カタルシス
DiaryINDEX|past|will
ノベライズ『スーパーナチュラル』完読 やっぱり3時間だったね 第2巻は5/10発売だそうです ジュリエット・ルイスのライブに行く日だなぁ〜・・・ 帰りにでも買えたらいいけど
--------------------------------
帰宅してゴハン食べながらバラエティ番組とか見てしまったあとで 洋画劇場の『ハンニバル』に気づき 既に1時間経過というものっそい中途半端なところから最後までは見てしまう クラリス ジュリアン・ムーアでもそんな違和感ないね あのFBI訓練生が10年キャリアのベテランになって貫禄つけてた ジョディ・フォスターは実際にも若かったもんな〜 ぴちぴちv
めっちゃ途中からだったので物語がさっぱり分かりませんでしたが レクター博士とスターリング捜査官の微妙な関係にぎゅんぎゅんきます 一瞬「食うぞ」と見せかけて普通にキスするシーンにチョト萌えますた 内面ではおもくそセクシャルでサディスティックなのに 実際にはストイックで破滅的なまでに優しく接する博士にギャ!っとなるです 嫌悪しながらも畏怖し魅入られてしまっているクラリスの心理に移入しそうだー 罪な男だぜハンニバル!(実際すげぇ凶悪犯だけど)
⇒●ハンニバル(IMDb)
--------------------------------
とりあえず明日返却分のDVDを見ようと思って『ダーク・エンジェル2』第2巻を鑑賞
あ〜・・・ ボクどうも 3話目も見ているね地上波で orz
モンティ・コーラくんを覚えています 当時も「顔も体もキレイな兄ちゃんやなぁ〜・・・」と思った記憶が残っておりました ファイトシーンとかも覚えてるのに 控え室で誘拐された後の見覚えが全くありません つまり そこまででTVを見るのやめたってことでしょうな!!(ダメじゃん)
以降のエピソードにはカケラも覚えがなかったので TV放映を見なくなった時期がその辺だったんだと思います
今はジェンセンだと思うから食い入るようにアレック(←ジェン氏が演じている役)を見ていますが 前提に「ジェンセン」と「ディーン(SPNの兄)」がいるから可愛く見えてるんだろうなと思います 素直な好みの話をすれば やっぱりローガンがクリティカルです 内面はともかくとして柔和な佇まいと知的な雰囲気 でも完璧じゃなくて心も弱くなるときがあるしたまにはミスもする もともと腕っ節も強い方じゃないのに物語の冒頭で大怪我を負って以降下半身不随な状態 シーズン1の最後あたりで最新鋭の歩行補佐マシンを手に入れて シーズン2ではそれつけて一人歩きができるようになっている でも歩きはちょっとぎこちない
なんつーか 欠けたモノに惹きつけられる人間の特性を 見抜いた設定だよねキャメロン監督!!(まんまと術中にハマった)
アレッくんでいうならば マックスが 自分とローガンを悩ますウィルス退治のために用意した金と見つけた科学者を 失ってしまうと知りながらアレックの命を優先した土壇場の選択に 心底驚いているという表情を見せる
あ の 顔 も の す ご ー く ツ ボ っ た よ !
