2007年02月10日(土) |
浜野政雄著 ベートーベン |
浜野政雄著 子どもの伝記全集15 ベートーベン ポプラ社 昭和44年第1刷 昭和55(1980)年第49刷
ベートーヴェンの一生を 手っ取り早く ということで 小学低学年向けの この本を。
やはり子ども向けということで 物足りないことは物足りないのでしゅが あっという間に読めて 楽しいでしゅ。
今後本格的な伝記も 読みたいでしゅ。
2007年02月09日(金) |
2007年 シャガールとエコール・ド・パリ版画展 |
2007年2月9日 シャガールとエコール・ド・パリ版画展 会場:宇都宮東武百貨店美術画廊 会期:2月8日〜13日
ちょっぴり時間が取れたので 東武デパートの美術画廊へ。
大して期待していなかったのでしゅが 結構良い作品が並んでいました。
よく見慣れたいかにもといった シャガールのほかにも これがシャガール? というような珍しい作品も あり楽しめました。
ほかにも藤田嗣治や モーリス・ユトリロなど 見ごたえのある作品がいくつも。
時間があれば もっとゆっくり観たいところでした。
2007年02月08日(木) |
オペラ映画 セリビャの理髪師 |
図書館から借りた オペラ映画のVHSビデオ 歌劇「セビリャの理髪師」 ロッシーニ作曲 台本:チェザーレ・ステルビーニ ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団 指揮:クラウディオ・アバド 演出:ジャン=ピエール・ポネル 映像:1972年8月ザルツブルク&ミュンヘン 音声:1971年9月ミラノ を鑑賞。
配役 アルマヴィーヴァ伯爵:ルイジ・アルヴァ 医師バルトロ:エンツォ・ダーラ ロジーナ:テレサ・ベルガンサ フィガロ:ヘルマン・プライ 音楽教師バジリオ:パオロ・モンタルソロ ほか
はじめて観る「理髪師」 筋はドタバタ恋愛喜劇でしゅが ロッシーニの音楽と ポネルのすばらしい演出にかかると 最上質のオペラ映画になりましゅ。
2006年03月02日に 寺門医院で観た ビデオ フィガロの結婚 カール・ベーム指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 と同じ ヘルマン・プライがフィガロを演じていましゅ。
ソロもすばらしく 早口でまくしたてる アリアが見事でしゅ。
モーツァルトほどではないにしろ 重唱もすばらしいでしゅ。
合唱が少ししか出てこないのは 残念でしゅが 効果的で圧倒的でしゅ。
それにしても出色なのは ポネルの演出・美術でしゅ。
ランタンの明かりを効果的に使ったり 土砂降りの雨を降らせたりと 舞台ではほとんど不可能な演出を こりにこって多用していましゅ。
それにしても 1971年に録音して 一年後に映像をかぶせるなんて よくできたものでしゅ。
待機時間での 途切れ途切れの鑑賞ながら 思う存分 ロッシーニのオペラ・ブッファ 堪能できました。
2007年02月07日(水) |
1828年 序曲レオノーレ第1番初演 |
1828年2月7日 ベートーヴェン作曲 序曲レオノーレ第1番初演。
ベートーヴェン唯一の歌劇フィデリオには フィデリオ序曲 序曲レオノーレ第1番 序曲レオノーレ第2番 序曲レオノーレ第3番 の4つの序曲がありましゅ。
フィデリオの初演で失敗したベートーヴェンは 何度か改訂を行い 序曲も作り直しているので このような次第になったわけでしゅ。
おかげでL.A.S.Ponderは すばらしい序曲を 4曲も聴くことができるわけでしゅ。
レオノーレ第3番と フィデリオ序曲のみが有名でしゅが この曲も捨てたものではありません。
序曲レオノーレ第1番は コンサートではめったに演奏されず ベートーヴェン序曲全集のCDなどで かろうじて聴くことができましゅ。
他の序曲と聴きくらべるのも 一興でしゅ。
2007年02月06日(火) |
2007年 茨城大学五浦美術文化研究所 椿絵名作展 |
2007年2月6日
茨城大学五浦(いづら)美術文化研究所 を見学。
天心記念館、ウォーナー像、 六角堂、旧天心邸などを観る。
近代日本を代表する 文明思想家 岡倉天心の 夢のあとを偲ぶ。
