「人のかたち」(剛しいら) 設定は面白かったけど、後味悪かったです。 明治時代。生き人形を作る職人と、使用人の話。 生き人形とは、実際にあった事件を見せ物にするための、等身大の人形です。 人の形をしたものには魂が宿る、というテーマが面白かったです。現代だったら、ロボットがモチーフになるところですね。
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「花嫁は漆黒に墜とされる」(水瀬結月) 気になるところで終わってますね。謎が解けたと思ったら、また謎が!
石動さんと王さんの馴れ初め編も良かったです。 王さん、デレがないですよ! ツンのみです(笑) 緊迫した場面なのに「あなたに寄せる秋波でしょうか」とモノローグしてる石動さんが可笑しい。大物だなー(笑)
凌の会社の先輩が、優しくって良い人や…と思いました。 最初、会社を辞める凌が、独立するんだと思いこんで、辛くあたっていたのに、誤解だと分かって、家まで謝りに来てくれたシーンに、ジンとしました。
商業誌だけでも話が通じるんですけど、同人誌を読んでると、この辺の先輩の気持ちや、凌の葛藤がより身近に感じられますね。
四神の説明で、東の青龍…とくると、鴨川ホルモーの京大青龍会を思い出しました(笑)
今巻も、二人の熱々ぶりにあてられました…「いつまで花嫁なんだ!」というツッコミは無用ですね(笑)いつまでも新婚カップルのような二人なので。
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