2007年11月13日(火) |
1893年 カレリア組曲 初演 |
8239歩
1893年11月13日 シベリウス作曲 カレリア組曲作品11 初演
1983年野外劇のために作曲された劇付随音楽「カレリア」(全9曲)から 間奏曲、バラード、行進曲を抽出し組曲になりました。
すがすがしい夏のフィンランドを 思わせる快適な曲でしゅ。
カレリア地方とはどんなところでしょうか。 夏に行ってみたいでしゅ。
本日車内で聞いたCD
CD グレート・コンポーザー7 ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番ト長調 作品58 録音:1971年 ウィーン ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73「皇帝」 録音:1970年 ウィーン ピアノ:フリードリヒ・グルダ 指揮:ホルスト・シュタイン ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ポリドール GCP-1007
久々に聞く第4番 すごく軽快な曲だと思っていましたが このCDではけっこう重厚でしゅ。
皇帝に隠れて 地味な扱いでしゅが 捨てがたいでしゅ。
このCDの皇帝は どうということもない感じでした。
2007年11月12日(月) |
1945年 ニール・ヤング 誕生 |
4440歩 水中歩行60分 サウナ12分 体重60.9kg
1945年11月12日 出身のシンガーソングライター ニール・ヤング Neil Young カナダのトロントで誕生
Nandatte Cantabile この人のことはほとんど知りませんでしたが 大好きな映画「小さな恋のメロディ」の エンディングで流れていた クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(CSN&Y)の Teach Your Childrenは 映画のラストシーンとともに 忘れられません。
Teach Your Childrenが流れる中 メロディとダニエルは トロッコに乗り 美しい野原の中を 去っていくのでした。
Nandatte Cantabileが大昔買った 小さな恋のメロディのLPレコードには この曲は入っていませんでしたが ずっと後になって買った サウンドトラック盤CDには この曲も入っていて とってもうれしかったものでした。
本日車内で聞いたCD
CD New Seasons Classics モンテヴェルディ モテット「主に歌え」 4声のミサ曲 モテット「主よ、憤られても」 6声のミサ曲「その時に」 ザ・シックスティーン 指揮:ハリー・クリストファーズ 録音:1986年 ロンドン オール・ハロウズ・ゴスペル・オーク HYPERION RECORDS ミュージック東京 NSC-72
ルネサンスからバロックへの橋渡しをした 大作曲家モンテヴェルディ(1567−1643)の ルネサンス色豊かなポリフォニー音楽の数々。
Nandatte Cantabileが 今わらじを脱いでいる グローリア アンサンブル&クワイアーでも この4声のミサ曲から 第3曲クレドを 歌っていましゅ。
12月2日の演奏会までに あとどれくらい仕上がるのでしょうか?
各パートから次々に繰り出される 美しい旋律の数々。
ザ・シックスティーンの演奏する J.S.バッハのロ短調ミサ 聴きたいと思ったら 6000円もする上に 16人じゃなくて 26人で歌ってるなんて がっかりでしゅ。
しょうがない ザ・シックスティーンのメサイアで 我慢しようかな?
でもこれも16人じゃなかったりして・・・
CD ジョスカン・デ・プレ ミサ「パンジェ・リングヮ」 プランクシット アウテム ダヴィド モテット サイクル「Vultum tuum」 ウェストミンスター大聖堂聖歌隊 音楽監督:ジェイムズ・オドネル 録音:1992年 ロンドン ウェストミンスター大聖堂 HYPERION CDA66614
確か550円でgetした 輸入盤の中古。
250円を超える中古CDは めったに買わないのでしゅが この曲は当然例外。
こんな素晴らしいCDを 何で手放してしまったのでしょうか?