部屋を出て行くときのうつむき加減な横顔なんか超綺麗だった・・・ やっぱり美人だわあの子
なんか常にジョークや軽口で本心を隠しているっぽいところや やけに自信ありげな笑みを浮かべたりするキャラなんかは ディーンにかぶるね あのおっきな目をキョロっと動かしてポーズをとる無言の茶化しなんかは 今と全然変わらない仕草だよジェンさん きっとあれは素の動きなんだろうなぁ しかし美人だ(しつこい)
3・4話を見たら興に乗ってしまい 返さなくていい第3巻(5・6話)まで見続けてしまいました 本当はもっと見たかったけど時間が時間になってしまったので自粛しました・・・
やっぱり一気に借りるのは危ないヨ自分(汗)
⇒●ダーク・エンジェル:1 ⇒●ダーク・エンジェル:2
あ!そうそう ハロウィンの話の回でBGMにGORILLAZが使われていて懐かしくなりました『Clint Eastwood』だったかな?私の初GORILLAZはこの曲でしたん(笑)
『若草の萌えるころ』1968年/フランス
2007年04月25日(水) |
パーフェクト・カップル |
|
午前1時56分 今夜から地上波放送開始の『スーパーナチュラル』を生で鑑賞 字幕がないのでやむなく吹替えで見ましたが 吹替えの訳も“オカシイ”らしいので 良い機会と思うことにしました
DVD版は1巻が1・2・3話収録のため オーバータイムでアレできておりません 1話は『ファイヤーウォール』の中に入ってるから良いとして 2・3話はちゃんと録画しておかなくちゃ… つか DVDで録画お願いします○○さん!(ここで頼むな馬鹿タレ)
ノベライズ読んでからだと また違ってみえてくるよコレ… 字幕 ⇒ 吹替え ⇒ ノベライズ ⇒ ノベライズ後に再見 1作で4度オイシイ海外ドラマ
冒頭とラストで来日中に収録したと思われる映像がチラっと出ました あ ジェンセン氏の話ですよ 兄ディーン役の俳優さんです 弟サムの吹替えを担当している成宮くんと並んで座ってました
最後に「See you nextweek!」って手を振ってたヨ 可愛かったけど短かったヨ・。orz
ジカチョの井上は嫌いじゃないですが ディーンはあの容貌にあの野太い声のアンバランスさがエロカワカッコな魅力だと思うので 未見の方は是非 一度は生声でお楽しみくださいましな!!
じゃ そろそろ寝ます!(午前3時過ぎ)
-----------------------------------------
TVのチャンネルを何となく回していたら『その時歴史が動いた』が天璋院篤子のようだったので そのまま鑑賞
天璋院を岩崎ひろみが演っていて 最近見た2時間ドラマで蕎麦屋の娘役をしてたな〜 と思い出す
その時の役は 苦労して盛り立ててきた店がやっと安定し 年頃の看板娘はめでたく結婚 しかし式の翌日に父親が行方不明になって 高利貸しが父の借金を理由に店を地上げに来て 警察から父に殺人の容疑がかけられていると知らされてショックを受けていたら母親が脳卒中で倒れて入院して その騒ぎで父親に前科があったことが旦那と義母にバレて 気の弱い旦那は母に連れられて彼女の前から去ってしまう という悲惨な役回りだった(最後はハッピーエンドだったけど)
今見た天璋院も ざっと生い立ちを思い浮かべるだに 幸せとは言い難い生涯を過ごしていたと記憶していたので 因果な役ばかりを演っているよなぁと苦笑が漏れた
⇒●天璋院篤子(ウィキペディア)
世が明治に改まってからも実家へは戻らず 東京にとどまって大奥を追われた女官たち全員の再就職や縁談の斡旋に従事し 自らは着るものに難儀するほどの貧困の中で質素に暮らしていたらしい 見かねた実家の島津家が援助を申し出ても「自分は徳川の人間だから」とキッパリ断ったとか(※島津は倒幕の筆頭だった薩摩藩のトップ) 勝海舟をもって「貞女と申そうか烈婦と申そうか…」と言わしめた 気丈な女性であったことは確かなようだ
そんな番組を見終えたあとで自室に戻ると 充電中の携帯電話のランプがパカパカと点滅 確認すると7件もの着信があり何事かと思う
件名:吉田メタル 本文:〜前略〜 女優の岩崎ひろみと結婚した 〜後略〜
うお!メタルくん結婚?!! つか また「岩崎ひろみ」が出てきた!
