カタルシス
DiaryINDEX|past|will
『ファイター』鑑賞
【内容】『キング・アーサー』のティル・シュヴァイガー、『ドラムライン』のレナード・ロバーツ共演の実話に基づいた友情物語。第二次世界大戦前夜、互いを認めながらも時代に翻弄されるアメリカとドイツ代表のボクサーが、国家とタイトルを賭けた試合に臨む。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
まず“『キング・アーサー』のティル・シュヴァイガー”という紹介の仕方は大きく間違っていると思われますが(だってチョイ役)最新作ってことでアーサー王だったんでしょうなぁ・・・苦笑
えと 自分、カーアクションとかスポーツの映画には正直興味がありません 見るなら本当のレースや試合の方が面白いとか思っちゃうから 映画は「つくりもの」って頭があるのでなんかね どうせつくりものなんだからドラマの筋書きの方に力入れてくれよと思ってしまう なので『バニシング・ストリート』や『ドリヴン』や『ファイター』がどんどん後回しにされていたわけです
今回のお話では実在する2人のボクサーの半生を描いています ティルもレナード・ロバーツも同等の扱いでW主演みたいな感じでした 闘いを経てお互いの境遇に共感を持ち 心を通わせた2人の友情物語 かな?
見る前はさ 見所はファイトシーンの半裸なんだろうか?と思っていたんですが 実際見てみたら裸より何よりティルさんたらスーツ姿がカッチョエエ!
う わ ー ! 三 つ 揃 え !!(大興奮)
2次大戦下の微レトロなシルエットのスーツが似合うこと似合うこと! 『レボリューション6』でTVクルーに変装した時のことを思い出しました 確かあのときも「タートルにジャケット!イカス!」とか思ったような 正装姿は色んな作品でチラホラ見てましたが ああいうのより普段のシチュエーションで身にまとうスーツ実にいい スマートに着こなしてて素敵なんだ〜
何なんでしょうねあのキマり方ってのは 肩幅とウエストの比率?頭小さくてスタイルいいのがベースにありますが ダボっとした格好のときは斜に構えたようなスレた姿勢をとるのにスーツ着ると背筋がシャンとすんですよね ちゃんと着る物で立ち振る舞いを分けているのかしら(惚)
ティル演じる独人ボクサーのマックスは 試合の度に米国へ渡ってリングに上がります 時勢はまさにヒトラーが第三帝国樹立のための進軍を本格始動させようという真っ只中 そのうちボクシングどころじゃなくなって彼らも徴兵されてしまうわけなんですが ドイツいる間もずっと
英語でした
ううーん 今までのとは違って吹替ではないんですが マックスはおろか嫁さんも友人も 果てはナチスの将校までも英語で会話 ヒトラーすらも英語で喋っているのが どうにもこうにも違和感でした・・・ あれぇ?ここドイツ語じゃイケなかったの?? アメリカいるのかドイツいるのか雰囲気では判断できなかったので 特に後半は「この人たち今どこいるんだっけ?」としばしば思いました
「ジーク・ハイル!」
だけドイツ語使われてもねぇ〜(^^;)
『戦争と友情』1978年/フランス・イタリア・イギリス・西ドイツ
2006年07月23日(日) |
機械仕掛けというなら |
|
『戦闘妖精雪風』1巻鑑賞
友人がハマっているというので興味が沸いたのに 行きつけのレンタル屋に扱いがなかったことでかえって意地になってしまい 行きつけじゃない店舗までわざわざ足を運んで借りてきた全5巻のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)です もちろん一気に5本借りてきました 2・3・4巻は30分しかないしね
その1巻目を見たわけですが… うん こりゃあ女性向けな仕上がりですな(苦笑)
原作は神林長平の『グッドラック―戦闘妖精・雪風(ハヤカワ文庫)』という小説で 割とカチっと渋い描写のミリタリーSFらしいです 例によって原作そっちのけでアニメ化の方だけ見ましたが 抽象的だったり専門的だったりな表現が多くて「ああこりゃ原作読まにゃ理解しきれなさそうだ(^^;)」と即座に判断できる内容でした
そんな状態なのに「女性向き」だと断言した理由 そんなもん 絵柄に尽きるって話でしょ キャラクターデザイン多田由美さんなんだもん
⇒●多田由美
それに声とか 主人公2人の間柄とか 女の子好きそうな設定で… 原作がいくら枯れた表現で渋くキメていようが このコンビは女性陣の変なツボを刺激する要素が多すぎます(苦笑) 男性陣が単に「カッコイイ」と思うだけでは収まらないものが あると思うのですよ 女の子の想像力というか 妄想力はすごいんだから その上あんな絵柄でアニメ化されたら ハードボイルドで渋く描かれたミリタリーSFファンの男性陣よりも 女性ファンの方が上回っちゃって仕方ないと思うよ?(苦笑) ↑ 実際上映会や関連イベントに参加した人は女性ファンが大半を占めていて製作側の関係者を驚かせたらしいです