気が知れません。
輸入盤なので 日本語解説がなく パンジェ・リングヮ以外の曲の 詳細がわからないのが残念でしゅ。
少年と男声だけによる この演奏を聴いていると 運転中なのに涙が出てきましゅ。
先に聞いた ザ・シックスティーンのモンテヴェルディを 上回る美しさ・・・ 天上の音楽でしゅ。
ルネサンス音楽の最高峰 ミサ「パンジェ・リングヮ(舌よ、歌え)」 ため息の連続でしゅ。
パンジェ・リングヮは 白亜混声合唱団でキリエの前半部だけ 混声合唱団コール・エッコで キリエとグローリアだけ 歌っていましゅが こんなにすごい演奏を聴くと Nandatte Cantabileが歌ったのは なんだったのかと思われましゅ。
「Vultum tuum」には 以前から聴きたいと思っていた もうひとつのアヴェ・マリア (この10月混声合唱団コール・エッコで 歌ったのとは別の)が 思いもかけず入っていたのが うれしいでしゅ。
パンジェ・リングヮ 全曲歌ってみたいでしゅが 栃木にいては 機会はないでしょう。
2007年11月11日(日) |
1979年 ディミトリー・ティオムキン 没 |
2172歩 休日の運動不足、深刻でしゅ。
1979年11月11日 ウクライナ生まれ、アメリカの作曲家 ディミトリー・ティオムキン Dimitri Tiomkin、 本名:Dimitri Zinovievich Tiomkin ロンドンで没。 1895年5月10日 誕生
Nandatte Cantabile 2007年08月09日(木) に 彼が音楽を担当したDVD シラノ・ド・ベルジュラック スタッフ 制作:スタンリー・クレイマー 原作:エドモン・ロスタン 監督:マイケル・ゴードン 音楽:ディミトリ・ティオムキン 美術:ルドルフ・スタナード 配役 シラノ:ホセ・フィラー ロクサーヌ:メイラ・パワーズ クリスチャン:ウィリアム・プリンス ほか 1950年アメリカ作品 発売元 シーアンドエー
鑑賞しました。
モノクロのDVDでした。 音楽は特に印象に残っていませんでしたが 甘い雰囲気は充分に 出ていたような気がしましゅ。
あのDVDどこにあるでしょうか。 また観てみたいでしゅ。
本日車内で聞いたCD
CDシングル 中村中(あたる)作詞・作曲・歌 風になる ゆびきり avex trax AVCD31169
ちょっと気になっていた 中村中のCDS レンタル落ち中古で100円なので 買ってしまいました。
性同一性障害の彼(彼女)の声 中性的というよりは やはり女性的でしゅ。
風になる はそれほどでも ありませんでしたが ゆびきり は傷つき悩み苦しみぬいた人間の 優しさ、諦観がひたひたと ほとばしり しんみりさせられました。
その声 そのメロディ その詩の 美しさ たまりませんでしゅ。
2007年11月10日(土) |
CD 月光、悲愴、熱情 ツェヒリン |
89843歩 合唱2時間
本日車内で聞いたCD
CD The Classics1300 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」作品27の2 ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」作品13 ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」作品57 ピアノ:ディーター・ツェヒリン 録音:1966年、1968年 ドレスデン、ルカ教会 日本コロンビア COCO-6791
ツェヒリンとは誰ぞや? 初めて聞く名前でしゅ。
それにしても ルートヴィヒの超名曲ソナタ 何度聞いても いいでしゅ。
ただツェヒリンの演奏 他の巨匠たちに比べると 何か今ひとつ訴求力に 欠けるような気がしましゅ。
ピアノが嫌いだった Nandatte Cantabile ベトのピアノ・ソナタが こんなにも 心を打つものだったとは。
これは クァク・ジェヨン監督の 韓国映画「ラブ・ストーリー」を 観てからでしゅ。
この3曲は 若い素敵な女流ピアニストの 実演で観てみたいでしゅ。
2007年11月09日(金) |
CD ベト V協 ツィンマーマン テイト イギリス室内管 |
7895歩 水中歩行60分 サウナ12分X2 体重61.2kg
本日車内で聞いたCD
CD ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61 ロマンス ト長調 作品40 ロマンス ヘ長調 作品50 フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン) イギリス室内管弦楽団 指揮:ジェフリー・テイト 録音:1987年 アビー・ロード・スタジオ、ロンドン 東芝EMI CE33-5443
ヴァイオリン協奏曲の 世界最高峰 演奏は特にどうということも ありませんが 車を運転しながら 聞ける幸せ 満喫でしゅ。