⇒●【関連記事】 岩崎ひろみが結婚!お相手は「劇団☆新感線」吉田メタル
あんまり立て続けだったので さすがにビックリした 演じた役は薄幸でも 実生活では是非とも幸せになっていただきたい 頑張れよーメタルくん! ・・・って なんかメタルくんに驚く間がなかったナァ(^^;)ゞ
『パーフェクト・カップル』1998年/アメリカ
通勤の電車の中で読書タイム 普段から本を読む習慣のない私は 家にいるときには滅多に本を読みません 移動のときとか何かの待ち時間にしか読まない なので一気に読み切ってしまうことはまずありません トロいです 相当な亀の歩みです
それでも行き帰り合わせた1時間くらいで読み進めてみた感じ 1/3以上は消化できてしまったので 3日あれば読み終わるのかな? 一気に読んだら3時間ってことか 普段から活字に親しんでいる人なら2時間かからずに読めちゃうのかも知れないですねぇ…
普通の人って文庫一冊をどのくらいのペースで読んでいるんでしょう? あ ちなみに今回のはちょっと厚めです(つっても京極みたいな厚さじゃないですが) でも 文字大きいしなぁ… 行間もまばら気がするので なんかもっとスリムアップできるんじゃないかと 再び装丁に首を捻り出す
…微弱に職業病?(^^;)ゞ
それはさておき ノベライズ版の『スーパーナチュラル』ですが 思っていた以上にドラマのまんまです 動作や表情の細かい描写までぴったりドラマに沿っていて ドラマのノベライズなんて初めて読む私にしてみたら「ここまで忠実なのか〜…」と感心するくらいでした が 文章ならではというか ドラマでは割愛されていた各人物の細かい背後設定やら 映像を見ているだけでは分からない心理描写などが やたら詳しく書かれているもので 何というかこう
推し量る余地がありません(苦笑)
ドラマだと人物の表情から「こう思ってるのかな?」とか 自分の想像で補足していく部分が 文章でバチっと書き記されている そしてそれがまた いいツボ突いた解釈で書かれているわけだよ関口君
訳者は「佐野晶」って方なんですが 思うに女性… だよね多分(^^;)
まぁ そんな感じの訳だと思ってください おかげさまで一部では大フィーバーのようです(どこで)
-----------------------------------------
地道に『セクシーボイス アンド ロボ』 何だかんだいって毎週見る方向になっています 今日で放送3回目
ええと ボンヤリしたままだった主軸は 回レベルでは「2人に関わることで人生を見直す“誰か”が主人公」という共通項に一応落ち着き 全体を通しては「ニコとロボの“自分探し”」なんだろうなと 思います
それにしてもまだ全然「セクシーボイス」と「ロボ」の能力が活かし切れていない… 特にロボ!天然なお人好し以外の能力がよく解らないぞ お前一体何ができるんだ??
またもや六角さん登場 どうやらたまに関わるオタク仲間というポジションらしい ちょっと出のお仕事を取るのが上手い人だなぁ(笑) そういや前回はお姉ちゃんの彼氏役でジョゼィ(渋江譲二)が出てきたよ ホントにチラっとだったけど 多分間違いない あれはイブキくん(仮面ライダー響鬼/威吹鬼)だった!
あ! イブキくんで思い出したけど 今朝ラジオで昼ドラの話してましてね 今やってるの『麗わしき鬼』ってタイトルなんで 詩人の荒川洋治氏が「麗わし」「麗し」の送り仮名についての見解をお話になってました ※戦前までは「麗はし」 現在は「麗し」が常用規格となっている送り仮名だそうです
でで またつづきがありまして
その昼ドラ 中盤から松田賢二さんがレギュラー出演するのですよ 『仮面ライダー響鬼』でザンキを演じていた俳優さんです 『偽りの花園』に次ぐ昼ドラレギュラー! そして斬鬼に次ぐ「鬼」!しかも麗しいらしい(笑) いや ザンキさんも充分麗しかったですが
そんなマツケンさん 現在もコンスタントにお仕事なすっています お見かけになったら「あ…」とでも気づいてあげてください 個人的に「声」のお仕事を始めたらしいのが嬉しかったりなかったり 彼は声も魅力的だったりするんデネ☆(笑) ⇒●松田賢二 公式プロフィール
えと なんだっけ? あ ロボだロボ
毎回話はあまりパッとしないんですが 今回ドキッとしたのがニコちゃんのお父さんの給料明細でした(は?)
28万だったんだよ…
お姉ちゃんは学生なのか社会人なのか微妙な年頃なんですが 毎回色んなバイトをしているので 学生じゃないんだったらフリーターな感じ 日払いっぽい肉体労働系(配達とかティッシュ配りとか)が多いので派遣じゃないでしょう… ニコは現役中学生で 高校も大学も受験はこれからってわけだよね
夫婦と2児の4人家族を養うのに 28万て… 切なくないか? 夫婦共働きなのかしら!お姉ちゃんもしかしてワーキングプア?!
一気に押し寄せた せちがらい現実!!