とりあえず1巻は見た 最初の1本は50分くらいあって絵もすごく綺麗でした 『ファントム無頼』好きなので 戦闘機乗りにはちょっと親近感があるよ 人工知能の機体と自分だけの世界を作っちゃう主人公 『エリア88』にも通じるものを感じたなぁ(笑)
--------------------------------------
『ドリヴン』鑑賞
【内容】「クリフハンガー」でコンビを組んだレニー・ハーリン監督とシルヴェスター・スタローンが再び監督、主演で顔を合わせたカーレース・アクション。共演に「タイタンズを忘れない」で注目された新星キップ・パーデュー。かつてカートレース界の花形レーサーだったジョー・タントは、現役時代のライバルで現在チームのオーナーをしているカール・ヘンリーから、新人ドラーバー、ジミーの指導を頼まれる。引退を余儀なくされた大事故以来、半隠遁生活をしていたジョーだったが、ついに依頼を引き受ける決意を固める。(allcinema ONLINE より)
ティル的にオイシイと知りつつ手をつけていなかったカーアクション映画 とうとう見た キップは可愛い 眼鏡かけるともっと可愛い スタローンは濃いい メットかぶってても目だけで濃いい(苦笑)
ティルはベテランレーサーでサーキットの連続チャンプの役 自分に厳しく常に自身を追い込みながらレースに臨んでいる一本気な人 そのために連れ添った最愛の恋人までも切り離してみたり とにかくチャンプの座を守るために必死にもがいていて 途中痛々しい感じになってきます 持ち直してからの順調ぶりというか 毒気のなさにはちょっと拍子抜けしたというか 可愛らし過ぎて悶え転げました…
やっぱりあの人 ど う 見 て も キ ュ ー ト で す !! orz
指先まで隠れる長袖Tシャツ着て鼻先こすったり 上着握った手をもじもじさせたり どうしてあそこまで所作の一つ一つが可愛らしく見えてしまうのか プライドよりも正直さを選んだ後の行動やもの言い一つ取ってもさ あんなの恋人でなくたって落ちるってばよ あの上目遣いにストンといっちゃうね あーあー もう「可愛い人」で固定されそうです!というか された そもそも そういうのに弱いから仕方ないんですけども
キップ・バルデューはあんなに一般ウケしそうな貌なのに これの後大して売れませんでしたね 第2のブラッド・ピットという冠詞はちょっと違うと思いましたが もっと人気出ても良さそうなルックスなのになぁ? バート・レイノルズがカッコイイです デフォルトでカッコイイかったです 大人のミリキ ジーナ・ガーションが随分と品のない女性を演ってました ああいう役すると迫力あるなぁ〜(^^;) 目力が恐かった
カーアクションのCGはところどころでちょっとやり過ぎな感がありましたが エンターテインメントだし目をつぶります ただ 特にレースのシーンは スピードあるのに画面の切り替えがパカパカと細かくて忙しない上 寄り撮りが多くて見るのに疲れました あれを大画面で見てたらきっと画面酔いしただろうと思います てんかん起こしそうでしたよマジで… もうちょっと1コマを長くするか 引きで撮ってくれないとキツイです 1つのシーンを視認する前に次のシーンになっちゃってるんだもん(苦笑)
最終的に大団円 さすがのハリウッド
『機械仕掛けというなら』BAMBI
2006年07月22日(土) |
向かい風に邪魔されたりしながら 本当の僕を探すんだよ |
|
『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』鑑賞
【あらすじ】呪われた海賊バルボッサとの壮絶な闘いを乗り越え、再びブラックパール号の船長となったジャック・スパロウ。しかし最近なぜか浮かない様子。それもそのはず、彼は、海賊なら誰もが恐れる幽霊船フライング・ダッチマン号の船長デイヴィ・ジョーンズにもうじき魂を奪われようとしていたのだ。彼は13年前、ブラックパール号を手に入れるためジョーンズと“血の契約”を交わしていて、その契約の刻限が迫っていたのだ。一方、鍛冶屋の青年ウィルと総督の娘エリザベスは、英国領ポートロイヤルで結婚式を挙げようとしていた。ところが、思わぬ事態から式は延期、結局2人は再びジャックのもとへ向かうハメになるのだったが…。(allcinema ONLINEより)
感想を書くともれなくネタバレになってしまいそうなので 解る人にだけ解る箇条書き形式でGO!
