初日 最新 目次 MAIL HOME


やすみ日記
梅子
MAIL
HOME

2012年05月18日(金)
「大奥」「FLESH&BLOOD」

よしながふみ「大奥」。

1-2巻までしか読んでなかったので、
先日3-7巻までを買ってきて、一気に読みました。

面白ー!!
しかし、登場人物が多くて混乱する(^^; 

綱吉が子を亡くしてから道を踏み外していったり、玉栄が追い詰められて、「生類憐れみの令」を出すように言ったり、の流れが、物悲しく、興味深い。

右衛門佐を心を通わせる様子が切ない。
けど、一般市民の視点からだと、「生類憐れみの令」って大迷惑。

赤穂浪士事件って、男女逆転の視点だと、また違った目で見れて面白い。

:::::::::::::::
「FLESH&BLOOD」15-18を読みました。

14巻までリアルタイムで読んでたのですが、2年ほど新刊をチェックしてなくて。
先日、15-18を買ってきて読みました。

現代ー過去を行ったり来たりって、「王家の紋章」か!
次のトンネルが開く時に、和哉も過去にやって来ないかな。
和哉がスペイン側についたりしたら、面白そうなんだけど。

次の、19巻でいよいよアルマダ海戦ですね。長かったなぁ(笑)

:::::::::::::::
ドラマ「クレオパトラな女たち」が面白いです。

院長先生の病気、睦先生の家庭不和、あおちゃん破談など、札が出揃った感じですね。
8話で打ち切りなんてヤダよー!

「美人で困る」という患者に、女性スタッフ達が「望み通り、不細工にしてやれ!」と激怒している様子に、笑った。



2012年05月03日(木)
下鴨神社の流鏑馬

5/3、下鴨神社の流鏑馬を見に行ってきました。

目の前で見ると、迫力がありました!
有料観覧席で2時くらいから見ていたのですが、
3時半くらいから、後ろの無料エリアも空いてました。

三枚とも矢を当てた方は、お二人だけだったのですが、例年に比べると、これでも矢が当たっている方だとか。

的と的の間を4秒くらいで駆け抜けるので、本当に速い。
馬が走ってくると、「ダダダ ダダダッ」とかなりの音が響きます。

普段は、射手さんは木馬で練習しているそうです。
木馬ってどんなんだろ? と検索してみたら、こんなのなんですね。可愛い。↓
http://www2.odn.ne.jp/yabusame-fg/yabusame.html

間近で見ると、馬って、賢そうで、大きくて、お尻とか筋肉質なのに足は細くて、綺麗な生き物だなと思いました。

雨上がりで、「糺の森」の緑が本当に綺麗でした。
下鴨神社の、本殿などの特別拝観も見ていったのですが、解説が細かくて面白かったです。

****
晩ごはんは、錦市場の「いけまさ亭」さんで。
http://r.tabelog.com/kyoto/A2602/A260201/26002258/
http://kyoto.hiho.jp/7k-ikemasa.html

八百屋さんなので、野菜が立派で美味しい。
賀茂茄子、ゆず味噌がかかってて、美味しかったです。
ジュースも、生絞りで美味しい!
1品のボリュームがかなりあるので、沢山は注文できなかったので、また来たいですね。
5時半に入ったのですが、6時前には満席になってました。



2012年04月30日(月)
いずみさん、nekoたまさんとカラオケ

4/30、いずみさん、nekoたまさんとカラオケに行ってきました。

梅田東通りのジャンカラで、フリータイム(1300円くらい)利用。
12時〜夜7時まで居ました。フリードリンク付き。

持ち込みOKなので、肉巻おにぎりと、「キッチンガーデン阪急三番街店」のお弁当を買って持っていきました。

改装したて? で、部屋がキレイでした。壁紙とかおしゃれで可愛い。

時間に余裕があるので、最初は歌わずに、お弁当を食べながら話をしていたのですが、個室だと、周りを気にせず話せて良いですね。

いずみさんが青いワンピース姿だったので、「『ナウシカ』の『青き衣をまといて』の人みたい」と言ったら、
いずみさんが「その者、金色の野に降り立ち…」「姫姉さま!」「私の盲た目の代わりに…」と、完璧な声色を使って、ばばさまと子供たちの台詞を再現してくださって、爆笑でした。

