面白かったー! 音大附属高校が舞台。のだめを専門的にした感じの青春小説です。 音楽を演奏する喜びを知ってる人が、羨ましくなります。
音楽一家に生まれ、プライドだけは異様に高いチェリスト・サトルが、一学年に男子6人しかいない、ほぼ女子校状態の高校に入学。 恋や挫折を味わう…という話。
何かに熱心に取り組んだ経験は無いけど、自分が高校生になったような気持ちになって、ドキドキしました(特にサロンコンサート)。 3人が演奏する、メンデルスゾーンの「ピアノ三重奏曲 第1番」を聞いてみたけど、格好いいなあ! 南さんとサトルの恋も、初々しくってキュンとくる。
金窪先生の哲学の授業、分かりやすくて面白い! 私もこんな授業が受けたかった。
<萌え感想> フルートの美少年・伊藤君は、サトルを好きなんじゃないかと疑ってる(笑) 文化祭、サトルが自分の演奏を聴きに来ないからって、ガッカリしてたしなぁ。
サトル→金窪先生への思慕も良い。 「先生は、僕のためにオーケストラを聴きに来てくれたんだ。そう思いこむほど、僕は先生を好きになっていた」 というセリフに萌え(笑)
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