最前列で観ることを強く強くお勧めするよ。アンサンブルの迫ってくる感じとか、キャラクター一人一人の表情や動作、素晴らしくディテイルに凝ってる衣装、みんな近くで観ると、本当に迫力あるから! 今回は、ケリーエリスのエルフィーとか、ジェームスギランのボックとか楽しみにしていて、実際両者とも素晴らしかったけど、1番に、ちょっとやばいくらいにシンパシー感じたのが、グリンダだった。後半、泣きすぎて自分でも引くくらい。1幕目がひたすら可愛くて可愛くて可愛いから、尚更2幕目のどんどん物事が悪い方向に進む様がとっても切ない。というか、本当に可愛いグリンダだった!ちょっと癖になりそうなくらい。 ウィキッドは、素晴らしいエンターテイメントであるけど、少し考えさせられるディープな要素も含んでて、もっときちんと理解して、自分なりのリスポンスが出来たらな、と思う。いやしかし、たった数時間なのに、なんて密度の高い時間を過ごしたんだろう、満足度高すぎる!凄く、完成してる舞台なんだなあ! |
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