ジェフリー・テイト ツィンマーマンのV協 第3楽章のフィナーレは ちょっとすごいでしゅ。
運転しながら 思わず力が入りました。
佳曲ロマンスも ちょっぴり甘いヘ長調 作品50が いいでしゅ。
若い日本人の 女流ヴァイオリニストの 実演を観たいでしゅ。
2007年11月08日(木) |
CD オリーブ山上のキリスト |
11950歩
本日車内で聞いたCD
CD ベートーヴェン オラトリオ「オリーブ山上のキリスト」作品85 リューバ・オルゴナソワ(ソプラノ) プラシド・ドミンゴ(テノール) アンドレアス・シュミット(バス) ケント・ナガノ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団 ベルリン・放送合唱団 KING INTERNATIONAL KKCC-503
ユダの裏切りによって 捕らえられる主イエス・キリストの オリーブ山上の劇的な場面を描いた ルートヴィヒ唯一の 劇場用宗教的オラトリオ。
解説を読んでいないので よくわかりませんが 重々しい出だしが 悲劇の予想を 醸し出しましゅ。
独唱、合唱が 次々と繰り出し 緊迫した場面を 描き出しましゅ。
最後は主イエス・キリストの 勝利を祝うかのごとき 荘重な合唱で幕が 閉じられましゅ。
先人の手法を生かしながらも 随所にルートヴィヒらしさが あふれていましゅ。
ルートヴィヒにこんな素晴らしい オラトリオがあったなんて。
機会は無いでしょうが 歌ってみたい曲でしゅ。
2007年11月07日(水) |
2007年 猫の絵画展 |
5214歩 水中歩行60分 体重61.2kg
2007年11月7日 猫の絵画展 会場:宇都宮東武百貨店7階美術画廊 会期:11月7日〜13日
6日に観に行ったら 7日からでした。
藤田嗣治や塚口紀子 といった日本人画家や 初めて聞く 海外の現代作家の 絵画、版画の数々。
あまり期待していたわけでは ありませんでしたが まあ、まずまずでした。
猫と言うものは 基本的に屋内で飼うわけで 画家に対して インスピレーションを 強く与えるペットの第1でしょう。
Nandatte Cantabile 猫はあまり好きではありませんが 猫の好きな人は好きでしゅ。
本日車内で聞いたCD
CD ベートーヴェン ミサ・ソレムニス ニ長調 作品123 独唱:レオノーレ・キルシュシュタイン(ソプラノ)ほか ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団&合唱団 指揮:ギュンター・ヴァント 録音:1956年 ユニバーサルミュージック UCCN-1026
古い録音でしゅ。
ゆったりしたテンポで 重々しく歌っていましゅ。
それにしても 今ひとつ 迫力がありません。
なんだか拍子抜けでしゅ。
CD ベートーヴェン全集VOL.38 ミサ曲 ハ長調 作品86 独唱:マグダレーナ・ハヨショーヴァ(ソプラノ)ほか スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団 指揮:アントン・ナヌート BRILLIANT CLASSICS 99131
宇都宮東武の ヴァージンレコードで たしか315円で入手したCD。
速いでしゅ。 全曲で40分切ってましゅ。
こんな軽快に歌われると ちょっと面食らいましゅ。
でも気持ちいいでしゅ。
このCD もっと何回も 聞けばよかったでしゅ。
グローリア アンサンブル&クワイアーの 演奏会までもう1ヶ月ありませんが これから繰り返し 聞くことにしましゅ。
CD ベートーヴェン 合唱曲選集 1. クラヴィーア,合唱と管弦楽のための幻想曲ハ短調(合唱幻想曲)op.80 ギュンター・コーツ:ピアノ フランツ・コンヴィチュニー:指揮 ライプツィヒ放送合唱団 ライプツィヒ・ゲバントハウス管弦楽団 録音:1960年 ライプツィヒ・コングレスホール 2. 奉献歌ホ長調op.121b 3. 盟友歌変ロ長調op.122 4. 献堂式WoO.98 5. 海の凪と成功した航海ニ長調op.112 エーム・クルッヴェーク:合唱指揮 ベルリン放送合唱団 ヘルムート・コッホ:指揮 ベルリン放送管弦楽団 録音:1969年 ベルリン・キリスト教会 ファーストディストリビューション TKCC-15339
これまた明るいコール・ファンタジーでしゅ。 こんなに軽快に演奏されると 車の運転も楽しくなりましゅ。
2.3.4.は 珍しい曲でしゅ。
ルートヴィヒらしさが ちらちらする佳曲でしゅ。
2007年11月06日(火) |
CD カンタータ「栄光の瞬間」 |
5283歩 合唱2時間 仕事が忙しく運動できず、涙。
本日車内で聞いたCD
CD トスカニーニ・ベストセレクションvol.9 ベートーヴェン ミサ・ソレムニス ニ長調作品123 独唱:ロイス・シャーマン(ソプラノ)ほか ロバート・ショウ合唱団 指揮:アルトゥール・トスカニーニ NBC交響楽団 RCA BMG BVCC-9919
今年没後50年のトスカニーニ。
