カタルシス
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2006年10月24日(火) |
いらっしゃいませ、患者さま。 |
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昨夜のうちから不穏な気配をみせていたので 何となく心構えができていたとはいえ 恐れていた事態がついに発生
プリンタ不調により出力不能に陥る
だいたいこの大量出力のときには何かしらトラブるのであまり驚きはなかったものの 限られた時間でこなさなければならないという焦りは常につきまとうわけで… ソッコーでサービスマンを手配してもらった その間これといった仕事ができないので やむなくネットで時間をつぶす いつもだったらラッキー☆と思うところだが 仕事進められないのは気が気じゃないし 心なしか頭痛がしてきていてイマイチ集中できない いっそ待ち時間を寝て過ごしたかったヨ…
お昼頃までに修理を終わらせてくれたサービスマンにお礼を言って 昼食とも同時並行で大量出力のつづきを出しまくる 出力できたら包装する たまったら梱包する 頭痛がする 熱っぽい こりゃアレか 知恵熱でも出てるのか? やっべぇなぁ…(黙)
今日の分の発送を済ませて 今日はとにかく真っ直ぐ帰宅することにした
実は明日は先月フケた例のクライアントの 今月分ミーティングが入っているのだ さすがに2度連続して休んだら心象悪いだろうさ(苦笑) これは何が何でも明日までに持ち直さなきゃなるめぇよ しかも明日はamberlifeのライブもあるんだよ 1月のイベント振りだから行きたいんだ! ぶっちゃけクソったれクライアントのミーティングなんかより 哲平さんの歌の方が大事だ!BAKUちゃんのドラムや兄貴のベースの方が重要だ!
という訳で帰宅後は 温かいものを食べて エスカップでベンザエースを胃の中に流し込んで 歯みがいて就寝
治れよアタシ!
『いらっしゃいませ、患者さま。』2005年/日本
自分以外全員出張(日本沈没っぽく)
今日明日は私以外全員出張です 揃って同じ企業に出向いています 大口見込み客のようで パワーかけてるみたいですよ ここ最近は社長が月刊ビジネス誌『WEDGE』に連載のページを持っているので 雑誌の発売日(新幹線のグリーン車にはテイクフリーで置かれる)が過ぎるとパラパラ問い合わせなんかが入ります その中から見込みのありそうな案件や大きい企業・有名企業を優先的に まずは「無料相談会」という名目で先方とフェイス・トゥ・フェイスの打ち合わせの場を設けます そのときの手応えや顔色で 2回目以降会うかどうかを判断する流れにしているみたいです 無論2回目以降はコンサル料も交通費も請求するので 先方だって気安くは話を進めません 本気の企業だけが残るってわけだ
そんな感じで他の皆さんがお外で頑張っている間 私は内側でせっせと働きます 校了をもらったニュースレターの大量出力があるんです 200枚とか300枚とか出したら種類ごとに包装紙で包んで それをある程度の数になったら箱に詰めて 梱包を終えた分から順次発送 発送 発送… 誰もいないので一気に大量の出力指示が出せて助かりました 人がいるときは小分けにして出さないと 他の人が長時間プリントアウトできない状態になってしまうのでね
プリンターがフル回転で出力をつづけている中 手元では本日入稿予定のCDセットを進めてました 中身の文章ページはすんなりOK 表のカラーページに少し追加の注文が入り 演奏者の顔からシワを消す作業などすることになったり(苦笑) それを済ませて確認が取れた段階で 初稿出し用の入稿となりました 今回はメールでは送らずCD&出力カンプをバイク便でお届け うちは普段バイク便使わないので懇意にしている業者がなく その旨伝えたら印刷所側から「引き上げ」を出してくれることになりました こっちからは引き上げに来てもらう時間を指定し来てくれるのを待つだけ 代金も向こう持ちになるのでありがたい☆ ちなみに入稿先は大日●印刷でした(^^;) 超大手!つか うちも別個で付き合いがあるよ 私はノータッチですけども
夕方に引き上げに来てもらってひとまず脱稿 次は色校正が出てから最終の微修正→本印刷となります 定時内には全てが落ち着きました
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そんな経緯を経て 晴れてスーソロin吉祥寺に参戦の権利を獲得しました! 今日は出番が早いから定時に出られなかったら諦める気でいたのです でも間に合いそうなので吉祥寺を目指しました 雨降ってましたが頑張ったお! なのにJRがさ・・・何やら車両点検だといって遅れる遅れる 元々がギリギリだったのに思わぬ足止めをくらってしまい 半泣きで駆け込んだら 滑り込みセーフで丁度スー氏がセッティングの最中でした 良かった!間に合った\(≧▽≦)/
いつものニット帽を目深に被り 上にはカーキのミリタリー風ジャケット 特に気にせず見ていたら セッティング後一旦退場して再び出てきたときには白いワイシャツの上に紺のセーターカーディガン?を着て 帽子も取って小ザッパリした髪の毛を晒して登場しました
?!Σ(゜゜;) な なんか 学生さんみたい・・・(若!)
