2005年05月23日(月)  購入品目。

地元のブックオフにて買い物。

・女神異聞録ペルソナ、オリジナルサウンドトラック
・女神異聞録ペルソナ第6巻  著・上田信舟
・女神異聞録ペルソナ火の玉ゲームコミックシリーズ(内藤氏表紙のやつ)
・続ヒゲのOL薮内笹子  著・しりあがり寿
・多田由美短編集�  |�・多田由美
・新約聖書を知っていますか  著・阿刀田高
・不思議の国のエリコ  著・楠田枝里子
・飛んだ旅行記  著・楠田枝里子
・ナスカ 砂の王国  著・楠田枝里子

まさか、ペルソナのサントラにめぐり合えるとは思っても見なかった。
そして、内藤氏のヴィシュヌ様がまた拝めるとは思っても…(泣)
サイト改装しちゃって、もう一生見れないものと思っていた。
いや、田舎のほうが掘り出し物あるわ〜。感動しちまった。
今日はペルソナ懐古DAYでした。

早速、しりあがり寿と多田由美を読む。
相変わらず、笹子はぶっ飛んでる。真実の愛をいつ手にするのだろうか。
ワールドカッペの話が一番笑けた。私も田舎っぺだから。
多田由美は、戦闘妖精雪風以来の読書。
オリジナルは初めて読んだな。こなみ詔子氏と雰囲気にてる気がする。
さらーりと読めるが、余韻に浸れるので、買い。
これから買うことに決定。


2005年05月13日(金)  漫画感想。

■フリージア5巻  松本次郎

トシオがあっけなく死んでしまい、ちょっと呆然とした。
死ぬようなキャラではないと思わせるだけの伏線の張りよう。
でも、そんなもん関係ない、と切り捨てる作者の思惑。
やっぱ、何考えてるのかワカラン、この人。
まともなキャラなんていやしない。皆どっかおかしい。
読んでる自分もおかしいのではないかと思えてくる。
1巻1巻読んでも、意味ワカランので、一気読みをオススメ。
私は眼鏡キャラがご贔屓だが、叶ヒロシには近寄りたくない。
外見はストライクだが、ここまで中身が混沌としてたらなぁ…。
多分、傍にいたら溝口さんの様に狂乱しちまう。
「萌え」より「畏怖」が強いキャラですな。



■少年� ,函〜仍匣造僚�   西炯子

萩原屋が終わって、シリーズものを描かなくなったのかと思っていた。
…けど、このシリーズ、前作を凌駕しそうな勢いです。
だ、大好きだ。
この人の漫画は、漫画じゃないのだ。良質の小説を読んでいる感じ。
良質?なにそれ?…いや、う〜んと。私の中では芥川なんですが…。
「古き良き時代の日本文学」という雰囲気です。
大抵、読んだ後に、吐き気を催します。
胸がムカムカして、うえぇぇぇ〜ってなるのです、この方の漫画。
芥川読んだ時もそんな状況になったから、重なってるだけなんだが。
そう、芥川の「蜜柑」とか「トロッコ」とかそこら辺。
最近では三浦哲朗「忍ぶ川」とか。
自分の人生に対して、いろいろとたまった鬱積。
それを全てはき出したい衝動に駆られる作品。
共通点は「慕情、青春、懐古」とか。上手く言い表せないけど。
…過ぎ去ったものをズルズル引きずる執念深さが嘔吐を起こすんだろうな。

「少年� 廚蓮◆屬�手々つないで」の続編。
天然女の子に惚れてしまった男子学生の青春を描く。
今回は、もう一人(これまた天然風)男の子が加わる。
奇妙な三角関係になって、今後の恋路が危ぶまれる。
それにしても、「好きな子をいじめてしまう」という、
幼少期によく見られる行動がいじらしい。
私もそんな時期があったなぁ…(こういう懐古が重くのしかかるのだ)
主人公のサトくんは、バカだが本当に愛らしい少年である。
将来について足掻く姿や、恋愛で苦悩する姿を見ると、
やっぱり過ぎ去った青春に対するしがらみが…(泣)
そうそう、青春を思い起こさせる漫画なんだよ…。
だから重いんだよ。今の自分と反比例で。
あの頃は一番輝いていたし。今はお先真っ暗だし。
はっ!愚痴になってしまう!!止め!

