カタルシス
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『トラウマ』鑑賞 ⇒●Trauma(IMDb)
【内容】ベンは交通事故を起こし昏睡状態から目覚めるが、そこで妻を失ったことを知る。立ち直るために新しい生活をスタートさせるベン。しかし身の回りで不可解な出来事が起こり、霊能者には「妻はまだ生きている」と告げられる。事件の真相を探ることにしたベンだが…。コリン・ファース主演によるサスペンススリラー。(「Oricon」データベースより)
主演のコリン・ファース目当てに借りてきた未公開作品でしたが 案の定「未公開風味」ムンムンの冴えないサスペンスでした 色々と読めてしまって意外な展開が何一つなかった(苦笑)解りやす過ぎるお!
「某作品に似てる」とか言ったらもうその一言で全部がネタバレになってしまうので 感想が書きづらい・・・ 別にお金かけて見るほどのもんじゃないよ ってくらいかな
それでも そもそもの目的であったコリン・ファース氏はカッコイかったです いい具合にやさぐれていて私好みだったのがせめてもの救い コリンが誰だか解らない場合は『ブリジット・ジョーンズの日記』や『真珠の耳飾の少女』に出てくる堅物そうな人を思い浮かべてください それでも解らなかったら知らないんだと思います(おい!)
今回の彼を見ていてつくづくこの系統の顔が好きなんだなーと再認識しました えっとね ノーマンと部類が同じなんですよ(笑)
そこで最近自覚した好き系統の顔を列記してみよう
タイプA:ノーマン・リーダス(Norman Reedus)/コリン・ファース(Colin Firth) タイプB:ポール・ベタニー(Paul Bettany)/アウグスト・ディール(August Diehl) タイプC:ティル・シュヴァイガー(Til Schweiger)/山田純大/レッド吉田/須藤元気
っぽいんだよ なんか今まで思っていた自分の好みと違ってる気がすんですが・・・(特にC)つか国内陣はろくな写真がないな 動いて喋ってなんぼかな その分国産は素のキャラ見られるからね 雨上がりの宮迫も多分好きな系統なんだと思うんだけど アイツ素のキャラがさ ちょっと引くんだよね(苦笑)←役者してるときは好きだ 並べてみると系統似てるのが解るかなと思ったんですがいかがでしょ BCは爬虫類系な気がしなくもないネorz
あとは普通に整った容貌の人が好きですオーリとかニコとか見てて可愛いv いや 上に挙げてる人たちも充分整ってると思ってますけども 特に「B」は2人とも貴公子キャラじゃん?(夢見過ぎ)
そんなわけで『トラウマ』は映画的にはちょっとダメでしたが コリン・ファースは好きだったよって話 立ち姿とか超いいよ!身長あって頭小さいし 声も悪くない
『私の好きな人(私の愛したブルネット)』1947年/アメリカ
今月から新入社員さんが1人来てくれているので 今日は忙しくなってしまう前に彼の歓迎会をしようという話になって 終業後に六本木まで繰り出します 社長お気に入りの『分けとく山』という創作和食の料理屋が目的地 厳密には飯倉片町になります
⇒●分けとく山
落ち着いているけど堅苦しくなく お料理も美味しく種類豊富だったし 料理人さんたちも感じ良かったので満足できましたが どうやら相当お値段の張る店らしいです 自分じゃ来られないランクっぽい・・・
それでも社員さんがこっそり教えてくれたには 最近雑誌なんかでその辺を叩かれているらしく 客足が鈍くなっているとかいないとか 事実関係未確認ですが どのくらい取られるのかによっちゃ その状態も解らなくないといった印象です 何故って 先日お邪魔した荒木町の『さかもと』と 料理のレベルに差を感じなかったからです
