カタルシス
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2005年11月02日(水)  シネマジック 

翌日休日の水曜日だったので単館の上レイトショーのみで公開中の『イエスタデイ、ワンスモア』をレディースデー価格で劇場鑑賞 アンディ・ラウとサミー・チェンのラブコメ?ですかね

職場を早めに出れたので池袋東武で買い物をしようとしたら まんまと迷子になりました デカ過ぎる百貨店はキライです・。
ショーツブーツが欲しくて靴屋を巡っていたら いい感じのがあったので試し履きしてみたわけなんですが どうも圧迫感が否めないし 指の付け根で幅がキツイとか難点が残ってしまったのでした でも形綺麗だし欲しいなー 欲しいなー と思っていて 一人考え込んでいたら店員さんに付かれてしまいまして 違うタイプもあるというので持って来てもらったり 革だから少しなら延ばせますと言われて 段々その気になってきた

でも靴って足痛いと履かなくなるじゃん? 額的には2万弱なんで本皮の靴にしてみれば高くない方ですが 庶民感覚では安くない買い物になるわけで

散々迷って色々試してみた結果 誘惑に負けて購入してしまいました・・・
あああ 絶対そのうち履かなくなる でも綺麗 欲しい チクショー〜〜〜

気がつけば映画の時間が迫っています 事前に整理番号は貰っていましたが 開場の時間には戻れなさそうな気配 店員さんを急かしつつ友人に連絡「先入っててください!」
まぁ満員になるってことはないでしょう キャパ160人なのに私が貰った番号45番でしたから(苦笑)

商品をまとめてもらって一目散に映画館を目指しました 東武の広さを恨んだ2度目の瞬間 ギリッ

案の定開場には間に合わず場内で友人を探して合流 100人は入ってたのかなぁ?くれぐれも翌日が休みの水曜日の話ですからね〜 この時間でしか上映してない作品ですからね〜〜 ウフフ(自虐)

そんなわけで鑑賞 『イエスタディ、ワンスモア』

【あらすじ】
頭脳明晰・容姿端麗・家柄も社会的地位も兼ね備えた理想の夫婦が、実は泥棒カップルだった!息もぴったりなおしどり夫婦だったハズの2人は ある日夫の宣言により突然離婚してしまう。とってつけたような理由に納得のいかない妻だったが、2年後、富豪青年の求婚を受けその家宝目当てで婚約を発表。しかし、結納代わりの家宝が盗まれ、その裏にチラつく音信不通だった元夫の影を追いかけることに。
家宝を取り返したい、それ以上に離婚の本当の理由を訊き正したい。元妻は複雑な想いを胸に彼の背中を追うのだった。


アンディ・ラウ サミー・チェン主演のラブストーリー?
ラブストーリーというにはコミカルですが コメディというには切ないオチ ラブコメとくくってしまうには駆け引きの絶妙さが小粋でインテリです
でも結局端々が香港風味なのでどうしても馬鹿っぽく見えてしまうのが「穴」というか「味」というか(笑)

テンポ良かったし 根底にあるのは「一途」だとか「純粋」といった美しいものの代表みたいなテーマだったのでロマンチストにはもってこいかも知れません 逆に そういうのを鼻で嗤ってしまう人には陳腐な夢物語に見えると思います 所詮は映画ですから 端から作り物だと思って見ている私には 嫌悪感なく見られる善良な映画に見えました

監督のジョニー・トー、手がけた作品を見てみたら29本中7本見てました 別にそうと意識して見たわけじゃないですが ちなみにうち4本はアンディ主演 これはちょっと狙ってる部分あり でも一番好きなのは『ザ・ミッション 非情の掟』なの。これ初めて見たとき ちょっとマジシビれきたもん ちなみにアンディは出てきません(笑)

