初日 最新 目次 MAIL HOME


やすみ日記
梅子
MAIL
HOME

2010年01月04日(月)
「龍馬伝」1回目

※あんまり褒めてないので、苦手な方、飛ばしてください。

役者さんは概ね良かったんですが(龍馬除く)、脚本・演出がいまいちかも…。
武市さん目当てに、次回も見るとは思いますが。

武市さん、もっと堅物かと思ったら、いじられキャラ&ドジッ子っぽくて可愛かった(笑)
龍馬におんぶされて、田んぼで寝ぼけてるところとか。

龍馬…悪くはないけど、綺麗すぎる顔&髪型で、坂本龍馬じゃなくて、福山雅治にしか見えない(^^;
「仁」の龍馬(内野聖陽)が良かっただけに、比べてしまう。

岡田以蔵(佐藤健)、多紀さんが「ちょんまげ似合わない」って言ってはったけど、演技は良かったです。

弥太郎、龍馬を一方的にライバル視してるのに、龍馬からは相手にされてなくて、笑える(笑)

脚本・演出。
・母上が「お前のためなら命なんて…」
・「憎しみからは何も生まれない」(龍馬)
・龍馬が「母上は病死だ」と答えるまでの、長い間
くどい!! セリフでそこまで説明しなくても分かるって!
母上の死のエピソード自体も、あまり感動しなかった…。
「ここは泣かせどころです」というのを露骨にやりすぎてて、ちょっと冷めてしまう。



2010年01月03日(日)
あけましておめでとうございます。

昨年、日記を見ていただいた皆様、ありがとうございました。

今年は、音楽関係で悲しいニュースが多かったですね。
あと、趣味に関しては、映像作品をよく見るようになりました(今まで、ドラマも映画も滅多に見ないし、俳優さんの名前もろくに知らなかった ^^;)。

年末年始は、予定もないので、家でゴロゴロしてます。

母が、毎年「忠臣蔵」を見るので(今回は時代劇専門チャンネルで)、
「同じ話を何度も見て、よく飽きないなー。私が『クライマーズ・ハイ』の映画版・ドラマ版、両方見てた時、笑ったくせに」と言ったら、
「小説と一緒にするな! 忠臣蔵は史実だ!」と反論されました(笑)
クラハイだって、著者の実体験だよー!
母の中では、「史実>フィクション」らしい。 



2010年01月02日(土)
ドラマ「チルドレン」

WOWOWドラマ「チルドレン」をDVDで見ました。

少年犯罪に向き合う、家裁調査官の話。
伊坂幸太郎・原作。
南朋さん目当てでレンタルしてきました(笑)

主演は坂口憲二ですが、実は陣内(大森南朋)が主役なんじゃないのか? ってくらい、
主人公の先輩である、陣内が格好良かった。良いとこ取り男の見本だ!(笑)

ちゃらんぽらんで不真面目なのに、誰よりも少年のことを考えていて。
「非行少年は死刑にしろ」って飲み屋でクダまいてるおっさんに、「奇跡を起こすのが俺たちの仕事だ!」ってタンカきるとこ、格好良すぎです。

美春ちゃんの問題、フォローなし? と思ってたら、エンディングで、良い方向に向かってる様子を映していて、良かった。
盲目の名探偵(加瀬亮)、後で出てくるのかと思ったら、最初だけでしたね。残念。

あと、やたらと陣内が武藤にスキンシップを図るので、萌え的にもオススメ(笑)



2010年01月01日(金)
「新宿駅最後の小さなお店ベルク」井野朋也

日本一の立地で、小さなセルフ喫茶店(大繁盛)をやってる店長さんのエッセイ。
単に、接客や飲食業についての本じゃなくて、人生観や哲学が感じられるエッセイで、良かったです。

「接客」についての考え方が、興味深かった。
私は半年、接客の仕事をしましたが、わーってオロオロしてただけで、全然こんな深い考えには及ばなかったなぁ。
仕事に対する姿勢とか、色々考えるきっかけになりました。

『人は人を「色眼鏡」で見るけど、それをかけ直させるのが「知性」』という話が面白かった。

「ベルク」は、ビルのオーナー(JR系の会社)から、理不尽な理由で立ち退きを迫られてますが、頑張って欲しいなぁ。



2009年12月29日(火)
このニアホモがすごい! 2009

今年は、一般作品に萌えた一年でした。
というわけで、個人的な「ニアホモ・オブ・ジイヤー」を挙げてみます。

**********小説**********

■「鉄の骨」池井戸 潤
仕事に生きる、熱い男達。
主人公は、彼女と別れて、先輩とくっつくべきだ(超私見)。

■「チャイルド44」トム・ロブ・スミス
「苦難に見舞われ続ける、不屈のエリート」がツボだと気づきました。
周りの男達に、執着&憎しみを向けられまくる、美形の主人公に萌え。

