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やすみ日記
梅子
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2009年03月17日(火)
大正浪漫着物展

日曜日、「華麗 大正浪漫―渡文コレクションの着物たち」展に行ってきました。

神戸ファッション美術館までは、阪急岡本駅からバスで10分くらい(着物だと割引)。
早めに着いたので、斜め向かいのファッションマートへ。 三階の大石商会が、着物が安いらしいと聞いて。しかし、オークション中で閉まってました(^^; 残念。

美術館内の図書館で時間をつぶした後、らいらさん・ミヅキさんと合流。
らいらさんの帯、ご自分で仕立てはったそうです。可愛い 

展示は、以前の同美術館の着物展より、シックな感じ。
胴裏は紅絹が多いですね。八掛に模様が入ってる着物が多くて、豪華だ〜と思いました。色も、ハッとするようなのが多い。現代の着物は裏地、地味ですよね。
晴れ着がド派手でした! 柄がてんこ盛り(笑)
昔の着物は、ともかく可愛くて綺麗でした。大正時代の人、良いなぁ。

美術館内の「一日」さん出張カフェで、お茶しました。
和菓子、色がきれい。お茶は、三度入れてくださったのですが、毎回味が違いますね。美味しかったです。
ランチョンマットは、渡文さんの物。若沖柄です。
お店の女の子が着物姿で、前掛けしてて可愛かった。
らいらさん・ミヅキさんは、五條瑛の新刊話できゃっきゃ盛り上がってはりました(笑)

その後、三宮のカフェ「あげは」でランチ。
内装がおしゃれでした。ドアノブが蝶々型なんです。店内は広かったので、待たずに入れました。ヘルシーで美味しかったです。

トアロード近辺の雑貨屋さんを、うろうろしました。
可愛いお店が多くて、ガーリーな気持ちに(笑)
狭い階段を昇ることが多くて、着物だとちょっと大変ですが(^^;  
ボタン屋さんも素敵でした。

次に「niji カフェ」でベーグルセット。こんがりさくっとして、美味しかったです。

…ここで終われば、乙女な一日なんですが、最後にジュンク堂に寄りました(^^; オススメの本を教え合い、解散。満足した一日でした(笑)
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追記。らいらさん見聞録。

その1。
着物展で、波紋柄(?)の着物を見て「動いたら模様が変わったりしないのかしら?」と、扇いではりました。変わりませんよ!(笑)

その2
雑貨店を出た後、もう一度戻って、リアルな蛙のストラップを買いに行かはりました。そこまで蛙がお好きとは!
きっと、らいらさんのお家は、蛙屋敷なのでしょう(違います)。



2009年03月15日(日)
「週間ブックレビュー」万城目学さん

今朝のBS2「週間ブックレビュー」で、万城目学さんを見ました。
のほほんとして、面白い方でした。
「自分も年を取ったので…」って言ってはったけど、若いやんか!(笑)
「無駄なものにこそ、美しさがあるというのがテーマ」という話が良かったです。
舞台が、京都→奈良→大阪と来ましたが、次は、普通の街の、女の子と猫の話だそうです。



2009年03月14日(土)
今日のランチ

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今日は、お弁当を作る時間がなかったので、買いに行きました。
自然食お弁当の「テニィテニィ」さん。
山本能楽堂さんのブログで知ったんですけど、美味しいんですv
今日は「手にぎりランチ(スープ付)472円」を買いました。
見た目も可愛い。スープもとても美味しかったです。



2009年03月13日(金)
BL読書日記

「人のかたち」(剛しいら)
設定は面白かったけど、後味悪かったです。
明治時代。生き人形を作る職人と、使用人の話。
生き人形とは、実際にあった事件を見せ物にするための、等身大の人形です。
人の形をしたものには魂が宿る、というテーマが面白かったです。現代だったら、ロボットがモチーフになるところですね。

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「花嫁は漆黒に墜とされる」(水瀬結月)
気になるところで終わってますね。謎が解けたと思ったら、また謎が!

石動さんと王さんの馴れ初め編も良かったです。
王さん、デレがないですよ! ツンのみです(笑)
緊迫した場面なのに「あなたに寄せる秋波でしょうか」とモノローグしてる石動さんが可笑しい。大物だなー(笑)

凌の会社の先輩が、優しくって良い人や…と思いました。
最初、会社を辞める凌が、独立するんだと思いこんで、辛くあたっていたのに、誤解だと分かって、家まで謝りに来てくれたシーンに、ジンとしました。

商業誌だけでも話が通じるんですけど、同人誌を読んでると、この辺の先輩の気持ちや、凌の葛藤がより身近に感じられますね。

四神の説明で、東の青龍…とくると、鴨川ホルモーの京大青龍会を思い出しました(笑)

今巻も、二人の熱々ぶりにあてられました…「いつまで花嫁なんだ!」というツッコミは無用ですね(笑)いつまでも新婚カップルのような二人なので。



2009年03月11日(水)
「あの空の下で」(吉田修一)

ANA機内誌に連載された、旅にまつわる短編・エッセイ集です。

10ページくらいの短い小説って、普段読んだことないんですが、面白いですね。
日常の何気ない風景を切り取ったり、ふとした瞬間の心の動きを捉えたり。
特別な事件があるわけじゃないけど、読み終わった後、ちょっと良い気分になります。
写真中心の装丁もきれい。旅に出たくなります。
「何が悪かったか考えるのではなく、何が良かったか考えて、終わる関係もある」
という一文が好きでした。