『Needing You』『ターンレフト・ターンライト』辺りは今回の作品と同系統の あり得ない偶然・展開のハートフル・ラブコメディ
『ザ・ミッション〜』『暗戦 デッドエンド』『フルタイム・キラー』なんかは黒社会で戦う男たちの美学を描こうとしている系(ときどき失敗)
残りは割と内容ハチャメチャ系だと思う(『マッスル・モンク』『ワンダーガールズ東方三侠』とか)

何にしても 人と人の絡みや言葉や頭脳での駆け引きを描くのが得意な人みたいです その部分においてはどの作品も秀逸だと言えるんじゃないかな?まぁ 他には触れないという大前提の元ですが
ちなみに 私はその「かけひき」が面白いと思えたので この人嫌いじゃありません 毎回ツメが甘いのが勿体ないとこなんですけどねー 無間道まであと2・3歩!

閑 話 休 題

本題から反れ過ぎました『イエスタデイ、ワンスモア』ですよ ワンスモア
頭脳派の2人 全てにおいて決め事・競い事はゲームの勝敗によって決定させるという小洒落たスタンスを旨としていて 知能指数高そうなルールゲームと2人の掛け合いが面白かったです 全般に漂う軽快な展開と所々に差し込まれた笑いの伏線は絶妙だったと思います 笑いを取る方法が香港風なのが微妙な気がしますが 香港映画好きだったらちゃんと笑ってくれるでしょう(そこが微妙なんだっつの)

隠れキャラ?にラム・カートン(『無間道』シリーズ、『ベルベット・レイン』に出演)富豪青年の母親は香港版・加賀まりこといった風情でなかなか笑えます そしてその富豪息子役のカール・ンは洋混血な貌に見えましたが プロフィール調べたらリチャード・ンの息子だって!言われてみたら似てるわー(笑)面長なところとかソックリ!リチャードも若い頃はハンサムさんだったのかな?
※周星馳とのタッグで有名なン・マンタッも英名がリチャードですが彼とは別人

何だか今年はアンディ見てばっかですな(^^;)ゞ

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帰宅後『デッド・ゾーン』『Just Your Luck』を一人で鑑賞
明日会う友達に貸し出す予定なので 目を通しておかねばという使命感によるものでしたが 深夜に及んだにも関わらず存外面白がって見られてしまいました(笑)

どちらもショーン・パトリック・フラナリーが出演している作品です
『デッド・ゾーン』は最近CXで放映されたTVドラマを録画してもらったもので字幕付き 製作は2002年
『Just Your Luck』はネットオークションで安価落札できた正規VHSですが洋版しか存在しないので字幕はありません こちら1996年作品

年とったショーンと若々しいショーンが一度に楽しめてしまいました(爆笑)
『デッド・ゾーン』は番組的には面白い内容でしたがショーンの役は外面の良い政治家で大統領候補 あんなのが米国大統領になった日にゃ主人公でなくたって世界の破滅をイメージするわい!
困ったことにつづきがないそうです メッチャ話途中やんかいさ〜〜〜・。

『Just Your Luck』はとあるデリに居合わせた身の上多様な数人が大金の当たった宝くじを巡って大騒動!ってな話 ・・・だと思う(おい)
ショーンはどうも弁護士の役らしいですがあまりそんな感じには見えませんでした ただ 人が死んでるかも知れないってのにいつまでももの食ってたり 生死を確かめるときにもフォーク持ったままで口モグモグさせてるしで かなりふざけた感覚の持ち主らしい そして悪者に飛びかかろうとして逆に食らったパンチ一発で気絶しちゃうオチャメさんでした☆
いやはや96年作品なだけあってピチピチで若い!かわいい! 役柄がどんなでも 映画のオチがあんなでも ピチピチのショーンは一見の価値ありです 笑えます(え!)

