「同研能」に行ってきました。 今回は、ほぼ満席。椅子が増えてて、お客さんも座りやすそうでした。 会場内は寒かったです。次回から、厚着していかなくては。
まず、狂言「清水」。 一度見たことがあるのですが、もう1回見ても面白いですね。セリフとか忘れてますし。 太郎冠者が、主人から桶を無くしたことを責められ、「太郎冠者を一人失うことに比べたら、桶ぐらい安いものではないですか」と、満面の笑みで言い返してるのが可笑しいです。小悪魔というか、図太いというか(笑) 主人が、太郎冠者の声が鬼に似てるかも? と怪しみ、太郎冠者に鬼のセリフをもう一度言わそうとするんですけど、すっとぼける太郎冠者も、なかなかしたたかですね(笑) 短いけど、楽しい話でした。
次は、能「雲林院」。 あらすじ予習していったんですが、話がよく分かりませんでした。すみません。 業平と二条の后の夢を見た若者が、雲林院を訪れ、桜の花を折ったら、業平の精に怒られた…という話?(間違ってるかも ^^;) 後半の業平の衣装、きれいでしたね。静かな曲でした。 元々の世阿弥バージョンだと、業平に攫われた二条の后を、兄が鬼になって奪い返しに来るという話らしいです。激しい。モデルになった事件とかあったんでしょうかね。
次回の同研能は、7/4(土)能「千手」です。
------- 帰りにLOFTに寄って、お弁当箱を買おうと思ったら、3段が一個も無かった! ショックです。ネットで買うしかないのか…。
|