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2009年04月09日(木) ■ |
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「宵山恋歌」小川いら |
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京都が舞台のBLです。 老舗古道具屋の跡取り息子・眞生と、東京から来た青年実業家・高林の話。 京都で暮らす人々の様子が、丁寧に描かれていて、良かったです。
高林さん、よそ者なのに京都に詳しい! ガイドして欲しいくらいだ(笑) 高校生の眞生は、店を継ぐか日本画の道へ進むか、進路で悩んでいたのですが、最後にきちんと決着がついて、良かったです。 高林さんの「君は、和菓子のように愛らしい」という口説き文句。京都らしい、斬新な比喩だ(笑)
宵山の日に両想いになり、大文字の日に気持ちを確かめ合う、というのがロマンチックでした。
------------ 「座布団」(剛しいら)、ドラマCDになるんですね! ビックリ。 収録レポを読むと「落語家さんが来て、演技指導した」とのことで、収録の様子も面白そうです。 原作、復刊して欲しいなぁ。
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2009年04月06日(月) ■ |
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新番組、色々 |
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今晩、「シャングリ・ラ」(池上永一原作)の放送が始まりますね! 炭素経済によって動く、近未来世界を描いたSFです。 KBS京都 25:00〜 http://www.anime-shangri-la.jp/
「電脳コイル」(再放送)も明日からです。楽しみ。 http://www.tokuma.co.jp/coil/ 「花咲ける青少年」は、見忘れてました(^^; 明日の再放送、チェックします。 http://www3.nhk.or.jp/anime/hana/
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2009年04月04日(土) ■ |
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「博多はたおと」 |
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ドラマ「博多はたおと」を見ました。 博多織の職人を目指す若者の話。NHKの単発ドラマで、2月に録画してたのをようやく見ました。 面白かった! 春子が、お祭りのステージで、博多織とおばあちゃんへ想いを語るところで泣きました。 伝統を大事にしようっていう、若者の心意気が良いです。 着物に詳しくない人でも楽しく見られるような、さわやかな青春群像モノでしたね。 頑固で無口だけど面倒見の良い、師匠が良い味出してました。 おばあちゃんの、金魚の着物が素敵。
「ライトノベル創作教室」という本で、「恋愛感情を芽生えさせる出会い方は、男性が女性をピンチから救うのが一番!」と書かれてました。 (今、あんまりそんな作品、見ないなぁ)と思っていたら、「博多はたおと」の春子と浩太郎の出会いがまさしくそれでした!(笑)王道だけど面白かったです。
最近、レンジでプリンを作ってます。簡単で美味しい。 ずぼらなので、茶こしで濾すのも無し、バニラエッセンスも無しで作ってます(笑) ポテトチップスも作れるし、電子レンジって色々便利です。
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2009年03月29日(日) ■ |
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狂言萌え/木原さん |
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前に言ってた、狂言「縄綯」。図書館でビデオ借りてきて見ました。 面白かったんですが、一緒に借りてきた「宗論」の方がより萌えました(笑)
「縄綯」 太郎冠者が元の家に帰れることになった時、もの凄い嬉しそうで、かわいい(笑) 太郎冠者は、自分を博打のカタに勝手によその家にやるような主人でも、慕ってるんだなぁ。
「宗論」 ツンデレ×ツンデレでした(笑)宗派の違うお坊さん二人が、相手を改宗させようと必死になる話。そんなに喧嘩するなら別行動しなよーと思うのですが、片方が無理矢理追っかけていくの(笑)
木原音瀬さんの同人誌「ラブ&キャッチ」最終話を読みました。 ハゲでパンチパーマかつらの社長が、可愛く見えました…。恐ろしい木原マジック! 「振られたんだ」と言って、主人公の知らないところで号泣してる姿に、切なくなりました。社長は嘘をついてまで、主人公のために身を引いたんですよ。くー、健気。 しかし、シリアスな場面でカツラがずれたり、飛ばされたカツラを両手でキャッチする場面は、笑えました。 もし、商業誌になるとしたら、イラストが難しそうですね(笑)