…ドラマの主旨と全然関係ないっつーの
『空想天国』1968年/日本
お仕事帰りに何となく本屋に立ち寄って 文庫の棚をジッ・・・
『ハンニバル・ライジング』が積まれているのが 洋画ら辺? 『時効警察』とかが並んでいるのが TVドラマかな? ってことは この辺りにあると思うんだけど・・・
よもや平積みされているとは思っていないので 棚に並んだ背表紙に視線を流してみたものの 目的のブツが見つけられず 数分後 恥を忍んでカウンターへ直接尋ねに行きました
「すみません『スーパーナチュラル』ってドラマのノベライズ扱ってますか?」
狭い店舗だったので もしかしたらないのかも知れない とか 薄ら思っておりまして 控え目に尋ねてみた訳だったんですが
店員 「『スーパー・・・?」 自分 「・・・ナチュラル』です」
店員 「ドラマの原作ですか?」 自分 「いや ノベライズ版です」
聞いたまま探してくれたらいいから! あんまツッコまないでください! 変に詳しいと思われるとチョトやりづらいというか・・・(-_-;)
ううーん やっぱないのかな(苦笑)
店員 「少々お待ちくださいね 検索お願いしまーす!」
自分 ギョッ Σ(*Д@;)?!
声を張り上げて店の奥にいる別の店員を呼びつけるレジ係りの女性 突然の大声にビビった私に気づいたのか そのまま書名をつづけたりはせず 呼んだ店員の到着を待って コソコソ探し物のタイトルを伝えていました
あああ 良かった!!orz あのままタイトルまで張り上げられたら店から逃げ出そうかと思った!(恥)
検索を言いつけられた店員は レジの横にある端末で書名を検索し 該当する棚へと小走り移動 先ほどまで私がウロついていた棚の一角をしばらく睨みつけていましたが やがて中から一冊を引っこ抜いて 再び小走りで戻って来ました
おや ありましたか?!(逆に意外)
検索くんに手渡された文庫をレジに持ち込みサクっと会計 余韻を残さぬ速やかさでその場を離脱 カバンの中には2週間前から『香水』が忍ばせてあるにも関わらず そちらではなく 今買ったばかりの方のページをパラリ〜* 帰りの電車の中で早速目を通し始めたのでした
あーあーもう 何やってんのオレ! バッカじゃなかろうか〜・・・orz
・・・ザッと見たところ 文字大きめだし行間妙に空いてるし 不読書家の私にも簡単に読めてしまいまそうな感じではありましたが
小 口 に も そ っ と 余 白 を 作 ら ん も ん か ね ?
ページにダラッと行が撒かれていて 正直ちょっと見た目に美しくないというか・・・ 別に文章読みづらい訳じゃないんですが 装丁がなんか イヤだ 文庫ってこんなでしたっけー?滅多に本を読まないから「普通」が分かってないだけなんですかね?? とりあえず これは各行間をすこーしずつだけ詰めてみたら解決するような(苦笑) そして久々に定価で新刊を買いましたが 文庫って今750円もするのか!高ッ
⇒●ノベライズ版 スーパーナチュラルSeason1−Vol.1 (07/04/19発売)
『小説のように』ポルノグラフィティ
早稲田松竹にて ケン・ローチ監督作品2本立て上映
1本目 『麦の穂をゆらす風』鑑賞
【あらすじ】 1920年、アイルランド。英国による支配からの独立を求め、若者たちが冷酷な英国軍に立ち向かうために義勇軍を結成する。ダミアンもまた医者としての将来を捨て、兄テディと共に過酷な戦いに身を投じていく。彼らの激しいゲリラ戦は英国軍を苦しめ、ついに彼らは独立を手にし和平条約にこぎつける。しかしやっと訪れた平和もつかの間、条約の内容をめぐる支持派と反対派の分裂はやがて内戦へと発展する。それは共に戦ってきた同志たちが互いを敵に回すさらなる流血の戦いを意味していた。そして戦いはダミアンとテディの兄弟の絆にも暗い影を落としていく…。(シネカノン公式サイトより)
・・・覚悟はしていたつもりでしたが 重かった!(半泣) テーマがテーマなだけに ものすごくやるせないです 国家も宗教も人間も 何もかもがイヤになってくるよ 差別ってなんだよ 弾圧って意味あんの?