そんなこんなで 明日の貸出しは無事にできそうです 彼女たちがこれを見てどんな反応をくれるのかが楽しみ〜v(笑)
 

『シネマジック』1985年/アメリカ

 


2005年11月01日(火)  ライブ・フレッシュ 

仕事後グルタミンライブ

思っていたよりも早く出られたのでゴハンでも と思って友人に連絡をしたら 彼女はもう食べてしまった後で それでも付き合うと言ってくれたので一応合流はしたものの 初めての店だったので先に場所を確認

ついでに本日対バンのチンキンマスターズさんの出番が気になっていたので 受付に座っていた主催者・林さん(Natural Hi-Tech Recordsの社長さんでご自身もバンドマン)に聞いてみたところ「今始まったばっか!」とのこと グルとの間に1バンドあるらしい・・・ どうしたものか

しばし考えた結果ゴハンを諦めてチキマスを取った 林さんに「中でポテトとか売ってるからそれで紛らせて〜」と慰められる つか 顔見た途端に「これちゃん」と言われたことにビックリした 彼のことを一方的には知ってたけれど認識されてるとは思っておらず まぁ顔くらいは覚えられてるかなとは予測できたけど 名前なんていつ知られたんだろう・・・ いや 嬉しかったんだけども 正直ビックリの方が上回り(苦笑)

新宿ロフト初めて入った こんなに広いハコだったのか 出口迷いそうだよ・。

メインフロアにメインのステージ サイドフロアというかバーフロアにサブステージが設けてあって やろうと思えば2箇所でライブが同時開催できちゃう仕切りになっていた
入ったらチキマスがメインのステージで歌っている最中で 2曲目くらいで入ったらしい我々は 思った以上の曲数を聴くことができた 『天国バスタイム』って曲が好きなんだけど 今日も歌ってくれたのでゴハンの無念も晴れた気分

次のバンドの間は隣のバーフロアでもぐもぐポテトを屠る やっぱお腹空いてたので林さんの言う通りにドリンクと一緒にポテト買って来ちゃったよ 500円は高いと思いつつ ボリュームもそこそこあったのでライブハウス売品にしちゃ良心的だな と思ってもぐもぐ

グルの番になったので場所移動
オーディエンスフロアも結構広いので客がいても何だかスカスカした感じ ここを埋めるとなると いっぱしの知名度とかが必要そう スケジュール表を見たらワタナベイビーとかSomething ELseとかのワンマン予定が入ってた へえぇサムエルさん?ここですんの?イメージ違うなぁ〜(おい) 後は来月に怒髪天の企画が金土日とあって「vs サンボマスタ−」とか「vs the pillows」とか書いてあったよ すげーなこのガチンコライブ ここまですればフロア埋まるどころじゃなかろう 絶対溢れる 年末年越しの日には特撮がサラッと入ってたし 見たいっつの生オーケン!(無理)

そんなランクというかキャパのハコな訳ヨ
音がスゴかったんで前の方には立たずフロア半ばの辺りから1段高くなった場所で見ていたんだけれども グルタミンの演奏中にどんどん前のスペースが埋まっていくのが嬉しかったな たまたま居合わせたお客さんとかだったらいいなぁ(^-^)

演奏後はあまり長居をせずに退散 林さんトコの企画だから出演者で打ち上げするんだろうし 平日だし そもそも我々お呼びでないし

物販で前回同様デモCDを無料配布していたグルタミン 自分は既に持っている音源だから無理にもらうこともないのだけれど ふと思い浮かんだ人がいたので1枚もらって帰ることにした ちゃんと布教になればいいけどね(苦笑)

ボーカルの豪さんや物販に居た奥さんや主催の林さんにご挨拶を済ませて 外に出ようとしたらドアのところでベースの工藤さんが声をかけてくれて 「はいイタリア土産」とチョコをくださった
そうそう 前回のライブの前日に結婚式でライブの翌々日から新婚旅行に行くって言ってたっけ!イタリア8日間の旅♪

コングラトゥラツィオーネ!! ←おめでとう

お腹減ってたんでその場で食べちゃった☆
イタリアのチョコって美味しいんだねー イメージなかった(失礼な)
 