あらあら 一体何の心境の変化なんだか知りませんが その心がけ自体は良い傾向じゃございませんこと?(笑) 元は見た目の良い方なんだから 普段はさておき ステージに上がるときは少し格好とか考えるべきだと常々思っていたのでね 学生風になってはいてもあの小綺麗な感じは悪くないと思いました 要は「綺麗に見せよう」という意識が大事だと思うのです ええ
そんな本日のセットリスト ─── 1)キネマの屋根裏(『私立探偵 濱マイク』より) 2)ピンク色のハート 3)Singing 4)プライド 5)君の部屋でみた夢 6)言葉の灰 7)夢をみること ─── 演奏後トイレに行ったら裏手の階段のところにスー氏がいたので トイレを済ませてから少しだけ話をしました
前回 今日と同じ「曼荼羅」で歌ったときは結婚式後の泥酔状態で臨んだため 惨憺たる有様だったとの報告をその日聴きに行っていた友人たちから聞き及んでいまして 泥酔と言わないまでも最近のスー氏は心持ちササが過ぎているような気がしてならず 今日もいくらか飲んでいるのが演奏中からもうかがえていました
譜面を見ながら歌っているのに歌詞を間違えるとか つま弾く指のリズムが不安定だとか ピックを忘れてきただとか(それで指弾きしていたらしい) MCが必要以上に饒舌だとかね 見てりゃ分かるっつーの デフォルト知ってる客をナメてんじゃねーぞ
ああ見えて緊張しぃなのとか 淋しん坊なのとか そこそこ分かっているけれど こっちは客として音楽を聴きにいってるわけだからさ 少なくともステージの上ではそんな弱音を吐いてもらっちゃ困るわけよ そんなん見に必死に仕事して雨の中狂ったように疾走したと思いたくないじゃない 極端な話ステージ降りた途端ダメ男になってもらっても構わない 人でなしでもヒモでもホームレスでも ぶっちゃけこっちにゃ関係ないことだもの ステージに上がっているときだけが私たちの彼なのであって そこ以外での彼を望むのは越権行為なんだと思ってるから どんなに近くで話せてもプライベートに踏み込み過ぎたり一線侵すことはしません 我々はあくまでも「客」や「支持者」であって「友達」や「身内」にはなれない身なんです 少なくとも私はそう思っているから 彼の私生活に口をはさむ気は全然ないんだ
でも アーティスト鈴木祐樹に対してだったら 言いたいことが山ほどあるぞ
厳しいことを言うとヘコむのも知っているので とりあえず今日のところは褒めポイントを伝えるだけにしておきました またすぐに次回が控えているので あんまヘコませてもイカンだろうと思いまして
「今日は小綺麗な格好だったね」 「そう?あれね オーラの泉か何かで美輪さんが“人前に立つ人が汚い格好をしていちゃダメ”って言ってたんだ だから白いワイシャツなど探してみたのでした」 ナハハッ っと笑う様子からもアルコールの気配ムンムンです… が ここは抑えて抑えて
「1曲目は何て曲?」 「『キネマの屋根裏』 濱マイクで使われてた曲だよ」 「…濱マイク」 「あれ知らない?ボク結構好きなんだよ前にTVでやってたドラマ」 「永瀬正敏の?」 「そうそう それそれ! あの歌も永瀬くんが歌ってるんだよ」 「ドラマは見たことあるけど あの歌は知らなかった…」 「主題歌じゃなかったっけ?挿入歌だったのかな? うーんボクもよく覚えてないや」 本日の1曲目がカバー曲であることが ここで判明 つか MCで言いなさいよ(苦笑)
「今日はピックなしだったんだね」 「あー忘れてきちゃったんだよ でもボクは家ではピック使わないから 家で弾く雰囲気を再現することにしたんだ」 …言い訳か?(-_-;) いや まぁ抑えて抑えて
