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やすみ日記
梅子
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2012年10月14日(日)
「海賊とよばれた男」百田尚樹

出光興産の創業者・出光佐三がモデル。
第二次大戦後・一人の従業員も首にしなかったというすごい人。

出光興産は、「馘首なし・出勤簿なし・定年なし」という常識破りの会社なのだ。

とにかく、出光佐三(作中では国岡鐡造)の正義感の強さ・下の者への優しさに、周りの人間が惚れぬいて、命懸けでついてくる!

鐡造が独立して三年。
資金が底をつき、恩人に「お金を返すことができなくなった」と土下座した時、
日田さんが「家を売って、そのお金をあげる。それでも失敗したら、二人で乞食をしよう」と言ったシーンで、涙が止まりませんでした。

下巻。
イギリスからの搾取に反旗を翻したイランが、経済封鎖を受ける中、出光興産(作中では国岡商店)がタンカーを送って、石油を積んで戻ってくるシーンは、胸がすく思いでした。

ただ、イランは独立した1年半後に、アメリカの陰謀で、政権倒されるので、落ち込みました。イギリス・アメリカは、なんちゅうえげつない国や。

タンカーが無事日本に戻ってきて、ヤッター! というところで終わってたら、凄くいい気分だったなぁ。



2012年10月13日(土)
長岡京 竹あそび

「長岡京 竹あそび」に行ってきました。凄く綺麗。 7:30に通りかかったら、「好きな竹をあげる」ということだったので、蝶蝶の竹をもらってきました。 CA3E0530



2012年10月11日(木)
「偉大なる、しゅららぼん」万城目学

<ネタバレ>
どうして速瀬を連れてきたのか? の問いに、源爺が「ぼっちゃんが、速瀬さんを美しいと言ったから。私は、好きな子のことを忘れさせられたことが一番悲しかった」
というシーンに、涙が止まりませんでした。

雑誌で飛び飛びで読んだ時も泣いたので、映像化されたら、同じシーンで泣くと思う(^^;

「鳩のマークのスーパーがいたるところにある」
「赤こんにゃくみたいな制服」など、滋賀の地元ネタにも笑いました。
マキノも出てくるしね。

淡十郎は、力を持つことを嫌がってましたが、私だったら、単純にすごい便利! と思って何もこだわらずに使っちゃうだろう(笑)



2012年10月10日(水)
「紙の月」角田光代

銀行から1億円横領した女の人の話です。
不正に手を染めるところから、ハラハラしっぱなしで、一気に読んでしまいました。

この本を読むと、女性は買い物魔ばかりかって思っちゃうな(^^;

10年以上前の設定なのですが、
今だったら、百貨店は閑古鳥だし、ファストファッションのレベルが上がっておしゃれになってるし、衣料・化粧品に散在する人って少ないからかも。

お金に対する感覚がテーマで、面白かったです。
角田さん自身、大学生になっても金銭感覚がズレてたって話を、エッセイで面白おかしく書いてはりましたね。

主人公の旦那が、「お前の稼ぎなんてたかが知れてる」「たかがパートだろ? そんなつまらない仕事を続けたいなんて、信じられない」と、笑顔で言うのが、地味に嫌な人でしたな。

「自分は昔、お金持ちだったのに、今は子どもに贅沢させてやれない」という愚痴を、毎日夫に言う、奥さんの話(しかも「働けば?」と奥さんに言ったら、号泣される)には、うざ!! と思いました。
作中の夫は、浮気することでウサをはらしてましたが、
私だったら、明るく「稼ぎ少なくて、ごっめーん✩」と毎日先回りして言うかな。



2012年10月08日(月)
切って作る作り帯

こちらのブログを拝見して、「切って作る作り帯」を作りました。
http://blogs.yahoo.co.jp/wwide1225/folder/1471967.html

いつもは「切らない作り帯(http://hamix-journal.com/cgi/exdiary/joyfulyy.cgi?getno=219#getno219)」を作ってるのですが、
このアンティークの帯は、あちこち生地が弱ってるので(^^; それを見せないように作り帯にしたいなーと思いまして。

お太鼓・手先・胴回りの三つに切って、端をかがって、紐を付けるだけなので、簡単。
私は手縫いで、一時間くらいかかりましたが、ミシン持ってる人は、30分くらいでできるかも。

・短くて柄が出せない
・胴回りにシミorほつれがある
なんていう帯をお持ちの人は、改造しちゃうと便利だと思います。
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2012年10月07日(日)
浜屋敷で美と癒し

昨日は、「浜屋敷で美と癒し」というイベントに行ってきました。
http://ameblo.jp/lm099737/entry-11367889317.html

吹田の「浜屋敷」という武家屋敷で、ヘアメイクとメイク、カメラマンによる撮影、着物レンタルなど、色んな催しがあったのですが、私はその中で「アクセサリー教室」に行ってきました。

ちなみに、浜屋敷は吹田市民だったら、13:00〜17:00 400円とかで借りれちゃいます(和室の場合)。音楽室も900円だったりするし、安すぎる。
いいなあ、吹田市民(他市民は倍額です)。

すごく広くて、立派なお屋敷でした。お庭も綺麗。

みりな先生の「アクセサリー教室」。
授業料(1000円)+材料費(700円くらい)で、ブレスレットを作りました。

たくさんのパーツがあって、選ぶのに悩みました。
テグスに通すのだけ自分でやって、端っこにカニカンをつけたりする処理は、みりな先生にやっていただきました。
すごく楽しかったので、また行きたいです!
ブレスレットを応用して、羽織紐とか作りたいな〜。