●「ジャック・スパロウは…」と言われて 「「船長!」」と息もピッタリに訂正をするウィル&ベスが可愛かったv
●島の原住民と妙な言葉で会話している船長がウンパルンパと商談してるときのウォンカさんに見えた… ゴシゴシ(こすり目)
●あの落ちぶれくんは小綺麗な格好してるより今回みたいなワイルドな姿の方がカッコイイ!!つか皆思うと思う!!前からカッコイイ人なのはわかってたけど これはヤバイ!
●ビル・ナイだってわかって見てても全然わからないよ!雰囲気が垣間見えるの目つきだけじゃんかよ!泣
●幽霊船の乗組員が化け物過ぎてトキメかない ぐちゃぐちゃ過ぎて細部がよく解らないしさ やっぱ人の形しててくれないとね… 海賊といったら髑髏でしょ しゃれこうべでしょ 前作とかぶろうが知ったことか!
●ブーツストラップのイメージが違ってちょっとガックリ↓ いや ステスルガルド氏は悪くないんだ ボクが夢見過ぎていただけなんだ…orz
●あいつらって生きてていいんだっけ?一作目見直した方がいいかもなぁ?苦笑
●端々に1作目の台詞やオマージュシーンが登場してきて楽しいワヨ♪
●2本の剣を3人で「ソード!」「ソード!」と放り合いながら敵と戦うシーンを見て「髑髏城?!」と思った新感線ファンは私だけじゃないハズだ(お前だけだ)
●ベスは前作に増して男前ですた 剣2本を脇に抱えるようにして背後の敵を貫く様子なんか特に胸キュン☆
●ナッチの訳がつまんな… ゴホゴホ CMで見た字幕の方が言い回し好きなんだよなぁ〜 ちなみに前作のときも同じことを思ってました
こんなもんですかいね! 3作目はシンガポールが舞台だそうですお チョウ・ユンファが出るんですってよ
どこへ行こうとしているのか海賊よ…
----------------------------------------
渋谷AXでワンマンライブ聴いてきました 今週3回目のAX(笑) 火・水で大所帯ロックを聴いて 今日はアコギ1本の対照的なステージ 毛色は全然違うけど どっちも甲乙つけがたい聴き応えでした
本日の公演は千綿ヒデノリさんの恒例ライブ『唄会』の「最終幕」という位置づけでした 色々あってレーベル抜けちゃうらしいです 彼自身が立ち上げたインディーズレーベルなんですけどね 一体どうしてこうなっちゃったのか… 詳しくは語らない彼がただ一言「このままじゃいけない」どんな言い訳並べたって 結局はこの一志に尽きちゃうんだね そう思う人は多くても そう思って実際スタートラインに立ち直す人は少ないと思うんだ 年齢的とか今までのキャリアとか 全部かなぐり捨てて身一つになるってことは 耳で聞く以上に大変なことに違いないのに
そんな今夜の公演は4時開場5時開演で終演は9時 ざっと4時間に渡る長丁場でした 500番台で入った時点で既に椅子がなかったので 4時間立ちずっぱり 間に1回トイレ休憩くれましたが ずっとスタンディングです でも 良いライブだったのでチャラにします
行って良かった 行けて良かった
久々に生で見た千綿さん相変わらず綺麗でした 外見もですが姿勢というか 精神がね なげやりとは違う潔さ 細身で長身 色白で中性的な容貌 なのに熱い男前で 大汗かきなのに爽やか 彼の汗は森の香りがしていそう(←イメージ例) 3月頃の映像を見た時にはバッサリ髪切っててツンツンしてた頭が いつもの定番ヘアーに戻っていました あの短い髪も生で見てみたかったなぁ なんて(笑)
私は彼のミュージシャンとして・人としての姿勢が好きで 音楽を媒体にその意志に触れているように感じます 正直言っちゃうと曲は「どこかで聴いたことあるような?」と思うことが多いし 詞にもズバ抜けた感性は感じてないし ギターも力技な感じに見える 耳に心地良い模範的な音楽を用いて ありったけの自分を表現する人だと思います