風光は抜群ながら 周囲には何もないところに 大いなる志を持って 日本美術院を移した 天心の意気やよし。
椿絵名作展 会場:茨城県天心記念五浦美術館 会期:1月2日〜2月12日
岡倉天心と五浦に関するビデオ 岡倉天心記念室を観たあと 膨大な椿絵を鑑賞。
もっとゆっくり観て回りたかったけれど カミさんが先に行ってしまい 取り残されてはいけないので 泣く泣く足早に観て回る。 じっくり観れば半日はかかりそうな 分量でしゅ。
ここでも例によって ビデオブースで爆睡。 なんと気持ちのいいこと。
2007年02月05日(月) |
2007年 偕楽園 アトムワールド |
2007年2月5日
偕楽園 義烈館
カミさんの慰安のため 北茨城へ行く途中 水戸の偕楽園に 立ち寄る。
梅はまだまだではありましゅが いくつかの木はすでに 咲き出しており 白梅、紅梅を楽しむ人たちも ちらほら。
満開の時季には さぞ見事な光景が 展開されることでありませう。
折からの暖冬で ベンチに座っていても寒くなく カミさんの作った 簡単なサンドイッチで昼食。
その後 義烈館に立ち寄り 徳川光圀、徳川斉昭の事跡を見学。
日本史に疎いL.A.S.Ponderには 初めて知ること、見ることが 多く勉強になりました。
アトムワールド 独立行政法人 日本原子力研究開発機構 東海展示館 を見学。
水戸から 北茨城に行く途中 大きく回り道して 東海村へ。
アトムワールドというから 鉄腕アトムの世界と 思いきや 原子力のアトム(原子)でした。
ここは月曜も開館しているので 助かりましゅ。
サイクル館とファミリー館の 2棟があり 原子力発電のための 核燃料サイクルを中心に 原子力関係が 詳しく展示してありましゅ。
40分のガイドツアーに申し込み 若くて素敵なおねいさんに 案内してもらい 丁寧な説明を受ける。
繰り返し安全性についての 説明がなされるも 実際の原子力発電所の 事故多発や 虚偽報告のため いささか信頼に欠けましゅ。
技術以前に 信頼を得るためには うそをつかない 都合悪い事実を隠さないといった 基本的なことが 不可欠だと思いましゅ。
そして 原子力に頼らない 脱原発の 技術開発が 急務でしゅ。
工業高校出身の L.A.S.Ponderとしては 興味深い展示がめじろおしで 一日いても飽きないのでしゅが カミさんが飽きてしまい 夕食の時間も迫っていたので 泣く泣くアトムワールドをあとに 北茨城に向かったのでした。
2007年02月04日(日) |
2007年 第14回 栃木県ヴォーカルアンサンブルコンテスト |
2007年2月4日 第14回 栃木県ヴォーカルアンサンブルコンテスト 会場:栃木県教育会館大ホール
疲れた体で 栃木県教育会館へ。
年に一度の 県ヴォーカルアンサンブルコンテスト。
午後二時過ぎに到着。 高校の部7番から 高校の部最後の25番まで鑑賞。
男女別学が多い後進性から 混声合唱が少ないのが残念。
私立高校は作新学院の1校のみ。 実業高校からは1校の参加もない惨状。
お目当ての佐野女子高は 1グループのみ鑑賞。 声量は小さいものの 良いアンサンブルで好感が持てましゅ。
栃木女子高は 2グループ参加。 昨日聴いたのと同じ曲。 今日のほうが少し 緊張気味だったでしょうか。
すばらしい演奏を聴かせてくれたのは 昨年同様 宇都宮中央女子高合唱部と 真岡女子高合唱部A組 それに埼玉から乗り込んできた 埼玉県立松伏高校合唱部の 3団体。
本当は一般団体の 宇都宮合唱団と 混声合唱団Lux aeternaさんを 聴きたかったのでしゅが 時間が遅くなるので 泣く泣く断念。
コンテストの結果は 今朝日新聞宇都宮総局に 問い合わせたところ 高校は順当な結果。 一般は Lux aeternaさんが金賞 宇都宮合唱団が銀賞とのことでした。
合唱に勝ち負けを持ち込むのは どうかと思いますが コンテストに照準を合わせて 研鑽を重ねてきた 団体にとっては 大切なことなのでしょう。 Lux aeternaさんが 金賞を取れてよかったでしゅ。
2007年02月03日(土) |
2007年 栃木女子高 芸術発表会 |
2007年2月3日 栃木女子高等学校 第24回 芸術発表会 会場:栃木市文化会館大ホール