終了後は、スプーンちゃんとゴンちゃんと、Kさんとで、相川駅前の居酒屋さんで晩御飯。
美味しくて、めちゃくちゃ安くて、一人1200円くらいしかかからなかった(こんなに安くて大丈夫なのかしら ^^;)

余談。

浜屋敷の公式サイトに乗ってる地図だけでは、たどり着けません!(^^;

犬を連れた知らないおっちゃんに道を聞いたら、わざわざ後から追いかけてきて、道案内してくれました。
あと、「徒歩10分」て書いてあるけど、20分はかかる!
もし、行かれることがあったら、他に詳細な地図を持ってくことをおすすめします。
来る人来る人「道に迷った〜」って言って、遅刻してましたので(^^;
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2012年10月06日(土)
アニメ「新世界より」1回目

アニメ「新世界より」1回目を見ました。

原作は、貴志祐介のSF小説です。
ロリッぽい絵柄だったので、どんな萌えアニメになってるのか、と心配でしたが、風景とかカット割りとか、見せ方がかっこよくて、良かったです。

タイトルのフォントが懲りすぎて、なんて書いてあるか分からないけど(笑)
メインの5人も、顔がそっくりすぎて、見分けがつかない(^^;

原作は100ページくらいまで、種明かしが無く、退屈なのですが、アニメは1回目から情報を詰め込んでいて、見せ方が上手ですね。
言葉の解説が無いので、原作未読の人には分かりにくい部分もあるかもしれませんが。



2012年09月30日(日)
セグウェイに乗ってきました!

昨日、「きもの秋の日」のイベントに行ってきました。

まずは、長楽館前でセグウェイの試乗。
最初は怖かったのですが、感覚的に操作できるので、慣れると面白い!

レバーを前に倒すと、前に進み、真っ直ぐに引き上げると止まる。左に傾けると、左に曲がります。
お兄さんが、「僕の手を見ててください!」って、前を歩きながら誘導してくれるのですが、曲がりきれずにあさっての方向に行きそうになってました(^^;
つい、下を向いちゃったり、ハンドルの握り方が甘くなったりしてしまう。

次に、京都産業会館で、伝統産業体験。
エコバックに、型染めで椿を絵付けしました(^^)

***********
多紀さんと合流して、「ギャラリー&カフェ うめぞの」へ。
町家を改装した、とても可愛いカフェでした。

甘味点心と抹茶豆乳のセットを頼みました。
これもとても美味しかったのですが、ほかの人が頼んでる、抹茶ホットケーキも気になる〜。
また来て、今度はホットケーキを食べたいです。

多紀さんは、白玉にご執心で、ほかの人が「白玉増量で」って頼んではるのを聞いて、「いいなぁ、白玉」と呟かれてました(笑)

二階のギャラリーへ。
杉田芙実子さんの絵(くじら、格好良い!)も、秋月ルウトさんの個性的でシャープな絵(極彩色!)も素敵でした。


その後、丸久小山園 西洞院店でお買い物。
放送が終わるのを待ってる間、お茶を入れてくれたり、飴をくれたり、接客がめちゃくちゃ丁寧でした。

「あめんぼ堂」という町家カフェに通りかかりました。すごく可愛い!
かりんとうのお店がやってるカフェなんですね。

更に、寺町通りの「ルピシア」へ。
紅茶好きの多紀さんに、色々紅茶のことを教えてもらいました。
「ルピシアは、烏龍茶と紅茶がおすすめですよ」とか、あと、「金花茶が喉にいい」でしたっけ?

「フローリングの掃除には『キャンドゥ』のクリーナーがいい」とか。
「はちみつはアカシアがいい」とか。勉強になります!

最後に「MUMOKUTEKI cafe」で晩御飯。
「おからあげ定食」、美味しい。けど、これ食べると、本物の肉を食べたくなるよ!
(からあげっぽい外見のおからなのです)
その他のおかず(味噌汁やじゃがいもの煮物)が美味しかったです。

***********
「きものパスポート」2012〜2013版を、きものステーション(京都産業会館1階)でもらってきました。

「東映太秦映画村」、去年までは着物割引で1100円だったのが、今年から1800円に値上げしてる!(通常料金は2200円です)
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2012年09月25日(火)
セリフを声に出して読む

BS11「すずらん本屋堂」、今週のゲストは「のぼうの城」の和田竜さんでした。

和田さんは、小説書くときに、セリフを声に出して読むそうです。
「(映像化するなら)キャストのイメージは?」って聞かれた時も、「全部、僕です」って答えてるそうで(笑)

甲斐姫も、全部、和田さん。
「当たり前だけど、映画で役者さんが演じてるの見ると、僕の演技と全然違いますね」って。
そりゃそうだ(笑)



2012年09月24日(月)
ドラマ「みをつくし料理帖」

人情+恋愛モノかと思ったら、江戸の「プロッフェショナル 仕事の流儀」みたいでしたね。
カツオ飯と茶碗蒸し、美味しそう!!

「御料さんは、あんたのことを、奉公人じゃなく、本当の娘だと思ってるんだよ!」

旭太夫  障子越しに「涙コンコン」
澪 「もえちゃん、生きてはった!」

の2シーンで、大泣きしてました。

澪は、すぐにベソーッと泣くけど、次の日には、ピカーンとひらめいて、
「江戸と大坂は、だしが違う!」
「昆布と鰹節を混ぜればいいんだ!」
「(旬を過ぎた鰹を)はてなの飯にすればいい!」
「(店が焼けたら)、屋台を出せばいいんだ!」
と、次々アイデアを出すのが素晴らしいな。

「つる家」の旦那の方が、1回の火事で魂抜けちゃって、心が繊細でしたね(^^;