カタルシス
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2006年10月31日(火)  けむる迷いの森をぬけて 

今日で10月もお終いです =ハロウィンなわけですが 何もできませんでした…
いや 仮装するとか菓子をバラまくとかパーティに行くとかではなくて イラストの1つでも描いてサイトにUPできたらイイナーとか 薄ら思っていたんですが 今月はとてもそんな余裕がありませんでした ガクリ↓
ハロウィンて一応アイルランド発祥の習慣なので 処刑人スキーの間ではちょっぴり気にされてるイベントなのです うん でもそれだけの話なんでね 無理はしようとか全然思ってなかったし(苦笑)つか できないし

本日は武道館でコブクロがライブの日でした 今日明日と一週間後の1回で「武道館3Days」です ことごとく平日です そして全席指定とはいえ開演が18:30です 私定時が18時なので… 職場が春日で九段下は目と鼻の先であるというのに この時間だとかなりギリギリです 定時にオフィスを飛び出して間に合うかどうか 実に微妙です

今回 一人1公演しか申し込みできなかったんですが 手分けして3回分ともチケット確保しています とりあえず3回行けるので 仕事を早引けるほどのこともなかろうと 3回とも定時まで仕事してから飛び出すことにしました そして今日がその1回目だったわけですが

見事に15分オーバー…

職場を出た時間がですが 開演まであと15分て 飯田橋の駅着いたらタイムアップですもん バス停までだって10分弱かかるし 電車やバスではもう間に合わないことが予想できました
今日は3回中で一番ステージに近いアリーナ席だったし 自分的にも「初回」なので遅刻はしたくなったんですよね… なので仕方なくタクシーを掴まえて「近くて申し訳ないんですが武道館までお願いします 時間さしせまっているので急いでもらえると助かります」と言いながら乗り込んだら「コンサート?半からですか? 大丈夫 大丈夫 5・6分で着きますよ」とハリキる素振りで車を走らせる運転手さん 時間がなくてソワソワしてましたがおかげで和みました(笑)気の良い人でヨカッタ
武道館は車両で敷地内まで入ろうとすると制限が厳しいらしいので 九段下の交差点の辺りで降ろしてもらいそこからは徒歩(走ったけど)で門をくぐりました 端からあんな人混みの中をタクシーで乗り付けようとは思っていなかったので ここでの疾走は想定内です

入口手前にグッズや関連商品(CDやDVD)の売り場があったので グッズをスルーして商品部の方に立ち寄りました 実は先日発売されたベスト盤まだ買っておりませんで グズグズしていたら街では「初回限定盤」が完売している店ばかりになってしまっていたのでした
初回限定盤だと秘蔵映像の入ったDVDがついてるんス ベストだからシングルほとんど持ってる自分としてはさ 今更な〜…という内容ななので もし買うんだとしたら特典ついてナンボばなわけですよ サッサと買わなかった自分が悪いんですが 今や押しも押されぬメジャーデュオなんだって認識が甘いようで いい加減自覚しなくては

「ベストの初回盤てありますか?」
「あ すみませんもう完売してしまいました」
「明日にはあったりしますか?」
「多分ないです…」

あら残念 最後の頼みのツナでしたが ライブ会場でも手に入らないってことは どこぞの寂れた店舗にでも残った盤を探し出すか 中古に出回るのを待つくらいでしょうか? 人気者だと“中古”という選択肢があるからチャンスがなくもないよね 今までにはありえない選択肢だったんですけども(苦笑) いずれにせよ今は断念です

アリーナ専用の入口に向かい カメラチェックを受けたらいざ中へ 今日の席はアリーナ中央よりやや右寄りの後ろから何列目かの席 結構後ろです オペラグラスは持って来ていたので距離の心配はなかったのですが 目の前の人たちがみな上背のある人ばかりで さすがにこれには失笑するしかありませんでした
そう身長が高くない私はともかく 後からやってきた背の高い友人さえも「うわ前見えない…」と言っていたので 折角のアリーナでしたが 近距離での視界は望めそうがありません まぁ 勾配ないから仕方ないよね(苦笑)最近諦めモードに切り替わるのが早くなりました 色んなことにムキになることが疲れる年頃になってしまったようです 大人っちゃ大人だけど 自分がちょっと枯れた気になるね

実際バンドのメンバーが登場してみても やはり視界はほぼ0状態だったので 無理はしないで時折人の頭の隙間から見え隠れする小渕くんと黒田くんを確認しながら “多分この辺にいるんだろうな”的感覚で出だしの数曲を聴くのでありました