んで、「双子座の女」はあの刈川さんが復活。
内容はもう、飛びかからんばかりの萌え所。
美形双子の苦悩する青春時代。
結局、腐女子引退はできないのよ。うん。
しかし、まぁ、本当に西氏の描く男性は色気が…。
しかも、それが絡むんだからこらぁ、もう、悶絶もんで…(ハァハァ)
そんで、禁断の兄弟愛だから、萌えない訳には行かぬ。
でも、ひと味違うのは、兄は「性同一性障害」という事。
只、絡んでイヤンバカン、の単なるJUNEじゃないのだよ(バカは私?)
ちょっと捻っている当たりが、さすがは西炯子氏、と唸った。
腐女子モード全開で感想書きたいところだが、そればかりじゃないのだ、この話。
だから、あえて書かない。萌え〜とかしか表現できないから(十分書いてる)
読めばわかる人には分かる。「萌え」だけじゃなく、後に残る何か。
これも、一種の過ぎ去った青春の1ページである。
くそ、高校時代に戻りたい。

しかしまぁ。この人の漫画はハズレがないなぁ。
大枚叩いても惜しくないよ。


2005年05月11日(水)  「風の谷のナウシカ」 宮崎駿

■風の谷のナウシカ 著・宮崎駿

久しぶりに読み直し。
そしたらはまって、ここ3日ぐらいずーっと読んでいた。
案外読み応えがある。時間がかかった。
読み飛ばしコマがない。じっくり読むべき作品です。

クシャナかっこいいなぁと思った。
映画では憎まれ役そのものだが、原作では全然違うわい。
トルメキアの実状をキチンと知っていれば、憎めないのだ。
多くの兵士に慕われる、人望篤きトルメキアの白い魔女。
死に絶える部下の手向けに、御髪を切り落とすシーンが大好きだ。
土鬼の皇兄にすら恐れを成さぬし、その首持って駆けめぐる。
「鬼だ」と評されていましたが、まさにその通り。でも、美しいです。
ナウシカと対局に位置するキャラだと思う。
ナウシカは慈悲で全てを救うセンジュ君タイプ。
クシャナは憎悪を貫く阿修羅君タイプ。
父王を、兄たちを憎むことで強くなり、全てを手に入れた。
でも、ナウシカの優しさつうか、違いに気づいて、変わった。
ヴ王の死を見届けて、全ては昇華されたかなぁ。
彼女のように生きたいとは思わないが、強さは見習いたい。
あそこまでなるには、壮絶な苦しみがあったんだろうな。
ナウシカは後半、人知を超越してしまい、別格になってしまうが、
クシャナは最後まで人間だった。その分、親近感が湧くのは私だけ?
土鬼の城に、ナウシカと共に強襲をかける話がある。
その時数人の騎馬兵士が命を賭して、ナウシカを護衛する。
そうさせるナウシカの素質もあるのだろうが、精神面を鍛えたのは、クシャナである。
戦闘になったら自らの命が一番大事だろうし、むざむざ死ぬような事はしたかない。
でも、あそこで馬を走らせる決心をする兵士を生んだのはクシャナだ。
裏読みしすぎだが、トルメキア軍とのクシャナのつながりは、
ナウシカと城じい達のそれに匹敵すると思う。
トルメキアは風の谷よりもっと文明的で、潤っていると推測する。
その分、人々も独立独歩でまとめ上げにくいはず。
それをあそこまで団結させるなんてなぁ。
やっぱり、すごい人物なのである、トルメキアの王女様は。
ナウシカだらけの表紙も、1巻だけクシャナが飾ってるしね。

クシャナ賛歌になっているが、他にも見所は有りすぎて整理つかん。
重要シーンが多いだけ後半部分の感想ばかりになってしまう。
ユパ様の絶命とか。巨神兵の事とか。ヒドラの事もな。
気合い入れて感想書くには、ちょっと今日はキツイ。
また読んだら書こう。

映画は、本当良くまとめたと思う。
あれはあれで一つの「風の谷のナウシカ」だ。
しかし、原作をアニメにして欲しいともちょっとだけ思う今日この頃。
宮崎駿氏の原点は、ナウシカだろうな。
伝えたいこと、いっぱい詰まっている感がする。
後世に残すべき漫画だと思います。星3つ。いや、5つ。