『ライブ・フレッシュ』1997年/スペイン・フランス

 


2005年10月31日(月)  ザ・ブーツ 

昨日スーさんたちに「ハロウィン当日」って言っちゃったけど 本当の当日は今日だわ・・・
考えてみたら11月1日がケルトの新年で大晦日がハロウィンなんだから10月31日じゃんね なんで30日って覚えてたんだろう・・・

そんでもって ハロウィンとかまったく全然関係なく ブーツが欲しくなって靴屋徘徊をし始める ブーツっつってもショート丈で使い勝手のいいヤツがいい 今季はロングばっかで他のものが品薄でムカつく 流行追うのもいいけど他のものも扱いやがれ!ってんだ

SOMETHINGので可愛い編み上げを発見するも 革の縫い目が丁度足の甲に当たって大変具合がよろしくない 店の人にこの部分はへこませたりできないのかと訊ねてみたけれど 縫い目は縫い目なんである程度以上は無理だろうと

結果 購入は断念 ちぇー せっかく可愛いの見つけたのになぁ クセのある自分の足が恨めしいぞなもし
 

『The Boots(ザ・ブーツ)』1993年/イラン

 


2005年10月30日(日)  プリティ・ブライド 

午前中 家でラジオを聞いていたらJ-WAVEの番組内で「今年公開の映画でイチオシだった作品」の募集をしていたので 何となく耳を傾けていたんですが 大した作品が出て来ず不満に思っておりましたところ どうやら聞きかねたらしい妹が「お姉ちゃんこの文章でおかしくない?」と部屋に呼び込むのでのぞきに行ったら 一緒に観た『ライフ・イズ・ミラクル』の紹介文を投稿フォームに打ち込んでいたようでした

一見して言い回しが不自然だと思った部分だけ指摘して あとは「いいんじゃない?」と終わらせて自室に戻り 番組のつづきを聴いていたのですが やっぱりパッとしない作品ばかりが紹介されています 他に面白いもの観た人はおらんのか?と苦笑いで番組終了となりそうだったのが 最後の数分を残して

「それでは本日のプレゼント『i-pod nano』の当選者1名を発表します セルビア映画の・・・」

え?

『ライフ・イズ・ミラクル』を紹介してくれた○○さんです おめでとうございま〜す!」















「お姉ちゃーんッ!!」











あ・・・ 当たった・・・ 1名限りのi-pod nanoを妹がGET?!
つづきを読み上げるパーソナリティの声を 手を取り合いながら聞きました もう悲鳴あげっぱなし うるさいよ この姉妹

番組終了後も興奮冷めやらぬ妹 mixiの日記に早速ことの顛末をUPしていた模様(笑)よほど嬉しかったのね オメデトウ!





午後から新宿で『ティム・バートンのコープス・ブライド』を鑑賞

実はチャーリーよりもこっちが観たかった私 こっちだったら友人が無反応でも多分一人で観に行ってました ありがたいことに付き合ってくれる人がいたので2人で観に行きましたけども

お話は 落ちぶれた貴族の一人娘と魚屋成金の一人息子がお互いの家の利益の為に政略結婚させられる というところから始まります
親同士の腹黒い思惑とは裏腹に 初対面で好印象を残す許嫁同士のビクターとビクトリア 翌日に本番を控えた結婚式のリハーサルをするものの 極度の緊張で誓いの言葉がうまく喋れないビクターに シビレを切らした牧師が「ちゃんといえるようになるまで式は延期!」と匙を投げてしまい ヘコんだビクターはとぼとぼと外へ出ると誓いの言葉を練習しながら夜の森へと踏み込んで行く