美味しさでは多分五分五分くらいじゃないかな 素材の値段とかはこっちがかかってるのかも知れませんけどね(坂本さんは多分わざわざ高いものは買ってない) 『さかもと』だったら自分でも行けるもん 家族や友だちにちょっとカッコつけてご馳走するくらいのことはできますよ もちろんお金かければかけただけ品数が増えたり高価な食材使ってくれたりするんでしょうけども
でも 今回は自分の懐を傷めるわけでもなく 新入社員さんの歓迎会ということで足顎ロハでしたので 個人的には何ら不満はございませんでした 美味しいご馳走をたらふく食べて帰って来た 余は満足じゃ
まぁ 敢えて言うならば場所が六本木だったってことが唯一引っかかりましたかね それでも苦手なヒルズ界隈でなかったのでまだ許せましたが(苦笑)
ちなみに今回の店『分けとく山』は ライブハウス『EDGE』があるビルの隣のビルの1階でした ざっと場所を聞いたとき「EDGEの近くっぽいな・・・」と思っていましたが お隣とは思わなかった(苦笑)
何年か前の12/8にグルタミンで行ったハコです ジョン・レノン命日でビートルズのカバーとか演ったんだよ 帰り雪に降られて難儀した思い出 ⇒●その日の日記
ぶっ 2002年だって?! ああ 最近グルタミン行けてないよ〜 行きたいよ〜…(涙)・。
⇒●六本木EDGE
『六本木ソルジャー』1995年/日本
昼はずっと家にいました 夜 久々に本家でゴハンをいただきました
弟は相変わらずお留守で 最近では週に1・2度しか家に戻っていないそうです 春に卒業できなくて 先生に「前期のうちに単位がクリアできれば半期分の学費で良いことにします」と便宜をはかってもらった彼 前期が終了したハズの今になっても 結果がどうなってるんだか不明とのこと
な ん だ そ れ
その状態で放置なのかコラ 一千万男 家に帰らなくても学校に電話くらいできんだろ この際メールでもいいから先生に確認とれよ 一段落してるならその旨親に報告しろ 自分で学費出す気もアテもないクセに スジも通せないのか
情けない 情けない 情けない
私や妹まで彼の対岸に立ってしまったら 家族で1人孤立してしまうと思って 直接口出しするのは控えていたけれども 親の方が投げやりな態度になってきていて ものすごく心配だ
堕ちるなら1人で行ってくれ 両親まで引き込まないで アンタだけの父母じゃないフザケんな
そろそろ私も妹も限界です 次会ったときの態度によっちゃ 対岸に立ってしまうよ 敵になんかなりたくないのに いい加減解れよバカ
本当出てけ その方がお互い安泰だよ!
『バーナビー警部 不実の王』1997年/イギリス
2006年09月02日(土) |
本当の心は永遠に檻の中 |
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PARCOプレゼンツ『噂の男』を観劇
作:福島三郎 演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 出演:堺雅人/橋本じゅん/八嶋智人/山内圭哉/橋本さとし 猪岐英人/水野顕子
嫌〜な男の 嫌〜な話が テーマだったらしい そしてその通りの話でした
重いとか あと味悪いとか 色々噂は耳にしてましたが 大方の感想に共通してるのと同じく「すっっっっっっっっっっごい面白かった」です ただ 私は他で言われているほどには観劇後イヤ〜な気分に浸りませんでした
嫌な人たちの嫌な話なのは確かでしたが まとめた感想としては「人間誰しもあんな感じだよなー…」でしょうか ヘコむというよりはシニカルな笑いが残りました 誰の身近にも潜んでいる「嫌」さ加減を ちょっと極端に描いてるだけだよね っと
メインの5人全員が目当てだったので自分的には超豪華メンバーな舞台でした テーマは歪んだ人間の本質でしたが5人それぞれがイイ味出してて 本当面白かった ただアレかな 彼らが演っていたから面白く感じたのであって 他のキャスティングだったら受け付けなかったかもです あの人もこの人もアレもコレも 彼らだったからこその「笑い」だったなと思います
