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やすみ日記
梅子
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2009年09月11日(金)
映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」

昨日はTSUTAYAの半額デーだったので、DVD4枚借りてきました。
堺雅人出演の物ばかり(自分でもちょっと恥ずかしい…)。

今日は、その中から「ジェネラル・ルージュの凱旋」を見ました。
海堂尊原作のバチスタシリーズ映像化2作目です。
原作を1作目だけ読んでいたのですが、「ジェネラル」の方が面白いですね。 
金儲けと人命救助は両立するか? というテーマがハッキリしていて、見応えありました。

そして、堺雅人は別人…。さすが役者(当たり前か)。意志の強い喋り方で、無邪気さと指導力を併せ持つ人物を演じてました。
最後に、ずっと導入を要請していたドクターヘリが到着する場面。
一つも漏らすまいとする、大きく見開かれた目が、印象的でした。
ともかく、格好良かった!

原作では男性の、田口を演じる竹内結子も、ボーっとした感じが可愛かったです。
最後の、チュッパチャップスの裁きがいいなぁ!(笑)

速水センター長&花房看護師長の、手つなぎラストシーン。
私としては、「寒いところは苦手か?」「いいえ、平気です」で、見つめ合う…くらいがちょうど良かったなぁ(余韻を残す方が好きなんです)。

********
ところで。
明日、2時〜 NHK総合の「土曜スタジオパーク」にて、ROMESの取材会の模様が放送されるそうです。
http://www.nhk.or.jp/dosta/



2009年09月07日(月)
俳優と演出

映画「クライマーズ・ハイ」がきっかけで、堺雅人にはまりました。
映画の特番や、雑誌のインタビューをチェックしたりしてます。

しかし、「官僚たちの夏」の庭野役は、演技の幅が狭い気がする。何故だろう。
熱意を込めて囁く・怒鳴る・しかめっ面の3種類くらいしかないイメージ。

「電脳コイル」、第17〜18話が良かったです。
ヤサコ→ハラケン→カンナという、片思いループが切ない(ハラケンとカンナは両想いだけど、それを伝える前にカンナは亡くなっているので)。
図書館の脇に立って、ヤサコとハラケンが話すシーンが秀逸。
頬を染めるヤサコの表情は映ってるけど、ハラケンの表情は見えないっていう演出が、良かったです。
ハラケンは、ヤサコに話を合わせながらも、カンナのことをずっと忘れてない。
ハラケンが悲しみを露わにするシーンってほとんどないけど、強い気持ちが伝わってきます。
http://www.tokuma.co.jp/coil/story/17.html



2009年09月05日(土)
南禅寺・哲学の道

会社の女の子と、南禅寺・哲学の道に行ってきました。

まずは、錦市場の「やおやのにかい」でランチ。
食べる前から、良いにおい〜。ミョウガのごはん、ほうじ茶が美味しかったです。

がま口屋さんの「まつひろ商店」へ。
ここでも、ゆかた割引が使えます。
しばらく来ない間に、トンボ玉でできた、超小さいがま口ストラップが登場してた。かわいい。

南禅寺〜哲学の道へ。
人が少なくて、ゆったりと過ごせました。哲学の道、確かに思索にふけりやすそう。落ち着きますね。

そのまま徒歩で、「よーじやカフェ・銀閣寺店」へ。
遠かった! 
けど、行った甲斐ありました。美しい日本庭園、趣のある和風建築で、素敵。
抹茶+和菓子のセットを注文。美味しかったです。
周りのお客さんは、よーじやの顔が描かれた抹茶カプチーノ頼んでる人が多かったです(笑)入り口の脇には、「恋がかなう電話ボックス」がありました(笑)



2009年09月03日(木)
「パラドックス13」東野圭吾

すごく読みやすく、途中でやめられず、寝不足になってしまいました。
東野圭吾は、計算され尽くされた感じがして、上手すぎてあざとい気もしますが、やっぱり面白いですね。

ある日、世界中から人間が居なくなってしまい、10人ほどで東京の街をサバイバルする話。
木原さんの「WELL」っぽいですね。でも、WELLと違って穏便な結末です。
政府関係者のみが知る、空白の13分間とは何なのか? 謎解きも面白かったです。
でも、最後はあっさりしすぎだなー。

優秀な兄にコンプレックスを抱きながらも慕っている、やんちゃな弟に萌え(笑)完璧過ぎるお兄さんのストイックさも良い。



2009年09月02日(水)
「十二国記」新作!