で 練習の最後 間違わずに言い切った誓いの言葉を向けた枯れ枝が 実は哀れな花嫁の亡骸だった! というゴッシクホラー?なストップモーション・アニメ

物語自体は先読みのできるハッピーエンドなんですが そこに至るまでの展開がさすが 皮肉と滑稽と軽快と陰屈とが絶妙な厚みで折り重なっている感じでした

パペット・アニメ大好きな私としては お話の内容も然ることながら その造作自体にのっけから相当ツボ入っちゃってまして 冒頭にスクロールされる街中の描写や小物のディティール 怖いくらいの細かさで表現された人形の動きだとか微妙な表情だとかに いちいち反応しまくりでした
縮小模型とか超好き!精巧であればあるだけトキメくーーーーッvv

びちびちしてる魚
ピアノの前に座ったあとちょっと椅子を引き直す仕草
連弾始めるまでの表情

まだまだたくさん魅力的なシーンはありました 実際に見てチェックしてみてください☆

人形はみんな顔怖いんですけどね(死者より生きてる人間の方が怖い) 見てるうちに愛着湧いてくるんですよ コープスブライドの朽ちた片手片脚と艶めかしいままのもう一対の手脚とかが綺麗に見えてくる 相変わらずどのキャラクターも極端なディフォルメがされていて ありえない姿をしてるんですが それが普通に見えてくるから不思議

地下で暮らす死者たちの方が生きている世界の人々よりも活き活きと描かれていたりするあたりには 究極の皮肉が込められているような 無心に思い描かれただけの情景であるような
死体の花嫁とこれから花嫁になろうという生きている女の子 この2人の女性にも死と生によって分けられた「女性」の2つの姿が投影されていたように思います
いずれにしてもティム・バートン独自の世界が存分に楽しめる作品だと思いました

声のジョニー・デップ 彼である必要は作品的には特になかったと思いますが 興業的には重要なキャスティングだったんだろうなぁ 個人的には「へぁ?」とか「はぇっ」とか奇妙な悲鳴をあげるのが可愛くて面白かったです

コープスブライド・エミリーにヘレナ・ボナム・カーター 「結婚」に憧れ 固執しつづけるエミリーに自分のパートナーをあてがうことの意味は 何かあるのかなぁ?などとゴシップなことを考えてみたりもした ひねくれ者のアタクシ
でも 身体が半分朽ちているエミリーが美しく可憐な女性に見えていたのは 微妙で繊細な死人の女心を演じきった彼女の声によるものかも知れません

ビクターもビクトリアもエミリーも 両親や牧師や伯爵や親戚や とにかく登場する者全員が極端な容姿に極端な性格をしていたように思いました これ 生身の人間では成り立たないキャラですよ やっぱりアニメ仕様(笑)主要の3人には素直に幸せになって欲しいと願えるキャラでしたが

特に女性2人はどっちも夢見がちなお嬢様なんですが 頑張ったり我慢したり 物語の最初と最後では魅力が一回りくらい違っていたと思います ビクターは基本的に自分で頑張ってないんで もう一声って感じだったかなぁ でも優しくて素直な人間ではありました
3人ともこれからこれから!未来に乾杯☆ですよ(死者に未来・・・?)

そんなわけで、個人的にはヒジョーに楽しめた作品でした
万歳!ストップモーション・アニメ


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そしてその後は友人とともに下北沢へ直行 本日Dasiy barにてPOWDERのライブでございます
この箱狭くて微妙ヨ(´`)・。 でも割かしテンション良かった! と思ったらハデに歌詞を間違えて常連客の苦笑を誘っておったスー氏でした
帰ろうとして外に出たらメンバーも出てきてくれたので ちょっと立ち話 スー氏がいつになくご機嫌な様子で相手してくれたので 無条件でこっちも嬉しくなってきた その場にいた人たちみんなそんな感じ(笑)

しばらく話していたら店の人が上がってきて「近隣の迷惑になりますから」と追い出しかけられました そこで私と友人2人はキリ上げ まだ残っている子もいたけれど 明日は普通にお仕事なんでサクサクさようなら〜

彼らの次は名古屋遠征です 楽しみに待ち構えているお客さんのためにも頑張って来いヨー!!
 