彼がケタ違いなのは歌唱力
歌がべらぼうに上手い 喉が強い しなかや 言葉を伝えようとする歌い方 その神々しいようで ほんのり色気のある声が好きです
一見相まみえない色々と極端なものが 渾然一体になって美しいバランスを保っている人 書道と空手の有段者ってところからしても面白いでしょ?(笑)
その「熱さ」が暑苦しいと誹謗する人もいるけれど 私はその暑苦しさもありだと思うんだよね 彼ならば 凡庸な歌でも彼が歌うと違ってくる あの暑苦しさが命なんだよ でも 当人は実に涼しそうな爽やかマンで 飛び散る汗なんか「キラーン…」って効果音入りそうなんだ スローモーションで輝いていそうなんだよ
不思議な人だよなぁ本当
⇒●千綿ヒデノリ
ときには猛進し ときには休憩なんかもしながら 迷っても悩んでも 常に前を見据える目をしていて欲しい 後悔しようとしなかろうと 彼が決めた道が 彼の道でありますように
『正体』千綿ヒデノリ
2006年07月20日(木) |
キスする少し手前の 裏切りが好きなの |
|
『裏切りのKiss』鑑賞
へい!一人ティル祭はまだつづいてイルヨ☆
【内容】『パーフェクト・カップル』のE・トンプソン、『ダイ・ハード』のA・リックマン共演によるクライム・サスペンス。誘拐犯とFBIの知能戦をスリリングに描く。(「VIDEO INSIDER JAPAN」データベースより)
ううん メインはそこじゃない!↑ エマ・トンプソンもリックマン氏もぶっちゃけオマケ的出演です 誘拐犯の知能戦なのは合ってるけど FBIあんま活躍できてません ぷっ 原題は『Judas Kiss(ユダの接吻)』 最後まで見れば洒落のきき具合がわかってナイスタイトルと思います
メインは誘拐犯グループでした 美人局でセコい稼ぎを繰り返していたカップル・ココとジュニア 一攫千金を目論んだ2人は新たな仲間として頭脳派のリザードと実働派のルーベンを誘い誘拐チームを結成する 狙うはIT企業の若手社長 綿密に計画を立て それぞれの役割分担を的確にこなし 予定通りに無傷のままで社長を拉致できた!というところで目撃者に遭遇してしまう 動転したココが相手の女性を撃ち殺しチームは逃亡 初めての殺人に落ち着かないココは 自分が撃った人物が有力議員の夫人だったことを知り愕然とするが 乗りかかった舟の誘拐劇は実行しつづけると決意する やっつけ結成のチームにしては順調にことが進み有頂天の誘拐犯たち しかし 彼らは裏に潜んだ悪意の計画に 知らず知らずのうちに巻き込まれていたのだった・・・
この裏の筋書きに気づき単独で捜査を始めるのがアラン・リックマン扮するフリードマン刑事 殺人事件担当の彼はヨレヨレのひなびた佇まいですが眼光は鋭く見た目にそぐわぬ正義の人でした 相変わらずのエロ声は健在 エマ・トンプソン演じるFBI捜査官のホーキンスは 男勝りな風貌で誘拐事件を担当 身代金の受け渡しに振り回されるIT会社の経理をつかず離れずびっりちマークしつづけています プロにしては尾行が近過ぎでしたけど まぁご愛嬌ご愛嬌
こんな誘拐犯たちと 刑事とFBIのお話でした
ティルが演じたルーベンは腕っ節自慢のちょっと足りない子(笑)そもそもフルネームが「ルーベン・ルーベンバウアー」って 「野比のび太」みたいな名前なのでは?! でも 冒頭の誘拐実行のシーンで現れたときの後姿にはドキっとしました スタイルいいんだよーこの人!宅配業者のユニフォームだって素敵に見えちゃうんだ!
