「なよびかな恋」(五百香ノエル)を読みました。 面白かったです。 ネットでBL感想日記を書いてる方がいらして、いつも参考にしているのですが、そこで「木原さんぽい」と言われてた作品です。うん、確かに。 妻子持ち(別居中)の男が、自由奔放な年下の同僚に振り回される話。女性が存在感のある役で出てきたり、激情に引きずられて人生が狂う描写とか、「白皙」を思い出します。やまがたさとみさんの、淡い色の表紙がとてもきれい。 『こんなに自分を愛してくれる人は、もう現れない。それは金でも地位でも手に入れることが出来ない。子どもの頃に見た、童話の中にしか存在しないはずだった』 という一文が、じんときました。
「とめはねっ!」3巻(河合克敏)も読みました。 ますます面白くなってきました。 ライバル高の、さわやかで腹黒い勅使河原君が良いですね! のんびりな縁との対比が面白い。 望月さんは相変わらず、縁の気持ちに気づかず、書道のライバルとしか思ってないのも、笑えます。 篆刻や書の甲子園と、色々ネタが出てきたところで、続くになってます。楽しみ。
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