彼は終始ご機嫌で 今しがた常連のお客さんからもらったチョコレート菓子を 即行で開封してモグモグしながら私の相手をしてました 話の最中に突然手を差し出されたので何かと思ったら 「美味しいから食べなよ」とそのチョコの欠片を私にもくれました ちょっと面くらいましたが 素直にお礼を言って頂戴しました 本当に美味しかったです ご馳走様○○さん!(←顔見知りの常連さん)
そんな程度で切り上げてきましたかね? 多分話したのはこのくらい 所詮私と彼なんて餃子の皮くらいの薄い関係ですよ でもいいの 美味しい料理の材料にしてもらうのだ
正直なところ MCで言っていた 「ボクこないだここで歌ったとき酔っぱらってまして 何をしたか全然覚えてないんですよね 金払ってるんだから酒飲まないで歌えとか 酒飲みながら歌聴いてる客に言われるんだ でも金はねライブハウスに払ってるんでボクには関係ない!」 という発言はものすごくいただけないものだったと思ったし
最後の最後で歌った『夢をみること』が 感情籠もり過ぎてて苦しかったなんてことも 思ってはいたんですが 本人にうまく伝える自信がなかったので敢えて触れずにおきました
「最後はカバー曲です これはボクの歌じゃないんだけど 昔から良い歌だと思っていて 最近は特にそう感じる気持ちが強くなっていて… 本当良い歌なんだ」
歌いながら泣いてるかと思ったよ 泣いちゃうのかと思った なんか片想いしてる人みたいだった
…でもそんな感想 言えないよねー 本人には(苦笑)
『Singing』POWDER/鈴木祐樹
さすがに眠かったので朝のヒーローは録画にして11時半頃まで寝 15時に新宿で友人と会う約束があったので 昼には起き出して少し腹にものを入れてから身支度を始める 15時 新宿駅ビル「ルミネエスト(旧マイシティ)」の7Fレストランフロアにて3人で待ち合わせ お茶どきだったのでしばらく並んだものの 次の予定には差し障らない程度の時間にはテーブルへ通された
今回はコブクロチケットの受け渡し 先々週愛知の友人から受け取った2枚のうち1枚を今日会う子たちの片方に渡し 私の名義で確保していたチケット3枚のうち2枚を2人の友人にそれぞれ分配 今日会う子の片方が取ってくれたチケット3枚を私ともう1人の子に分配 といった受け渡し&精算 チケットと代金のやりとりをさっさと済ませ お茶とケーキで時間までよもやま話に興じた
今日がサムエルの解散ライブの日だとか 明日で10周年だったんだよとか教えてもらったり 自分が昨日メッセンジャーで聞いた話を少し聞いてもらったり 近況報告的な会話で終始していたかな
私と片方の友人んは5時に高円寺へ移動していたかったので 頃合いを見て店を出た 1人とは駅で別れ この後同行の友人が「チケット引き替えにぴあへ寄りたい」というので駅の裏側へ回って京王デパートの前で発券してもらったのだが これが存外手間取ってしまい 高円寺着の時間がライブ開始のギリギリになってしまった のんびりお茶などしていた手前 大いに焦る2人
高円寺駅着からハコまでダッシュ 予報では降らないといっていた雨が降り出してきたので 更に嫌な状態になる 一体なんだというのかコンチキショー!! それでも必死に走った甲斐があり 何とかスタートには間に合った 息を切らしてドリンクカウンターへ行き着いたら 子連れで来ていた久々のお友達に会い 一気に気分が回復 うあー本物のコムちゃんだ〜v かわうい!!(ムギュー!)
