初日 最新 目次 MAIL HOME


やすみ日記
梅子
MAIL
HOME

2010年08月21日(土)
「始祖鳥記」飯嶋和一/「ザ・万遊記」万城目学

「始祖鳥記」(飯嶋和一)

江戸時代に、空を飛んだ人の話(実話)。
表具師が、ハンググライダーみたいなもので空を飛んだだけで、「人心を惑わした」と言って牢屋送り。
今だったら、鳥人間コンテストに出ればいい話なのに。

圧政に苦しむ民衆からは大人気で(政治に反抗して飛んでると勘違いされてる)、幼馴染の船頭からも好かれてます。
塩問屋が、本人が目の前にいるとは知らず、主人公を褒め称え、船頭が茶を吹きそうになるシーン、笑った。
地元塩問屋VS幕府の、経済戦争な展開も面白い。

***********************
「ザ・万遊記」(万城目学)

本屋大賞授賞式で、桜庭一樹さんが「伊坂さん可愛いvv」とデジカメ片手に大興奮してたって話に笑った。
私も、恵方巻は全国どこでも食べてるものだと思ってたし、年越しそばは暖かいものだと思ってましたよ! 違うのかー。



2010年08月15日(日)
映画のエキストラ

京都で絵本展を見たあと、大阪で映画のエキストラに参加してきました。

大阪には、豊臣家の末裔を守り続けてきた「大阪国」があり、東京から来た役人に税金をカットされそうになる。阻止しようと立ち上がる大阪国の男達、というシーンの撮影。

大阪国は男達だけっていう設定なので、前の方に男性を配置し、女性は後ろの方です。
会計検査院の調査官、松平役、旭役の俳優さんが遠くの方に見えます。
大阪国総理大臣の姿も。

遠すぎて、役者さんの科白はあまり聞き取れないです(^^;
スタッフから「『高揚する』って言ったら、騒いでください。手を下げたら静まって」との指示。

リハーサルで、
「日本国民に(大阪国は無駄じゃないと)説明できるのか!」という松平の科白のあと、エキストラが「できるに決まってるやろ!」とか、アドリブで野次飛ばしてて面白かった(笑)
後ろの女の子が「ミキプルーンに向かって野次飛ばせばいいの?」「違う! ミキプルーンは味方や」と会話してて、笑ってしまった。
人が多すぎて、スタッフの指示が聞こえにくいんです(^^;

飛行機が飛んでたら一旦中断。
リハーサル2回、本番1〜3回。短い科白を言っては、カット、の繰り返しなので、少しのシーンを撮るのに凄く時間がかかる。映画って大変だなぁ。

記念品に「大阪国民」と書かれた水筒を頂きました。
すごく蒸し暑くて、3時間以上立ちっぱなしで、疲れましたが、楽しかったです。
一人で行ったので、原作知ってる人と話したい〜! と思いました(笑)



2010年08月14日(土)
「世界の絵本作家展」に行ってきました

「世界の絵本作家展III 絵本の世界へ旅しよう」 (「えき」KYOTO)に行ってきました。
http://www.bronze.co.jp/news/2010/07/post-75.html

どいかやさんのトラリーヌちゃんが可愛い!! フェルトで作った絵本なんです。
色鉛筆画の「チリとチリリ」もふわふわして、可愛いなぁ。細かい。
絵本よりも原画の方が、色がきれいですね。

酒井駒子さんも素敵でした。ラフデッサンすら、魅力的。

ランチは、伊勢丹6階の「マールブランシュ」で。
エビオムレツサンドイッチ。美味しかった!
11時に行ったので、混んでませんでした。

ミヅキさんから、「グルニエドールのケーキは美味しいですよ」とオススメ情報を頂きました。
確実に、私より京都のカフェに詳しいです(笑)



2010年08月09日(月)
帯結び

「京の七夕」の前に、くみさん家に寄りました。
帯結びを手伝って欲しい、とのことでしたが、らいらさんがシュシュッと見事に結んではりました。

らいらさんの帯結びが独特で、テを前に出して、二重に結び、テを後ろまで引き抜いて、背中の下をクリップで留める、というもの。これはやりやすそう。

着付けオフをやりたいですね、と話してました。
私が説明できるのは、お太鼓を作ってから背負う方法、夜会巻きぐらいなので、主に聞く側で(笑)



2010年08月08日(日)
京の七夕

昨日、「京の七夕」に行ってきました。
http://www.kyoto-tanabata.jp/index.html

まずは「京友禅公開工房ツアー」。

一軒目は、染織家の田畑喜八さん。
気むずかしい職人さん風の方で、膨大な色見本などを見せて頂きました。
「川で友禅流ししてるのは大衆品。高級品は井戸水で流す!」っておっしゃってて、すみません、大衆品しか着たことないです(^^; と恐縮。

二軒目は、橋和さん。
悉皆屋さんです。喋り慣れた感じのきさくな方でした。

原寸大の図案と、それを元に作った振り袖を広げて、話してくださいました。
図案描くのに二週間かかる。一品物なので、そのためだけに図案代がかかる。
お店で売るときは、200万円ほど。けど、卸価格は50万円くらい。
昔は問屋通さないで売ったら、村八分にされるところですが、今だったら、直接うちに来て頂いたらお売りすることもできます、とのこと。
一体、お店に出るまでに、問屋さん何社経由してるのだろう??