9月26日発売のyomyom vol.12に、「十二国記」新作が掲載されるそうです。
やったー!
けど、今回も番外短編なんやろうなぁ。「黄昏の岸 暁の天」の続きはいつだ…。
http://www.shinchosha.co.jp/yomyom/info.html



2009年08月30日(日)
沈まぬ太陽 全5巻 山崎豊子

日航機墜落事故を、内側から描いた話です。

会社に、現場の労働環境改善を訴えたばっかりに、10年アフリカ等に飛ばされる、恩地さんが主人公。
アフリカ編、御巣鷹山篇、会長室編からなります。

会長室編が一番面白かったです。
めくってもめくっても悪人しか出てこない…。まともな人は、よそから来た国見会長と、恩地だけか!
会社の腐りっぷりが、恐ろしかったです。政治家も、実在の人物が特定できる書かれ方してるし、どこまで本当なんや〜!
会社は再建途中だからと、給料を受け取らない国見会長の清潔ぶりが眩しかったです。
恩地さんは、悩んでばかりであまり活躍できなくて残念。

御巣鷹山篇。
「クライマーズ・ハイ」を読んだばかりなので、興味深かったです。
米軍が真っ先に事故現場に到着してたのに、救助活動させずに追い返すって、何やねん日本政府ー! もっと助けられたかもしれないのに。
酷い損壊状態の遺体を、必死に探し求める遺族の姿が、胸に迫りました。
それにしても、事故原因は本当に隔壁なの?
行天(恩地のライバル)が、証拠隠滅計ろうとして、県警に恫喝されるところはスッとしました。

飛行機に乗るのが怖くなる本でしたね…。航空会社は、現場の人々をもっと大切にしてあげて下さい。



2009年08月29日(土)
舞妓さん、同研能、国立近代美術館

京都駅で舞妓さんを見て、同研能、京都国立近代美術館に行ってきました。

まずは、京都駅西口へ。
舞妓さんの舞を見てきました。
〜9月6日の毎週土・日の1時と3時、無料で公開してるんです。
今日いらしてたのは、上七軒の勝瑠さんと市照さん。
演目は、1曲目が「蛍」、2曲目は忘れました(^^;
最初はうわちで、2曲目は扇子で踊ってはりました。
優雅な身のこなしが、上品で美しかったです。
帯が花火柄で、季節を感じさせて素敵だなぁと思いました。

舞は15分ほどで終わって、後は記念撮影会でしたが、時間がなかったので、そこで帰りました。

丸太町で「同研能」を見ました。
狂言「仏師」
詐欺師が、田舎者を騙す話。自分が仏像になりすまして、売りつけようとするの(笑)
ラスト、田舎者に「仏師!」「仏!」と代わる代わる呼びだされ、ついに正体がばれてしまいます。素早くぐるぐる回る二人に笑いました。ポーズがピースだったり、現代的で面白いですね。

能「花月」
7歳の時に失踪した息子と、10年ぶりくらいに再会する話。
男性だけの話、珍しいですね。
少年の衣装が、オレンジ×黄緑できれいでした。
少年の面に、前髪が付いてるのがなんか不思議(笑)
最後の、腰に太鼓つけて踊り叩くのも、能にしては陽気すぎて、なんか可笑しかったです(いや、きれいな舞なんですが)
せっかく若い方なので、素顔が見たかったわ…とちょっと思いました。

その後、京都国立近代美術館に行きました。
常設展が無料に日なんです。
横山大観の、山の絵が良かった。ルドンの絵も、幻想的ですね。
良い展示だったのですが、後で、美術館に傘を忘れたことに気づきました…。あほやー。

あと、阪急電車の「ゆかた割」。
河原町駅で、冊子を貰おうとしたら、もうなくなってました。来るのが遅かったかー。



2009年08月28日(金)
「優雅なハリネズミ」ミュリエル・バルベリ

文章以前に、内容が難解すぎました(^^;
哲学的な問答を、延々とされても分からないよー。

フランスで250万部の大ベストセラーです。
フランス人は議論好きなんだなぁ。

日本びいきっぷりが面白かったです。
ヒカルの碁とか谷口ジロー、小津映画の話が出てくるの。渋い。
「侘」や「引き戸」についての考察とか、日本人より日本に詳しいのでは、と思いました。
しかし、「日本料理」と言われて、出てきたのがギョウザなのは、何故なんだ。

著者は、現在、京都市在住だそうです。



2009年08月26日(水)
翻訳

「チャイルド44」を読んで、「訳が読みにくい」と言っていたら、母が、「あんたは翻訳の難しさが分かっていない! そんなに文句があるなら原文で読め!」と言われました。無理です(^^;
そして、その母ですら、今読んでる「優雅なハリネズミ」は、訳が相当読みにくいらしい。どんなんや。
「でも、話面白いねん。オススメ」と言われているので、次、読んでみようと思います。



2009年08月24日(月)
自分で髪を切る

自分で髪を切ってみました。
10cmほど、梳かずに揃えて切ったので、髪のボリュームがえらいことになってます(笑)