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やすみ日記
梅子
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2010年05月01日(土)
池田重子&岡重コレクション展

「池田重子コレクション&岡重コレクション展」(京都文化博物館)に行ってきました。

大正〜昭和初期の見事な羽裏の数々。
すごく色が綺麗で、柄も精緻で、ほれぼれしました。裏地といえど、派手だ!
着物で見に来てるお客さんが多くて、素敵でした。

その後、楽紙舘さんで畳紙を見たり(種類豊富で安い!)、三条通の着物屋さんを見て、よーじやさんでお茶しました。
カプチーノの顔は、型紙を使って描いてるそうです。フリーハンドじゃなかったのか!

最後に、ZEST御池の愛きもの館さんで、可愛い腰紐と衣装敷を買いました。
京都市役所付近、気になるお店が色々あるのですが、なかなかここまで来ないんですよね(^^;)
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2010年04月28日(水)
アニメ「四畳半神話大系」

森見登美彦の小説が原作の、アニメ「四畳半神話大系」を見ました。

変なアニメだった!(笑)面白い。
切り絵のような平面的な絵に、途切れのない膨大な科白。

小津は思いっきり妖怪だな! 主人公のことを好き過ぎだろ(笑)
明石さんは、クールな男前だった。坂本真綾なので、もっと可愛い感じかと思ってたから、意外。

古都・京都ってイメージを覆す、サイケデリックな画面でした。
次週も楽しみ。



2010年04月26日(月)
「天地明察」冲方丁

初めて日本オリジナルの暦を作った、渋川春海。
無自覚愛され主人公が、色んな人の手を借りて頑張る、という話(笑)

数学の天才・関孝和と、最後の最後まで出会わないのも、やきもきさせられました。
関さんへ出した問題が間違ってたからって、泣きながら腹を切ろうとするあたり、春海が純粋で可愛いやら萌えるやら。
春海は、関さんを好き過ぎです!(笑) 

北極出地で一緒だった、じいちゃん達も素敵だ。
関さんが30代だと聞いて、「若い先生は良いのう。教わってる途中でぽっくり逝かれることもない」と弟子入りしたがってる様子に笑った。

20年かけて、改暦が成功したとき、世間の罵倒を浴びながらも、(伊藤さんや建部さんに褒められたかった)と満足に思うところ、ジンと来た。


「この本を好きなのは自分だけだと思ってた」という感想が多いそうですが、なんか気持ち分かる(笑)
地味だけど、いい話です。



2010年04月24日(土)
「冲方丁のライトノベルの書き方講座」冲方丁

ハウツー本として、というより考え方が面白い。
小説を書くことの、敷居を低くするのに役立つ本。
「小説を書く人が増えれば、本はもっと売れる」という考え方、目から鱗だなぁ。

文章もくだけてて読みやすいです。
「『業界全体のことを考えるより、自分一人が仕事できてれば良い』と考える人しか居ない業界なら、滅びればいい」という一文が、印象的。

冲方さんがどうやってプロットを立て、編集者のアドバイスを元に削っていったか、という実例も載っていて、興味深いです。
作品を知ってると、更に面白いでしょうね。今度読んでみます。



2010年04月21日(水)
雷電本紀/大阪府BL規制/本屋大賞

「雷電本紀」飯嶋和一 を読みました。
江戸時代に実在した力士、雷電の話です。
力士萌えに開眼した(笑)

商人の助五郎。
町で雷電を見かけ気になり、相撲を何度も見に行き、豪華な廻しをプレゼント。
それは、一目ぼれ&追っかけだよ! と突っ込みたくてたまらん。
この話は、雷電と助五郎の十年愛物語だと思う(笑)
けど、最後が悲しすぎる…。

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【コラム】 大阪府の「BL規制」検討で腐女子の皆様ご立腹
http://news.livedoor.com/article/detail/4723563/
>「もうだめだ…かけ合わされるぞ大阪…」
吹いた。
何と掛け合わすんだ(笑)東京?

