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やすみ日記
梅子
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2009年03月02日(月)
「山口晃展」大山崎山荘

「さて、大山崎 〜山口晃展」(大山崎山荘美術館)に行ってきました。

作品数はそんなにないんですが、ユニークで楽しい展示でした。
古く雰囲気のある建物に、一部現代的な山口さんの絵が展示してあるのは、不思議な感じ。
美術館の中に入るのは久々でしたが、どこもかしこも素敵ですね! ドアノブも照明も窓も凝ってて、バスルームまで可愛い。

入ってすぐの三幅。
千宗易の、膝の子犬が可愛いですねv
確か、講演会で「東急ハンズでベニヤ板を買って…」と言ってはった気がしますが、パッと見、普通の掛け軸みたいです。

「大山崎交通乃図」
細かい…。皆、長いことじーっと見てはります(笑)未来が入り混じってて面白い。

「最後の晩餐」
ポテチがあったり、大きい人や小さい人が居て、真面目か不真面目か分からない絵です(笑)

新館の見立て作品。
何だか分からなかった(^^; 入り口で、解説もらってたのに、気づかず鞄にしまいっぱなしだったんですよ。ああー。

「蘭の戦闘機」
笑った。(※大山崎山荘は、かつて蘭の栽培のメッカでした)

「すゞしろ日記」
大山崎での体験を漫画にしたもの。飄々とした山口さんが良い味出してますね。
講演会で言ってた○○さんって、この人かーとか思い出して可笑しい(笑)

「自由研究(柱華道)」
電柱を生け花に見立てた作品。面白いこと考えるなぁ。

「廷内見立 洛中洛外図」
細かいよ! そして、ダジャレがくだらなくて楽しー。

秘密基地の展示も面白かったです。「大山崎ロボ」って何だ(笑)



2009年03月01日(日)
「シズコさん」佐野洋子

「100万回生きた猫」で有名な佐野洋子さんが、母親との葛藤を綴ったエッセイです。

「母親を嫌いだった」という洋子さん。
母親は、子どもの頃から、洋子さんを長女として厳しく躾け、優しくしたことはない。一方、家事能力は完璧で、父親亡き後、女手一つで4人の子どもを大学にやります。

端から見ると、お母さんは冷たいけれど、立派な人だと思うし、「母親愛せない」と悩む洋子さんも、大枚はたいて立派な老人ホームに入れて、何度もお見舞いに行ってるし、そんなに酷い娘だとは思えないのですが。

家族という関係だけは、互いを「愛さなくてはならない」「愛されたい」という呪縛が強すぎて、そうできなかった時の反動が大きいんだろうなと思います。

ある日、氷山が溶けるように、どっとわだかまりが解けたシーンが、とても良かったです



2009年02月27日(金)
「FLESH&BLOOD」12巻(松岡なつき)

ビセンテ、切なすぎる! 
前半は「あんたの愛情、暑苦しすぎる」と思ってましたが(笑)、最後の行動には涙…。
そして、ラウル周辺ややこしすぎ。スペイン・イングランドの二重間諜な上に、海斗に取引持ちかけるし、何が何だか。
和哉が、タイムトンネルの秘密に気づきそうだったり、海斗の結核疑惑が晴れないままだったり、次巻も気になりますね。
今巻の海斗は、ちょっと小ずるいと思ってしまった…板挟みの立場なので、しょうがないかもしれないけど。
しかし、ヤンは何の弱みを握られてたの? 

イラストが彩さんに変わりましたが、合ってますね。
表紙は、油絵のような重々しいタッチで、今までと雰囲気が違いますが、モノクロはイメージ通り。

今回は、通常版と限定版(小冊子付き)が出てましたが、限定版の方を買いました。
小冊子は、11〜12巻のナイジェル視点の話が30ページほど。

更に、既刊本で小冊子フェア(別内容)もやるそうで、どこまで商魂たくましいんだ、徳間書店!



2009年02月26日(木)
「ヒストリエ」5巻(岩明均)

ヒストリエ5巻、ようやく出ましたね。
伏線ばかりで、話があまり進んでない…。
鈍いので、分からないところが色々(^^; 他の人の感想を読んで、やっと意味が分かった(門を開けるところ、A,L,Eの会話など)。
「なんて乱暴な!」とか、エウネメスの表情どんどんひょうきんになってます。
図書館と聞いて、ギラつく表情が良い(笑)
戦闘に長け賢くて勇気があり器用で…って、何でもできるんだな、エウネメス。
お墓のシーンがジンときました。



2009年02月25日(水)
森永のキャラメル?

今日、取引先さんからストッパーの発注があり、色の指定は「キャメル」でした。
キャメルと言っても何色かあるので、どれが良いか電話で聞いたところ、
「森永のキャラメルのような色で!」という答え。
余計に分かりません!(笑)



2009年02月23日(月)
加山又造と横山操

先週の「新日曜美術館」は加山又造でした。
横山操とのライバル関係が好きです(最近こんな話ばかりですみません ^^;)

出会いは、横山が加山の個展に来て「なんだこんなもの」と言い、にらみ合ったのが始まり。
その後、同じ大学で教職に就き、指導をめぐって口げんか。でもプライベートでは仲良し。
互いの絵については、一切、評価を口にしなかったが、横山は死の間際に、加山に「日本画の将来はどうなるんだ。後は任せる」と言葉を残したという。
没後何年も経ってから、加山が、横山のことを「今でも笑い声とか思い出すんですよ…良い親友、兄貴みたいなものでした」って話す様子が良かったです。本当に凄く好きだったんだろうなぁ。