2005年05月06日(金)  映画「バット・エデュケーション」

脳内洗浄された。

そんで、その後洗脳された。

もう一回見に行ってから感想書きます。


2005年04月26日(火)  演劇「黒蜥蜴」

夜勤明けで3時半に起きて、てんやわんやして電車乗ったのが4時半。
銀座着いたのが6時。
さて、ル・テアトル銀座の場所が分からない。
ちょっと歩いたら交番が。そこで聞く。
「ル・テアトル銀座って、どこですか?」
「目の前。」
ふりむいたら、有った。

何も食ってないので、吉牛でも食べようとしようとしたら、周りにない。
かろうじてドトールはあったが、コーヒーの匂いがキライなので入れない。
さすが、オサレな街、銀座!!吉牛何ぞお呼びでないのか!!
しょうがないのでampmにてカロリーメイトとおにぎり、緑茶購入。
「おにぎりぐらいは食えるべ」と甘く見ていた私。
映画鑑賞とちがうのに気づいていない。
なんせ、初鑑賞ですから、舞台。

満員のエレベーターに乗り、受付へ。
ところひしめく美輪様FANたち(全員そうではなかろう)
一角では美輪様グッズが売られていて、パンフを買う。
三島由紀夫ページがあるよ!ヒャホ!(三島崇拝者ではない)
Tシャツが案外かわいいので欲しくなる。でも財布が寂しいので断念。
ちょっとしたカフェもあり、生ビール飲んでいる人もちらほら。
あら。うらやましい。と思ったが、空きっ腹にビールはやばい。
確実に寝る。だからやめた。賢い選択である(自画自賛)
当日券販売しているその横で、美輪明宏の会申込用紙を発見。
速攻連絡先記入して置いてきた。入りたかったんだよね〜。

6時半開演なので、とっとと会場入り。
席はどこかと探す私に、劇場案内員のお姉さんが一声かけてくれる。
こういうの、慣れてないのですよ!!どひゃー!!
非常に緊張して、アホほど丁寧にお礼を言った。
…なんでとっさに感謝を表すと「スイマセン」になるのだろう。
席に着くと両サイドは居ない。あれ、案外空き有るのかな?と思いつつ、
おにぎりをガサガサとポリ袋をまさぐり、手にする。
周りをもう一度見渡す。

誰も何も食っちゃいねぇ…。

ペットボトルすら手にしてない。何ナノ此処は?
おにぎりを丁重に袋の奥底に追いやった。
しかし、空きっ腹。腹の虫は今にもわめき出しそうな勢い。
やむなくカロリーメイト・フルーツ味を開封。
1本口に含む。が、入りきらない(一口で食うものではない)
収まりきらないカロリーメイトをくわえ、モゴモゴと頬張る。
口内で砕けたカロリーメイトは少ない唾液を全て攫って喉を通過する。
喉が渇くし、歯にはフルーツの破片が挟まった。
茶を飲んでも良いのだろうか?悩んだが、枯渇には耐えられぬ。
ごそごそと、次はPET飲料を口に運ぶ。
そのうち、隣の席がうまり出す。心底ヤバイと思った。
わぁ、場違い?ねぇ、私、場違い??
劇場って食べちゃダメなの?そりゃダメって放送はしてるけど…
キムタクのウィダーinゼリーにしとくべきだったかもしれぬ。
そう思いつつ、茶でカロリーメイトを流し込む。
なんだか一層空腹感が増した気がした。

そして少し予定より遅れ、開演。
出だしは、美輪様扮する黒蜥蜴と早苗さんとの会話シーン。
生・美輪明宏にびびる。
たとえ劇中だとしても、物腰・口調が優雅で私より女性らしい。
思わず、開ききった膝を引き締めてみたりして…。
女性にしか見えなんだ。確かにTVで見ても男性には見えないけど。
すげぇなぁと思った。
そして、声色がまたすごい。表現できないがすごい。
マイクもスピーカーもなにも機械を通さぬ、空気だけの振動で、
ここまで人の声に聞き入ったことは無い。
やっぱ、美輪明宏様々だわぁ、と思った。
なんというのか、え〜、とにかく、すごい。
抑揚っつうか、なんちゅうか…どんぴしゃで比喩が見つからん…。
訴えかけるっつうか、こう、揺さぶられる声をしてらっしゃるのだ。
もののけ姫の狗神様を思い出した(あの声には背筋が凍ったね)
重々しくって荘厳で、わぁ、神様!と言う感じ(なんだソレ)
それに比べ、早苗役の早瀬英理奈は、凛々と鈴が鳴るが如く、
キレの良い高音ボイス。対照的で面白かった。