ストーリーテラーのココを演じていたカーラ・グギーノさん ボンバーボディなのに色気よりもキュートさを感じる女優さんでした 可愛いなー可愛いなーと思っていたら スパイキッズシリーズのママンを演ってました さらには『ザ・ワン』で連杰の愛妻役してた!どっちもそれぞれに可愛い人だと思って見てたのに 同一人物だと全然気づかず・・・orz
本当 アタシったら顔を覚えるのが苦手ナノネー
犯人グループのブレーンだったリザードくんは『ショーシャンクの空に』に出てきた青年だと 一緒に見ていた妹に言われましたが いくら説明してもらっても全然思い出せず
本当 アタシったら・・・ 以下略
ひなびたオッサン刑事なリックマン氏とアホの子ティルが楽しめて 話の流れも意外に面白かった1本でした
ジュニア役のサイモン・ベイカー=デニーの顔には見覚えがあるような気がしていたのに 出演作で見たことあるの『L.A.コンフィデンシャル』だけでした 間違いなく思い違いだと思います いやもう本当にアタシった・・・ 以下不要
つか アホの子は俺か・・・ illli orz
『KISSの温度』JUDY AND MARY
『LIVE!METAL MACBETH』東京2Daysの2日目にして メタルマクベス・プロジェクトのグランドファイナル!!
セットリストは昨日と同じでしたが MCの8割方は昨日と違う内容を話して聞かせてくれました
舞台では森山未来くんが歌っていた『七光り三度笠』を昨日も冠くんが歌ってくれたのですが 未来くんがタップを踏む部分で太鼓を叩くサラシ姿の冠くんと並んで 内野くんが乱入 サラシに褌姿なので後ろを向くと 尻!なんですよ もう会場の9割を占めているであろう内野目当てのマダムたちが 大騒ぎしたことは言うに及ばないでしょう そう 昨日も今日も客は大方内野ファンの方々でした 9割内野ファン 残りの1割を新感線ファンと冠ファンが分け合ってるって感じでしょうか だもんでエリザベートの歌や衣装には会場中から拍手が沸き起こったし 大ラスで歌うリンダやGOに大盛り上がりしちゃうわけですわ 山本リンダの曲はさすがに知ってましたけど ヒロミGOの方はよく知らん歌だったので自分的には微妙に半笑いでしたお ノリ切れなくてごめん・。
それでも他の部分で充分楽しめたので全然オッケーです 今夜も楽しかった!内野くんはやっぱり浴衣がエロかった!(しつこい)来年は大河の主役なのでしばらく舞台はお休みだけど 生でまた彼の舞台が見たいなーと思いながら退散して来た夜でした 冠くんのライブは自粛した!頑張って我慢したよ〜(´Д`;)
------------------------------
『Uボート 最後の決断』鑑賞
【あらすじ】1943年、第二次世界大戦の大西洋下、ドイツ軍と連合軍の戦闘は日に日に激しさを増していた――。アメリカ軍が誇る潜水艦・ソードフィッシュは、ドイツ軍Uボートと戦闘を繰り広げるも、艦に魚雷が命中。僅かに生き残った兵士たちは捕虜となりUボートに乗船させられる。最も憎むべき敵と対面し、激しく嫌悪し対立する両国の兵士たち。しかし、伝染病の蔓延、アメリカ軍駆逐艦による攻撃で、艦内外から激しい損傷を受けたUボートは長距離での航行が不能となり、さらには、アメリカ・ドイツ両軍から狙われる存在となっていた…。生きて国に帰るため唯一彼らに残された道とは、両国が手を組んで艦を動かすことだけだった――。(WebStyle FUN!FUN!MOVIEより )
あ またティル作品です 今一人ティル祭中なので悪しからず☆
原題『IN ENEMY HANDS』=敵国の手の中 で もう一個『U-BOAT』ってのもありますが これは独側のタイトルなのかな?視点がまるきり逆ですな(笑)
アメリカ映画ですがドイツ側はちゃんと独語喋ってました お互い言葉が通じてない設定なので当たり前っちゃ当たり前なんですが 独軍側の艦長・副艦長のみ英語ができるらしいことになってます 米軍側もTOP2人くらいは多少独語が解ってて欲しかったけどね まぁいいやこの際
ティルはUボートの艦長です 艦長帽がお似合いです いつになく抑え目の演技がよろしく憂いを湛えた眸に胸キュンです カッコイイ艦長さんでしたが やっぱりキュートに見えちゃった 潜望鏡覗く時の帽子後ろ前かぶりが好きです(←これはティルに限らず)