目先の僅かな私益のために どれほどのモノを壊し失い 永劫の憎悪と凄惨な世界を生み出すことの愚かさが 100年近くを経た現在に至っても尚 何一つ変わっていないエゴと無情に
一体人は 何を感じるのだろう
----------------------------------
2本目 『明日へのチケット』鑑賞
【あらすじ】 中央ヨーロッパからローマへと走る列車内を舞台に、偶然乗り合わせた人々のドラマを巨匠たちが巧みに織り上げ描いたオムニバス作品。 出張先で出会った女性へ淡い思いを馳せる年配ビジネスマン、夫の墓参りに向かう傲慢な老婦人にボランティアとして付き添う若者、父と再会するためにローマへ向かう貧しい移民の一家、そして念願のサッカーの試合を見るためになけなしの金をはたいて旅をするスコットランドの3人の少年たち。たった一枚のチケットの限りない価値。ひとつの列車の旅が、様々な人生を映し出していく。(シネカノン公式サイトより)
ケン・ローチ好きの妹の強い勧めにより この順番で観ることにしたのですが 従って正解でした こっちは少し救いがあった ほんのり笑える 3つの小さな物語がオムニバスで構成されているのですが どれもちょっと皮肉が利いていて ケン・ローチならではの低階層からの目線で描かれています 撮影の手法もこっちの方がケン・ローチっぽい雰囲気 麦の穂はちょっと大仰だった所為か映像からは彼の雰囲気が読み取れませんでした 「虐げられる立場からの目線」と「何故こうなってしまうのだろう・・・」的な無情感はやっぱり彼の路線だと思いましたが(苦笑)
チケットだったら1つ目の話が後味良い目だったかな 2つ目は話が解決されてないし 3つ目に至っては納得がいかない終わり方されたので
弱く貧しい人の味方なんだろうけど それらの人々が清廉潔白な善人な訳じゃないっていうのも描きたいんだろうけれども 貧しさを盾に憐れみを請うて私益へ転嫁するのに 裕福じゃない相手を選ぶっていう根性とか 人の良さにつけ込む抜け目なさがムカつくし それを可哀相ぶって許してもらおうという強かさがあざとい ぶっちゃけあのトラブル 他の方法でも回避できたと思うんだけどね私 まず自力で解決できる手段を考えろよ馬鹿者どもめ やっていいズルと良くないズルはあると思うし なんだか誇りもへったくれも持ってない人たちなんだなぁと 少しガッカリもしたさ 何被害者ぶってんだあの家族 親切にしてもらった相手を踏みつけて自分らだけ何もなかったみたいに幸せを追おうなんて 超級のエゴイストじゃないか
妹は意外がってましたが 私はあの3つ目の話 途中は結構笑えもしますが まとめ方がムカつきました
----------------------------------
新宿THEATER TOPS にて モダンスイマーズ公演 『回転する夜』観劇 【あらすじ】 男は「あの夜」周囲の人間たちに決定的に打ちのめされ、すべてを奪われた。それ以来、「あの夜の出来事」はある種のトラウマとなり、男の中で幾度となく繰り返されるようになる。同じ人間が同じ時間に現れ、同じことが起こるようになる。そのたびに今夜こそ「あの夜」と決別しようと男は決意するのだが…。(TOKYO HEAD LINE webより)
内容全然知らずに 客演の高田聖子さん目当てなだけでチケット手配しました だって3300円だったんだもん 小劇場で出演者も6人だけで 聖子さんが見られるってのは それだけでオイシイ要素だったんだい!!