「ではまぁ後が長いんでね どうぞお座りください」
彼ら恒例の一言で 場内がホッとしたように着座します イスに座れば取り敢えずフロントの2人の姿はちゃんと見ることができました バックメンバーは位置によって見えたり見えなかったり この際後ろまで求めるのは贅沢ってもんでしょう
座りからバラード目の曲が数曲つづきます

と なんだかステージの様子に違和感が 程なくして小渕くん
「リオさんちょっと具合悪くなっちゃったみたいなんで 少しお話しましょうか」

リオさんてのは彼らのバンドでキーボード&ピアノを担当しているサポートメンバーで ライブではバンマスを担う重要なポストのナイスガイです スラリとした長身と柔らかそうな物腰が印象的な人

慌ててステージの奥に目をやると スタッフに付き添われて裾へ引けて行くリオさんの姿がチラっとだけ見えました りゃりゃりゃ バンマス抜きはちょっとキツイなぁ・・・
それでも「話」でそれなりに間を持たせてしまうコブクロはお見事でした ただ いつもの「つい調子に乗って喋り過ぎた」というのとは違い 意識的に時間を稼ごうとしている必死感みたいなものが伝わってくるので 話は面白いんだけど 早いところリオさんに帰ってきてもらいたいなぁと思ってました 早く戻って彼らを安心させてあげとくれよ・。

そんなMC最中に『桜』の話が出まして
コブクロさん去年の紅白に『桜』という曲で出場しているんですが リードボーカルの黒田くん そのハレの舞台で堂々と歌詞を間違えてしまいまして(苦笑) 紅白って画面の下に歌詞がテロップで出てしまうじゃないですか 年末の大御所番組の中で歌詞をミスったのが全国放送されてしまったわけですよ 本人はそりゃまーヘコんだらしいです
そしてその苦い経験がトラウマにでもなってしまったのか 以後『桜』の歌詞をミスることが多くなってしまった黒田くん 今日も既に『桜』を歌ったあとだったんですが またもしくじっておりまして(^^;) それでこの余った時間のMCの最中に

「あんな こんなときにナンなんやけれども リベンジさしてもらえへんかな」

と言い出しました 突然の提案に相方の小渕くんは面食らった様子でしたが 場内は途端に拍手の渦 スタッフも手早くギターを運んで来ます

こうして 武道館でアコギ1本の『桜』が熱唱されました

本番度胸のある黒田くん 今回はキッチリしっかり間違わずに歌い切り 1万を越す観客から絶賛の拍手喝采を受けていました 私は隣に立つ小渕くんを見ていて「何か泣きそうな雰囲気漂わせてるな〜(^^;)」と思っていたら 泣く前に自分から「黒田があんなこと言い出すなんてボク感動で泣きそうやったわ!」と笑いネタにすり替えてた(笑)ああ言わなきゃホントに泣いてたでしょキミ

そんなひと波乱をはさみつつ リオさんが万全でないなりにも一応復活してくれたので つづくプログラムを再開させました 初っ端歌ったのがピアノ伴奏での歌い上げだったので「こりゃリオさんなしじゃ無理だったわな・・・」と苦笑い その後もリオさんはコッソリ抜けちゃったり 演奏中にも辛そうな顔を見せていたりして 終始我々のハラハラは消えないままでしたが ライブそのものは充実していて 見事なバンマス仕事をしていたと思います

それらの一件があった所為か全てのプログラムが終了したのは22時近くでした 18時半が開演で多少の押しがあったにしても10分程度 3時間半弱? ああ やはりコブクロは長いのう〜(遠い目)

帰りに友人とゴハンを食べて解散
明日もあるので割とサラサラっとね

『Overflow』コブクロ

 


2006年10月30日(月)  最後のアドレス 

ハウスメーカーの印刷&発送が完了したので 次は自動車メーカーの「印刷→ 包装→ 梱包→ 発送」作業を開始 これが終わったら今度は輸入インテリア雑貨の店のニュースレター ううーん しばらくはプリンタ占領状態ダネ(苦笑)

作業の隙をみてはメールアドレスの取得先を検索
もう今後は極力今回のような面倒が起きないよう できるだけ大手サービスを利用しようと思い 真っ先に思い浮かんだHotmailを週末に登録してみた
しかし 案の定自宅のMacからはWeb利用がままならない状態で POPでの使用も今はできなくなっているらしい 以前は「○○@hotomail.com」だったドメインも 今から登録すると「○○@hotomail.co.jp」にしかできない できれば「○○@▲▲.com」とか「○○@▲▲.net」「○○@▲▲.jp」くらいの短いものが理想なんだけど…
とりあえずWEBでのアクセスを諦めて自宅PCでメーラー設定をしてみた メーラーはOutlookを使っているので 受送信できるハズと設定してみたものの 何故か送信はできるのに受信ができない ハテ?何の設定が違っているんだろう?? それに各アドレスごとに勝手にフォルダができてしまうので 今までのようにそれぞれのアドレス宛てに届いたメールを一度に1つの画面で確認することができず 思わず舌打ちをする