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2009年03月25日(水) ■ |
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紫織庵 |
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22日は、着物友達・ホタルさんと紫織庵へ。
予約の時間より早めに到着したので、文化博物館のアートフリーマーケットを見ました。 面白い物がいっぱい(笑)立体的な顔のついたトートバッグが、衝撃的でした。 文椿ビルヂングのストーンショップを覗いたりしつつ、時間に。
紫織庵は、大正時代の和洋折衷の住宅です。 雰囲気があって、凄く素敵でした。ここに住みたい!(笑) 波打ちガラスも壊れず全て残っていて、良いですね。風情があります。 庭に、庭師用のトンネルがあったり、階段によって行ける部屋が違ったり、迷路のよう(^^; 展示品・反物以外は撮影自由です。ホタルさんに撮ってもらう際、ポーズ指導が色々入って面白い。ホタルさんの日記の写真、いつも構図とか素敵なんですよね。
紫織庵は、襦袢の反物の販売もしていますが、大正時代の復刻柄が凄く可愛かったです。 今は、舞妓・芸妓の衣装展もやっています。宮尾登美子の「錦」に出てきた帯も展示されてました。
その後、「伊右衛門カフェ」でランチしようと思ったら、30分待ちでした! 代わりに「セカンドハウス東洞院」へ。それほど待たずに入れました。 「布屋みさやま」で雑貨を見て、次は高島屋へ。
「琳派展」。鈴木棋一、神坂雪佳、「百蓮図」などが良かったです。 帰りに、「道楽絵はがき展」のポスターを見かけました。面白そう。
その後「糖朝」で、お茶。スイーツセット、ボリュームがあって美味しかったです[m:49]私たちの他にも、3人着物の方がいらっしゃいました。 呉服売り場で、刺繍の帯揚げを買いました。凄く可愛い。
この日は、雨だったのでポリ着物でした。 ホタルさんは、縞柄の着物。ツモリチサトだそうです。こんな粋な柄もあるのですね。格好いい。 ホタルさんは、着物関係のお仕事をされていた方なので、色々お話が聞けて楽しかったです。
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2009年03月24日(火) ■ |
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風俗博物館 |
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21日は、高校時代の友達・Rちゃんと風俗博物館へ。 源氏物語の人形を展示してる博物館。ビルの5階にあります。 撮影OKなので、自分の人形を持ってきて、撮影している方もいました。 平安貴族の衣装を着て(上着だけ)、写真を撮れるコーナーもあります。 ノリノリで撮ってきました(笑)笛とか扇とか小道具も色々あり。
高島屋の「糖朝」で、フルーツ入り豆腐花を食べました。 煙が出ていてビックリ。ドライアイス入りの器に入ってるんです。あっさりして美味しかったです。
最後に、京都駅でカシニョール展を見ました。 マリー・ローランサンっぽいアンニュイな絵。黒柳徹子さんを描いた絵、可愛いですね。
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2009年03月23日(月) ■ |
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○○の会 |
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20日夜は、「○○の会」の食事会でした。 ヒルトンの「周荘」にて。中国粥、とても美味しかったです。
「大正モノBLで、貴族身売り・遊郭・女装以外の話が読みたい」という話をしていたら、らいらさんが「運転手と主人とかv」と発言。 それを聞いたくみさん達の間で、あっという間にストーリーが出来上がってしまいました(笑)「白手袋を外す時、それは主従関係から恋人同士へ戻る瞬間!」って。皆さん、妄想力ありすぎです(笑)
ミヅキさんが、「一つの作品を語り合う、読書会をやりたいですね」とおっしゃってました。やってみたい! BL合宿は実現が難しそうなので(笑)まずは、チャットなどができたら良いですね。
あと、今、木原音瀬さんの既刊本フェアがやってますが、小冊子は後でリブレの携帯サイト(有料)でも掲載されるそうです。
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2009年03月22日(日) ■ |
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工房ツアー、染色美術展、着物コンサート |
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20日、公開工房ツアー、京都染色美術展、きものクラシックコンサートに行ってきました。