あ 申し遅れましたが ボクちん潜水艦もの大好きです 『沈黙の艦隊』で我を忘れた人間です なのでもうちょっと艦内描写に凝って欲しかったなーとか思いました 敵艦隊に攻撃され長時間潜航を余儀なくされたときの窒息寸前の緊迫感がちょっと見られたくらい?ちと物足りぬ… 赤色非常灯とかビーコン波とかもなかったヨ 2次大戦中ならそんなベタな表現で良さそうなのに それと 米軍も独軍もショック体勢を全然取らないのがスゴイ不思議でした あれじゃ転ぶし倒れるし怪我だってするわいな…(苦笑)
米軍の最新鋭鑑と独軍の旧式っぽい艦内の対比が軽く笑えます でもその割にアッサリ撃沈される米潜水艦 あらら
役者さん的にはUボートの副艦長クレマー(トーマス・クレッチマン)と操舵長のクラウス(ルネ・ヘーガー) 米鑑クルーの1人(ジェレミー・シスト)が気になりました。なんだかイケメン揃いじゃないか
ジェレミー・シストはプロフィール調べたら『ラストキングス』に出てらした え!誰よ?!と思ったらTKだった… うはー、全然覚えてへん(-_-;)ゞ 一昨年の夏に海外版見たきりだったからウォーケンさんとション氏しか記憶に…(ヒドイ) 国内版キープしてあるので ちゃんと見直そうと思いました 反省
⇒●IN ENEMY HANDS(IMDb)
『異邦人たち』(2000年/香港・日本
『LIVE!METAL MACBETH』2Daysの1日目♪
5〜6月で関東公演をつづけていた劇団☆新感線がらみの別枠活動隊「SHINKANSEN☆RS」のミュージカル『メタルマクベス』から 歌や音楽の部分だけを抜き出しライブで披露する演奏会?(笑)です
ミュージカル自体は関東のあと大阪へ行き大楽が7/4で LIVEが7/13・14 それが済んでから東京に戻って来て18・19がライブのファイナルです これが終わったら「メタルマクベス・プロジェクト」が本当に幕を降ろします 楽しみだけどちょっと淋しい 気もする
大阪が「座席あり」の上 当日券の案内が関東の人間にまでメール配信されちゃうような 微妙なテンションだったようなので(仮にもメタルのライブで椅子席ってちょっと信じがたい…)関東公演ヒジョーに心配していたのですが ミュージカルに主演していた内野聖陽氏と ミュージカルに歌手役で出演していた本職も歌手の冠徹弥氏のツインボーカルで充分楽しませてくれました
何よ何よ しっかりバッチリ 楽しいじゃないですか!(興奮)
本人の持ち歌はもちろん本人が その他の出演者の持ち歌は2人で分担して歌ってました 2人でデュエットしてるのとかもあって ミュージカルの時とはまた違った仕上がりを堪能できました MCも面白かった!内野くんも冠くんも喋るの上手!(大笑)
セットリストはこんな感じ? ───────────────────── SE:魔女の予言
01:きれいは汚い、ただしオレ以外 02:自問・シャウト・自答 03:女の股から生まれた男 04:炎の報告 05:王を弔う唄 06:夫人の溜息 07:愛と死の輪舞(エリザベートより) 08:最後のダンス(エリザベートより) 09:闇が広がる(エリザベートより) 10:あの娘のブーツは豚の耳の匂い 11:鋼の軍団(スサノオより) 12:血風ロック(レッツゴー! 忍法帖より) 13:吉原御免色里(吉原御免状より) 14:明けない夜はSO LONG 15:スコーピオン・ハート 16:私の失意
EC 01:リンスはお湯に溶かして使え 02:ダイエースプレー買うてこいや 03:七光り三度笠 04:みちのく一人旅(山本譲二) 05:もうどうにも止まらない!(山本リンダ) 06:How many いい顔(郷ひろみ) ─────────────────────
かなりウロ覚えなんですがこんな順番だったように思います 『炎の報告』の前に『私の殺意』は入ったか入らなかったか… 最後の失意の方で一緒に歌ってるからなかったような気もするんですが 出だし内野くん何曲歌ってたんだっけか・。orz あの娘のブーツ〜吉原あたりの順番も自信ないけど まぁ 曲目はこんなもんです!(言い逃げ?!)