…Microsoft 使えねぇ(怒)

これでは設定がうまくいっても後々の使い勝手が良くないなと 一旦Hotmailの設定を中断させて 他の提供元を探すことにしたのだった

あと大手といったらYahoo!が筆頭だと思うのだが 「@yahoo.co.jp」は個人的な好みの問題で外使用はしたくない だってYahoo!ってバレバレ過ぎてカッコ悪いじゃん!(そんな問題かよ)でも既にオークション利用の登録時に「@yahoo.co.jp」で使えるアドレスを1つ持っているので 今まで死にアドになっていたそれを 今回使えなくなるアドレスのうちの1つとのすげ替えに利用することにした WEBでもPOPでも問題なく設定できてる部分では MSNより評価するよ うん

それから 裏管理しているHP用の有料サービスで1つアドレスがPOPで使えるので これも自宅PCでPOP使用 これは以前から設定してあったのだけれども なんの登録にも使っていなくて 完全クローズドなアドレスだからスパムも届かないし 設定だけして半分死にアドみたいなもんだったのを 映画関係のメールマガジン用に設定 こちらもあまり対外使用はしないアドレスとしたい

あと確保したいのは 映画友達用と通常使用用
プロバイダーのアドレスはどうしてもそれじゃないとき以外は外出ししないので 基本使用に使う「盾」アドレスはどうしても必須だった ちなみに今まではその役を「○○@milk.freemail.ne.jp」に担ってもらっていたので 自然こいつで登録したサービスの数がかなりある 変更作業が結構面倒くさそうで気が滅入りそうだ はあぁぁ・。

そんな訳で メインと映画友用のアドレスを確保すべく 「無料」で「POPとWEBで使用可能」なアドレス提供元を検索・検索・検索 ドメインの種類や使用可能容量などを見比べて時間を費やしていたら ふと目にとまったところがあった

容量:無制限/POP:可・WEB:可/ドメイン:〜@gmail.com

「ジーメール?」
聞かない名だけど 随分条件がいいな… 詳細を確認するためにアクセスしてみたら Googleが提供するサービスだった



び・・・ ビンゴ!!



Googleなら世界規模で安定してるから生半可なことじゃ消える心配ないし 自分も普段から好意的利用しているサービスだし 何よりも「@gmail.com」というシンプルなドメインがイイ!! そんな訳で突然真面目になって詳細を読み込んで 自分の要望ポイントをクリアしていることを確認したら 即行でアカウント登録!
実際の詳細↓───────────────────
料金: 無料
保存容量: 2,500 MB
言語: メールの送信と閲覧はほとんどの言語で行えます
自動転送と POP3 アクセス (無料)
迷惑メール フィルタ機能
─────────────────────────


設定できるアカウントは 記号がアンダーバーしか使えないのと 英数6文字以上という表記制限があったので 以前メイン使用していたものと同じアカウントが設定できなかったけれど 映画友用は幸いにも以前と同じアカウントで登録することができた♪ 取り敢えずそこだけでも押さえられれば御の字かな

早速職場でWEBでの受送信を確認 問題なし!
自宅でPOP設定をして こちらも確認問題なし!
実にスムーズで予は満足じゃv

ビバGoogle!! (≧∀≦)b☆

サービスの登録関係が落ち着き次第 リアル友達の皆さんへお知らせメールを送信の予定〜
 

『最後のアドレス』1969年/フランス

 


2006年10月29日(日)  学生街の喫茶店 

午後から母校の文化祭に行って来ました
先日の妹の学祭に触発されて唐突に行く気になったものだから 前日になって同級生何人かに声かけてみたけれど 付き合ってくれたのは2人だけでした いやは〜2人掴まっただけでもラッキーだったよねぇ〜 でも全然“久しぶりな面子”ではないんだな 未だにいつも遊んでいる仲間内です(苦笑)

学校は普通科じゃないので まだ自分らが習った実習の先生が数人残ってらして未だ現役でご活躍中です 本当はもういなくなってるハズの先生方にも会えました 皆さんこの学校がお好きなようです(笑)

