「葉っぴぃてらす 古都にぎわいステージ・秋」に行ってきました。 京都駅屋上芝生広場「葉っぴぃてらす」は、3年前に出来て、毎年3回イベントを行ってるそうです。
今日の催しは「能への誘い」 まず最初に、能についての解説。基本的なことの他に、源氏物語について話してくださいました。 能の現行曲200曲のうち、源氏物語が元になってるのは9曲。それぞれの内容を、使用する面と共に紹介していきます。 中でも面白かったのが、「住吉詣」という曲で、源氏役は直面(素顔)なのですが、誰もやりたがらないそうです。源氏ほどの男前! と胸を張れる人が居ないそうです(笑) 紫式部を主人公にした「源氏供養」。 作者が、登場人物を供養しなかったから成仏できないって、不可思議な話ですね。実在の人物じゃないのに祟るのかしら?
その後は、謡の体験。 「半蔀」のセリフを渡されたのですが、ちゃんと音の高さが図で表されてます。解りやすい。先生の声、さすが大きい! 空の下、大きな声を出すのは気持ちよかったです。
最後に「半蔀」の仕舞。 ちゃんと半蔀のセットまであったんですが、生憎の雨。綺麗な衣装が濡れてしまうのがもったいない〜。 最後は夢オチです。なんじゃそりゃ! と思いますが、その不確かな感じが能の世界なんでしょうか…。
今年は源氏物語千年紀で、あっちこっちで葵の上や半蔀をやってますが、それ以外にも色々演目があるんだ、と勉強になりました。
冷たい玉露の試飲があったんですが、まろやかでとても美味しかったです。 今日は雨で寒かったのが残念(^^; 野外イベントは寒さ対策が肝心ですね。
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