カタルシス
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2006年03月25日(土)  君を忘れない 

『ナルニア国物/第一章:ライオンと魔女』鑑賞

見て来ました
普通に面白かったんですが なにぶん大味過ぎてセカセカした印象が強かったです 例の如く原作ナッシングで見ています 冒頭の空襲シーンには小説が執筆された当時の世相を伺わせましたが 後半の戦闘シーンの伏線にもなっていて「おおう…」と思わせました

個人的趣向を言わせていただくと 白い魔女の剣さばきがカッコ良かったです 内心「魔法使いのクセにえらい肉弾戦だなぁ(苦笑)」と思いつつも惚v あとはね フォーンのタムナスさんが激ツボ入りました 何だあの可愛い生き物は!!触りたい!仲良くなりたい!(もう黙れ)とにかく動物全般がみんなキュートよー 特に女性セイントール(ケンタウロス)の全身のディティールはとても綺麗だと思いました

映画後 友人と合流してランチ その後六本木に移動して『ウィン・シャ エキシビジョン』を観覧

ヒルズで開催されていた写真家のパネル展示会です アジア映画のスチールや俳優・モデルのポートレート等を撮っている人で 業界では割と有名らしいですが 私を含め一般的な知名度はあまりある方ではないと思います 『ブエノスアイレス』や『花様年華』のポスターを手がけている と言われて一部のアジア映画好きが「ああ!」と反応する程度ではないかと
でも 彼の作品と知らずに目にしている人は多いことと思います

今回我々のアンテナに引っかかったのは 彼の作品展そのものよりも「レスリー・チャンの未公開写真の展示」という一文の呼び込み文句でした

いつもの娯楽メンバーの中に 長年のレスリーファンがいるんです 衝撃的な彼の死後 徹底的にレスリー作品に触れたがらず 追悼映画祭や追悼リバイバルの作品等 とにかく「まだダメ・・・」といって全部スルーしてきたスジがね入り それが今回やっと「そろそろ見られるかも」と言い出したので 一緒に行ってみることになったのでした

思っていたよりも作品点数が少なく 全体のほんの一部でしかなかったレスリーのコーナーはさらに小さいスペースでした 枚数にして5点
けれど 特別ファンではなかった私が見ても「うっ・・・」っと思うショットがあったくらいなので ファンの友人はしばらくそのスペースから動かず 5枚しかない写真の1点1点を何度も回って見つめていました

マギー・チャンのファッションショット?や 架空の映画を想定した連続作品 『花様年華』で見せたレトロ調の画面処理を施した これまたレトロな世界観のモデルフォト ファッション誌の表紙用に撮られた写真など コーナーごとに色々な毛色の作品が展示されていて 写真展としての見ごたえはありました

最後の最後にニコラス・ツェのCDブック用ショットなども見つけましたしね!(「あー!この写真この人が撮ってたんだ!!」的興奮)

その後 4人いたうち1人はライブのため渋谷へ(Bahaha櫻井さんソロ)私と他2名でお茶して行く話になったものの 現場の六本木では店が見つけられず結局元いた銀座へ舞い戻ることになりました

みんなして六本木が不案内な上 私がとにかく苦手意識の染み付いた土地なもので 一刻も早く脱出したかったのが本音でした そもそも写真展の会場に行くのだって 行き先は見えているのに入口が解らず迷い 看板の不案内さと行き交う人の容赦ない不遜さに 終始ピリピリしておりました
冗談ごかしにブーブー文句言いながら歩いてましたが 喋ってないと本当に不機嫌になっていたと思います どうしてもそこでなければいけない時じゃなきゃ 絶対に行かない場所ですね・・・ 場所が悪いっていうのではなく決定的に相性が良くないんだと思います ううう・。

銀座に移動後は資生堂の上階にあるお店で喫茶 そこで2時間くらいダベっていたでしょうか 夜はバーレストラン?に切り替わるようで客層が違ってきたので20時頃には退散

ごはんを食べて帰るつもりだった私が「誰が付き合わない?」と声をかけたら2人ともOKをくれたので そのまま3人で有楽町方面へ向かい 以前見つけて入ろうとしたのにラストオーダー間近だったため断念した“気になるお店”に挑戦してみたら これが大当たり!
新潟とスペインの郷土料理がコラボレートした不思議なメニューと新潟産を中心とした日本酒の取り揃えが3人それぞれにヒットしてしまい 閉店するまで居座ってしまいました