卒業後も毎年この学祭には足を運んでいた私でしたが ここ最近は展示作品の見栄えがしなくなってきてたので 正直足が遠のいておりまして 何かパワーが足りないっていうか うちの科(デザイン科)よりも今はグラフィック・アーツ科の時代なんだな〜って感じなんだ 見ててつまらないんだもんD科 G科の方が見応えあるなんてD科OGとしては内心悔しいわけですよ & 後輩たちの見せる“無難な雰囲気”というやつが 失望感を煽るというか… とにかく何つーか つまらんのだ 見てつまらんものは見たくない

それでも来年は創立100年目に当たるので 諦めずにまた来てみようと思います
腐っても工芸魂なのです

⇒●都立工芸高等学校


「学祭をに行く」という表の名目がクリアされたので 裏でありながら真の名目でもある「飲み」に突入です!(おい)
水道橋を4時半頃に出されてしまったので JRで新宿まで移動し 以前から気になっていた「つくねと手まり寿司の店」と銘打たれ居酒屋?に行ってみることにしました
今流行りの「個室」型なんですが 店の名前にもなっている手毬型の個室があるのですよここ その個室が気になっていて ノリの良いところを見繕って挑戦してみようと前々から目論んでいたのです 今日は人数的にも手頃だったし ノリの面では申し分のない面子☆

さあさ いざゆかん手毬の中へ〜♪(笑)

⇒●個室風流 七色てまり

お冠にもあるように「つくね」と「手まり寿司」がメニューの売りのようでした あとはお酒の揃いが良くて特に梅酒は60種類という驚くべき数の多さ 60種類全部が梅酒です どんだけ違いがあるのか試してみたくなっちゃうじゃんね!

そしてその術中にハマった友人 約1名…

私も最初の1杯は梅酒にしたんですが 梅酒って甘いけど結構強いじゃないですか 口当たりの良さにつられて1杯目を空けたらそれだけでユアンユアンしてきたので 次のグラスからはソフトドリンクに切り替えてしまいました とてもじゃないが60種類を制覇なんてできる訳がない(端からそんな気もなかったけど) ハマった友人は3・4杯飲んでいたでしょうか?頼む毎に「ちゃんと味が違う!」とご満悦でした 美味しい酒を飲んでくれているようで私も嬉しいサー

その他のメニューもいろいろ頼んでいた訳ですが 価格帯は「中の上」くらい 特別高いわけではないですが決してお安くない設定で ボリュームはなんともお上品 摺り合わせると「ちょっとお高め」になる感じですが お味は悪くなかったです 特につくねは美味だったv

5時に入って2時間半 散々飲み食いをし シメにしっかりデザートも食べてから退店 そのまま帰るにはまだ早い時間だったので 近くの喫茶店でお茶だけ注文で更に2時間 その話の中で友人ら2人ともが掲載されているイラスト専門の雑誌が今発売中だというので 初耳だった私は「そういうことは早く言えヨ!」とそこから書店へレッツラゴー
もう21時半を回っていましたがルミネエスト内の有隣堂なら22時までやっていると思って 2人に売り場の案内をさせながら問題の雑誌を探すも見あたらず 時間が差し迫って来た頃友人たちが「Toolsにならあるよ!」と1フロア下にある画材店の名を挙げたので 急いでエスカレーターを降りようとしたら既に閉鎖 エレベーターの前には警備員が配置されていたので フロアを降りることはできてもエレベーターから途中の階へ降りることができなさそうな雰囲気でした

しまった! でも ここまで来て諦めるのは癪に障る!

ふと階段の入口に気が付いたので気配をうかがうと こちらはまだ閉鎖されていない様子です 「ここ降りられそうだよ!」と2人を尻目に階段をタカタカと降下 下のフロアに入ってしまえば 残っている客に紛れて動きが取れると思っていたので 行動は迅速でしたよ
「ときどき驚くような速さで動くよね」と誰かに言われたことを チラっと思い出しました

運良く誰にも見咎められず画材屋に入り込めたので 2人に本の在処を教えてもらい 中身も見ずにレジへ持って行きました 会計を済ませたら何事もなかったような顔をして エレベーターの前に並びます 警備員の視線だってもう気にならないサー

⇒●雑誌SS(スモール・エス)

エレベーターに乗ってB1Fまで JRの改札がある階なので 友人たちはここから電車に乗ってお帰りです 私は彼女らを見送ってから私鉄の駅へ向かいました

美味しいもので満腹だし 親しい友人たちと散々喋って笑ったし 友人らのイラストが掲載されている雑誌も無事買えて ホンワカ良い気分の帰路でした ウッフリv(若干・酔)