入魂のミサソレでしゅ。
録音年代不明でしゅが 全曲で75分と 早いテンポでしゅ。
録音は20世紀中ごろの 演奏を思わせる古さでしゅが その迫力は圧倒的でしゅ。
このCD Nandatte Cantabileが 初めて買ったベトのミサソレでしゅ。 この内容で1000円は助かりましゅ。
CD ベートーヴェン カンタータ「栄光の瞬間」作品136 ヴィエンナ:リューバ・オルゴナソヴァ 女預言者:イリス・フェルミッリオン 守護神:ティモシー・ロビンソン 民衆の指導者:フランツ・ハヴラダ コーロ・ディ・ヴォーチ・ビアンケ・デッラルクム 合唱指揮:パオロ・ルッチ ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団・合唱団 合唱指揮:ノルベルト・バラチュ 指揮:チョン・ミュンフン 合唱幻想曲ハ短調作品80 ピアノ:エウゲニー・キーシン 独唱:チェリル・スチューダー(第1ソプラノ)ほか リアス室内合唱団 合唱指揮:マーカス・クリード ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド ユニヴァーサル ミュージック KCB-80
栄光の瞬間 久々に聞きました。
圧倒的な合唱、そして独唱。 こんなすごい曲だったなんて!
この曲は日本語字幕付きの映像で 観たいでしゅ。
そしてもし叶うならば 歌いたいでしゅ。
合唱幻想曲もすごいメンバーでしゅ。
重量感あふれる ピアノ、ピアノ、ピアノ。 キーシンて こんなに力強く弾けるのでしたっけ?
最後は怒涛のごとく押し寄せる 重唱、そして合唱。
これはもう 第九に匹敵する 声楽付きピアノ協奏曲!
いいえやはり ピアノ、合唱、オーケストラのための幻想曲でしゅ。
ルートヴィヒの迫力に 圧倒されっぱなしでした。
CD ドイツ・シャルプラッテン20周年記念シリーズ4 ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集4 第8番ホ短調作品59-2「ラズモフスキー第2番」 第9番ハ長調作品59-3「ラズモフスキー第3番」 ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン) 録音:1967,1968年 徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCC-70654
これぞベートーヴェン! これぞルートヴィヒの弦楽四重奏!! 深遠で哲学的 浅はかなNandatte Cantabileの 心の奥底にぐいぐい食い込んできましゅ。
混声合唱団コール・エッコの 練習の帰り このCDを 車の中で聞ける幸せ。
何と言ったらいいのでしょうか?
中古で200円は安すぎましゅ。 でも第3集がないので ラズモフスキー第1番は 聞けません(涙)
ほかのCDで聞くことにしましゅ。
その昔 府中に勤めていた頃 上司と年上の同僚が ルートヴィヒの弦楽四重奏の カセット・テープを 聴きながら 「いいだろ、いいだろ」と Nandatte Cantabileに同意を 求めることしきりでした。
当時のNandatte Cantabileには まるでわからず 好きな弦楽四重奏は モーツァルトとハイドンだけでした。
今になってようやく知る ルートヴィヒの弦楽四重奏の玄妙さ。
その時の上司も 今は癌の再発・転移と闘病中でしゅが 12月2日のグローリア アンサンブル&クワイアー 演奏会には 千葉から宇都宮まで 来て下さるということでしゅ。
本当にありがたいことでしゅ。
2007年11月05日(月) |
1938年 バーバー 弦楽のためのアダージョ初演 |
5674歩 水中歩行60分 体重61.7kg 糖尿病その他でWクリニック受診 血圧136/90 食後7時間血糖 154mg/dl ヘモグロビンA1c 6.3% 尿蛋白+−
1938年11月5日 バーバー作曲 弦楽のためのアダージョ初演
もう70年近く前の曲でしゅか。
この曲は作曲者自身によって 英語、およびラテン語の歌詞が つけられ 混声合唱曲に編曲されておりましゅ。
Nandatte Cantabile 今 グローリア アンサンブル&クワイアーで ラテン語の歌詞のつけられた アニュス・デイ 歌っておりましゅ。
ソプラノ・ソロが入ったり 全体が10部くらいに分かれたり たいへんな難曲でしゅ。
テナーも2部、3部に分かれる部分があり 練習に難渋しておりましゅ。
プロの合唱団の演奏によるCDは 無伴奏で歌うのが普通でしゅ。
グローリア アンサンブル&クワイアーでも 無伴奏での演奏を目指しておりましたが ここに来て指揮者の判断で ピアノ伴奏付きで 歌うことになりました。
楽譜には 「合唱団が大編成で充分熟練されていれば 無伴奏でもよい」と 書かれておりましゅ。
と言うわけで 伴奏付きで歌うことになりましたが それでも難しいでしゅ。
12月2日の本番では 果たしてどんな演奏に なるのでしょうか?