それでも実際観てみたら これが結構面白いお芝居でした 部分的に放置状態の設定とかがあるにはあったけど そんなん割と普通みたいだしね(←「設定放置」は新感線だと滅多にないので一般的なラインが微妙なんですが)
風邪で寝込んでいる主人公が 夜中に目を覚まし喉の渇きを潤して窓を開ける 吹き込んでくる風 小さく聞こえるラジオニュース 病状をうかがいにきた義姉が部屋をノックし 体温計を渡されて熱を測る 話の最後に差し出される求人広告 義姉が去り一人になった主人公は再びベッドにもぐり込む 寝入って見るのはいつも決まって 過ぎ去ったはずのある日の夢
目を覚ましてからの一連の動きが 夢を挟んで何度も何度も繰り返されて 夢と現実の堺目が段々解らなくなってくる 大筋は同じことの繰り返しなのに 細部は毎回少しずつ違っていて そんな「夢」と「現実」をぐるぐる ぐるぐる・・・
現実世界を前に進めず ひとつどころでグダグダくだ巻いている様子を表現してるんだろうと 私は解釈したんですが 創作側の意図が正しく読み取れているかは解りません 最後の最後で繰り返しが終わり ようやく迎えられた「朝」は 前進を意味していたんではないかなと ぐるぐるから抜け出せた瞬間の表現だったんじゃないかなと
そんな印象でした
同じことが繰り返されて その繰り返しに本人が薄ら気づいている っていう設定なのがわかったとき 瞬時に連想したのが佐々木淳子の『霧ではじまる日』という古い漫画でした 同じ24時間が延々と繰り返されるという「閉鎖した時間=タイムターン」ものです といってもこちらは本当に全く同じことが毎日繰り返されているので “いつもと違うこと”が起こると人々は動揺したり怖がったりします しかし ある人物が敢えて“いつもと違うこと”を起こして 輪廻を終わらせようとする そんなSF少女漫画です
話が反れますが この作家さんのSFはスゴイです 相当のベテラン作家なので絵柄なんかは古めかしく見えますが 話の内容は全然今でもイケちゃう感じ つか あまり時代を選ばない内容のものが多いです 頭の中のSFさ加減は清水玲子と張っていると思う 多分どっちも天才
⇒●佐々木淳子 オフィシャルサイト ⇒●清水玲子(コミケイト特設ページ)
舞台に話を戻すと 脚本・演出を担当している蓬莱竜太氏の匙加減と 少数精鋭の役者陣が ウマい具合に合わさっていたと思います 約1時間半の短めなお芝居でしたが なかなかに考えさせられましたし 終わり方も爽快な印象で一日のシメにするには悪くなかったです
全編を通して台詞は方言が使われていましたが 「〜するきに」とか「〜け?」とか言っていて 「今夜は凪やね」という台詞から海近い街らしいこともわかったので 瀬戸内とか四国の方の言葉かなぁ?と思ってましたが 語尾を「〜ま」で止めたり 人を罵るのに「だら」って言葉を使っていたのが印象的だったので あとで検索してみたら金沢の方言だったっぽい? ちらほら地名も出てきていたんですが 全然解らん土地の名前だったんで覚えられず・・・(^^;)ゞ 聖子さんは若い頃に東京から来た"よそ者"なんですが 来て間もない頃のエピソードでは標準語 その後数年経っている場面では土地の人と同じ言葉を喋っています 言葉だけじゃなく口調でも「月日の経過」が分かる人物像になっていました
退場の際 客席で*pnish*のツッチーこと土屋裕一氏を見かけました 見かけたというか 小さな劇場だったので客席から出口まで並んで歩いとったヨ(苦笑)向こうは我々のことなんか知らないだろうけど こっちは友人にヘビィなファンがいてるもんで やたら身近なイメージがある人なんですわいな(←その人だったら彼にも顔パス) しかし 特別詳しいわけでもファンなわけでもないので声をかけることもできず 会場を離れてから友人に宛てて 「ツッチーが来てたよ!」 とメールで報告するのみで終わったのでした(苦笑)
そういや雨降るっていうから一日中傘持って歩いてたのに 家帰るまで結局降られなかったナー 私が普通サイズの傘を持ち歩くと雨が降らないってジンクスは結構有力なんだゼ!(自虐)
『明日を夢見て』1995年/イタリア
2007年04月21日(土) |
それぞれに真実がある |
|
3時頃まで借りてきたDAを見てました シーズン1の1本は「ベン」の回だけじゃなく 一緒に収録されていたエピソードも見てしまったので 全部で4話たてつづけだったのかな
このくらいのSFは好きなんですよね 荒廃した世界の描写が陳腐なのは失笑ものなんですが これは地上波放映見ていたときの免疫があるから大丈夫 それよりジェネティックの設定とか キャラの立った登場人物たちとか ローガンとマックスの微妙な関係にキュンキュンきていたので 他の部分には多少目をつぶります ワイヤーアクションがイマイチだとかは 香港電影スキーの口から言ってはいけません あくまでもジェームズ・キャメロンの設定を讃えましょう
