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やすみ日記
梅子
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2012年08月13日(月)
「突然マルサがやって来た!ーFXで10億円稼いだ元ヒルズ族社長の絶頂と貧民転落」磯貝清明

小説「トッカン」を読んで、税金などに興味があったので、読んでみました。
反面教師として、面白いな!
脱税したのはホントにアホだけど、その後真面目にコツコツ税金払ってる様子はエライ!

担当のトッカンさんが、FXが調子良い時は「その調子で頑張ってください」って励ますのに、FXが調子悪い時は「だからFXはやめろって言ったでしょう!」と真逆の反応するのに、笑った。

税金まけてもらおうと、スーツ着て、六本木ヒルズを出て(家賃半年分先払いしてるのに)風呂なし二畳へ引越し…と地味に努力してるのに、1円もまけてもらえなかったのも笑う(そりゃそうだ!)。

FXについて知らなかったので、勉強になりました。
漫画などで「株で一儲けして〜」って設定よくあるけど、そんな簡単なもんじゃないですよね。

差押のお金も、罰金分(告訴されてたので)だけ残しておいてくれるとか、「へー!」と思うこといっぱい。



2012年08月12日(日)
ホームズ

昨日、らいらさんとホームズの話をしてました。

らいらさんは原作ファンで、全部読んでるそうです。

私は、アニメの「名探偵ホームズ」(犬)と、現代版「シャーロック」と、映画の「シャーロック・ホームズ」(ロバート・ダウニーJrの)は見たのですが、原作読んでないです。
(3作とも、原作とは随分違うのでしょうね)

「シャーロック」シーズン3の撮影が、来年イギリスで始まるらしいのですが、日本で見れるのは、だいぶ先の話!! 待ちきれないので、私も原作読もうかな。

AXNミステリーチャンネルで、9/8(土)、ホームズ特集があるそうです。 http://mystery.co.jp/program/sherlock/sp/



2012年08月11日(土)
「京の七夕」二条城に行ってきました

11日、らいらさんと「京の七夕」堀川会場に行ってきました。
4時に阪急大宮駅で待ち合わせ。
徒歩で二条城へ向かいます。

「らん布袋」というカフェで、夕御飯を食べました。
町家を改装した(でも家具は洋風)、素敵な内装でした。こんなところに住みたい!
着物割引があって、浴衣を着ていたので、割り引いていただきました。

その後、京都国際ホテルの地下で行われている「友禅体験」を見に行きました。
3時からスタートなので、6時頃には、体験の受付は終わってました(^^;
早めに来れば良かったですね。

二条城で、10分間映像が投影される、という催しを見ました。
(今だけ、夜7時ー9時半までの夜間拝観は無料です)

オープン前の6時半くらいに、すでに門の前には行列が!
開場後、映像投影が行われる場所には、人がいっぱい。私たちも座りました。
砂利なので、お尻痛いです(^^;
これから行かれる方は、携帯用座布団があると、いいかも。

最初に、企業名などが投影されました。
スポンサー!? 予告編!?

本編は、扉が開いたり、金魚が通ったり、水の波紋が広がったり、松が赤くなったり青くなったり。
楽しかったです! 闇夜に光るエヴァンゲリオンみたいだ(笑)

デジカメで撮影したのですが、どうしてもブレてしますね(^^;

終了後は「二条城への寄付をおねがいします」という文字が出ました。


奥に歩いていくと、「天地明察」の小道具や衣装の展示がありました。
算額絵馬って大きいんですね!(A4くらい)
漫画版だと、現代の絵馬と同じサイズでしたが。

男性の衣装が、かっこよかったです。
袴と着物と羽織、全部、違う柄が入ってるんですねー。
羽織紐が、今の着物と違って、太い。
羽織紐が、生地の表に縫い付けてある衣装と(春海)、
生地の裏に縫い付けてある衣装(光圀だったかな?)がありました。

二条城を出て、堀川沿いを歩きました。
友禅流しや、天の川を見ました。
「疲れたので、途中で上がりましょうか?」と、らいらさんと話していたのですが、途中の階段は上がれなくなってた(^^;
(天の川通り終わったら、登れる階段がありました)

この日は、傘を二度も忘れて、取りに戻りました(^^;
皆様、ご注意を!

らいらさんは、嬉しそうに、二条城の扉や、石垣を写真に撮ってはりました。
「石垣の写真を見れば、どの城か、当てることができますよ」とのこと。
次は、お城巡りツアーでも計画したいですね(笑)
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2012年08月05日(日)
「京の七夕」鴨川会場

8/5(日)、「京の七夕」の鴨川会場に行ってきました。

この日は、「鴨川納涼」というお祭りもやってたので、
一緒に行ったスプーンちゃんは、「無料浴衣レンタル」を利用して、着付けしてもらいました。
珍しい緑色の浴衣で、可愛い。
私は、自前の浴衣です。

「浴衣の方は無料でヘアメイク」というコーナーがありましたので、
編み込みして、サイドでカーラーを巻いて、フワフワにしてピンで止める、という髪型にしてもらいました。可愛いvv
ヘアセットは、京都理容美容専門学校の生徒さん達がやってくれはったんです。逆転裁判のエキストラとか、去年10月の「きもの文化祭」でもセットしてくれはった学校ですね。

せっかく髪型がキレイなので、隣のブースで、「プロのカメラマンが撮った写真をその場でカレンダーにしてくれる」というコーナーで撮影。
団扇を持たされ、「身体を斜めに足をそろえて、首をかしげて!」と事細かに指図されて、可笑しくて笑ってしました。不自然な体勢なんですよ!(笑)

撮影は楽しかったのですが、出来上がった写真を飾るのは、ちょっと恥ずかしいかもです(笑)