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本屋大賞、「天地明察」に決まりましたね!
冲方氏の名前、最近まで知らなかったのですが、「蒼穹のファフナー」の脚本書かれた方だったんですね。
時代小説が大賞って、初めてじゃないだろうか。
読むの楽しみ。



2010年04月17日(土)
「チェイス〜国税査察官」

NHK土曜ドラマ「チェイス〜国税査察官」1回目を見ました。
(ハイビジョンで一足先に放送してるんです)

硬派な社会派ドラマで面白かったです。
ネカフェのトイレの裏まで調べて、「〜〜〜、ざっと3億の脱税だ!」って言うとこ、数字読むの早いな! 
導入部、テンポ良くて引き込まれます。

家庭ネタ。
いい話だけど、脱税を追う流れが切れてしまう…と思ったら、脱税の話につながっていくのか!



2010年04月12日(月)
「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」万城目学

猫と女の子の話。

小学生1年生の視点が新鮮でした。この頃のことなんて、すっかり忘れてる!
マドレーヌ夫人(猫)と玄三郎(犬)の夫婦愛に、涙ぐんでしまいました。
玄三郎のドッグフードのくだり、万城目さんは本当に犬の気持ちが分かるのでは? と一瞬思った(笑)
かのこちゃんのお父さんは「鹿男あおによし」の主人公? と思わせる描写にニヤリ。

* * * * * * * * * * * *
先週「週間ブックレビュー」を見ました。
「天地明察」のレビューが面白かったです。

「天地明察」、まだ読んではいないのですが、気になってます。
江戸時代。囲碁の天才が、天文学・数学を駆使して、日本初の暦を作る、という話。
作者・冲方丁さんは、ライトノベル出身で33歳だそう。若っ!

レビューした石田衣良さん。作家とは思えないほど、口が滑らかで話が上手かったです。



2010年04月11日(日)
擬人化漫画「四国四兄弟」

四国擬人化web漫画「四国四兄弟」を読みました。
面白かったー。関ヶ原ネタ&忠臣蔵ネタ、歴史の勉強になる(笑)

四国以外の地域も出てきます。
福島さん、武士のような男前!(笑)
福井さんのしたたかな商売っぷり、笑える(笑)
災害時に、救援物資が届きすぎて困ったって、ええ話やな…。
http://www.h6.dion.ne.jp/~mogura45/o/sikoku/top.htm



2010年04月10日(土)
トリノ・エジプト展

「トリノ・エジプト展」に行ってきました。

「あげは」でランチ。
せいろ蒸しセット、美味しかったです! もともと、野菜好きではないのですが、これはペロッといけた。
窓越しに見える、向かいのお店「野菜とパン」が気になりました。パン食べ放題みたい。いつか、行ってみたいなぁ。

「トリノ・エジプト展」(神戸市立博物館)へ。
入り口付近は混んでましたが、中はそうでもなかったです。
説明書きが上下に二つあったり、薄暗い照明など、展示の仕方が良かったです。

体毛は不浄の物だから剃った、という説明を読んで、ご一緒したSさんが「だから、『王家の紋章』の神官は頭ツルツルなんですね!」と(笑)

日本初上陸、ツタンカーメン像は、イケメンでした(笑)
ミイラの作り方図説とか、内臓を入れた小壺とか、ビックリする展示も。
木彫だの箒だのって、よく今まで残ったなぁ。
生活の様子が分かる展示が多くて、面白かったです。

大丸1階の「カフェラ」でお茶しました。
カプチーノもクッキーも美味しかった〜。接客が丁寧で、制服が格好良かったです。
テラス席があって、外国にいるような気分(笑)



2010年04月09日(金)
プリンセストヨトミ映画化

万城目学「プリンセス トヨトミ」が映画化されます。
大阪の地下には、独立国家「大阪国」が存在する! という話。
 
キャストは、綾瀬はるか、岡田将生、堤真一。
堤真一=松平はピッタリだと思います。
が、鳥居が女で旭が男になるってことは、大輔に「大阪国、女の歴史」を話す場面、おかんのフリして迎えに行く場面はどうなるんだろう?
映画だからしょうがないけど、美男美女ばかりだと、原作のデコボコトリオの面白さが出ないかも。