『学生街の喫茶店』ガロ

 


2006年10月28日(土)  長い散歩 

午前中から出かけてダーバンのお得意様セールをひやかして来ました
ここ数回都合が合わなくて行けてなかったんですが リストから抹消されては嫌なので適度に通うことを心がけ 実行

基本的にバーゲンとか苦手なんですが ここのセールは紳士ブランドがメインなので婦人モノがそんなに多くありません なので他ほど混まないし品数が少ないので吟味しやすいし 欲しいものがなきゃサクッと退散できるので時間と財布にやさしいのです(笑)

必要な物があるときはセールなんかアテにしないし「無理やり買わない」が安物買いの自分ルールなので いつもこんなテンポです でも たまに気に入るのが見つかればモノは悪くなくお得感が得られます 輸入食材や菓子の扱いがあるのも面白いヨ☆

今回 連れがリクルートスーツを調達したかったようなので 彼女がいろいろ試着している間に私は係のおじさんたちと話をしてまして

「ここ数回来れてなくて久々に来たんですが ビルの名前変わったんですね〜 取り扱いブランドも前より増えてるような…」

「ビル名の変更は今回からです(微笑)実はダーバンて会社がなくなっちゃったんですよ 今はブランドとしてだけ存在してます」


…え そうだったの?


「でも紳士服ブランドとしては手堅いんでしょう?」

「ええまぁ お陰様でブランド力はあるのでショップ展開も以前のままやらせて頂いてます」

「大人の男性なイメージありますもんねぇ 逆にリクルートスーツとかはあんま出なかったりするんじゃないですか?」

「若者のイメージはありませんか」

「そうですね」

「オジサンっぽい?」

「いやいや オジサンというより“大人の男性”です 若造にはまだ着こなせない貫禄っていうか そんなイメージ」

「なるほど…」

「だからあのポスターの(指差して)モデルさんはちょっと若い気がします」※さり気にアピール

と こんなやり取りをしてました
顧客の若返りをはかりたい意図はモデルが変わったときから読めてましたけどね 老舗百貨店なんかが抱える問題と同じでしょう

ブランド側としては 今までの顧客が息子を連れて来るような流れを作ろうとしているらしいです
内心難しそうだなぁと思いつつ うまくいくといいですね的なコメントでお茶を濁して終えました




会社がなくなっちゃったんじゃノーマンのモデル降板も仕方ないですね 残念〜(^^;)




セール会場のあった五反田にてランチ(刀削麺)を済ませ 山手線で恵比寿まで
次なる目的地は六本木だったので日比谷線に乗れば2駅で着く場所でしたが 天気もいいし お腹いっぱいで苦しいし 時間もあるし 駅のホームからヒルズの頭が見えてしまったし… という訳で 恵比寿から六本木まで歩くことにしました

広尾経由で商店街とか超楽しかったー♪ 有栖川公園の脇抜けたらテレ朝通りに出れたので「なんだ近いんじゃん!」と新発見 いつもとは逆の方向から専称寺さん(沖田総司の菩提寺)の前を横切ってヒルズへ突入です

六本木ヒルズ到着後は 森美術館で開催中だったビル・ヴィイオラ展を観て 強制的に付随していた展望台入場券を無理やり使い都内を一望してから帰途に就きました

⇒●森美術館

ビル・ヴィオラ 連れに誘われて行ったんですが結構面白かったです ビデオアートでは第一人者だそうですが お恥ずかしながらワタクシ全く存じ上げませんでした 見た感じは見事なまでの「アート」でした 意味を図ろうとして見ると「難解」の一言につきます が 技術だの見せ方だのは興味引かれるものがありました 基本的に映像がクリアで綺麗でしたし 時間と心の余裕があれば じっくり見た方が良い作品陣だったと思います が 如何せん時間不足だったというか 一つひとつの作品を全部見切るには相当時間かかっちゃう感じだったので 途中で諦めてきました 気になる方はお試しください

⇒●ビル・ヴィオラ

六本木から大江戸線で新宿まで出てまず高島屋へ
HMVが3倍ポイントの日だったので連れの希望により立ち寄ったのですが 店舗限定のサービスだったらしく高島屋店は対象外とのことで 買い物をやめて移動 各階の売り場を冷やかしながらJRの駅方面へ

次にルミネ2内の成城石井でいつもの紅茶を購入 高島屋で断念した“休憩”を成城前のKIHACHIオープンスペースで実行 やっと一息つけました

つづいてもう一つの駅ビルルミネエスト(旧マイシティ)へ入り上階のHMVで連れがお買い物 その間私は隣の書店をフ〜ラフラ

これで用事が全部すんだので JRから私鉄の駅まで更に歩き 始発駅から電車に乗り込んで地元まで座って帰りました その間2人揃って爆睡
ヤー 結構歩いて足が疲れましたヨ(笑)でも充実した!