そうこうしているうちにライブが始まるようだったので フロアの真ん中へ移動した
------------------------- 一身上の都合により文体変更 -------------------------
本日のライブはこれまた久々のハリマオでした 2005年の秋以来だったから 1年振りくらいだったんでしょうか? その間 Dr.の川上さんがお店を開いたり Vo.の夢立さんが引越したり結婚したり 他にも色々あったのかも知れませんが一介の聴衆に過ぎない自分には把握し切れず まま 今こうして再びステージに立って元気な姿を見せてくれているだけで充分ですわい
久々だっただけに新曲が2曲?ありました 2曲目の方はものすごくロックでキャッチーな印象だったので こういう曲もつくるんだ〜って気分で聴いてました 曲名聞くの忘れたけど なんていうんだろうか(^^;)ゞ 季節的に無理だろうと思ってましたが『アツさのせい』が聴きたかったナ でもやっぱ無理でした(苦笑)というか年齢的にもキツイのかなぁ?と最近思う チラッと思う 実際どうなんでしょうか先生方 あ 『セクシーチョコレート』と『サハラ』も好きです 聴けて嬉しかった♪
終演後はお決まりのコースで打ち上げに突入です 毎回打ち上げの時間をたくさん取るため?にトップバッターでステージに立つハリマオさんたちですが 今回5時開場5時半開演と いつにも増して早い出番だったので 常連さんで時間間違えちゃった人がいた 着いたらもう終わってたらしいよ… 鎌倉の方から来たのに空振りで気の毒でしたが 打ち上げには参加してました せめて宴の場を満喫して帰ってくれろ(苦笑)
座った席は我々友達面子と子連れ夫婦と夢奥様 基本的にSBのライブで知り合った「客同士」の関係です が あの時と立場も状態も変わってないのは我々だけですなー あっははー(苦笑)orz 隣のテーブルがバンドマン集会で 私の隣にハーミッツのアズマンくん その向かいにグルタミンの豪さん 彼の隣が春山さんで その向かいがザ・レストランギャングの太郎さん お誕生日席に夢立さん といった錚々たるメンバー! 個人的には視界に入る位置に春山さんがいることがラッキーな配置でした♪ ストーカー紙一重と自覚しつつ それでも目や耳が追ってしまう隣の会話(苦笑)
こっちはこっちの話で盛り上がりながら 目の端にとらえた光景にふと注目 いつの間にやらお膝に女の子(友人のお子さん)抱っこのあの方が甲斐甲斐しく彼女の面倒をみているフレームで 私が集中していたのは左の薬指
「ありゃ 何かそれらしい指輪してるね」 と隣に並んでいた友人たちに耳打ちしたら 言われて気づいたように「ホントだ」と相槌を返してきました うん まー 彼女さんいるの知ってたからね でも今更指輪ってのはアレな感じかな〜(苦笑)と推し量る数秒間 雰囲気じゃないから訊かなかったけど 普段してるシルバーリングなんかとは明らかに種類の違う輪っかだったので 大体の察しはついたよね(^^;)
そんなこんなで近くにいながらバラバラな会話の中にいた時間が過ぎ 翌日の仕事に備えてもう帰ると言って席を立った彼に向かって 席替えして来ていた川上さんが 「おうまたな!奥さんにヨロシク!」 と大手を振って見送ったので 即座に反応 もしかしてこれはチャンス?!と思ったので 川上さんに席を取られてこっちのテーブルに来ていた夢立さんに 「彼 結婚してたの?」 と爽やか気(自己演出)に尋ねてみたら 途端にものすごーく言いづらそうな顔で「え?ああ… うん」と返されてしまいました(苦笑)
ヤー 夢立さん私が彼のこと好き好き言ってたのを知ってたから気を遣ってくれてたんだと思いますが 好きの種類違うから大丈夫ですよー(^^;)と思わず言いたくなるような 気まずい空気を一気に出してました 手近にいたから訊いちゃったけど 悪いことしたかなぁ でも訊きついでだと思って更に間髪入れず 「夢立さんたちとどっちが先?」と切り返したら 「あ? 向こう向こう」と返答がきて これにはちょっと驚きました