いつもならここでお店を紹介しちゃうんですが 隠れ家的な静けさが素敵なところだったので 今回は秘密ですv 席数も少なめだし人気出過ぎちゃうといざってとき入れなくなっちゃうので〜(笑)
どうしても気になる人は直接私にコンタクトとってくださいませ☆ うふふ

『君を忘れない FLY BOYS,FLY!』1995年/日本

 


2006年03月24日(金)  ヒロイック・デュオ 

『ムービング・ターゲット』鑑賞
ニコラス・ツェ/エディソン・チャン主演 バリー・ウォン監督

ニコ目当てで借りました
監督は『シティー・ハンター('93)』『決戦・紫禁城』『欲望の街』シリーズの人 李連杰の初期作品も複数撮っている監督ですが『カンフー・カルトマスター魔教教主』を手がけていたと知って薄ら殺意が芽生えました…(←前後編なのに後編を作らなかった つづきが気になるやーんッ!怒)

【内容】警察学校を卒業して現場に配属されたばかりのふたりの刑事が、組織とマフィアの癒着や家族との愛憎に悩み、正義を見失いながらも自分を取り戻してゆく重厚なドラマティック・ポリス・アクション。(Yahoo!ショッピング Neo Wingより)

とにかく仲がいい2人 ちょっと良すぎじゃないか?ってくらい仲良し 前半明るく楽しい雰囲気なだけに後半のシビアな展開がもの悲しい
ただ あれだけ人間関係を熱く描いているクセに物語りそのものが陳腐で勿体ない 事件は落着しているようで実は問題解決してないよ?ってツッコんで良いのか悪いのかも微妙な雰囲気なんですが…
バリー・ウォンは明星を明星らしく撮るというか 見栄え重視の映画になっていることが多いような気がします(個人的見解)シーンのつなぎ方とか編集加減は結構面白いなーって思うのに

原題は『2004新紮師兄』
『新紮師兄』というTVドラマの映画版のようですが 登場人物の性格や人間関係は別物だそうです TV版の方はトニー・レオン主演でカリーナ・ラウ/マギー・チャン/チョウ・ユンファ/ラウ・チンワンなど多くの香港明星たちが役者としてのスタートを飾った80年代からの香港TVドラマシリーズだとのこと 今になって見たら面子の豪華さに腰が抜けそうなキャスティングです

これはこれで見てみたい!

⇒●ムービング・ターゲット(紀伊國屋書店)

『ヒロイック・デュオ 英雄捜査線』2003年/香港

 


2006年03月23日(木)  チャップリンの給料日 

仕事中 社長に呼ばれて社長室へ行ったら
「今月分から昇給します」と言われたので「ありがとうございます!」とお礼を言って出てきました

月額にして3万円 と言っていた気がするんですが あとになってよくよく考えてみたら 月額3万だと年で36万も上がる計算になるわけで・・・

あれ? 年額って言われたかな??(^^;)ゞ と記憶の方を修正

程なくして経理さんから渡された明細を確認してみたら 本当に3万円プラスされてまし・・・ た?


うわー!マジ?! Σ(◎Д◎;)


ことの重大さに気づかずサラっと「ありがとうございます!」だけで済ましてしまったけれど もっと大仰な反応しておいた方が良かったんじゃなかろうか?!(何の心配をしているのか)

年俸を12で割っているので 普通のOL月給よりひと月にもらえる額が多めになっていると思いますが 今回のコレはちょっと驚きの額です いや本当 ありがとうございます!!m(_ _;)m

とはいえ 自転車操業が常だった過去を思うと このオイシイ現状がいつまで続くかは保証されないところなので いつ倒産やクビの憂き目に遭っても大丈夫なように貯金にいそしもうと思います オーエス!オーエス!

『チャップリンの給料日』1922年/アメリカ

 


2006年03月22日(水)  俺宇宙 

グルタミンのライブのため下北沢へ
一昨日にも新宿でライブがあったんですが その日は出番が一番手だったため間に合わず 諦めて帰宅したのですが 今日はトリだったので余裕で間に合います そんな余裕のおかげで友人と合流してから食事ができました
パスタでごはん の最中にふと思い当たった事項


やべぇ メンバーに台湾土産買ってないじゃん(汗)


別に約束していたわけではないんですが 旅行中にライブが一本あったのですよ それも自分たちもよく顔を合わせるレスギャンさんの企画ライブで Vo.の太郎さんからも直接お誘いを受けたにも関わらず 旅行の出発日とかぶっていたらめ断念せざるを得ず・・・