以下、妄想です。

「東京画」。
元同級生が、二十年ぶりに再会…という話なんですが。
高校時代、雅夫が好きな子に告白する時、島本は付き添いに行ったけど10分で帰ってしまったり。
雅夫の結婚式に、島本は出席しなかったり。
これ絶対、島本は、雅夫のことが好きなんだろー!! って思いました(笑)
その後、雅夫は教師、島本は小説家に。
立場が変わっても、雅夫の「相手のこと分かってる感」にニヤニヤしました(笑)
「裏切らないのが親友ではなく、裏切り合える相手のことを親友と呼ぶのではないか」っていうセリフがいいねえ。



2009年03月09日(月)
狂言萌え

凄い狂言の演目がありました…。

「八尾」
閻魔様と地蔵様が昔、恋人同士だったという…(閻魔様が自分でうれしそうに喋ってる)。何を考えてこの話を書いたんだ、作者!?
閻魔様ヘタレ攻め? 地蔵様は綺麗な顔して尻に引いてるし(「言うこときかないと、地獄の釜割っちまうぞ!」って ^^;)
こちらのブログが詳しいです。

「縄綯」
三角関係ですか?っていう展開(^^;
友人との賭に負けた主人が、太郎冠者を友人に取られちゃいます。
太郎冠者は、何とか主人の下へ戻りたくて、失敗ばっかりするんです。
めでたく暇を出されて戻ってきて、主人に、得意げに友人宅での悪事をしゃべってると、背後には友人が立っていて…という。
太郎冠者、主人が大好きなんですね(笑)借金のカタに、太郎冠者を連れて行く友人も変だ。



2009年03月08日(日)
「オリンピックの身代金」奥田英朗

読み終わって、悲しい気持ちになりました…。

東京オリンピックを妨害しようとした一人の大学生と、警察の戦いを描いた話。
今までの奥田作品と比べると、盛り上がりもオチもなく、面白さには欠けます。が、昭和39年という時代を描ききった点では凄いと思う。

東京オリンピックの工事で、多数の死者が出たのにろくに報道されなかったり、貧しい東北の田舎と華やかな東京との落差、わずかな賃金で過酷な労働を強いられる出稼ぎの人達、現代にも通じる格差社会の理不尽さに、暗い気持ちになりました。

主人公・島崎は、デスノートの月を思い出させますね。
けど、共感できない。○○○○で気が大きくなってただけじゃないかと思ってしまう。○○○○をしていなければ良かったのに。

最後のシーン、村田の言葉にジンときました。



2009年03月07日(土)
美容院

美容院に行ってきました。
以前通っていたところが無くなって、新しいところを探して行かなきゃと思いつつ時間が経ち、ようやく今日行きました。

やっぱり、新しい所は気疲れしました…。
イメージを伝えるのとか、趣味・仕事とか色々聞かれるのが苦手なんです(^^;
新しい美容院に行く度、「カラーリングしないんですか?」って言われるし「着物が似合わなくなるんで」と説明するのも面倒。
「肩ぐらいまで切って下さい」と言ったのですが、「それだとボリュームが出ますよ」と言われ、長さは変えずに梳いてもらいました。
前髪も切ってもらったのですが、眼鏡かけると、凡ちゃん(鴨川ホルモー)みたいですよ!
くせ毛の扱いは本当に困る…。
ここも、ピンと来なかったので、また次回から新しい美容院を探します。

美容院で「和食なら『京料理 藤本』が美味しいですよ」と教えてもらいました。
確かに美味しそうv ランチ3000円〜あるみたいです。

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先日、京都国際マンガミュージアム「司書体験」の様子をテレビでやってました。
面白そうですね。

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「キョースマ!」に、森見登美彦さん他のコメントが載ってます。
グレゴリ青山さんのマンガ、京都人のいけずさが笑える。
このベーグル屋さんって、夏野さんが通販で買われてるところかしら?

「鴨川ホルモー」映画化記念の、万城目学さんのインタビューも面白い。
「いろんな人から『実はホルモーやってたんでしょ?』って聞かれる」って(笑)
吉田神社の裸踊りが、実際にある風習(?)らしいというのがビックリ。京都大学って楽しそうですね(笑)



2009年03月05日(木)
L←→R!

>あもさん
あもさんのおかげで、今朝「とくダネ!」で、黒沢健一さんが見れました。
ありがとうございます。

懐かしい! 高校〜大学と、L←→Rが好きだったんです。今でも時々聴いてます。カラオケでも歌います(ヘタですが ^^;)
つんくの、嫉妬混じりのコメントも面白かった(笑)ノッキン・オン・ユア・ドア、137万枚も売れたんや。へー。
当時、スピッツ・ミスチルと一括りやったんですね。
私の周りでは、スパイラルライフ&L←→Rのファンが多かったので、この二つが一括りな感じ。しかし、今ではスパイラルを知ってる人は少ないか…。



2009年03月03日(火)
「鴨川ホルモー」万城目学

バカバカしくて楽しかったです。
京都の大学生が、小鬼を使って「ホルモー」という競技をする話。
恋愛部分は、王道で先が読めるんですが、面白かったです。

凡ちゃんの分かりにくいツンデレは、可愛いな!
純情でヘタレな阿部君も、良い奴だ。嫌いな芦屋を助けてやったり、高村をかばって喧嘩したり。

京都に土地勘のある人は、ニヤリとすることでしょう。
4月から映画も公開されるし、楽しみですね。
私の脳内では、「しゃばけ」や「夏目友人帳」のような映像が繰り広げられています(笑)