桃山調の柄の特徴は、一つの柄の中で2色に別れてること。
桃山なら桃山、琳派なら琳派、という風に、柄が統一されてるものが高級品だそうです。

有名人の着物を作ったことがありますか? とお聞きしたら、「河野景子さん(貴乃花の奥さん)の婚約発表の着物、うちのです」とのこと。へー。
息子さん二人は別の仕事をされていて、一代限りで終わりです、とのこと。もったいない。

三軒目は
刺繍の工房げしさん。
職人歴50年の女性。優しい感じの方でした。
お弟子さんの、若い女性二人は浴衣姿。可愛い。

刺繍糸、国産の絹が良いのだそうだけど、今は国内に養蚕家は二軒だけとか。
確かに外国産の絹糸に比べて、ツヤツヤしてました。

私は刺繍の帯を締めていたのですが、職人さん曰く「それは手縫いじゃないわ、機械ね」とのこと。パッと見ただけで分かるんだ! 私には違いが分からない(^^; 

刺繍用の針は手打ちで、一本千円するそうです。
「針の職人さんも、今は一人になって。売値は千円でも、職人さんが出荷する時の卸値はわずかだから、後継者が育たないのよね」とのこと。そうか…。

最後に、集合場所の京町家「吉澤」に戻って、手書き友禅体験をしました。
ハンカチに色を挿していくんです。楽しかった。

ライトアップされた堀川沿いを通って(「天の川」きれいだった)、清明神社へ。
雅楽奉納を見ました。優雅。

「京の七夕」は今年から始まったイベントですが、とても面白かったです。
時間が無くて、鴨川会場の方は行けなかったので、また、13日あたりに行こうかと思います。
「公開工房ツアー」は今日までなので、行きたい方はお見逃しなく。

余談。
ものすごく喉が渇いて、一日3本も飲み物買いました。
これから行かれる方は、飲み物多めに持参した方が良いかもです。
夜のイベントなので、暑さはそれほどでも無いです。



2010年08月01日(日)
「蒼天の夢」

「蒼天の夢〜松陰と晋作・新世紀への挑戦〜」
をビデオで見ました。2000年放送のNHKドラマです。

松蔭先生が、天然ピュアな愛されキャラで可愛かった(笑)

松蔭先生が、牢屋に面会に来た晋作に「人は善なるものだ。話せば分かってくれる。ペリーも井伊直弼も」と言うところ、なんて純粋なんだ…(泣)



2010年07月27日(火)
漫画日記

「アドルフに告ぐ」(手塚治虫)
読み応えありました。が、展開が辛すぎ・話詰め込みすぎでぐったりしました。
パン屋のアドルフと、外交官家のアドルフ。幼い頃の友情がほほえましい。

「君に届け」8〜11巻
可愛かった 
爽子の告白〜初デートのあたり、まぶしすぎて灰になりそう。
くるみちゃんの引き際はお見事でした。男前!



2010年07月26日(月)
ドラマ感想

今期は、ドラマを色々見てます。

「モテキ」
久保ミツロウさんの漫画が原作。
主題化がフジファブリックで、作中の曲も、小沢健二とか東京No1ソウルセットとか、懐かしい感じ。
モテない草食系男子の話、今流行なんだろうか?

「日本人の知らない日本語」
日本語教師のエッセイを元にしたドラマです。異文化ギャップが面白い。日本語について、へーって思うこと沢山。

「ホタルノヒカリ2」
ホタルが天然で可愛いです。
恋が成就してからって、ネタが無いんじゃないかって思うけど、結構面白い。

「ジョーカー」
面白いけど、刑事がそんなことしてたらバレるよね?

「鉄の骨」
4話。
課長、良いとこ取り過ぎる!(笑)
萌と園田先輩は、原作と違って良い人だなぁ。



2010年07月25日(日)
天神市

日曜日、北野天満宮の天神市に行ってきました。

久しぶりで楽しかったです。が、凄い暑かった
半幅帯探しに行ったのですが、結局、買ったのは洋服だけです。

高島屋で浴衣&夏着物のセールやってたので、見に行きました。色々あって可愛かった。

着物を着ていったのですが、家に帰ってきて脱いだら、凄い汗臭かったです(笑)
しかも、手洗いしたら色映りした木綿(?)だから、洗っても大丈夫かなと思ったのですが。ショック

天神市の帰りは、くみさん家にお邪魔しました。

祇園祭の、山鉾の山は、「鉾になりたかった山」なんだよという話を聞いて、「優等生になりたかったアホの子みたいだなぁ」と。
「萌える祇園祭」というテーマのエッセイを書いていただきたいです(笑)

くみさんが「最近、小説書こうにも萌えが無くて…梅子さんは何かあります?」と聞かれましたが、私の萌えは「歴史」なので、参考になりにくそう(^^;

明治時代の警察組織図という、珍しいものを見せていただきました。
鞘だけ支給で、サーベルが自腹ってビックリ。当時の警察は貧乏だったのですね。



2010年07月13日(火)
「さもあらばあれ」大森南朋

買ってました! インタビュー&写真集。

他の役者さんからのコメントが面白かった。
香川照之さん「もう100回くらいチューしてると思います。また会ったら、するでしょう」
に吹いた。
香川さん、シリアスな役が多いので、勝手に真面目な人かと思ってたら、随分とはじけてますね(^^;
南朋さんは、リリー・フランキーさん、斉藤和義さん、伊賀大介さんともキスしたことあるそうで、一体何人と!? と思った(笑)

「君に届け」を読んでたり、「龍馬伝」では着物なので胸板厚くするため4〜5kg増やしたり、と面白い話が聞けた。
役者さんって、簡単に体重増減させるけど、身体資本の仕事で、よくそんなことして平気だな。ビックリする。

お父さん(舞踏家)&お兄さん(映画監督)との対談も面白い。
息子二人の中学校を知らない父親って、なんだそれ! 
お母さん、よほどしっかりした人だったのでしょう。

武市先生の最期は悲しかったので、次に時代物に出るときは、痛々しくない役が良いですね。