その際「旅行行っちゃうんで」と謝った手前 何か買って来ようと思っていたのに いたハズなのに まんまと忘れて来ちゃいましたよこの子!orz

常連が3人いっぺんにいなかったら 何も言ってなくても不審がられるっちゅーねん

慌てて一緒にいた友人に「お土産買ってない!」と訴えたら 「そういえば・・・」な返事の彼女もバツが悪そうな表情を見せました こりゃもう1人に賭けるしかないか 全くもって他力本願な2人

時間に合わせて会場入り もう1人の友人がやって来たのですかさず「メンバーにお土産って買ってた?」と耳打ちしたら 「買ったよー 一昨日あげちゃったけど」とにこやかな返事が返って来ました

天使がおった!!

堕天使2人組大いに平伏す

豪さん再びギターを新調 前回のストラトさんがちょっと苦手な音色を放っていたので少し不安になりましたが 今回の子はなかなかイイ感じでした「これなら聴けるや♪」と上機嫌 ただ 他に持っていたのを全部売り払って今回の1本に絞ったと聞いたので 「じゃああの白いのももうないんだー・・・」とちょっと寂しくなったりもし 一番馴染みがあったし豪さんによく似合っていたので彼とあのギターの取り合わせが好きでしたん

でも ま ギターのことはこの際気にするのをやめて ライブライブ! 最近富に『死んだ男』と『APPLE』がカッコイイっす シビれるお グルタミンの楽曲は詞もメロディもいいんだけど 結構間奏にも惹きつけられたりする
ベースもギターもドラムも男前で惚れるゾー!

演奏後ちょっとお話
前回渡した台湾土産の感想を尋ねた友人に ドラムの高橋さんは「?」マーク あれれ?と思ったらしき友人がよくよく聞き込んでみたところ 豪さんに渡した3人分のパイナップルケーキは 全部豪さんが食べてしまったらしい 驚いた友人 早速本人のところへ行って確認しようとしたら

「ああ あれ超ウマかったよ!」

と先にコメントいただいてしまっていました あんまり「ウマかった!」と褒めちぎられたので 若干言いにくそうに「あれ 3人分だったんですよー・・・」と伝えたら「え!マジ?俺の分だと思って全部食べちゃった」と

そ そんなに美味しかったのかな 新東陽のパイナップルケーキ(笑)

他の2人に届かず終いだったのを不本意に思いつつも こうまで喜ばれると無碍にはできず 苦笑いの友人曰く「また買ってきますね」とお愛想
そこへ「日本で売ってんの?」と食いつく豪さんがまた 面白い!と思って見ていたギャラリーの我々でした(笑)

そうそう ギターの話ですが 全部じゃなくて「使ってないギターを全部」ってことだったらしいです なのであの白いギターはまだ手元にあるって!ヨカッタ♪ 今回新調した子はこの白いのの色違いだそうです モデルは新型だと思いますが“ジャズマスター”って言ってました ・・・詳しくないんでよく解らなかったけど テヘ(^^;)ゞ

時間も遅かったのでさほど長居せずに退散しましたが 場内に流れていたBGMが気になっていた私は ライブハウスのスタッフさんにこっそり誰かを確認

ずっと同じ人たちっぽかったのできっとアルバム回してるんだろうと思って聴いていたんですが 楽曲や声が「The MUSIC」に酷似しているものの聴いた事ある曲が1つも出てこないので 新譜でも出したんかな?と そんな話聞かないケドな?と で PAブースに入ったタイミングを捕らえてお姉さんに
「かかっているのは“ミュージック”?」と声をかけたら
「あ!似てますよね!でも違うんですよ〜 ええと この人たち」とCDのケースを見せてくれました

SOFT というアーティストだそうです

「へ〜・・・ どこの国のバンド?」
「えっと アメリカ ですね」
「へぇえ〜〜」

UKかと思った でも アレンジのベタっぽさはUSっぽい気もした(ミュージックの2ndみたいな雰囲気/←プロデューサーが米人 自プロデュースの1stは若バンド色が強い)
重低音ドカドカベースに少年のような高音Vo.

ううーん ミュージックに似すぎな気がする・・・ これでボーカルが実は女の子でした!とかだったら 個性が立つかも知れないけど(-_-;)

家帰って検索してみましたが「The MUISC」も「SOFT」も単語がありがち過ぎて洗い出しできませんでした ミュージックは固定地があるから当然見つけられますが 「ミュージックに似てる」って条件は使えないって話ですお

気になるやんかーSOFT!