最近買ったデジカメの使い方が、スプーンちゃんに教えてもらって、ようやくわかってきました。
(説明書をろくに読んでなかった ^^;)
夜景もキレイに撮れたので、写真をUPします。

スプーンちゃんはニコンのデジカメを持ってたのですが、カフェの店内とか、光の少ないところでも明るく映るし、良いですね、ニコン!
私は、丈夫さだけでカシオを選びました。

ライトアップを見ながら、三条〜四条間を歩き、最後はリプトンでディナーセットを食べました。
美味しかった。
しかし、段々クーラーで冷えてきたので、飲み物はホットを頼めばよかったかも(^^;
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2012年07月22日(日)
「ユニクロ帝国の光と影」横田増生

従業員の中で、正社員は10%しか居ない。

その正社員である店長も、1日14時間くらい働き、月の休みが4日くらいで、サービス残業してる。時給にすると、900円くらい。
…恐ろしいワーキングプアっぷり。

対して、スペインのZARAは、正社員率80%、100%国内縫製。
価格は高めだけど、企画から服が店頭に並ぶまで、2週間という驚異のスピード。

ユニクロの臨機応変なところ、在庫など無駄を省くところのアイデアはいいなと思います。
若者はブランド志向が無くなっていってるし、これからのアパレル業界はどうなるんだろうか。

柳井さんは、これだけ一人で何でもかんでも決めて、口出ししてたら、柳井さんが去ったあとのユニクロは大丈夫なのか。



2012年07月21日(土)
「さらば雑司ヶ谷」樋口毅宏

科学技術で、天気を操るってアイデアは面白いです。

でも、なんで毎回、男同士の閨房描写が入るのか。
(樋口作品を読むのは、まだ二作目ですが)
おかげで、その後の男女の純愛エピソードが霞む。

音楽の趣味が似てそう。
「世界一偉大な音楽家は?」と商店街の若者たちが議論してるシーンで、オザケンの名前が出て、ニヤッとした。




2012年07月20日(金)
「トッカン the 3rd: おばけなんてないさ」高殿円

霊感商法やら、生活保護の不正受給やら、タイムリーな話題が多くて、興味深かったです。
ぐー子、机の上を走ってるし!(笑)

ぐー子は、チワワ弁護士が、実家に接触してることを知って、「そんなに私を恨んでるの?!」と怖がってるけど、それアプローチだよ!!(笑)
お父さんからのメールが浮かれてて笑った。

ぐー子は、よく「出会いがない」ってボヤいてるけど、鏡にチワワにヨナさんに、独身エリートよりどりみどりじゃないですか(笑)



2012年07月19日(木)
「算法少女」遠藤寛子

町人の娘・あきが、武家の娘と、算法対決するという話。
実在の算法書を題材にした、物語です。

「天地明察」で江戸時代の算術に興味があったので、読んでみました。

親しい少年の実は…とか、手紙のすり替えとか、ミステリーっぽい要素もあって、ハラハラドキドキして、面白い。

算術って、派閥で争って情報交換しなかったりとか、色々あったんですね。
江戸の雰囲気がわかって、面白い。



2012年07月18日(水)
「小説新人賞はこうお獲り遊ばせ―下読み嬢の告白」奈河静香

新人賞に送られてくる、奇想天外な原稿を紹介するエッセイのような本。

丁寧な口調に、ちょっと毒が混ざっていて、笑いました。

チューリップ型に文章を配置した小説とか(世の中には奇抜な人が居る!笑)

会話のみで進行する、二時間ドラマ小説とか。
「ツンとした」という表現を愛する、70歳のお爺さまとか。
イメージソングのカセットテープつきとか。

60歳以上のお爺さまの投稿作は多いのに、お婆様の投稿は全然ないとか。
(趣味に忙しいのでしょうね)

その原稿読んでみたいよ! と思わせる内容でした(笑)
下読みって楽しそう(実際は大変なんだろうけど ^^;)



2012年07月17日(火)
「恋愛なんてやめておけ」松田道雄

「私は赤ちゃん」が面白かったので、こちらも読んでみました。
中高生向けの本です。タイトルからして面白い。

江戸〜明治、女性の地位が低かった時代を経て、大正時代に自由恋愛をしようとした、詩人や知識人の話が面白い。
婦人解放運動家の伊藤野枝、カッコイイな。

自分に欠落がある、と思い込んでる人ほど、人から求愛されると「こんなチャンスは二度とない。応えなきゃ」と、恋愛にのめり込むという話。

恋愛は、乗り込んだら自動的に走り出す、新幹線みたいなものだけど、
結婚は自分たちで修理しつつ、漕がなきゃいけない自転車みたいなものだという話。

中高生は恋愛するな。親に反対されたら一旦別れろ。
大人は恋愛を長々してないで、とっとと結婚しろ。
と、実践が難しそうなことを書いてます(^^;

子供たちのことを、大事に考えてるんだなというのは、よくわかる。

恋愛なんて、他にすることのない暇な人間のすることだ。そんなことにかまけてる暇があったら、自分を磨け! 将来を考えろ! って、恋愛をけちょんけちょんです(笑)

町山智浩さんの「映画欠席裁判」で、
「女性が恋愛に熱心なのは、40代以上の女性が自活するのが難しいからなんだよ。男に養ってもらわないといけないからだ」
「恋愛が全てみたいな映画(「世界の中心で愛をさけぶ」とか)が、女性向けに量産されてるのって、女性差別。男は恋愛しなくたって生きていけるから、恋愛映画を見ないもん」
みたいなことが書いてあったのを思い出しました。

少女漫画も、恋愛中心ですものね。

女性向けドラマとか、専門的な仕事の描写が多いものって少なめですが、
実際、仕事が面白かったら、恋愛って二の次になりそうだからなぁ。