同行してもらう母の着物は、私が着付けました。 着物は、横で一緒に着ながら説明して、自分で着てもらい、帯だけ私が締めたのです。 人に着付けるのは初めてでしたが、何とかなるものですね。
まずは、10時すぎに公開工房ツアーへ。 公開してる工房は6つくらいで、その中の2つを回るんですが、たまたま両方、去年と同じ所でした(^^; 10時10分くらい出発のグループは、村田縫紋さんと中東盛染工場さんって決まってるのかもしれません。でも、結構面白かったです。説明も変わってるし、見せてもらう見本も違うので。 去年は写真取りながら聞いてましたが、今年は撮らなかったので、集中して聞けました。 私たちのグループは3人だけでしたが、他のグループとすれ違ったら、10人くらいの大所帯でした。
油小路通りと、隣の小川通りは、地下水が通ってて染め物に良いそうです。 今、大きなマンションが建っているところは、大抵、昔染め物屋をやっていたところが閉業したのだそう。 ツアーのガイドを務めてくださったおじいさんは、元・悉皆屋さんでした。職人さんの間を回って一着の着物を作り上げる、プロデューサー的役割なのだそう。
村田縫紋さん。 今年は人数が少ないせいか、刺繍用針を持たせてくれはったりしました。細っそ! 作業も超細かい。紋も、繊細で綺麗でした。
中東盛染工場さん。 誂え友禅のお店です。好きな柄を染めてくださるそう。見本の反物が、野菜柄で可愛かった(笑) 奥様が、自分の着はてる着物の型紙を見れはったのが面白かった。これが、こういう製品になるのか! って。上下のある柄なので、前と後ろで逆転しないように、工夫して仕立ててあるそうです。へー。
最後に本能館に戻って、刺繍、糸目糊置き、京野菜細工の実演を見ました。
この日、油小路通りでは、日本の伝統色の暖簾がかかっていました。きれい。 「牡丹ってこんな色か!(ショッキングピンク)」「これ何て読むんや!(中縹)」と盛り上がりました(笑)
油小路通りのイタリアンのお店でランチを食べ(美味しかったv)、急いで京都市美術館へ。 「京都染色美術展」。 良かったのですが、時間がなかったのでさーっと。 オリンピックの着物が可愛い。五輪の輪と、雀が競技をしている柄なんです(笑)
きものクラシックコンサートへ。 走ったのですが、5分遅刻しました…。 最初は副京都市長の挨拶。京都市長が一年のほとんどを着物で過ごしてるって、初めて知りました。へー。
この日の指揮者はケン・シェさん。 なんと28歳です。若い! アメリカなどで活躍されてるそう。 「精霊の踊り」、フルートの悲しい音色が良かったです。 「新世界より」、有名な第四楽章、格好いいですよね! 第二楽章「家路」を聞くと、「家に帰らな」という気になります(笑)それに、貴志祐介の「新世界より」を思い出す。 アンコールは、エルガーの「エニグマ変奏曲」。短かいけど、好きです。雄大でどこかセンチメンタル。 今年は、着物の女王コンテスト無かったですね。ソリストも呼ばず、シンプルな構成でした。
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2009年03月19日(木) ■ |
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「中・高校生のための狂言入門」(山本東次郎, 近藤ようこ) |
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マンガ家&狂言師の対談形式。 易しい言葉で語られていて、分かりやすかったです。でも、奥が深い。 狂言師は、普段どんなことを考えて稽古しているのか? ということが伺えて、興味深かかったです。
「狂言は、やじろべえである」という話が印象的。 殺人や離婚など、「向こう側に落ちてしまった」人間の姿を描くことは決してしない。決まった型で演じるのも、お客さんに安心感を与えるため。何が起こるのか分からない不安な気持ちを抱かせないためだそうです。深いなぁ。
曲の解釈も、普段何気なく見てる話がこういう意味だったのか、と新たな光が当たる感じで面白いですね。
近藤さんの合いの手も、素直な気持ちで、語りすぎず、でも上手に山本東次郎さんの話を引き出してはって、良かったです。
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2009年03月18日(水) ■ |
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「本、何読んでるの?」 |
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着物展にて、らいらさん・ミヅキさんに、 「(やすみさんは)小説より、日記の方が面白いです」と言われました。びっくり。 確かに、小説書いてなくても、日々妄想はしてますしね(笑)
会社の朝礼スピーチで、たまに本の話をしています。 なので、「本、何読んでるの?」と聞かれることがあり、ビビります。 帰りの電車内で会ったときとか、鞄の中に本入れてるの丸見えですしね。 今まで、たまたま普通の本だったから良かったけど、BLを持ち運んでるときに同じ質問をされたら、どうすれば…(^^;
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