乞う、ご期待!
本日車内で聞いたCD
CD ザ・ハーモニーホール 開館10周年記念演奏会 ベートーヴェン 荘厳ミサ曲 ニ長調作品123 指揮:江原功 独唱:緑川まり(ソプラノ)ほか 合唱指揮:阿部純 ザ・ハーモニーホール10周年記念管弦楽団 ザ・ハーモニーホール10周年記念合唱団 録音:1996年3月10日 松本市音楽文化ホール THH-96310-10
松本で作られたCDが 流れ流れて Nandatte Cantabileの手元にやってきました。
松本交響楽団、松本室内合奏団の メンバーがどのような人か わかりませんが オケ、合唱とも アマチュアと思えないほど きちんとした演奏をしていましゅ。
しかも合唱には お母さんコーラスの人たちまで 参加していましゅ。
さすが音楽文化都市、松本でしゅ。
かつて文化不毛の地と言われた 栃木では 考えられない水準でしゅ。
栃木県では ベトのミサソレの演奏すら 考えにくいでしゅ。
地方中都市ながら 音楽レベルの違いに 愕然とさせられましゅ。
CD ベートーヴェン シェーナとアリア「おお、不実な者よ」作品65 カンタータ「海の凪と成功した航海」作品112 ミサ曲ハ長調作品86 独唱:シャルロッテ・マリョーノ(ソプラノ)ほか モンテヴェルディ合唱団 レヴォリュショネール・ロマンティク管弦楽団 指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー 録音:1989年トゥティング、1991年ロンドン ポリドール POCA-1045
C調ミサを歌うにあたって 最初の頃聞きまくったCDでしゅ。
おかげでこの演奏が スタンダードのような 印象を持ってしまいました。
きびきびとしたテンポ 明るく軽快な合唱、独唱。 オケも明快な印象でしゅ。
シェーナとアリアは 絶叫調でいかにも演奏会用の作品でしゅ。
カンタータは まあこんなものでしょう。
CD ダンスタブル スウィート・ハーモニー 〜ミサとモテット集 合唱:トヌス・ペレグリヌス 指揮:アントニー・ピッツ 録音:2004年 フランス、ドルドーニュ修道院教会堂 NAXOS 8.557341
混声合唱団コール・エッコの ソプラノ・ソリスト ぱたさんから イギリス中世の宗教音楽で なにかいい音源はない? と問われて 早速、今日新星堂に行き ダンスタブルがあったので 買ってしまいました。
ジョン・ダンスタブル(c.1390-1453) イギリス最初の大作曲家でしゅ。
家に彼のCD あったような気がしたのでしゅが 見つかりませんでした。
帰路早速聞きながら帰り 大感激でした。
ルネサンスとは明らかに違う 古風で異教的な響き むしろ斬新な感じすらしましゅ。
トヌス・ペレグリヌスの 演奏もすがすがしく 気持ちいいでしゅ。
これで1000円は 安いでしゅ。
ダンスタブルの曲も もしできるならば 歌ってみたいでしゅ。
2007年11月04日(日) |
2007年 第61回栃木県芸術祭音楽祭 |
5570歩
1847年11月4日 ヤコプ・ルートヴィヒ・フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ Jakob Ludwig Felix Mendelssohn Bartholdy ライプツィヒで没、38歳。
死因は急性くも膜下出血と考えられている。
1809年2月3日誕生
明るく輝かしいメンデルスゾーンの音楽 Nandatte Cantabileの好むところでありましゅ。
ベスト3は 交響曲第4番 イ長調「イタリア」Op.90(1833年) 劇音楽「夏の夜の夢」 “Ein Sommernachtstraum”Op.61(1842年) 交響曲第2番 変ロ長調「賛歌」Op.52(1840年)