もちろん個人的には です
ケラさんの演出の舞台を観るのは『労働者M』につづき2作目だと思うんですが 2つの世界が巧みに交錯している見せ方が共通していました 『労働者M』のときは全く別世界がまぜこぜにされてましたが 今回は「過去」と「現在」そしてそれぞれの展開がちゃんと理解できました!(〜Mのときは訳がわからなかった)
これが彼の手法なのかなぁ? たった2作観たくらいで推し量るのはおこがましいかも知れませんが 見せ方自体は面白くて好きです 別の時間や空間て展開しているばずの出来事が ときどきピタッとリンクする瞬間をつくっていたり 実に巧みです 上手いなと思う 今放送中のドラマ『下北沢サンデーズ』に毎回ちょろっと顔を出しているらしいケラさん 好き好きは別にしても奇才には違いないんだろうナ
『本心』Hysteric Blue
本日から新入社員さん入社 入社早々20時くらいまで残ってらっしゃいましたが 大丈夫かしら ドキドキ…
んでもって自分は結局21時まで事務所におりました 雑事が多くて終わらなかったんだもん 名古屋ではスーさんがライブをしているハズなのに ちっとも意識がそっちにいかなかったじゃん ちっ!(イヤイヤそれでいいんだって)
休み明けからこっち問い合わせメールのチェックを怠っていたら そんなときに限って見込みありそうな企業からの問い合わせが来ていて 社内に転送が遅れたことを詰られた
チェックしてなかった私は悪い 悪いが今更「どうすんの!」と言われたところでどうにも出来ないのに なんでそこを責めてくるのか理解できない 忙しさにかまけて申し訳なかったと謝って 以後は気をつけるってことを約束するしかできないのに いつまでグダグダ言う気なんだろうかと ちょっとムカついて逆ギレに近い対応をしてしまった
新入社員さんがいるってのに 何やってんだ・。orz
そもそもいつの間にか窓口が私だけになってるのは 何故なんだ
問い合わせを社内の全員で受信するようにはできないのかと問われたので もちろん可能だと答える 表に出しているメールアドレスにスパムが多いので 私がそれを選り分けて必要に応じて社内の各人に転送していたことを伝えたら 急に「スパムは面倒だな」と言いだして 結局自分が受信するのはやめにしたらしい あんだけ大騒ぎしておいて何だそりゃ
最近社員さんがちょっと理不尽な気がする
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帰宅後無理矢理『ローカル・ヒーロー/夢に生きた男』鑑賞 明日返却なんで見なならん
アメリカ、テキサス州ヒューストンの石油会社のノックス社は、進行中の北大西洋開発の処理能力の向上のために、スコットランドの土地を買収し、精油所と貯蔵所の建設を計画。 買収の交渉役に選ばれたマッキンタイアは、移民の際に父が名乗った姓がたまたまスコットランド姓だっただけのアメリカ人。しかし、上司も社長も彼をスコティッシュと思いこんでの抜擢だったため、今更事実を言い出すわけにもいかず、そのまま交渉の地へ赴く羽目になる。本来の仕事の他に、天体観測が趣味の社長から星や天体に関する調査報告も依頼され、エリートコースに乗っていたハズの彼は面倒な仕事を背負わされた形になってしまった。 多国語に精通する現地駐在員のオルセンと共に、海洋研究所の見学を経て買収用地である漁村“ファーネスへ”向かうのだった
古い上に英国映画なもんで 見知った俳優はほとんどいませんでした 唯一見覚えがあったのは現地駐在員のオルセンを演じていた ピーター・キャパルディさん ちょっと前に見た『白蛇伝説』でスコティッシュの主人公を演ってた人でした キャパルディ氏自身もコットランド人 今作の方が3年くらい先に作られています
まぁ内容的には都会育ちのエリートサラリーマンが 仕事で訪れた田舎町の大らかな暮らしぶりに 初めはウンザリ対応するのだけれど 徐々に染まっていって 最終的にはすっかり魅了されてしまうというお約束な展開です つか まさにその系統が私の好みに完全一致(笑) だからこそ借りてきたわけだったんですけども
