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2011年09月24日(土) ■ |
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「下町ロケット」池井戸潤 |
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直木賞受賞作です。 面白かったのですが、「空飛ぶタイヤ」の方が好きだったなぁ。
佃がエリート過ぎ、ロケット開発が雲の上過ぎで、いまいち感情移入しづらい。 完全なワンマンでもないし、部下の説得に時間かけるわけでなし、キャラクターが普通。
メインバンクが、裁判中は佃製作所への融資をけんもほろろに断ったのに、 裁判に勝った途端、揉み手して近づいてくるのには、笑った。
コピー製品で大もうけしているナカシマ工業が、裁判に負けて、泡食ってる姿も痛快でした。
「空飛ぶタイヤ」は降りかかった火の粉を払う話でしたけど、 「下町ロケット」は、仕事に必要なのはお金か夢か? っていう話なので、 人によっては、こちらの方が共感できるかもしれません。
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2011年09月23日(金) ■ |
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「佐野洋子対談集 人生のきほん 」佐野洋子, 西原理恵子, リリー・フランキー |
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絵本作家の佐野洋子さんが、西原理恵子さん、リリー・フランキーさんと対談した様子を、まとめた本です。
三人とも、武蔵美出身。 家族のこととか、ぶっちゃけた会話に、笑いました。
西原さん「次の男が出来るまで、もったいなくて前の男と別れられないんですけど、そうすると、乗り換える時に、かぶっちゃって困るんですよね」 佐野さん「それは、『のりしろ』と言って、カウントしなくていいのよ」 とか(笑)
リリーさんは、お母さんとのエピソードがかわいくていいなぁと。 大学卒業して、5年無職だったということに、ビックリですけど(当時はバブル期で、ニートがほぼいなかった時代)
「東京タワー」を読んでないので、ちょっと読んでみたくなりました。
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2011年09月02日(金) ■ |
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和の極意〜着物美人 |
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「直伝 和の極意〜これであなたも着物美人」1回目を見ました。 http://www.nhk.or.jp/kurashi/wagoku/ 毎週火曜日 22:25〜22:50 NHK教育(再放送 火曜日 10:30〜10:55)
1回目の内容は、京都で着物レンタルでした。 島谷さん、二着目の着物が可愛かった。 男性アナも着物着ればいいのに、と思った(笑)
2回目は、おあつらえです。 1回目がレンタルだったのに、既製品すっ飛ばして、いきなり誂え!?
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2011年08月28日(日) ■ |
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BBCドラマ「シャーロック」 |
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イギリスBBCのドラマ「シャーロック」(全3回)の2〜3話を、NHK-BSで見ました。 (1話は見逃した…)
映像と音楽が格好良くって、面白かったー。 現代風にリメイクされてて、ホームズがスマートフォンやパソコンを持ってるんですよ!
ホームズ役の人は、細くて白くてアンドロイドのようだ。 ワトソンはブログを書いてるので、みんながホームズの日常に詳しくて笑った。
三木笙子さんのブログで紹介されてて、見たかったドラマなのです。 再放送してくれるといいなー。
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sherlock/
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2011年08月20日(土) ■ |
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「TOKYO BLACKOUT」福田和代 |
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鉄塔が爆破され、東京が大停電に襲われるという話。 スケール大きくて、手に汗握りました。 五条瑛を思い出します。
2008年に発売された本ですが、東北で地震が起きて、大きな原発が使えなくなり、猛暑の中、電力をやりくりしてるという設定なので、今年の話のように感じます。
電気が一日以上使えないと、都会はどうなるか、ということが身にしみます。 出版社の特設サイトです。↓ http://www.tsogen.co.jp/tokyoblackout/index.html
ネタバレ 最後の天体観測に泣けた。 安西さん! そんなに謙一君が大事なら、テロなんか起こさなければ良かったのに!!
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2011年08月13日(土) ■ |
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映画「百万円と苦虫女」 |
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寅さん逆バージョンみたいな感じだなぁ。行く先々で、男に惚れられる。 農家の息子が、鈴子がいない場所で、一人で鈴子を庇って、村民と対立することろが良かった。
中島君は、最初から素直にそう言えよ!! と思ったラスト。
憎たらしい弟が、実は姉のこと慕ってたり。かわいいね。
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2011年08月12日(金) ■ |
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「八月の路上に捨てる」伊藤たかみ |
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主人公が、離婚する前日に、仕事の先輩に経緯を話す、というストーリー。 結婚も離婚もしたことないのに、胃が痛くなった。
男性視点だけど、奥さんの方に同情した。 狭い人間関係の中で、じわじわ関係が壊れていって、感情が逃げ場を失う感じが、リアル。
最後のデートで、お互いへの不満を話しながら、晴れ晴れとした様子なのが、印象的。 そう思うと、恋愛している間の方が異常で、相手のマイナス点が見えない状態なんだろうな。
津村記久子さんの解説が、良いです。 他人の仕事や、生活に興味がある人間には「知りたいことだらけや」と。 小説家は、書評も面白いんだな。
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2011年08月11日(木) ■ |
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「イッツ・オンリー・トーク」絲山秋子 |
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以前、映画を見て、ストーリーがよく分からないという印象でした。
小説を読んで、バッハってこういう人だったのかとか、痴漢と知り合って仲良くなった経緯とか、腑に落ちました。 いとこが、もっとアホだ(笑)
同時収録の「第七障害」 こっちは普通の恋愛でしたね。
オチが普通にハッピーエンドで、ビックリした(笑) (「イッツ〜」の方が、EDの議員、鬱病のヤクザとか、変な人てんこ盛りだったので)
ただ、乗馬で馬を失くした悲しみって、一般人にはわかりにくい(ペットと違って競技の相棒ですし) ストーカーと化した、警官の元カレは、主人公と同じく、うざっと思いました。
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2011年08月06日(土) ■ |
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谷四ランチ「玄米食堂ie」 |
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先日、玄米食堂ieでランチを食べてきました。 梅田にある、実身美(サンミ)の姉妹店です。
谷町四丁目駅から徒歩7分くらい。 12:15くらいに着いたら、ほぼ満席でした。
注文を取りには来なくて、席に着いたら、自動的にランチが運ばれてきます。 白湯もセルフサービス。店内は女性だらけ。
ヘルシーで、とっても美味しかったです。 ゴーヤ苦手なんですが、このおひたしは美味しく食べられました。
営業は平日のみ。土日祝はお休みです。 http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270104/27054449/
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2011年07月27日(水) ■ |
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私信 |
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>あもさん お仕事小説、もう一個思い出しました。
「ある日、アヒルバス」山本幸久 鳩バスならぬ、アヒルバスで働くガイドさん達の話です。 「トッカン」がお気に召したら、これも面白いと思います。
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