『プリティ・ブライド』999年/アメリカ

 


2005年10月29日(土)  青春の殺意 

渋谷bunkamuraル・シネマにて 『青い棘』 鑑賞

“シュテークリッツ校の悲劇”として実際に世間を騒がせた事件を元にして描かれたドイツ映画です
『グッバイ、レーニン!』のダニエル・ブリュールが主演していたので興味を持ったのですが 事前予告のうちからブリュールくんよりもギュンター(共演のアウグスト・ディール)の方が気になって仕方なくっ…!

【あらすじ】
1927年、ドイツ・ベルリン。試験を間近に控えた寄宿学校の最上級生パウル・クランツとギュンター・シェラー。労働者階級出身で詩を愛する内向的なパウルに対し、上流階級育ちのギュンターは向こう見ずで高慢な自信家。対照的ながら、なぜか気が合う2人。彼らは週末を郊外にあるシェラー家の別荘で過ごすことに。パウルはそこで16歳になるギュンターの妹ヒルデと出会い、たちまち彼女の虜になってしまう。しかし、奔放な彼女にはハンスという恋人がいた。そして、そのハンスはギュンターのかつての恋人でもあったのだ。(allcinema ONLINEより)







ギ ュ ン タ ー !!






持ってかれた!彼一人に持ってイカレましたアタクシ! 猛烈に好みですあの兄サマ!!

ベタニーと同系統ですよ 漂う気品キャラ?がよく似合う
名前で検索かけたらオールバックでスーツだったり 軍服の将校だったり もう見るからに出演作見ちゃうだろう?!って食指の動かし方をしております
ベタニー主演の『ウィンブルドン』を見たときにも親友役の人が独俳優さんでしたが(←惚) ドイツの俳優さんは男前度が高いような気がします …いや、偏見ですね(^^;)ゞ

役 者 の 話 は い い と し て

【作品感想】
期待していたギムナジウムの場面は全くありませんでしたが 映像綺麗だったし レトロなBGMも雰囲気出してたし 20年代のファッションやインテリアは品があって良かったです
ただ 事実に基づいていることに頼り過ぎというか 内容的には色々はしょり過ぎな感じしました 映画だけ見たんじゃ人間関係が微妙に解らないと思います
特にハンスは 一体どこでどうやってシェラー兄妹と会ったんだ?とか パウルよりも階級低そうなのに何であんなに親しいの??とか 両刀なのは確かなんだろうけどその他の人格が不明瞭だなぁ…とか 思っている間に終わってしまいました(黙) 百歩譲って他のプロフィールには目をつぶってもいいですが あの兄妹が惚れるだけの魅力が

ど こ だ っ た の か 教 え て !

魅力的に見えなかったよー!ただの好き者じゃねーかよ〜 あんなのと心中なんて勿体ないよギュンター!!
妹の方はね 多分「兄さんの恋人」だったから固執してたんだと思ったよ あの子が本当に好きだったのはお兄さんだったんだろうなと 実際の彼女のことは解りませんが 映画の中の彼女からはそんな雰囲気がうかがえました

それはそうと ドイツの美人ってあんな感じなんでしょうか 肉付きよくてモッタリ顔?とかいうと不細工みたですが ちゃんと綺麗です 『ベルリン、僕らの革命』の彼女も似たタイプだった気がしました 今回のヒルデに限っては目がバッチリしてて迫力の眼力でしたが(ちょいコワ)

何はともあれブリュール作品 地道に消化中〜
 
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映画鑑賞後美容院の予約時刻まで1時間半くらい2人カラオケ お互いたいがいマニアックでした(苦笑)

時間に合わせて私は美容院へ縮毛矯正をしに!
担当はお姉さんでしたが ほとんど実質的な作業をしてくれたのは その助手のお兄さんでした ・・・多分年下?かな?