町が買収されると解っていて 何も知らないフリをしながら より高値で買い取ってもらおうと画策する村人たち 本当はそんなことしたくない気持ちもあるのだけれど 村はすっかり寂れて生活も楽じゃない 背に腹は代えられないと半分諦めにた感情を秘めていて 生まれ育った土地を手放すのだからそれなりの見返りを貰ってやる!的な手堅い考えで団結しています その村人たちをまとめ マッキンタイアたちとの交渉を仲介しているのが会計士のアーカート 彼もまた会計士だけでは食べていけないので ホテルやパブの経営を同時進行でこなしています
マッキンタイアとオルセンは このアーカートのホテルに寝泊まりし 夜はパブで酒を飲む 村人たちの社交場であるパブには毎晩大勢が集い 貧しさを感じさせない大らかさでマッキンタイア達に接するのです そこにはちょっぴりの打算と 村人元来の温かみにあふれていて 映画を見ている側にはその裏表が見えているので 双方の思惑の交差加減が滑稽で面白い ヨーロッパの映画にはこんなタイプのものが結構多い そこが好きポイント
「都会人(もしくは異邦人)が・田舎の町に来て・その土地の人々や自然に惹かれ・自分を変えていく」
な展開ネ その点で似通っていると思う作品をあげてみると
『大いなる休暇』カナダ 『ウェールズの山』イギリス 『歓びを歌にのせて』スウェーデン 『キッチン・ストーリー』ノルウェー・スウェーデン 『ウェイクアップ!ネッド』アイルランド
とかあたり どの作品も登場人物が個性的で面白い群像劇です 今作の場合は ★スコティッシュでもないのにスコッティッシュ姓の主人公 ★天体に異常な執着を示す会社の社長 ★操れる言葉が多過ぎる現地特派員(韓国語や日本語も飛び出します) ★朝から昼からお盛んなホテルのオーナー夫婦 ★抜け目ない会計士(ホtルオーナーと同一人物) ★セクシーな会計士の妻 ★俗っぽい教会の神父 ★足に水掻きのある美人海洋学者(人間???) ★年に一度祭の時期にだけ戻ってくるロシア人(この島に現地妻がいる) ★誰の子だか解らない赤ちゃん ★いつも道を暴走しているバイク乗り ★いつもホテルの屋根修理をしている大工 ★満点の星・流星群・七色に輝くオーロラ ★海辺にたたずむ電話ボックス ★電話をかけるための小銭を出し合ってくれるパブの客たち ★浜辺のボロ屋に住む天体に詳しい老人
登場“人物”じゃないのも混ざりましたが こんな感じです ハリウッド産でも マイケル・J・フォックスの『ドク・ハリウッド』なんかがテーマの似た作品だと思います
まぁ現実を言ったら田舎暮らしを選ぶかどうかわかりませんが 都会に住む人間がそういった暮らしに憧れたり癒しを求めているっていうのは共感抱かせキーワードなんでしょう ぶっちゃけ私自身は映画で見るのは好きですが ああいう村社会は実際キツいと思うんですよね 魅力と難点は表裏一体 でも 見ている分にはやっぱり癒される世界なんだ
この『ローカルヒーロー』もそういった人間の潜在的な「憧れ」や「癒されたい欲求」があってこそ成り立つお話だと思いました
さてこのお話の主人公は 最後にどんな選択をするのでしょう? それは映画を観た人が 考える結末なんですよ
『救ひを求むる人々』1925年/アメリカ
8月も終わりです でもまだちょっと暑いね
明日から新入社員が1人やって来ます 私の1学年上らしいよ コンサルの人なので私は直接関わらなさそうですが 少しでも長続きしてくれることを祈ります
今日は21時まで 明日は店とかがやってる時間に帰りたいな…
『夏の終わりに』T-BOLAN
今日は20時で退社 ヤマは越えました
『峠』THE YELLOW MONKEY
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