夜は本家でお夕飯 妹が学生に戻ってから本家率が高くなりました 稼ぎがなくなった妹はいいとして 私はちゃっかり便乗です(^^;)ゞ その代わり どこかへ出掛けた際の食事はなるべく私がご馳走の方向で… なけなしの恩返し

家族で食卓を囲みながら『ふしぎ発見』でモーツァルトな三都を見て中欧に思いを馳せ その後『地球街道』で宮本亜門が案内するイギリス郊外の旅を堪能しました 屋外劇場スゴス!

くあ〜 チェコ行きてぇっ!イギリス行きてぇっ!
 

『長い散歩』2006年/日本

 


2006年10月27日(金)  それは突然やってくる 

CDの最終打ち合わせをしたいという編集さんに
「近所に手頃な店がないですが うちのオフィスのある建物の1階ロビーの応接セットで良ければ使えますけども・・・」
と伝えていたのですが 昨日になって 今日の社長と某社員さんのスケジュールが一日外出となったので 連絡を入れ直し
「社長と○○さんが一日不在決定になったんですが もしアレでしたら当社の打ち合わせ室使いますか?」
と持ちかけたら
「それは助かります!」
とソッコーで返事が届きました

他の社員さんはいたけれど 私の仕事とはあまりかち合わない人たちなので 素知らぬ顔で自分のスケジュールに「14時半来客」と記しておきます

現在我が社では同じ建物の3階と5階に1つずつ部屋を借りています 元々3階にオフィスを構えていたところに 今年の9月に5階の1部屋が空いたので そこを追加賃貸したのです 当初は子会社を設立して5階にオフィスを構えるつもりだったみたいですが 機器やらネットワークやらの利便性を考えたら 親会社ともども3階をオフィスとして 5階は来客用の会議室や打ち合わせ室のフロアにしよう という話になりました
そんなわけなので 今5階の部屋は3室あるうちのメインの部屋を来客用の会議室とし 2室はそのまま放置状態になっています 9月に設立したことになっている子会社も実在はしていません 社長のいつもの“見切り発車”です 社内的には慣れたことですが 今回社名変更のご挨拶と一緒に新会社設立の報告もしてしまっているので 対外的にどうなっているのかは少し気になります が 皆気づかないフリを押し通しているみたいです 明らかに面倒ごとなので 誰も関わり合いたくないのです(苦笑)

来客の時間までに少し部屋を片付けました
私も大概適当な人間ですが “来客用”の部屋なのにカーペットに毛埃が散らかっていたり テーブルに何だかわからないシミがついているのは さすがに気になります 頻繁に出入りしている人たちは気にしてないんでしょうか(黙)それとも掃除は自分の仕事じゃないと思って無視してんの? 私は用がなきゃ上には上がらないから掃除なんかしてやらんよ つか 私だってそんなん仕事じゃないし

カーペットの繊維が細く長いため 掃除機で吸い込もうとすると中のフィルターが目詰まりを起こして後処理が非常に面倒なことになると3階の掃除で学習したので 粘着シートをコロコロ転がすタイプの掃除器具を用意して「使ってください」と5階に置いてきたのに 今日私が見かねてカーペットの毛綿を取ろうとしたら コロコロは粘着シートが未使用のままになっていました…

ええー? 1ヶ月半の間一度も使ってないのー?

ゴミもたまったまま外に出そうという気配がないし 本当に誰も雑用をする気ないんだな と内心呆れながらコロコロを開封して床の毛綿を取り除き テーブルも厚手のウエッティでこすりながら拭きました 乾燥籠に伏せたまま放置気味の食器を棚に戻し 飽和状態のゴミ箱は中身を大袋に移して空にします 冷蔵庫にある半端に封の開けられた菓子類は3階に運びました

たまに様子を見に行けばこんな状態です できれば上にはもう上がりたくありません…

先方は時間通りに来訪 3階にいる人たちに「上に行ってきます」と声をかけて移動しましたが 誰が何の用で来るかには一切触れませんでした 訊かれもしなかった 自分に関係なきゃそんなもんなんだろうねぃ

5階で迎えた編集さんは 印刷会社の営業さんを連れて来ていて こちらの顔を見るなり
「お久しぶり〜 これさん全然変わらないね!」と笑顔で声をかけてきてくれました
そう言う向こうも全然印象が変わっておらず 相変わらず多忙な日々を送っているご様子です 会議室の席に着くとすぐに「ごめんね次の予定が入っているんで15時の電車に乗りたいんだ」と曰う彼女 時間通りの到着とはいえ現在14時半 ここから駅まで徒歩だと10分前後です

ホント時間ねぇ〜!