TVでチラと見かけたときも ミュージカルでガッツリ見ていたときも 特に一般的な「カッコイイ人」くらいにしか思ってなかった内野くん 『エリザベート』の衣装を着て色っぽい歌声披露しても 立ち騒ぐマダムの方々の熱気や黄色い悲鳴に圧倒されながら「すごい人気なんだな〜」と他人事のように思っていた内野くん
しかし
『みちのく一人旅』で浴衣に着替えて面白真面目に拳を回しながら歌う姿を見ていたら あれれれ? 何か今までにない食指が動き出しましたよ? 内野くんてばもしかして… もしかして和服を着ると
エロくないですか?!(`´;)←真剣
「尻尾が生えていた〜♪」ってところで 皮パンでお尻突き出して腰くねらせていたときにもチラっと「あれ?」と感じていましたが 浴衣のときは何もしなくてもエロっ気がさ… ムンムンしてる気がするんですが え?気の所為ですか?
いや 気の所為なんかじゃないお!!
内野くん和服着ると所作が変わる人なんだ!あの体さばきは和服マスターの動きなんだよ だから普通の立ち振る舞いからも 何とも言えない色気が漂い出すんだ そうに違いねぇ!!(断言)
と 確信してしまったらもう そのようにしか見えなくなりました
ライブ前まではどちらかというと冠派だったのに すっかり内野派に傾きましたお あの婀娜っぽさは反則です 和服男子の慎ましい物腰に弱いアタクシが反応しない訳がありません
しまったしまった 今日明日でしばらく生舞台で拝めない人なのに 今惚れてどうする いや待てオレ むしろこのタイミングであれば1年間の冷却期間が取れて幸いするんじゃないのか? 変な勢いで散財することは防げるぞ そうは思わないかオレ! あああああああーッ(叫) ←実践「自問・シャウト・自答」
そんな訳で後半はもう「内野くんエロい!」とか「エロ!エロ!」とか そんなことばっか口走っておりました 友達らはいい迷惑だったことでしょうな いやでもアイツはエロだ(ファンに殺されかねないことを…)
休み明け一発目に熱い夜を過ごした我々でした ヘドバンし過ぎて首が痛い(汗) しゅ 週明けからこんな勢いで大丈夫かしらアタシ ヒィヒィハ〜…
----------------------------
『バニシング・ストリート』鑑賞
【内容】毎週末に自慢のマンタGTEを颯爽と走らせるバーティ。対抗するグループと速度を競い合うことになり、メルセデスの男と一週間後に決闘の約束をするが……。迫力満点のカー・アクション。(楽天ブックスより)
ひきつづきティル映画ですよ 91年の作品なだけあって色々と古めかしい感じ(苦笑) ドイツ版『アメリカン・グラフティ』という評価もあります スピードと青春 うん そんな感じ &かなりコメディです
原題の『MANTA,MANTA』は主人公の愛車であるオペルの旧車マンタからきているようです 70〜80年代に活躍した名車だそうですが 91年の作品に登場するにはちと古い車種 劇中でも「ポンコツ」呼ばわりされていますが そのポンコツでワーゲンやメルセデスと渡り合っている辺りが“走り屋”気質
今回も英語吹替でした 原語でもないものをわざわざ字幕で見る意味がないと思い 思いきって日本語吹替で見てしまいましたが 意外にすんなり受け入れられて少々ビックリ おおー、某マイミクさんにいただいたご助言を参考にしたのが大正解でした 英語のまま悶々と見るより全然スッキリした!ありがとうございました〜〜ッ(感謝)
ティル演じる主人公バーティの周囲を固める個性豊かな友達たちが微笑ましかったです いい年してても無邪気というか 根本までのワルはいなくって いがみ合っている相手でもクラッシュすれば敵味方なく慌てて助けに駆け寄っちゃう そんな青春群像でしたお(笑) バーティなんか彼女がいることをカソリックのママンに言えてなかったり 何だかんだで父母と暮らしてる坊ちゃんなんだもの 劇中では彼が普段何をしてる人なのかよく分からなかったなぁ?働いていたんだろうか??学生じゃあるまい???