■「沈まぬ太陽」山崎豊子
同じく、不屈のエリート萌え。行天と恩地の、同期ライバル萌えもプラス。

■「ボックス!」百田尚樹
私の理想の「幼なじみで同級生(同期)でライバル」作品。もやしっ子と不良の、高校生ボクシングの話です。

■「隠蔽捜査」今野敏
理想の「幼なじみ作品」パート2。
竜崎が伊丹の家を訪ねるシーン。BLだったら、絶対結ばれてるところだ(笑)

■「オリンピックの身代金」奥田英朗
おじいさんと青年の、友情のような共犯関係が良かったです。最後泣けた。

**********ノンフィクション**********

■「磯崎新の「都庁」―戦後日本最大のコンペ」平松剛
ドジっ子・青木君(今や売れっ子建築家)と、磯崎新の師弟愛が良し。

■「サンデーとマガジン 創刊と死闘の15年」大野茂
両誌編集長のライバル関係&友情にトキメキ。

**********映画**********

■「重力ピエロ」
美しい映像と兄弟愛に涙。辛いときの笑顔が身にしみる。

■「南極料理人」
おっさん達が、きゃっきゃっと仲良く暮らす日々。超かわいい。

■「クライマーズ・ハイ」
萌えは映画、感動はドラマ。
主人公は、孤高の一匹狼の割に、部下・上司・同期と慕われすぎです。

**********ドラマ**********

■「ハゲタカ」
いずみさんに「社会派のBLないですか?」と聞いたら、自信を持って勧められました(笑)
最終回は、BLも顔負けの、ホモのハッピーエンドだった…。

■「官僚たちの夏」
オヤジパラダイス(笑)原作も萌え。

**********漫画**********

■「坂道のアポロン」小玉ユキ
精神的BLだと思う(笑)短編が個性的で、すごく良い。

■「まんが道」藤子不二雄A
良い友情ホモ(笑)創作に対する熱い気持ちに、胸を打たれる。

---------
<自分語りです。苦手な方は飛ばして下さい>

去年の日記を見てたら「今年は投稿できなかったので、来年は出来ると良い」と書いてあった。
全くしてない!!
「新聞記者の話と、俳優さんの話が書きたいです」と、来年の自分に言っておく。
(今年、何に萌えたかが、丸わかりのラインナップだ ^^;)



2009年12月28日(月)
「ハゲタカ」上・下  真山仁

「ハゲタカ」上・下 (真山仁)を読みました。
外資系企業による、企業買収の話です。

ドラマとは、鷲津の性格も、展開も全然違いますが、面白かったー。

視点が次々変わるので、話の進み方が遅くて、最初は流れに乗りにくかったんですが、たたみかけるようなラストは良かったです。

・サンデートイズ(太陽製菓)入札の顛末は、原作の方が痛快。

・ドラマよりも、経済について、突っ込んで書かれていて興味深い。

・芝野さんが、ドラマよりも頑張ってて、好感もてる。
 スーパーえびす屋の立て直しで、親友である前社長を追い出すくだりが好きだ。

・老舗ホテル社長・貴子と、それを買収しようとする鷲津が、互いの身分を知らずに出会って惹かれ合う、という場面にキュンキュンした。
 BLだったら、最高の萌えシチュです!(笑)

・ドラマと違って、仕事の出来る女子が沢山出てきて、うれしい。
 リンが、貴子に嫉妬して「嘘ついたら、あんたのあれをちょん切る!」と鷲津を脅すところは、スゴイ(^^; 女子強えー。

・ドラマほど萌えないけど、鷲津と芝野のライバル関係も格好いい。
 互いの力を認め合ってる感じで。

・ミカドホテル買収劇、かなり面白かったんだけど、ドラマでやってくれないかなー。
 西野屋とかぶっちゃうから、ダメか。



2009年12月27日(日)
「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」

「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」(兵庫県立美術館)に行ってきました。

11時に美術館に到着。
結構人は多かったですが、大混雑というほどではなかったです。

絵の点数が多くて、見応えありました。
美大出身のミヅキさんと回ったので、感想が細かくて面白かったです(笑)「この光の差し込み方が凄い」「こんなに似たような絵ばかり描いて、大変だなぁ」とか。

どれも美しい背景なのですが、アニメだと一瞬しか映らない上に、彩度をだいぶ落としてる&上からキャラクターが被さるので、勿体ない〜。
今日は、じっくり見られて良かったです。

最後に、撮影方法を解説した展示&その場面のアニメの上映があって、面白かった。

男鹿さんは、美大とかで専門的に学ばれた訳ではなくて、現場で腕を磨いていった方なのですね。凄いなぁ。
しかし、アニメーターって長生きできなさそうな、大変な職業だ(^^;

トトロの住処を立体で表現したコーナーとか、子どもが喜びそうだなぁと思いました。
グッズ売り場がもの凄い充実っぷり!! 飛行石も売ってた(笑)