・・・はッ! まさかこの期に及んで「SOFT」はアルバムのタイトルだった とかいうオチ?(汗)

『我流トリッパー』グルタミン

 


2006年03月21日(火)  懐しのブルース 

録画したままになっていた日曜朝のヒーロータイムを消化
あまりいい噂を聞きませんが今回の戦隊モノ結構好きかも 敵役つまんないけど 最初イマイチだと思ってたメンバー5人が結構よろしく見えてきましたよ 特に黒 あの子ダメだと思ってたら意外にカワイイかも 女の子陣は予想してた通り好み系でちたv最近女の子アタリが多いな(個人的嗜好) そして不評のようですが僕はチーフが割と好きです 近年稀にみるリーダー気質の赤(笑)イイじゃんあの地味な顔立ち 派手でも地味でも男前ならいいんだよ ウン

そしてライダー こっちは派手顔ばっかだね 女の子は見た目はカワイイけどキャラクターが微妙ダヨ 去年の女の子陣ピカイチだったな〜 みどりさんと姫にLOVEだったアタシ 日向佳ちゃんは痩せちゃう前が好きでしたん
いやいや 過去のことは忘れて今ライダーの話だよ

今回セカンドライダー登場なんだなーと思ってOP見ていたら 仮面ライダーザビーってのに「徳山秀典」と書いてあって ええ?!と思いました

徳山くんて あの徳山くん だよねぇ?(汗)

私のファースト徳山コンタクトはkinki主演のドラマ『ぼくらの勇気 未満都市(ミマンシティ)』への出演だったんですが 調べたら当時15歳・・・ え あれ15歳だったんだ それはそれでビックリ
元L⇔Rの黒沢健一のプロデュースで音楽活動始めたところまでは知ってたんですが その後どうしていたかは特に網羅しておらず 思いがけない再会を果たしてしまいました

軽く調べてみたところによると『GTO』に出てたらしい けど見とらんかったし 去年『ホーリーランド』というドラマにレギュラーだったようですがこれまた見てないどころかタイトルすら知りませんでした(黙) ウルルンに2度出演?ふ〜ん・・・と思っていたら アニソン歌ったりアニメのキャラ声あててたり 気づけば割とヲタ・・・ごぼごぼ なお仕事もなさってらしたご様子

ををを・・・ こういう位置にいる人だったんだ

時の経つのは早いもので 今や彼も25歳のイケメンさんです スーツ姿で働きながら変身までしちゃうお年頃
ををを・・・ この感慨は一体どの部類の感情なんでしょう(苦笑)

さて 徳山くん演じる矢車さんの今後や如何に!  (←何故)
 

『懐しのブルース』1948年/日本

 


2006年03月20日(月)  スイッチング・チャンネル 

グルタミンが一番手で出演のライブが新宿ドクターであったんですが全然間に合わず トホホな気分で帰宅したら 『西遊記』の最終回が大詰めの展開っぽかったので 何となく見てみました

基本的に月9にはまるで興味ないので 普段は見ようだなんてこれっぽっちも思わないんですが 今回はいつもと全然違う系統のドラマだったので 何となく気にしてヒマなときにはチャンネルを合わせてました といっても1本丸まる見られたことはないんですが(大体いつも途中からTVをつける)

で 見たらいきなり坊さんに囲まれてタコ殴りにされている悟空が映ったので 一体どんな展開なんだ??と思っていたら 大勢いる坊さんの中に見知った背格好の人を1人発見

・・・あれ?

目を凝らす 時々チラチラとフレームインする このやたらにデカい坊さんは

・・・メタル君ちゃうか?

アクション真っ只中で動きを止めてくれないもんだから ちゃんとは確認できなかったんですが 多分間違いない 劇団☆新感線の吉田メタル(身長180cm)だったと思ワレ

少し考えてから演劇好きの友人3人に一斉メールをしてみました
「西遊記にメタル君出てません?」

誰か1人くらいはTVつけて確認してくれるかな?と思ったんですが ほどなくして3人ともから返信があり

「私も見てたよ〜 でもメタル君わからなかった」
「うそ!今帰ってきたとこだよ〜 でも録画してあるんですぐに見てみるね!」
「録画バッチリです あとで確認してみるわー」