公道レース仲間では ガート(カーチューンの達人)とホーカン(やたらと貫禄のある八百屋さん)がかなりお気に入りでした 特にホーカンはあの胡散くささが面白いヨ!笑 キャラメルボックスの西川さんとちょっとかぶった(だから好きなのか!)
個人的にはティルが出てなければ絶対手にしない系統の映画でしたが 見ていて不快なものではありませんでした 古き良き時代の若者像だったんじゃないでしょうかー?
『お熱い夜をあなたに』(コメディ・ロマンス)1972年/アメリカ
『裸足の女』鑑賞 原題『Barfuss』(裸足)/2005年/110分/監督:ティル・シュヴァイガー
【内容】失業中のプレイボーイ、ニックは精神病院で掃除夫の仕事をしていたときに若い女性ライラの自殺未遂現場に遭遇する。彼女はニックの自宅までついてきたばかりか、遠い街にある義父宅への旅にも同行する。長年母親に監禁されていた彼女にとって、それは生まれてはじめての外出だった。冒険を重ねるうちに、両者は次第に心を通い合わせるようになる……。主演・監督をつとめたシュヴァイガーは、ドイツ最高の人気俳優である。軽やかで心温まる演出のなされた本作は、欧州諸国で大ヒットを記録した。上海国際映画祭で上映。(ドイツ映画祭2006 公式サイトより)
これは普通に良い映画でしたよー 一般的にも受け入れられる作品だと思います シリアスとブラックの間に入る息抜きのタイミングが絶妙です そして半端なところで終わってもいないし それなりにオチがある 世間を穿って見ているようでいて その実とても優しい視線でものごとをとらえている これはティル氏本人の姿勢でもあるんでしょうかね?だとしたら素敵だなぁ まぁビッグスクリーンにかかる系統ではありませんが ミニシアターなら全然乗っかるでしょ たとえ一般公開がされなくてもDVDにはなると思います 国内版DVDが出たら欲しいなぁ〜
それにしてもティル氏はすごい 俳優としても魅力的だし 作り手としても自分的にはもの凄い好き系統の作品マイスター 演者としては好きだけど作り手としてはイマイチとか 作り手としては好きだけど演者としてはイマイチとか 二足草鞋の人って大抵どっちかに比重が偏って見えてしまうものですが(誰とは言わないケド) 彼に関してはどちら側から見てもバランスが良い 一般的にどうとか業界的にどうとかはよく解りませんが とにかく個人的に私が好き!
彼にはどっち側のお仕事も ずっとこなし続けてて欲しいなぁ…
⇒●ドイツ映画祭2006
映画祭後 銀座から日比谷線で恵比寿に出て アトレ内の有隣堂で開催中の「さかざきちはるフェア」を覗いて来ました Suicaペンギンの元になっているペンギンさんたちの絵本が売られていて パラパラ中を見ていたら いつの間にかレジに立っていました…
あ あれぇ? 3冊もお買い上げですか これさん? 1冊1200円て 結構しちゃうんですね これさん
またやってしまった…(THE 衝・動・買い!)orz
でっでっ でもいいんだお! 3冊とも超かわういんだ! サイン入りで書き下ろしイラスト入りなんだ! ポストカードも付いてるんだ! フェアなんだ!今だけ特別なんだ!!(言い聞かす)←誰に?
その後は余計な買い物をしないよう サクサクと帰宅の途に就いたのでした
●本日のお買い上げ絵本 『ペンギンゴコロ』 『ペンギンスタイル』 『ペンギンジャンプ』
どれもこれもぶちカワユス!
『二人の可愛い逃亡者』1957年/アメリカ
DiaryINDEX|past|will
|