帰りは、ミント神戸2Fの「ル・バタクラン」でランチ。
内装が可愛い、女子らしいカフェでした。

※※※※※
今日の着物。
5年くらい前に骨董市で買って、「派手かなぁ」と思って、一度も着てなかった小紋です。
寒いかと思って、超厚着していったら、暑かった(^^;
(ババシャツ3枚+カイロ+スパッツ2枚+別珍足袋+ベルベットコート+ショールでした)

※※※※※
私のサブバッグと、ミヅキさんの服が、紫+緑という組み合わせでした。
それを多紀さんが、「エヴァ初号機の色ですね」と……。
その考えはなかったわ!!(笑)

oga



2009年12月23日(水)
アニメ『雲のように風のように』

BSで放送してた、アニメ『雲のように風のように』を見ました。
酒見賢一の小説『後宮小説』が原作。
中華風の架空の国で、お后候補の女の子の成長と、国の存亡を描いた作品です。

子どもの頃に一度、見たことがあったのですが、内容がよく分かってませんでした(^^;
今見ると、面白いですね。

反乱軍のリーダと参謀に、ちょっと萌える(笑)
渾沌は、顔さえ良ければ、いいとこ取りの格好いいキャラなんだかなぁ(笑)

あと、銀河、そこで双槐樹に銃渡しちゃダメー!! と思った。ああなるの、分かってるやん! そこらへんがまだ子どもなのか…。
あんなに声低い双槐樹のことを、女性だと思ってたのもビックリ(^^; 確かに美青年やけど。

絵がジブリっぽい。けど、スタジオぴえろなんですね。




2009年12月19日(土)
小野竹喬展

「生誕120年 小野竹喬展」大阪市立美術館 に行ってきました。

良かったですー!
しかし、公園を通るとき、凄い寒かった(笑)

本日11時頃着きましたが、結構人いっぱい。
絵の点数も多くて、見応えのある展示でした。

色が綺麗。
形はシンプルなので、印刷で見ると、良さが分かりにくいのですが、実物は色彩が美しいです。
夜明けの空の色とか、水田に映る雲とか。

茜空の絵が可愛くて、こんな柄の着物あったら、欲しい! と思いました(笑)
もこもこした雪とか、雲の描き方もかわいい。
なんか、見終わって、ほわーっとした気持ちになりました。

常設展は、中国美術。
銅鏡が多くて、鹿男あをによしを思い出した(笑)
陶磁器・漆器の部屋は人少なかったのに、石仏の部屋は人が多かったです。


帰りは、あべのandに寄りました。
マリメッコとか遊 中川(和雑貨)とか、可愛いお店がいっぱいでした。
甘党まえだは行列が出来てた! 機会があったら、一度行ってみたいな。



2009年12月13日(日)
「キモノ、アレ。コレ。」

「キモノ、アレ。コレ。」に行ってきました。
元西陣小学校で行われた、着物のイベントです。

ワークショップ、面白かったです。
Tシャツ型染めと、しみ落としをやりました。

Tシャツは、前が象、後ろがウサギ柄。
柄が小さいと、アラが目立たなくて良いです(笑)
指導して下さったのは、室町きものフェスティバルで出店してはったのと、同じ組合の方でした。
今度は、8月の「鴨川 友禅流しファンタジー」でも、型染め体験をされるとか。

しみ落とし。
絹についたファンデーションの汚れを、ベンジンで落とす、という体験をさせてもらいました。
私のは、「だいたい薄くなった」程度でしたが、前で同じ作業をしてはった専門家の方は、どこにシミがあったのか分からないくらいになってました。
こんなにきれいに取れる物なのか! とビックリ。
勉強になりました。

着物ステーションさん出店のカフェで、コーヒーを頂きました。
総絞りの長襦袢を着ていたら、スタッフの方に話しかけられ「長襦袢に絞りってあるの!? 下も見せて下さい!」と3人くらい集まってこられて、珍しがられました。
この長襦袢は長いこと着てますが、こんなに反応があったのは初めてです(笑)

カフェになってた校長室は、レトロで素敵でした〜vv 天井の照明も可愛い。
廊下を通る人が、みんな着物なので、明治時代にタイムスリップしたような気持ちでした(笑)

元西陣小学校は、木造で趣のある、素敵な校舎でした。
思う存分、建物の写真を撮ってきました。

あと、帯と帯締めも買いました。かわいくて安かった。
店員さんが、少し寂しそうにしてはって「売れ残ったら、この帯買おうかなって思ってたんです」とのこと。すみません(^^;


※※※
帰りは、西陣織会館に寄りました。
ちょうど着物ファッションショーやってる時間でした。
周りが中国語だらけだった…団体ツアーのお客さんかしら。

西陣織の製作工程を、実際に見られるブースがあるので、見に行きました。
職人さんに「かわいい柄の着物を着ているね」と話しかけられたのですが、続いて「でも着方がなってない! ショルダーバッグは着崩れるからダメ。姿勢も良くしないと」とだめ出しをくらい、ビビって逃げてきました(笑)
もっと、作業工程をガン見したかったです。次来るときは、コートを着てきます!(外から着付けが見えないように/笑)