正直言うと、劇の内容、後半からしか覚えてない…。
1幕目は、原作そのまま。幕締めの発砲にビビって記憶が飛んでる。
2幕目は、三島節か?アレ。難しいこと言ってたなぁ。わからんかった。
そうそう、明智vs黒蜥蜴の犯罪論争も、三島節なのか?
犯罪を3人の女に喩える比喩が、とっても高尚でワケワカメ。

「1人目の女は、貰った薔薇の花束をそれに付いていた虫ごと、暖炉に
ぶち込む。2人目の女は、冷静に虫だけをつまみ取り、燃えさかる暖炉
に放り投げた後、残った花束を愛でる。3人目は、虫も花束も選べず、
花束の送り主を燃えさかる暖炉にぶち込む。1人目は世の秩序をとっさ
にかいま見せ、2人目はその秩序の区切りを、それこそ鮮明に表してい
る。そして3人目は、優しすぎるが故、秩序を破壊して、突拍子もない
行動に出てしまう。この中で、一番犯罪者になりうるのは3人目…」
(うろ覚えなので間違いばかりだろう、きっと)
こう語る明智の脳みそを、覗いてみたいと思った。
3人目は確信犯だろう、もはや…。

3幕目は、目に訴える視覚的効果が満載だったので、とっても鮮明。
まぁ、クライマックスだったっつうのが一番だがね…。
明智の潜伏する長椅子に接吻を繰り返す黒蜥蜴。
明智の死を嘆き、つらつらと本心を語る黒蜥蜴。
そんでもって、やっぱ最後のラストシーン。
ここらへんの美輪明宏氏の演技が…!!
開いた口がふさがらない状態だった。
「演劇とは、役者とは、ここまで役にはいりこむものなのか!!」
ただただ、あんぐりとオペラグラスを覗き込んでしまった。

最後の根城のセット、豪華だったぁ。すごかったぁ。
生人形が瞬きしないのが大変だと思った。ぴくりとも動かなんだ。
あれがプロ根性ってやつか、本当に恐れ入る。
ただ、見ていてちょっと引いたのが雨宮と偽早苗のやり取り。
雨宮の屈折した黒蜥蜴への愛はわかるが、おい、偽早苗。
一目見てすぐ 「 愛 し て る 」 と か 言 う な よ 。
雨宮の愛が重いだけ、一層陳腐なモノに見えてしょうがなかった。
あそこであんな台詞を吐かすのは、観客に偽早苗に対するに敵意を抱か
せようとして仕組んだネタとしか思えなかった。役者のお二人の演技が
素晴らしければ素晴らしいほど、正直引いてしまった。加速する二人の
世界が、私を取り残していってしまったようです。黒蜥蜴と明智の愛だ
けでいっぱいいっぱいなので、伏線的なこの二人の愛は目に入らぬので
ある。「こんなのあった?」という位のつつましさで良いと思うのだが…
ダメだし出来る立場でないのは重々承知。
演出、脚本などを解さぬ、ど素人の疑問だと思ってください。

最期の黒蜥蜴は、真の宝石でした。キレイだった。
明智も言葉にせぬものの、その思いが伝わったから彼女は死んだのです。
「心に他人が入ってくる位なら、死を選ぶ」
そこまで信念持って生きられるって、すごいです。
そんな人、劇中でしか存在しないんだろうなぁ。
また、見に行っても良いなぁ、黒蜥蜴の生き様。


帰りは、帰宅ラッシュに巻き込まれグロッキーになった。
あのおにぎりですか?
駅のホームでむさぼり食おうとしましたが、やめました。
帰ってから食いました。
あ、血糖値低すぎてグロッキーだったのかなぁ。

余談。
劇場は完全飲食不可、という掟を思い知ったので、次回に活かしたい。




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