元コール・エッコ指揮者 はーちん先生の勤務する 栃女の音楽発表会があり 応援に出かける。
内容は ベートーヴェンの交響曲第九番 第4楽章の合唱。
総勢70名の栃木女子高オーケストラに 栃木高校音楽部の数十名が加わり 100名を越す管弦楽。 栃木女子高コーラス部+ 音楽選択の1年生の 女声合唱に 栃木高校の男声 栃木および周辺の合唱団の男声が加わり 100数十名の合唱で 第九の第4楽章を 演奏しました。
わずか25分の演奏のために これだけ大勢の男声が 集まったのも はーちん先生の人徳でしょう。
合唱の始まる直前 ソプラノの女の子が舞台上で 緊張のあまりか倒れ 舞台袖に引っ込むとか ソプラノ独唱が 最後声がひっくり返って落ちるとかの ハプニングもありましたが 何とか終了しました。
午前中1回のリハーサルのみで 発声練習もなく ぶっつけ本番に近い状態で 満足のいく 演奏ではありませんでしたが 客席からは盛大な拍手が 送られました。
第九第4楽章の前には ギター・マンドリン部の演奏 音楽選択生徒のソロ コーラス部の演奏 管弦楽部の演奏も行われました。
また控え室では 20数年前 宇都宮合唱団で ご一緒させていただいたバスのSさんに 再会し リハーサルと演奏の間1時間ほど たくさんのお話を伺い 旧交を温めることが できたのも 今回の大収穫でした。
2007年02月01日(木) |
オペラ映画 フィデリオ ベルリン・ドイツ・オペラ |
オペラ映画 ベートーヴェン作曲 歌劇「フィデリオ」 ベルリン・ドイツ・オペラ を図書館から借りて鑑賞。
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団・管弦楽団 合唱指揮:ヴァルター・ハーゲン=グロル 指揮:カール・ベーム 演出:グスタフ・ルドルフ・ゼルナー 製作:1970年
レオノーレ:ギネス・ジョーンズ(ソプラノ) フロレスタン:ジェイムズ・キング(テノール) ロッコ:ヨーゼフ・グラインドル(バス) マルツェリーネ:オリヴェラ・ミリャコヴィッチ(ソプラノ) ヤキーノ:ドナルド・グローブ(テノール) ドン・ピツァロ:フスタフ・ナイトリンガー(バス) ドン・フェルナンド:マルッティ・タルヴェラ(バス)
今年初めてのオペラは 映画「フィデリオ」
男装の麗人レオノーレが 政敵に投獄され殺害されようとする 夫フロレスタンを 獄中に潜入し 間一髪のところ 夫の救出に成功する。
敵役のドン・ピツァロの ナチスの将校を思わせる 憎々しく陰湿な演技も出色。
夫婦愛から 人類愛へ。
圧制に対する 自由と正義の勝利。
できすぎのストーリーでしゅが ベートーヴェンの音楽が 胸に迫りましゅ。
今もなお世界中で行われている 政治犯への弾圧、 投獄、虐待、拷問、虐殺。
国外ばかりか 日本でも 教育界を始め 自由と正義に対する抑圧。
独唱はともかく 重唱のすばらしさ。
第一幕最後の 囚人の合唱(男声合唱) 終幕の囚人とその妻たちの 歓喜あふれる混声合唱は圧巻。
悪に対する 自由と正義の勝利に 胸のすく思いで 鑑賞しました。
2007年01月31日(水) |
竹之内貴裕写真 Once in a Blue Moon |
CD付き 写真・詩文集 Once in a Blue Moon 写真:竹之内貴裕 詩:山口彰子、東博美 音楽:藤島裕之、鈴木一郎、小林崇子 発行:小学館スクウェア 2001年 http://www.aa.isas.ne.jp/take/index.htm を読了。
敬愛するこゆきさんが 紹介しており その紹介が素敵だったので 取り寄せてみると 大当たり。
日本国内各地の夜景が中心の写真と 心に沁みる詩とがドッキング。
癒しの電子音楽のCDがついて 今だけ2000円は 超お買い得でしゅ。
山口彰子の詩 人を恋うる詩が いっぱい。
中でも単刀直入で L.A.S.Ponderに迫るのは
ただ あいたい それ以上も それ以下もなく きみに あいたい
この本の存在を 教えてくださった こゆきさんに感謝。
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