「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2006年05月15日(月) 笑点 放送開始40周年

1966(昭和41)年5月15日
日本テレビ系の
長寿お笑い番組「笑点」
放送開始。

安心して観ることができる
数少ないお笑い番組でしゅ。
L.A.S.Ponderも
時々観ていましゅ。

もちろん売り物は後半のおおぎり。
最近は林家こんぺい、三遊亭円楽の
病気脱落で様変わりしつつありましゅが
年長の林家喜久蔵、桂歌丸が
もう少しがんばってくれるでしょう。

カミサンはこの番組がお気に入りで
L.A.S.Ponder
今年の結婚記念日には
笑点40周年記念DVDBoxを
プレゼントし
カミサンの慰撫に
一時的でしゅが成功しました。



2006年05月14日(日) 1882(明治15)年 齋藤茂吉 誕生

1882(明治15)年5月14日
歌人 齋藤茂吉 
山形県南村山郡金瓶村(現上山市)で誕生
 戸籍上は7月27日
 1953年2月25日 没

目のまへの売犬の小さきものどもよ
生長ののちは賢くなれよ

この歌は
戦争中戦意高揚のために
軍部に協力した茂吉が
戦後、それを悔やんで詠んだと
予備校生時代に学習した
記憶がありましゅ。

実際はどうだったのでしょうか?

この歌
道を誤り続けて
中年になってしまった
L.A.S.Ponderにも
痛切に響きましゅ。



2006年05月13日(土) 堀内修著 モーツァルト オペラのすべて

堀内修著
モーツァルト オペラのすべて
平凡社新書302
平凡社 2005年

モーツァルト イヤー
モーツァルトのオペラを
鑑賞するのに
役に立ちそうなので
購入。

生涯にわたり
作曲し続けた22曲の
オペラ。

著者は各作品を
丁寧に紹介しつつ
当時の世情も
よく伝えていましゅ。

再評価の機運高まる
現状のみならず
おもわず自分の思い入れをも
吐露してしまう。

読んでいて
著者の意気込みに
うなずいてしまいましゅ。

ザルツブルク時代は
オペラが書けず
悶々としていた
アマデウスでしゅが
7大オペラは
本領発揮でしゅ。

L.A.S.Ponder
実際の舞台を
観にいく
自由も時間もお金もないでしゅが
ビデオで鑑賞できるだけでも
せめてもの
なぐさめでしゅ。

今後も
存分に楽しめそうでしゅ。



2006年05月11日(木) ヤーコプスのフィガロ

以前NHK-BS2で放映し
ビデオにとっておいた

クラシック・ロイヤルシート
ルネ・ヤーコプスの
フィガロの結婚
を視聴。

モーツァルト作曲
出演:ピエトロ・スパニョーリ
   アネット・ダッシュ
   ルーカ・ピサローニ
合唱:シャンゼリゼ劇場合唱団
通奏低音:ニコラウ・デ・フィゲレイソ
管弦楽:コンチェルト・ケルン
指揮:ルネ・ヤーコプス
2004年 シャンゼリゼ劇場

L.A.S.Ponder
知っている出演者は
指揮者ヤーコプスと
ケルビーノ:キルヒシュラーガー
のみ。

2,3の書籍で
予備知識を得ていたせいで
かなり深く楽しめました。

女性陣が
L.A.S.Ponder好みの
マスクでないのが
残念でしゅが
歌唱力は
相当なようでしゅ。

次から次へと
繰り出される
美しいアリア。
アリアにもまして
うならされる
重唱の数々。

主役はフィガロじゃなくて
スザンナかもしれませんね。

コケにされるアルマヴィーヴァ伯爵
フィガロもスザンナにかかっては
押され気味でしゅ。

最終的には
男性陣に対する
女性陣の圧倒的な勝利。

これは貴族社会に対する
諷刺であると同時に
男性に対する女性の
仕返しかも。

3時間10分は長く
途中眠気も催しましたが
最後の大団円は
素晴らしかったでしゅ。

ビデオテープに起因する
ノイズがなければよかったのでしゅが。



2006年05月10日(水) 中野雄著 モーツァルト 天才の秘密

中野 雄(たけし)著 
モーツァルト 天才の秘密
文春新書487
文藝春秋 2006年

モーツァルトの伝記の体裁を取りつつ
彼の音楽に迫る。

天才の秘密とは
少し大げさなタイトルでしゅ。

天才の天才たる所以と
天才と俗世が
相容れない諸相を
点検。

神童時代の成功と
ザルツブルクでの不遇。

ミュンヘン、パリでの失意。

ウィーンでの成功と
世間との乖離。

アマデウスの伝記は
何度読んでも
息をつく暇がありません。

何箇所か挟まれる
「モーツァルトの音楽と珠玉のCD」は
もしもお足があれば
買い揃えたくなるような
殺し文句で
いっぱいでしゅ。



2006年05月08日(月) 1950(昭和25)年 相馬御風 没

1950(昭和25)年5月8日
詩人 相馬御風 没、66歳。
 1883(明治16)年7月10日生

いくつかの童謡を
残していましゅ。

L.A.S.Ponderが
忘れられないのは

春よ来い
作詞 相馬 御風
作曲 弘田龍太郎
 ♪春よ來い 早く來い
  あるきはじめた みいちやんが
  赤い鼻緒の じよじよはいて
  おんもへ出たいと 待つている
 1923年
でありましゅ。