2009年は メンデルスゾーン生誕200年
合唱と独唱付きの 交響曲第2番 変ロ長調「賛歌」は 歌ってみたい曲のひとつでしゅ。
長大なオラトリオ 聖パウロ Op.36(1836年) エリヤ Op.70(1846年) も歌いがいがありそうでしゅ。
2007年11月4日 第61回栃木県芸術祭音楽祭 会場:栃木市文化会館大ホール 主催:栃木県文化協会・栃木県・栃木県芸術祭音楽専門部会
内容を知らないまま カミさんと出かけました。
午前中はフェスティヴァル部門で 合唱12団体、独唱、独奏4人でした。
男声合唱3団体がレヴェルが高く 聴き応えがありました。
特に最初に演奏した ドン合唱団 指揮:齋藤茂樹さん Y.F.ノイマン作詩 シューベルト作曲 J.グルーバー編曲 ドイツミサ曲より4曲が出色のできでした。
なかでもZum Gloriaが素敵でした。
Nandatte Cantabileの 好きな曲でもあり 柔らかなハーモニーに包まれ ほんわかとした気分で 気持ちよく聴くことができました。
混声合唱は4団体 少子高齢化の影響がはなはだしく シルバー世代が大活躍でした。
女声合唱団も高齢者が がんばる中 栃木市の グリーンアップル31名が 若い人たちの集団で 若々しい歌声を聴かせてくれました。
モーツァルトのトルコ行進曲第3楽章に 麻生圭子作詞 編曲不明の 「Bird Eyes」が 聴き応えがありました。
独唱 70代と思われるご婦人が がんばっていました。
ピアノ独奏でも 70台と思われる老紳士が ショパンのマズルカを 丁寧に弾いておりました。
二十歳くらいの音大生と思われるお嬢さんの弾いた グラナドスの演奏会用アレグロが ぐいぐい引き込まれる 快演でした。
初谷先生の指揮する 足利市民合唱団が出演する 午後の審査部門も 聴きたかったのでしゅが カミさんがもういいというので 午前のみで会館を退出。
栃木駅近くの 四川料理店「桃苑」で軽く昼食
帰路、天平の丘公園花広場で 『天平の菊まつり』を チラッと鑑賞。
馬鹿でかい菊の花々に驚き 年賀葉書250枚を購入して帰宅。
本日車内で聞いたCD
CD ベートーヴェン ミサ曲ハ長調作品86 カンタータ「海上の凪と成功した航海」作品112 独唱:オードリー・マイケル(ソプラノ)ほか リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団 指揮:ミシェル・コルボ 録音:1988年リスボン ワーナー・ミュージック・ジャパン WPCS-11491
C調ミサを歌うので 買い求めたCDのひとつ。
コルボが 手兵ローザンヌ室内管弦楽団&合唱団ではなく ポルトガルの合唱団とオケを 振ったのも興味深いでしゅ。
演奏はオーソドックスで とくに目立った特長はないようでしゅが 第1曲キリエの悠然たるテンポが 気持ちいいでしゅ。
第2曲グローリアもやや遅いテンポ テナー・ソロが 朗々とと言うより のんびり歌っているのが 楽しそうでしゅ。
Nandatte Cantabileも パート・リーダーの役割で 練習ソロを歌わせていただいていましゅが こんなにのんびり歌ったら 怒られそうでしゅ。
カンタータは CDではよく取り上げられていましゅが 実演はまれでしゅ。
明るく素直な7分ほどの 小カンタータ 第九の前座に 歌ってみたい曲のひとつでしゅ。
バロックを得意とする コルボが 力いっぱいベートーヴェンを振ったこのCD すごく聴きがいがありましゅ。
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