シーズン2の第1話は地上波放送のとき見そびれ(録りそびれとも)ているので 初めて見たシーズン2は第2話だったワタクシ ちゃんと2話目の話は覚えていました! でもこれ 第1話を見てないと繋がりが解りづらいよねぇ・・・ だからシーズン2は見つづかなかったのかなー自分・。orz
ま そんな訳だったので 今日も出かけついでに何枚かレンタルって来ようと思います
------------------------------------
寝て起きて 身支度済ませて いざ出発 本日は演劇集団キャラメルボックスの公演『まつさをな』を観に行く日なのでございます 友人と4人揃っての観劇ですが1人は既に今日が3回目というフリーク加減です というのも 今回普段のキャラメルさんだけじゃなく 客演に新感線の粟根氏が加わっておられます 私はそうでもないですが 友人はキャラメルの岡田氏(今回結構メイン出演)にもゾッコンLOVEな人なので 今回ダブルパンチ状態なのでした 「今日観ちゃったらあと1回しか観られないだなんて信じられない!」と言っていましたが 6回目7回目に手を出しそうな勢いでチョト心配です 夏には新感線が控えてるからね!ちゃんとお財布と相談するんだよ!(^^;)
14時開演ですが その前にランチを済ませておきましょうと 11:15に最寄駅付近で待ち合わせ 忘れ物を取りに戻った1人を待たずに 3人で店を決め入店 場所を連絡したらほどなく最後の1人も到着したので それほどロスなく4人の会合が楽しめました 私を除く3人は 観劇の後映画を観に行く組だったので 4人でダベるなら観る前が無難と踏んだのでした ま 正解だったと思います(笑)
開場時刻を過ぎたのでボチボチ移動を開始 座席合流だと遅刻し勝ちなのですが こうして先に待ち合わせしてもらえると余裕があって良いですね 自分朝は別に弱くないので早いのは苦じゃありません ですが元来ノンビリ気質なもので 自分一人だと時間ギリギリまで動かない傾向にあります 良くないクセだと思います 思いますが直せません・。orz 動き出せば割とサクサク行動するんですけどね・・・ 最初の立ち上がりが鈍いんですよね(苦笑)
そんなこんなで『まつさをな』観劇です
【あらすじ】舞台は嘉永5年年の小田原藩。若き藩士・青柳啓一郎(岡田達也)は、友人らと共に地方を旅して回る芸人一座の舞台を見物に行った。一座の売りは目隠しをして剣を振る娘・千鶴(温井摩耶)の妙技であったが、啓一郎は目隠しを取った素顔の方にこそ驚いた。彼女の顔は1年前に病で亡くなした姉に瓜二つだったのだ。啓一郎が父・徳右衛門(粟根まこと)に子細を知らせると、娘を亡くして以来ふさぎ込んでいる母のためにもと千鶴を養女にすることを提案する。実際に一座の舞台をその目で確かめた父・徳右衛門は一目で千鶴を気に入り、すぐさま養子縁組の手はずを整えた。親も同然の座長から青柳家へ養子にゆけと言われ、渋々ながら従う千鶴だったが内心は一座にに戻りたくてたまらない。家老職にある徳右衛門が構える青柳の家は位の高い武家であり、芸人上がりの彼女には少々窮屈だったのだ。しかし、実の娘のように可愛がってくれる家老夫婦や 厳しくも面倒見の良いお女中、いまひとつ頼りはないが気の良い家来衆に囲まれ、次第に居場所を見出していく。やがてこの養子縁組を言い出したのが無口で素っ気ない兄・啓一郎であったと知り、無愛想の裏に隠れた優しい兄の素顔に気付いた千鶴は、次第に彼に密かな想いを寄せはじめるのだった…
なんて書き方をするとラブロマンス系と思われそうですが 根底に淡い恋模様を展開させながら 上層で派手に立ち回っているのは 外国からの脅威を感じながら世を生き残ろうとする藩政事情や 若者らの熱き思想であったり なかったり 一応時代設定が「幕末」なので それっぽい気配を見せてはいましたが 最後の場面で4隻の黒船の来襲がほのめかされていたくらいの時期です まだまだ激動はこれからが本番といったタイミング
千鶴が目隠し剣法を得意としていた設定や 啓一郎の姉が病死に至るいきさつや 友人らとの関係やら身分やら まー 色々込み合わせて話が作ってありました
面白かったけど ちょっと面倒な感じはあったかな ちゃんと考えて観ていないと 「あれ 何が原因だっけ?」みたいなことになりかねません(苦笑) 観終わってからよくよく考えてみると あの人そこまでしなきゃイカンかったのかね?とか 家族の気持ちとかは全然考えてなかったのか?とかね 結局自分のプライドやら私怨の方を優先してないか君?みたいな解消されないモヤが少し残りました とはいえ概ねハッピーエンドだったんですけどね 最後まで救われない人がいたな…ってちょっと思っただけ(苦笑)