とのこと





なんて素敵な仲間たち!笑





結局EDロールまで待って見つづけていたら ちゃんとメタル君クレジットされてました

篠井英介・山下真司・吉田メタル〜・・・

うわ3番目?! ちょっとビックリだ(笑)
⇒●吉田メタル


その後 「スマスマ」でビストロSMAPのゲストがジャッキー・チェンだったので何となく見てしまい 23時からの『中国語講座』にジェット・リーのインタビューがあるというので時間に合わせてチャンネルを変えてそちらもGET
李氏 一生懸命映画の見所を熱弁してました こんなに自分の作品を推してるの初めて見たよー(笑)
 

『スイッチング・チャンネル』1988年/アメリカ

 


2006年03月19日(日)  ライフ・イン・ザ・シアター 

渋谷ユーロスペースにて『マクダル パイナップルパン王子』

香港のシュールアニメーション
香港にマクダルというブタさんの絵本キャラクターが元々いるみたいで そのシリーズのアニメーション化です 内容的にお子様向けではありません シュールというかナンセンス 難解というかぶっちゃけ何を表現しているのか微妙です 途中で眠くなりましたが 何故か泣きそうにもなりました 自分でもよく解らぬまま ううーん??という気分で劇場を出て来た不思議な一作

パイナップルパンというのはこちらでいうところのメロンパンのようなもので 香港ではポピュラーな干菓子だそうです
登場するそれぞれのキャラクターは ほのぼのとして可愛らしい感じ 特にカメの子供「輝=ファイ」(ピザ役も兼ねる)がキュートでした!子供のキャラは声も子役だったっぽい マクダルの父マクビンと青年パイナップルパン王子の声は劉徳華(アンディ・ラウ) でもそれ以上に私の耳をくすぐったのは 幼稚園の園長先生やお医者さんや王子の侍従だったおじさんの声をあてていた黄秋生(アンソニー・ウォン)でした

アンディの声は判断微妙だったのに 秋生の声は一発で解った!もしかして私 秋生フリーク?!(笑)



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渋谷bunkamuraル・シネマにて『リトルランナー』鑑賞

難病の母が昏睡状態に陥り 奇跡が起きない限り目覚める見込みはないと言われた少年が 自ら奇跡を起こそうとするお話
カナダの作品です 予告を見たときから「見る!」と決めてサッサと前売券を買っていた作品でした

【あらすじ】
1953年、カナダのハミルトン。カトリック学校に通う14歳のラルフはタバコや異性に好奇心を燃やす、校則破りの常連だ。
そんな彼の唯一の肉親で理解者である母親が入院中に昏睡状態に。
お母さんは奇跡でも起きない限り目覚めない」、辛い真実を伝えられるラルフ。しかし、元ボストンマラソンの覇者、ヒバート神父の「君たちがボストンマラソンで優勝したら奇跡だ」という言葉から、優勝という奇跡の実現を決意。
ばかげた発想に彼を嘲笑する友人達や出場したら退学と宣告する校長に目もくれず、ひたすらに走り始めた。そんな彼をヒバート神父がコーチとしてサポート、好意を抱いていた同級生のクレアの応援もあり、いよいよボストンマラソン当日を迎えるが・・・。公式サイトより


原題は『SAINT RALPH(聖人ラルフ)』
劇中何かと聖人の記念日が紹介されて その内容に沿うような事柄がラルフの身の上に起きていきます 少年が主人公で聖人がらみなのは去年観た『ミリオンズ』を思い出させましたが 今回の少年は品行方正とは言い難い学校的には“問題児”
でも 決してスレていたり悪ぶっていたりする感じではなく どこにでもいる普通の素直で優しい少年です 父は戦死、母は難病の床に就き それでも日々を明るく逞しく過ごしている

お話的にはありがち系統ですが この手のテーマに弱いので文句は言いません 『SPIRIT』同様 主人公の親友が良かったです 役者がっていうんじゃなくて 彼らの関係がイイ感じ 友達は大切だよ うん
あとはマラソンのコーチをしてくれた神父さんがカッチョ良かったです これは役者かな・・・ いや キャラクターがカッコ良かった 素敵な先生でした

14歳の好奇心旺盛な少年の姿がいきいきと描かれています 恋の相手の女の子も綺麗でお人形みたいだったし(個人的にはもそっと線の細い子が好みですが) その淡い恋愛模様なんかも非常に微笑ましかったです



ここ何作かはハズれがない渋谷bunkamuraル・シネマのセレクションに悔しいながらも感服して帰って来ました
次は『13歳の夏に僕は生まれた』が気になる 気になる 気になる・・・

⇒●13歳の夏に僕は生まれた

『ライフ・イン・ザ・シアター/栄光と喝采の日々』1993年/アメリカ

 


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