そんな訳だったので 挨拶もそこそこに色校の確認とデータ渡しを済ませ 完成品納品までのスケジュールを確かめ合うだけで速やか解散となりました 超高速打ち合わせ!笑

彼女らをエレベーターまで見送って 5階を片付けて3階に戻ると 何事もなかったように通常業務に取りかかります 来客に関してはやはり何のツッコミもされませんでした 別に訊かれたらそのまま本当のこと言うつもりでしたが 言ってこないならそのまま放っておきゃいいやーって

全体的に仕事が落ちついてきたので 今日は定時に帰れそうだぞ♪と思いながら 何の気なしに個人使用のメールをWEBで開いてみたら 現在メインで利用しているフリーメールから「サービス終了のお知らせ」が届いていて仰天
同じ会社で計4つのアドレスを登録していて それぞれ用途に合わせて使い分けていたので それらが使えなくなるという事実に少なからず動揺しました もちろん フリーのサービスなので会社の都合でいつ使えなくなっても仕方ないものなんですが なんの根拠もなく「大丈夫」な気でいたので 大誤算です

長年使いつづけていたので あちこちのサービス登録にも使ってまして 厄介なのはその登録が どのサービスにどのアドレスを使っていたかウロ覚え状態なこと(汗) しかたがないので現状届いているメールマガジン等からサービスとメルアドを照らし合わせて 順次新アドレスへ登録内容を変更していかねばなりません

そんな訳なので今までの「〜@○○○.freemail.ne.jp」は2007年1月末日をもって利用できなくなります POPでもWEBでも使える便利なヤツだっただけに痛手です 他に良い提供元を探さねば…

本日の残った時間を 新たなアドレス提供元のネット検索にあててしまう 不良社員なワタクシでした
 

『それは突然やってくる』奥井雅美

 


2006年10月26日(木)  おかげ様で氷は溶ける 

ああ今日は『メタルマクベス』DVDボックスが自宅に配送される日です
でもきっと受け取り間に合わないヨ・・・ えんえん・。

と思ってたら 帰宅の10分前に配送があったようだったので 大慌てで問い合わせをしてみたら
「まだ近くにいるのでお持ちします〜」 との連絡がありました!!

ヒャッホイ☆ ありがとう佐川さん!!

往々にして評判の良くない佐川Q便ですが うちの近辺を担当してる人は皆いい人ばかりです 佐川だけじゃなくネコもいいよ セールスドライバーさん本人は

雨の中近くに車停めて帰りを待っててくれたり(こっちから連絡したわけじゃない)
自分の家が近所なんで荷物を持ち帰って夜遅くに再配達しに来てくれたり(多分見つかったらマズイ行動だったんだと思う)
末端はこんなに頑張ってるんだがらさー 上の方やシステム側はしっかりやらないとね

気分良かったので唐突に野菜スープなぞこさえてガツガツ食ってました 民放でやってた『ターミナル・ベロシティ』見ちゃった チャ−リー・シーンがまだかろうじてデブではない頃? でも太り出したくらいかなぁ(^^;) チャーリーは担当吹替えが賢雄さんなんで 民放で見るの嫌いじゃないノダ(笑)

えーと 入稿したCDセットの色校が出ました 私の凡ミスが1つ クライアントの「やっぱりこうしたい」注文が何箇所か発生
取り急ぎ明日印刷所に戻せるよう 少し夜作業 ごっつ眠かったワ〜
 






あ・・・ コトーさん見るの忘れた!(汗)
 

『地球ブルース』THE CRANE FLY

 


2006年10月25日(水)  再び逢ふ日 

朝だオハヨウ!
昨日の頭痛も熱っぽさも去り スッキリ全快で意気揚々と出勤
午前中は似顔絵(自動車メーカーの案件)描きに没頭し 午後からのミーティングは「他の仕事が終わらないのでサクサクっとお願いします」と社員さんに言っておいたことが功を奏したのか 私が関わる案件はいつになくサパッと終わらせてくれたので 社員さんを残して私だけ退散して来られました ありがとう社員さん!
デスクに戻って似顔絵描きと出力を同時進行でこなし 本日発送分の荷物を無事送り出して 似顔絵もやっと全員描きあげて先方に確認を出しました OKが出ればこちらも出力が始められます

体調が持ち直さなかったり 仕事の収拾がつかなかったりしたら諦めようと思っていたamberlifeのライブにも 仕事の収拾がついたので行けることにしましたッ(≧∀≦)/
うわい♪ 仕事のカタがつくとは正直思ってなかったので 自分的にはかンなり奇跡です!