⇒●演劇集団キャラメルボックス
観劇後 劇場付近の喫茶店で軽くお茶してから解散 4人で電車に乗り込んで私だけ一足先に下車 残り3人はこの後別の場所で『蟲師』をご覧になるとのことです 自分そんなに興味なかったので離脱しました
直帰せずにレンタル屋まで寄り道して『ダーク・エンジェル Season2』を全11巻のうちの半分(6巻)まで借りてきました 一瞬全部借りちゃおうかとも思いましたが 観きれないと困るので一応自粛 次の楽しみに取っておくことに致します☆
『それぞれに真実がある』ミドリカワ書房 ------------------------------------
帰宅後 気になっていた『スパイダーマン3』のジャパンプレミアの動画をチョイト検索 某サービスで配信されているのを発見したので見てみたところ 一般客らに混じって少しだけですがジェンさん映ってらっしゃいました!! わおー!こんな扱いでいいのか?!(^^;) でもスパイディはソニーの映画で SPNはワーナーのTVドラマだから 土俵が違うといわれれば確かにそうなんだよね 向こうでは映画俳優とTV俳優ってかなり格が違ってるみたいだしね… 映っているのが見られただけマシと思いましょうか(苦笑)
⇒●スパイダーマン3『ワールドプレミアin TOKYO』(BIGLOBE ストリーム)※WINのみ対応〜(^^;)
先週半額サービスをしたばかりだというのに 某店から今週末も半額サービスがあるとのメールが昨日携帯に届きました 最後まで文面に目を通してみたら「メンバーの中から抽選でお送りしております」と書いてあったので ホンマかいな?と半信半疑ながら 今までのメールを確認してみると その1文がついているものが1通もありませんでした
あれ?本当に抽選なの??
試しに同じメールマガジンに登録している妹にお尋ねメールをしてみたところ「私にも来たよー」という返事だったので 信実はイマイチ解りません(苦笑)
先週借りていた分を 今日返すために持って出勤していたんですが 夜集荷の宅配業者がなかなか来てくれなくて 帰り支度をすっかり整えた私は ただボーっと待ってるのもナンだなぁと思い アレしただけで未見のまま返却するところだった『ダーク・エンジェル Season2』の1巻を 社パソで再生して見始めました ちなみにスピーカー外付けのパソッ子でスピーカーがありません よって音声はナッシングです
借りてきた目的は『スーパーナチュラル』に主演しているジェンセン・アクレスです 今週の頭に来日していたらしい彼です 来日のことなど知らずに 彼の出世作である『ダーク・エンジェル Season2』を1枚借りていました このタイミングはただの偶然です
字幕があるから音なしでもいいや〜とノンビリ構えて見ていたら OPに固定で出てくるキャストの3番目にジェン氏の名前があったので うわ!超レギュラーなんだ!(←どのくらいの出番だかは知らなかった)と初めて知りました で 見進めていたら過去の仲間の写真をチラ見させるシーンがあって 「ッ!今の・・・?」と反応 どうやらジェン氏 シーズン1にも別の役で出演していたみたいです(←それも知らなかった)
落ち着いてまとめてみると シーズン2にレギュラー出演しているNo.494(アレック)は シーズン1に登場したNo.493=通称ベンと双子だという設定らしい シーズン1はほとんど見ていた気でいましたが「ベン」の記憶がなかったので 今日返しついでに借りてみるか!と決意したのでした
試しにDA:2を1枚借りてきた翌週にジェンセン来日 週中に来日と帰国の事実を知り その翌日に旧作レンタル半額のお知らせ レンタル屋を訪ねる直前にシーズン1にも出演してたこと知った
ここまでたたみかけられてしまっては
コリャつづき借りない手はないよね!『ダーク・エンジェル』!!
になるのは自然な流れダヨネ!! ええ ワタクシ実に単純な脳構造をしておりますので あっさりジェン氏ブーム到来であります
そんな訳でとりあえずシーズン1の17話「ベン」と シーズン2の第2巻 の2枚だけを借りてきました え 意外に少ないって?ノンノン 明日明後日でまた借りに行くのですよ 金曜に借りると返却日前日に夜通しで見るとか当日に見るって手が使えないのでネ☆
ご利用は計画的にv
『 浸食 -lose control- 』L'Arc en Ciel
DiaryINDEX|past|will
|