解説も「魂の結びつき」「運命の二人」云々、熱い表現で語られてました。
いやぁ、芸術家同士って、本当に良いですね(微笑)



2009年02月22日(日)
ANATAKIKOUライブ(梅田シャングリラ)

ANATAKIKOUのワンマンライブ(梅田シャングリラ)に行ってきました。

シャングリラに行くの3年ぶりぐらいなので、地下歩道の入り口探してうろうろしました。
会場前でふゆさんと合流。
うっかり、ドリンクチケットもロッカーに預けてしまって後悔(^^;
中はぎゅうぎゅうでした。今まで、ワンマンって当日までチケット残ってたのに、この日は完売。
1年以上アルバムもシングルも出してないし、少し心配していたので、来られなかった方には残念ですが、少し安心しました。

開演5分後くらいにメンバー登場。
三人で円陣を組んでます。
他三人(ベースみなじさん含む)は白っぽいシャツで、松浦さんだけピンクのカーディガン。でも似合ってました。松浦さん、髪短くなって若返ってましたね。それに痩せはった?

まずは、「午後五時の追随画」。
ライブでやること自体珍しいのに、1曲目とは! この曲、一番好きなんですよ。
他にも「眠たい電車」とか珍しい曲を演ってました。懐かしい〜。

それから新曲。
北條さんの「もうすぐ35歳の僕が、非常に生々しい曲を歌います…『お嫁においでよ』」という前フリに笑いました。
松浦さんの「旅の別れ」もセンチメンタルな良い曲でしたね。私は、勝手に心の中で「夏の名残」っていう曲名をつけてました(「さよならも言えずに夏が終わってしまった」とかいう歌詞だったので)。
「CDは出てませんが、30曲くらい新曲できてるんですよ」という松浦さんのMCに、CD出して下さいよ!! と心底思いました。
北條さんの「缶コーヒー」もノリの良い曲で好き。松浦さんの「ほら」は、不思議な曲ですね。みなじさんのコーラスが可愛かった。

珍しく、お客さんに歌わせてました。
互いに照れながら(笑)「最後の夕景色」と「幻想港町」で。
松浦さん、声が最後まで安定してたし、良いライブでした。珍しく、MCがまともでしたね。今まで、5割くらい訳分からんかったのに(笑)
この日のチラシは、特製クリアファイルに入ってました。イラストが入ってるの。

帰りは、ヨドバシカメラ内の「先斗入ル」で、和風スパッゲティと抹茶ラテを。
美味しかったです。

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セットリスト

午後五時の追随画
ぬるい雨
レモンの涙
夜を突き抜けろ
甘い種の不思議
シンデレラ
お嫁においでよ
眠たい電車
リリー
缶コーヒー
ほら
カリントボンボン
オオカミ少女
アイノカラクリ
ウーマンレコード
アーチ、超えて
旅の別れ
最後の夕景色
幻想港町

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今まで何回行ったのか数えてみたら、8回でした。多いな!

2007年12月09日(日) ワンマン(心斎橋クワトロ)
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20071209
2007年10月06日(土) インストアライブ(梅田タワレコ)
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20071006
2007年01月22日(月) ワンマン(心斎橋クワトロ)
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20070122
2006年12月22日(金) digmeout ART&DINER
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20061222
2006年05月05日(金) デパオクミュージック vol.3(京都駅)
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20060505
2006年03月21日(火) アナタとヨエコ(心斎橋クアトロ)
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20060321
2005年12月04日(日) スペシャ列伝(ベイサイドジェニー)
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20051204
2005年08月27日(土) 喫茶マヅラ
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=71754&pg=20050827



2009年02月21日(土)
抹茶ケーキ

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前回のレシピを元に、抹茶ケーキを作ってみました。

◎小麦粉 大3
◎抹茶 小2
◎ベーキングパウダー 小1
◎砂糖 大1.5
■牛乳 大1
■卵 1個
以上を混ぜて、電子レンジで2分加熱するだけ。

まあまあ美味しかったです。ココアケーキほど甘くないですね。砂糖少なめにして、クリーム添えても美味しいかも。

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2/22追記。
ハチミツ(小さじ1)を足して、砂糖を大さじ1にして、再度作ってみたら、美味しかったです。



2009年02月20日(金)
お弁当箱

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お弁当箱買いました。
無印の2段弁当箱と、仕切りカップ。

今まで使ってたものは、加熱しすぎてフタが歪んでしまったんです
使い捨てじゃない仕切りカップも、前から欲しかったのでちょうど良かった。
二段だけど、スリムで沢山入るので良いです食べ終わったら、入れ子にして仕舞えるし。
これでも足りない場合は、もう一段買い足たそうと思います。



2009年02月19日(木)
「凸凹デイズ」(山本幸久)

小さなデザイン事務所の話です。
いい仕事小説でした! 若い男女が集まって、恋愛っ気なく、ひたすら仕事ってところが良い(笑)

凪海が、嫌なことがあると絵を描いて、自分のキャラにやっつけてもらうところが可愛い。
クロの才能に嫉妬する大滝、仲間を裏切って一人で会社を興した醐宮、自分の意見を言えず周りに合わせてしまう凪海。
みんなそれぞれ、仕事に一生懸命なのが、気持ちよかったです。
ラスト、「醐宮さんは酔うと、いつも二人を褒めて、もう一度仕事がしたいと言っていた」というセリフに涙ぐみました。
醐宮は、実は大滝を好きなんだと思ってました。「雪の降る街」のエピソードから。違うのかな?