ええーと 夢立さんたちがGWにご結婚だったので それより前ってことはもう1年経っちゃうくらいってことかな? 少なくとも半年は経ってるね おおー長らく会ってなかったとはいえ 全く気づきませんでした つか そんなもん本人が発表しなきゃ誰も判りゃせんでしょうが
そう考えるとグルタミンてかなりオープンだったよなぁ〜 奥さんも彼女も子供も結婚も なんかリアルタイムで教えてもらっていたわ 特に出産や結婚はそのまま直で「おめでとう」が言えたから恵まれていたなと思います その後どさくさ紛れに新婚旅行のお土産までもらっちゃったもんね!(笑) でも 今みたいに半年以上前のこと聞いても何て言ったらいいかコメントに困るじゃん(苦笑) そんな訳だったので何の声かけもできぬまま ただ事実を他聞してきた結果になりました その後 隣にいたアズマンくんの発言により奥様がB型だなんてことも聞いてしまい 聞こうとしていたわけじゃなかっただけに微妙な気分になりました
何でかな 知りたい本当のことは 何も知らないままなのにねー(苦笑)
18時半に入って座敷を借り切っていたので「そろそろお時間です」と声かけられたのが21時頃 いつもなら全然宵の口な時間なんですが 私は今夜も自宅でお仕事しなければいけなかったので 店員の呼び声を期にお暇することにしました 友人たちは残るかな?と思いましたが 雨降って来ちゃったし 日曜だから明日は普通にお仕事デーなので 友人2人と一緒に店を出ることになりました 座敷でバイバイして出てきたら 玄関には別の人たちをお見送りしていたハリマオメンバー(BサンダーさんとG石橋さん)と夢奥様がいらして 我々もしっかりお見送りしてもらっちゃったのでした えへへー
外へ出たら結構寒く薄着だった私は閉口… 7分袖のチャイナ1枚着ただけだったので電車に乗っている間は良かったにしても 地元の駅から家までがブルブル… 高円寺からは上りで一旦新宿に出て帰ったのでずっと屋根の下移動で傘いらず 地元に着いたら微妙な降りだったため傘ではなくタオルを買い頭からかぶって自転車で疾走して帰りました! やっぱり冷えた!サムー!!
帰宅後 明日の入稿に備えてデータを整理 今夜はそれほど遅くならずに床に就けました というかもう さすがに夜更かしは限界だよ(苦笑)
『真実の囁き』1996年/アメリカ
午前中から作業再開 上巻分の戻し待ちをしながら下巻の作業にとりかかる 全体の文末にCDの取扱いに関する文章を打ち込んで レイアウトを調整 昼過ぎには一段落したので これも先方へ送信して一息入れることにした
今日明日で妹の学校が文化祭を催している 彼女は今朝普通の時間に登校して行った 出店の係が15時までで 終わったら自由に帰って良いそうなので 母と2人14時頃着くように行って出店やフリマをひやかしてから 妹をピック後作品展示の見学をしよう と算段をつけていた 予定していた作業時間が少し押してしまったので 実際に学校へ到着したのは14時半くらいだったが まま予定通りの動きをすることができた
デザインや工作の展示を見るのはやっぱり楽しい プロとは違う学生特有の粗さや甘さや生産性を無視した突飛な作品ばかりが並んでいる でも それが面白いと思う部分なんだな プロの作品を見るときは仕事の美しさやプロットの手堅さに感心するものだが 学生のうちにしか作れない冒険のような制作物を見るのに 損得勘定なんぞしていては始まらない 辛口なツッコミは入れつつも内心かなり面白がっている 制作系の学園祭はそこが楽しいんだ
見ていてふと 母校の学園祭の日取りを気にしてみた まだであれば 見に行ってみようかな…