私が「お願い チンプイ」を歌っていた時も、「チンプイ」って、可愛く手振り入りで、合いの手入れてくださるので、笑って、なかなか歌えませんでした(笑)

ちびっ子がここに居たら、大喜びしそうな演技力です。

nekoたまさんは、ももクロなど、高音のアイドル曲を次々歌って、最後まで、声の伸びを保ってはるのが凄かったです。

終了後は、nekoたまさんが働かれてる野菜レストランの姉妹店へ。
ショップが併設されてるので、そこでお茶やお菓子などを買い物。
接客が凄くよかったです。
お茶も、家で淹れてみたら美味しかった。



2012年04月21日(土)
海外ドラマ「パンナム」試写会

水曜日に、海外ドラマ「パンナム」の試写会に行ってきました。

会場となった、西梅田の堂島ホテルは、雰囲気があって、凄くオシャレでした。
試写会の行われた部屋は、パンナムグッズ(飛行機模型やバッグなど)が置かれ、入口も、搭乗ゲートっぽくなってて、凝ってる。

最初の30分は、パンアメリカン航空「パンナム」を紹介するドキュメンタリー。
スチュワーデスさん、月の半分は休みって羨ましすぎますよ!
60年代に、女性の雇用60歳までOK、結婚しててもOKって、太っ腹すぎ。
衣装も、今見ても可愛いな〜。

ドラマ試写は1時間(一話のみ)。
メイン4人の過去と現在が、スピーディーに紹介されていきます。
恋の話かと思ってたら、スパイが出てきたり。サスペンスっぽかったです。



2012年04月18日(水)
ドラマ「鍵のかかった部屋」

月9ドラマの「鍵のかかった部屋」(原作・貴志祐介)を見ました。
原作とはテイストが違ってたけど、面白かったです。

ドラマは、めっちゃキャラ立ってる(笑)
原作の榎本は、本職泥棒(推定)の胡散臭い奴だったのに、
ドラマでは、大手会社勤務のオタクになってるし。

事件やトリックは、忠実ですね。
映像になると、トリック解説が分かりやすいなぁ。

拝金主義の芹沢弁護士も、裏表あり過ぎて可笑しい。
「(推理小説の)名探偵は苦手なんだよ。もったいぶるなよ! 今すぐ真相を言えよ! って思う」
というセリフに笑った。

****
火曜日のドラマ「リーガル・ハイ」も見ました。

純粋な若手弁護士(女)と、お金大好きベテラン弁護士(男)って、「鍵のかかった部屋」と、少しキャラが似てますね。

こっちもコミカルで面白かったです。が、
1話のオチ、「悪いことをしても、お金をつんで、やり手弁護士を雇えば、無罪になる」という印象を、視聴者に与えないだろうか。
心配し過ぎ?



2012年04月15日(日)
大山崎山荘に行ってきました

大山崎山荘に行ってきました。
桜が綺麗でした。

現在の展示は、「蘭花譜」です。
コンクリート打ちっぱなしの新館(安藤忠雄・設計)の方も、
常設のモネは2点だけで、ほかは全て蘭花譜になってます。

久々に、大山崎山荘美術館の中に入りましたが、改めて、照明がおしゃれだなーと思いました。
他のお客さんが、お風呂を見て、「可愛い」って、はしゃいではりました。

テラスからの眺めが綺麗でした。

阪急駅前の「hermit green cafe」へ。
古い日本家屋を改装したのかな? おしゃれなカフェでした。
真っ白い室内にIKEAの照明があって。かと思えば、古い和箪笥や古い木造冷蔵庫がある。
1838044726_182