正月ぶりのamberはライブ自体が久々なのにエライ安定してて 尚且つカッチョ良かったです!特に哲平さん(個人的趣向) 普段の様子も好きだけど 歌ってるときは別の魅力を爆発させてゐる… 少しくらいお腹がタフっとなってても惚れるサ!(笑)

そんな彼らの演奏を見ていて急にあることを思い出しました
前回見たときにも気になったんですが 元々Analog Machineのメンバーから1人抜けて そこへ新面子が2人加わって現在のamberlifeを構成しているわけですが その新面子の1人がキーボードでして 気になっているのはこの人のことでした

このキーボードさんはお名前を「タダさん」とおっしゃるようです
私には「キーボード」の「多田さん」に思い当たる人が一人いました

自己暗示なのかも知れませんが どうにも彼が見覚えのある顔に見えて仕方ないんスな でも前回はPOWDERが対バンで何かと慌ただしかったこともあり amberとはほとんど接触できずに退散してきたので確認することが適わず
でも今回は彼らだけが目当てですから 大手を振るって聞いてみようと思ったのでした

控室の前 階段の踊り場に集まっていた哲平さんとBAKUちゃんを見つけて さっそく質問実行です

「あのう つかぬことをお尋ねしますが キーボードのタダさんて 下のお名前はなんとおっしゃるんでしょう?」
多田光裕さんだよ」
?! マジすか!!







BLUEZIE!? のキーボードやんかいさ!!






『BLUEZIE!?』って何? はい そうですね 普通の方には耳慣れない単語だと思います
私が高校生の時分に出会ったバンドの名前です メジャーデビューはしていてシングル及びアルバムを数枚レーベルから発売していますが 出会ってほどなくして解散してしまいました
第1クールの『タモリのボキャブラ天国』のエンディングを歌っていたり CMソングに起用されたこともしばしば バンド解散後ボーカルの芝田さんはしばらくソロで活動していて 広瀬香美が起用される前のアルペンCMソングを歌っていたりもしています 書き連ねていたら懐かしくなってきました つか 年齢バレバレじゃないでしょうかワタクシ…

ちなみに サイトの「音楽」ページで彼らのことを紹介しています サイト開設当初から紹介しています 気づいていた方いらっしゃったかどうか分かりませんが 何気にアピールしていたのですヨ(苦笑)

⇒●音楽ページ BLUEZIE!?

「ぶ…『BLUEZIE!?』ってバンドしてませんでした?」と哲平さんに訊いたら
「さぁ〜 色々やってる人だからなぁ」と首を捻ります

「解散後は オレンジだか ママレードだか そんな名前のバンド立ち上げていたと思うんですが」
「え!それ『the Orange』のことじゃない? うわースッゲーレアネタじゃんこれちゃん!」

「…中にいます?」
「いるいる! BAKUちゃん多田さん呼んで!」

という流れでご本人登場 本当に多田さんでした



び ビックリした〜ッ!



BLUEZIE!?の名を出して挨拶したら向こうにもビビられましたけどね(苦笑)
ちょっとばかり昔話をして それでもすぐに会話がつづかなくなってしまったので お友達来ていたようでしたし サラリと解放して差し上げました いやいや 少しでも相手してもらえて光栄でした

しかし 何で哲平さんと多田さんがつながるんだ?(謎)

その疑問をそのまま哲平さんに尋ねてみたら Analogの休止が決まったときに いろいろ面倒みてくれていたプロモーターさんが「このままブランク作らないで ソロでもいいから何かしらつづけてろよ」と セッションできる熟練ミュージシャンを紹介してくれたそうな それが多田さんだったそうな

年齢も出身も 演ってた音楽の系統も みんな違ってるのに不思議だなぁ?と思ってましたが そういうことなら頷けます

昔好きだった人と今好きな人が 一緒に一つのものを築き上げていて それに触れられる幸せ


今日は病み上がりで仕事も不安だったところを掻き分けて来ていたので この出来事には興奮しました
偶然てスゴイなー うひー!

⇒●多田さんについて話してる日の日記
 

『再び逢ふ日』1936年/アメリカ

 


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