作品展示を見学の途中 妹のクラスの教室を横切り隣接した実習室で 先ほどまで行っていたらしき「手作り飛行機」なる企画の後片づけをしている壮年男性の姿があった この部屋にいるのだし風貌からもこの学校の先生であることは容易に想像ができた きっと妹は何らかの授業でお世話になっているだろう 「先生?」と妹に尋ねようとしたら横にいた母の方が声高らかに「あらコンニチハ先生!」と挨拶をした その様子からも彼らが顔見知りであることがわかった
実は母は夏頃からここで開かれている「漆の教室」に通っているのだ 今我々の前で軽く笑みを浮かべて挨拶を返しているこの人こそが 母に漆細工の手ほどきをしてくださっている先生様というわけだ 当然妹は通常の授業でお世話になっているので 初対面は私一人
「いつも娘ともどもお世話になってます〜 あ これも娘です」 と紹介され 若干苦笑いでご挨拶 「娘さんがお2人とはいいですねー」 穏やかそうな雰囲気の紳士然とした人物で 一言二言交わしただけで“好き系”の人だと判断 妹が話す先生たちの様子でも 彼に対する否定的な意見は聞いていなかったこともあり その場では好感が持てた 当たり障りのない挨拶をして 展示の見学に戻る
学園内をぐるりと一回りしてから3人で帰ることにする
出店で何か食べるつもりだったので 午前中は作業に没頭していたこともあり大したものを口にしていなかった私だったが 母と一緒にいると やれ高いだの家で作ったらもっと美味しいだのと言い出して「でも食べたいなら買えば?」的な態度でいるので 正直何かを買って食べ歩くような雰囲気ではなく… 結果4時半を回るまでろくな物を食べていない状態に追いやられていた まー そんな極端にお腹が減っていたわけでもないので 無理矢理食べることもないと思い歩き回っていたのだが さすがに夕方にもなれば腹の虫が騒ぎ出すというもの 妹は妹で出店でホットケーキを作っていたにも関わらず 作るばかりで自分では少しも食べることがなかったのだそう 母とて昼を控えてこの学祭に来ているのだから それなりにお腹は減っているはずだ 「何か食べて帰ろうよ」という私の提案に反対する者はなかった というか2人とも帰りに何を食べるか楽しみにしていた風だったので 私の提案などなくともどこぞへか寄っていたんだろう まぁ結果オーライだな
妹のリクエストで食べるものが寿司に決定 私がいるので自動的に回転寿司を目指すことになった(←刺身&ワサビ苦手) 行きつけ?の店に行くはずが途中で違う道に入ってしまい途端に3人揃って「「「あ!」」」っと声を上げた これはいつも自宅へ帰るときに曲がる角だ 「あらら〜ゴメンゴメン いつものクセで曲がっちゃった!」と母 少し先で道を変えて元のルートに戻るとそのまま店へ向かった
5時ちょっと前 食事時に行くといつも順番を待つ店だが さすがにこんな半端な時間には混雑しておらず すんなりテーブルへ通された 4本あるレーンは1本が使われておらず 我々が通されたレーンも1本丸々ではなく半ばくらいで折り返すようにコンベアを弁で間仕切り 回転する部分を短く起動させていた 「へえ〜あんな風にも回せるんだ」初めて見る光景にちょっと感心
勝手知ったる何とやらで 回っていないネタをインタホンで注文 どんどん注文 私はサビ抜きを注文 ひたすら注文 そのうち回る皿の密度が増してきたな?と思ったら いつの間にかレーンは全面開放され 我々が席を立つ頃には使われていなかったレーンにも客が通され始めた 時間は18時を過ぎた頃 かっこうの“夕飯時”というわけだ
今日の流れからすれば今の食事は我々にとって“遅いランチ”であったのだが もうこのあと夕飯を食べることもないだろうと思い 満腹になるまでしっかりガッツリ食べてきたので 本家へは寄らず自宅へ送ってもらうことになった 駐車場から車に乗り込む我々
寿司屋から自宅までは1本道 途中で街道を左に反れて小道に入るが それは最後の十数メートルにしかならない 本家はその少し手前で右折する 我々を乗せた車はその1本道を快適に走行し そのうち右隣へと斜線変更をした
…あれ?