このような童謡の作詞というのは
独特の才能が必要でしゅね。

L.A.S.Ponder
白亜混声合唱団の
合宿で
この歌を口ずさみながら
畦道の脇の泥に
足を突っ込んで
大笑いされたことが
ありましゅ。

20年以上前の
懐かしい思い出でしゅ。



2006年05月07日(日) 1825年 サリエリ 没

1825年5月7日
アントニオ・サリエリ
Antonio Salieri ウィーンで没、74歳。
 1750年8月18日 誕生

アマデウスとはわずか
5〜6歳しか違っていないのが
意外でしゅ。

ピーター・シェーファー原作
ミロス・フォアマン監督の映画
「アマデウス」では
主役を勤め
モーツァルトの敵役として
悪名高いでしゅ。

実際アマデウスの才能を
いち早く見抜いたため
嫉妬に駆られたのでしょうか。

敵対妨害するばかりでなく
モーツァルトの作品を
かなり演奏しているそうでしゅ。

L.A.S.Ponder
82年でしたか
松本幸四郎のサリエリ
江守徹のモーツァルトの
舞台「アマデウス」も
サンシャイン劇場で
観ているはずでしゅが
江守の怪演に隠れて
あまり印象に残っていません。



2006年05月01日(月) 1786年 フィガロの結婚 初演   GW休載

1786年5月1日
モーツァルト作曲・指揮
ロレンツォ・ダ・ポンテ台本
ボーマルシェ原作
歌劇「フィガロの結婚」K492
ブルク劇場で初演。

オペラの金字塔でしゅね。

危険極まりなく
皇帝自ら上演禁止にした
ボーマルシェの戯曲でしゅが
ダ・ポンテの脚色で
皇帝を丸め込んで
作曲・上演に
こぎつけたアマデウス
してやったりでしゅ。

モーツァルトは
作曲料として
450フロリンを受け取りましたとさ。
めでたしめでたし。

4月13日鑑賞したビデオ
「ボーマルシェ 革命前夜」も
おもしろかったし
3月2日に鑑賞したビデオ
カール・ベーム指揮
ウィーンフィルの
オペラ映画「フィガロの結婚」
も文句なく楽しめました。
歌手達の演技は素晴らしく
特にアルマヴィーヴァ伯爵を
演じたフィッシャー=ディースカウは
最高の表情でした。

このビデオ
また借り出して
繰り返し観たいでしゅ。

もしも
お金と時間と自由があれば
実演も観たいし
DVDになっている
ほかのフィガロも
買い漁って鑑賞したいでしゅ。

明日5月2日から5月6日まで
更新お休みさせていただきましゅ。



2006年04月30日(日) 1883年 エドアール・マネ 没

1883年4月30日
フランスの画家
エドアール・マネ
Édouard Manet 没、51歳。
 1832年1月23日誕生

フランス印象主義の父だとか。

一大スキャンダルとなった
「草上の昼食」すごいでしゅね。

服を着た男性達と
裸の女性たちの
ピクニック、
当時の人々は
秘密クラブを
垣間見たような
印象を抱いたとか。

確かに今観ても
妖しい光景でしゅ。



2006年04月29日(土) 2006年 第10回 琴の音によせて

2006年4月29日
第10回 琴の音によせて
主催:筑紫雅会 麓 琴教室
会場:栃木県総合文化センター サブホール

良い琴の音色が
聴けるかもしれないと思って
出かけてきました。

お琴の教室に通う
ご婦人方のおさらい会のような
ものでしゅね。

20人近い
筝、十七弦、三弦が並ぶと
壮観でしゅ。

音楽的にはどうなのでしょうか、
L.A.S.Ponder
筝曲については
何も知らないので
なんともいえませんが。

知っている曲は
宮城道雄作曲の
「春の海」だけでした。

時間がなくて
最後の曲は聴かずに
帰ってきてしまいましたが
最後の曲の前に
演奏された
筝3面による
筑紫歌都子作曲
「小雨の夜」は
なかなか素晴らしい曲で
演奏も聞かせるものが
ありました。

袴姿のご婦人方を
観ていると
源氏物語の
管弦の遊びなど
平安朝の雅な遊びを
想像し楽しいひと時でした。

美しいご婦人方の
筝を聴きながら
お酒を飲めたら
どんなに素晴らしいことでしょう。


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