2012年04月08日(日)
嵐山に行ってきました

4/7、嵐山に行ってきました。

スプーンちゃんの誘いで、時雨殿2Fの大広間を、40人くらいで貸切にしていたのです(1時〜17時まで、一人1000円くらいでした)

嵐山全体は、桜は1〜3分咲くらいです。
が、観光客は多かった。
時雨殿の中庭のしだれ桜は、綺麗に咲いてました。

1時に到着したら、まだ、来てはるのが10人弱くらいだったので、百人一首をしました。

カルタ2段の方がいらっしゃったので、教えてもらいつつ。
札を読むのは、ipodです。

小学生の頃に、学童保育で100首丸暗記させられたのですが、すっかり忘れてます(笑)
下の句を読んでもらわないと、札が取れません。

2〜3時くらいに、他の人たち到着。
「じゅぱん」という店でレンタルされたそうですが、編み込みやおだんごの、髪型が可愛い!(500円でセットしてくれるそう)。

私は自宅から着物を着て来ましたが、髪型が…
後ろ姿は、見なかったことにしてください。

いとうさんは、新撰組の羽織で、四条から来はったそうです(笑)

百人一首の他に、60minというカードゲームをしたり、
1Fで中庭見つつお茶を飲んだりしているうちに、時間があっという間に過ぎました。

その後、15人くらいで、「嵐山琥珀堂」というレストランへ。
アンティークで、とても素敵な建物でした。
夜でもランチセット(1500円)をやっていて、ハンバーグとケーキが美味しかったです。
1836269516_36



2012年03月27日(火)
「サラの柔らかな香車」橋本長道

奨励会・脱落の無職男性、
共感覚を持つ、外国人女性棋士、
天才少女の挫折、
孤高の女流棋士、
などなど。

こういう性格・生まれだから、こういう将棋を指す、というのが、門外漢の私にもリアリティが感じられ、興味深い。

作者は、元・奨励会の人です。
デビュー作とは思えんほどの完成度。

「才能の墓場」と言われる、奨励会の過酷さが身に染みる。
最後、希望の持てる終わり方で、よかった。

将棋バカ同士の、トウコと瀬尾の、最初のデートが可愛い。



2012年03月26日(月)
「ラブレス」桜木紫乃

北海道の開拓民の家に生まれ、酒浸りの父から逃れ、旅芸人一座に飛び込む女性の生きざま。

一気読みです! 
最初は、主人公の姪の視点から入るので、人間関係の把握に戸惑うのですが、主人公の幼少期の描写から、ぐいぐいと引き込まれます。

とことん男運のない早百合の人生ですが、
石黒と結ばれたらよかったのに!
綾子が幸せでよかった。
という感想です。

義母がモンスター過ぎる…。

人生の幸不幸は、周りが決めることじゃないということでしょうか。



2012年03月25日(日)
「虚空の冠」楡周平

電子書籍のトップシェアをめぐる、新聞社とベンチャー企業の戦い。
読売新聞・ナベツネ会長VSホワイトバンクといった感じです。

綿密な取材による描写で、本当にこんなことありそう! と手に汗握りました。

書店・取次が無くなるって、昔は想像もしてなかったですが、この本読むと、あり得るのかなと思います。

「力のある著者だったら、出版社は必要なくなる」というのもあり得そう。

戦後すぐの時代、新聞社の通信手段が鳩だったということにビックリしていたら、
最後の伏線回収に、そーくるか! と思いました。

亮輔の義父の気持ちを思うと、切ないな…。

主人公・渋沢は、経営者としては優秀だけど、自分一人だけ勝って、周りは死屍累々というタイプなので、応援しづらかったです。

電子書籍の売り上げ、
通信会社が5割抜くって、確かに多すぎですが、初期投資のリスクを考えると、ありなのかな…。

実際に電子書籍が普及したら、いつかは本の値段も安くなり、本を読む人も増えるのかもしれませんね。