と思う間に対向車の切れ目を見計らって右折 車は本家の前にある駐車場を目指していた
「…おかん」 「あ!またやっちゃった!!」
見事なまでの帰巣本能というべきなのか それとも記憶能力や注意力の老… ゴホリ-3 いずれにせよ 1日のうちに2度 それも数時間の間に似たようなミス?をしていることに 少なからず不安を感じた
自宅に送られなかったこと自体は大したことじゃない 歩いて数分の近さなのだから足を使えば済むことだ が 気になったのはどちらも母が自分で提案した行動予定であったことと 気づくまでに間があったこと 些細なことではあるが 毎日四六時中一緒にいるわけではない我々にとって 目に見える父母の“衰え”は焦燥を煽るものなのだ
人間年を取れば全ての部分において衰えはやってくる それは頭では充分理解していることだが 実際に目の当たりにしたときに現実を認識するのは その“頭”とは違う器官だ 幼い頃から見上げてきた存在 我が身を守ってくれていた存在が その立場を逆転しようとしている 元気で健康で若々しかった姿は年月を経て影を背負い皺を刻み それでも尚私の目の前で気丈に立っている いずれ必ずやってくる“その日”を想像すると 涙が出そうだ
両親の住む目と鼻の先での暮らしを「いざというときに頼れる距離」と甘く考えていた我々だったが「いざというときに駆けつけられる距離」に認識が変わり始めている “離れることの不安”が別の意味を持つようになってきた
姉妹間ではそんな話をすることがあるものの 本人たちに言うことはなく 一番近くにいて頼りにしたいはずの人間が 一番遠い場所で安穏と余所を向いている
窓の外の風景に見とれるのも結構だが 自分の家の火事に気づかず焼け死ぬことのないように
たまには家ん中を振り返れ馬鹿野郎
帰宅したら大量のFAXが届いていた 昼までに送った冊子の戻しだ 途中で詰まっているようだったので たまった用紙を取り除きリスタンバイさせてから 先方に連絡してつづきを送ってもらうようお願いした 取り敢えず届いている分から修正開始 その作業中に残りのFAXと 切り絵作家の画像スキャンがメールで届いた
16ページある中の2〜15ページはモノクロ1色で文字のみの構成 1・16ページは俗に言う表紙・裏表紙なのでフルカラーで写真が入る 表紙は切り絵作家の作品がメインなので私がするのはその絵の配置程度 裏はその絵の雰囲気に合わせた配色の中で演奏者の写真とプロフィールをレイアウトする
文字ページの修正と表紙・裏表紙 それからケースの裏面(背表紙含む)になる「トレイ」のレイアウトをして まとめて先方に送信したのが日付変更の数分前だった
21時から『踊る〜』のスピンオフ第2弾『容疑者 室井慎次』があったので それが見られるようだったらいいなぁと思っていたが 全然無理だった… 自動的に来週放映される『容疑者〜』のスピンオフ『弁護士 灰島秀樹』は元ストーリーを知らずに見ても面白くないと判断し スルー決定 録画しても多分見ないと思うし わざわざDVD借りて来てまで気になる作品でもないので(ヒドイ)再びTV放映されるか 友人からDVDが借りられるようなことがあれば 見てみてもいいかな と自己完結
作業中からメッセンジャを繋げていたら 終わった頃に話しかけられ タラタラつづけてしまうこと数時間 翌日休みなのをいいことにまたぞろ6時過ぎまで話し込んでしまった 今回はちょっとヘビィなこととかも聞いてしまって 少なからず考えてしまう部分があり ちょっとナーバスになった 起き続けてヒーローを見ても良かったが 午後人と会う約束があったし 夜は久々バンドのライブが控えていたので 大人しく休んでおこうと判断 ライブから帰ったらまた戻しが来ているだろうしね…(苦笑) ビデオ録画の予約を入れてから就寝
『家族八景』1986年/日本
CD盤面早々に微修正指示あり すぐに直して先方へ確認 本職はニュースレターの大量印刷のつづきでプリンタフル回転 どうかそのまま好調を保ってくれたまえ 盤面校了が出たので入稿用にデータを整えて印刷所へ送信 同じデータをCDに焼いて紙焼き見本を同封の上こちらも印刷所へ送付 とりあえず「CD盤面レイアウト」は手を離れた
ハウスメーカー用ニュースレター第一弾を先方に送付 この案件は送り先がいくつかあることと枚数が多いことが理由で できたものから順にサッサと送り出してしまうようになっている このあと更にA3のレターを2ツ折り+3ツ折りの計6折りして専用の封筒に封入し顧客に宛てて郵送するという手間が残っているので 手元に届くのは早い方が先方もありがたいのだ 当然のことながらそんな折りの作業はうちでは請け負わない 根本的に人手がないし今の時点で結構面倒なことさせられてるのに これ以上やってられるか!って話