細身で超色白で 短髪で眉が薄くて 目が切れ長でスタイリッシュな眼鏡をかけた鋭い印象の男の子だったんですが 喋るとエライ物腰が柔らかくて妙な感じでした
指とか腕とかうなじとか 目に見えるところだけで何箇所もタトゥーを入れていて 黙っているととにかく迫力な感じなんですけどねぇ・・・

パーマ液を施している最中 邪魔になったのか眼鏡を外したんで おや?と思い観察 眼鏡ないとますますオッカナイ感じになるんだなぁ〜と内心思いつつ パーマが終わって薬洗い流して カットの前のブローにかかったときに何となく話しかけてみました いや それまでもチョロチョロは会話してたんですが

「伊達眼鏡なんですか?」
「え ああ実はそうなんです」

「じゃあ目は悪くないの?」
「悪いんですけど大したことないんで 映画観るときとかは本物かけますよ」

「そうなんだー 私眼鏡くん好きだから かけてる方がいいなぁ(訳:怖さが和らぐなぁ)」
「あ そうですか? ありがとうございます ってボクのことじゃないですよね(笑)」

「背中のタトゥーは全面入ってるの?」
「いや 首の付け根から10cmくらいです」

「入れるときって痛くないんですか?」
「痛いですよ 痛いの嫌いなんですけどね 入れたくなっちゃうと我慢できなくて」

「そんなタトゥーいっぱいなのに物腰柔らかいですよね お仕事モードだからですか?(笑)」
「そんなことないです!いつもこんな感じですよー 争いごととか嫌いですもん」

「でもそんなにタトゥーなんだ」
「ですね〜 なんででしょうねぇ(苦笑)」

みたいな

何か髪の毛云々以前に このお兄さんが面白かったです 名札つけてなかったから名前チェックできなかったなぁ〜 もしかしてゲイなんじゃないか?とか思ってみたんだけど どうだろう? 当たっていたらゼヒお友達になりたい(何で?)

その後 お兄さんは退散 本来の担当さんがやってきて 真っ直ぐになった髪をチョキチョキしてくれました 気になったあのクソクセは収まったので満足ですが 前髪切って貰いすぎて「こけし」のような頭になってしまいました(^^;)ゞ
いや お姉さんが悪いんじゃなく 私が「もうちょっと・・・ ん〜もうちょい・・・」とか言い続けていて加減を間違えた所為です 自業自得

早く伸びることを祈りつつ 来週のお遊び会に臨みたいと思います
 
ちなみに店はここ
⇒●casa SHINJUKU
担当はシモゴオリさんだったけど タトゥーのお兄さんはここには載ってない気がする・・・
 

『青春の殺意』1984年/ドイツ

 


2005年10月28日(金)  もしも願いが叶うなら 

あまりクジとか当たりモノとか運のない方なんですが 友人のところでネット訪問のキリ番を踏んだらしい mixiだけど(苦笑)
何かリクエストしていいっつーからサクサクお願いしてきちゃいました

ニヤリ☆
 

『もしも願いが叶うなら』エレファントカシマシ

 


2005年10月27日(木)  仄暗い水の底から 

今日は9〜16時まで断水 ほぼ一日水が出ません
一般のマンションの1室だから平日に工事が入るのは仕方ないんだけど
さすがに来客は避けてもらいました もっと求めるなら社員全員外出してしまえ!

ところで

3週間前に美容院でストパーかけてもらってから一部だけ髪がハネて仕方ないです ストパーしたはずなのにムカつきます ブローしようがアイロンかけようが直らず 寝癖のような頭になっています いい加減処置に困ったので土曜に別の店に縮毛矯正の予約入れてやりました

見てやがれ!まっすぐにしてやるからなっ!!
 

『仄暗い水の底から』2001年/日本

 


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