とりあえず今日はそれほど残業することなく退社 帰宅後は「CD冊子」のレイアウト作業を進める予定だ
が
21時からTV放映されていた『逃亡者 木島丈一郎』にひっかかり まんまと最後まで見てしまう 人気ドラマ『踊る大捜査線』のスピンオフ映画『交渉人 真下正義』の さらにスピンオフドラマだ 以前に一度TV放映され『交渉人〜』のDVDボックスには特典DVDとして付随している 私は去年それを友人宅で見せてもらっていた つまり見たことのある2時間ドラマなのだ なのに なのに…
き じ や ん カ ワ ユ ス ! orz
寺島進自体も好きなんだけれども 木島丈一郎ってキャラクターがいちいちキュートでツボを刺激してきやがるんだ! 特に今みたいな仕事が立て込んでて精神的にもソワソワしつづけているときに あのキャラは癒し以外の何ものでもなかった 「こんなん見てる場合じゃない!汗」と思いつつ やめられなかった心の渇きを 許してくれ…
という訳で 夜中少々遅くまでかかって作業を続行 この冊子の入稿は23日(月)なので結果的に明日明後日は作業のために使うことになる ちなみに日曜の夜は1年以上ぶりのハリマオライブ これだけは何が何でもハズせないので 他の時間に根を詰めるしかない とにかく それにさえ行ければ他は何とでも…
作業の内容は主にルビふりと文字詰め調整と改行整理といったところ 先方から指示されている単語に小さな文字で読み仮名をいれていく 句読点や括弧が文頭に来ないようスペーシング 見た目に不自然な改行箇所がないかをチェック ついでに誤字脱字にも気づいたら修正を入れる 以上が私の仕事 原稿の内容自体は先方から送られてきたテキストをダダ流しにしているものなので私のタイプミスだとかは心配無用だけれど 明らかにおかしな文字が打ち込まれいたり漢字変換が変なものには手を加えた
とりあえず日付が変わった頃合いに上巻分が終わったので そこまでを送信して今夜は終了
『刑事(デカ)まつり』2003年/日本
ハウスメーカー用ニュースレターが校了したので印刷開始 平行して自動車メーカーの原稿レイアウトを仕上げ 先方へ送信 似顔絵に取りかかるころには打ち合わせへ出掛ける時刻になってしまっていたので 営業さんには悪いが今日の外出はパスすることにした つか マジ終わんねーよ!
業務中にCD盤面の戻し指示がメールにて届く それほど大幅な修正はなかったので帰ってから少し作業すれば良いと判断 メールを自宅に転送してその場は終了 帰宅後 修正・微調整をし送信 同じものを会社にも送っておいて 明日最終の返事が来たら会社で修正してそのまま入稿(送信&CD送付)の予定
『ハード・ラン/栄光への疾走』1989年/アメリカ
2006年10月18日(水) |
WORKING TRASH |
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本職の方の進み具合 月曜にハウスメーカー用のニュースレター原稿(A3モノクロ両面)を先方に送信していて返事待ち 先方の企業は“火・水 休業”のため この案件は明日まで不動 次いで自動車メーカーの方のニュースレターが昨日で中身の原稿を揃えてきたので 今日からこちらでレイアウトを開始 ここは新規の似顔絵を13人分描く作業も同時進行なのでちょっとボリュームがあってキツイ でも明日にはハウスメーカーの戻りが来てしまうので それまでに先方へレイアウト出ししなきゃスケジュールが狂ってくるので少し急ぎめに作業を進める
副業の方の進み具合 昨夜送った第一稿の戻しがあるまでは待機 丁度良いので今日は本職の方を集中してやっつけることにして ちょっと残業
明日はハウスメーカーの某支店までニュースレターとは別件の打ち合わせに「できれば参加して欲しい」と言われていたが ちょっと似顔絵が終わらなさそうな気配だったので断る方向で考え始める とりあえず明日当日の様子で決めることにしよう
帰宅後 CDの返事が来ていないことだけは確認して 就寝
『ワーキング・ガーイ/WORKING TRASH』1990年/アメリカ
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