カタルシス
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2007年06月01日(金)  百万人の音楽 

午前中クライアントのオフィスまで打ち合わせに訪問 11時のアポで12時前には解放されました うわ 今までで一番スムーズな外ミーティングだ!
先方のオフィスビルは渋谷にあったので昼時ど真ん中の渋谷も落ち着かないだろうと言って 上司さんと自分らのオフィスに最寄りの飯田橋まで戻ってから どっかに寄って食べて帰ろう という話になりました
で 飯田橋についたら12時半 まだまだランチタイム真っ直中な時間帯だったので 駅モールRAMRA内にある『ぼてぢゅう』の列にならんで そこでご飯と相成りました 「お好み焼き食べましょう!」と言われたときは正直「仕事中にお好み焼きかよ…」と思いましたが この後来客があるわけでも外出があるわけでもなかったので まぁいっか! な展開です 上司さんがおごってくれるってんだから文句なんか言いません 数種類用意されたランチセットの中から 敢えて「お好みセット」を注文したら 上司さんは「黒豚ステーキセット」「ランチビール」をセレクト

…アンタさっき「お好み焼き食べましょう!」と言ってませんでしたか?
聞き違いでしたか??(ランチビールに関してはノーコメント)

ここしばらくは仕事がなくて 結構ヒマを持て余しています
今日も打ち合わせから戻って メールマガジンを配信したら 具体的にすることがなくなり ノロノロと雑用ばかりして時間をつぶしてました…
忙しいときは忙しいんですけどね ときどきこういう状況に陥るんですよね 仕事があり過ぎるのはイヤですが なさ過ぎるのもなかなか困ります 上司がいなきゃ堂々と寝たり遊んだりできるんですけどね いるから無理だし その前に分別あるオトナだし!(苦笑)

今日はBellboroのライブが吉祥寺で21時からという やたら遅い時間の出番と聞いていたので このまま適度な時間になるまで職場でウダウダしていようかな〜…と思ってましたが 明日映画を観に行く友人たちが前売券の心配をしていたので「完売の可能性もありますがダメ元でチケ屋見て来ましょうか?」と声をかけたら(←自分の分は既に買って持っていた)皆飛びついてきたので チケ屋の閉まる19時より前には新宿へ出ることに急遽予定変更となりました

それとタイミングを同じくして妹から
「どっかで御袱紗買ってきてもらえませんか」
とのメールが届き 時間をつぶすのに丁度いいかも知れないと思って快諾

定時終了 一旦新宿で下車して安売チケットの店を訪ねて 価格の安い方で『パイレーツ・オブ・カリビアン -ワールド・エンド-』の前売を3枚購入 次にデパートまで袱紗を見繕いに行こうとしたら 久しぶりの友人からメールが届き

「今日のライブ行きます よかったらゴハン食べませんかー」

という内容だったので 即座に「行く!食べる!!」と二つ返事
すると先方は「あと20分くらいで吉祥寺です」というので 俄に買い物を急がねばならなくなりました(汗)

取り敢えず遠出はしないと決めて 小田急デパートに入店 インフォメーションに直行して「ご祝儀袋を入れる袱紗が欲しいんですが呉服売場以外で扱っているところがありますか?」と聞いてみました
呉服売場には間違いなく取り扱いがあると思いましたが 質が良い分値も張ってしまうだろうと考えて 他にフォーマルを扱うコーナー等があればそこも見てみよう 的な判断だったんですが インフォメーションのお姉さんはにこやかな表情で

「10Fの文具伊東屋で多少のお取り扱いがございます」

と教えてくれました
おお?伊東屋だったらかなりライン低そうだぞ その場しのぎで買うに手頃な気がする!と機嫌良く上階に向かいます♪

ちなみに妹くんは明日がお友達の結婚式です 私も大概ギリギリで動く女でしたが 彼女はそれ以上と見たヨ… 「何でもいいから買ってきて!」と言われたから本当に何でもいいんだろうと思ってましたが 伊東屋のセレクションがまた取り敢えず買うにしても微妙なデザインだったもんで 即決を躊躇してしまい ダメ元で呉服売場を見に行ってみましたが こっちはどれもオバさんデザインでしかもお高いと来たもんだ

……orz

結局伊東屋に戻って微妙なブツの写メを送ったりして妹とやり取りしながら 吉祥寺に先着した友人ともいる場所だとか私が着く時間だとかを連絡し合っていました あれよあれよとバッテリーがね(汗)

最終的に一番お安い伊東屋の袱紗(という名の小風呂敷だと思いましたが)を購入し 一目散に吉祥寺へ!!

吉祥寺の駅に着いたのが20時ちょい過ぎってところで 友人とはすぐに合流できました 21時の出番予定でしたが 今日のハコは悪名高き曼陀羅です 時間の押し・巻きが極端なあの曼陀羅です 近くにいるからと油断はできないので とにかくサクサクご飯を済ませて余裕目に動きましょうとお話しながら商店街をテクテク
途中 気になる生パスタの店があったのですが 混雑していて並ばねばならず 美味しそうだけど今は時間がないのでまた今度〜 と泣く泣く諦めました 代わりに讃岐うどんの店に入ってそこでガッツリ食べてきました!これはこれで美味かったしお腹いっぱいになりました 全部食べきったら21時10分前になっていて そろそろヤバイんじゃね?と慌てて会計を済ませて店を飛び出した

駅の反対側にいたので 地下通路で向こう側に抜けて 早足で会場へ
階段を降りて受付まで来たらマネージャーのK原さんがいたので「間に合った?!」と訪ねたところ「大丈夫です!」との答え ひとまず友人と2人で胸をなでおろしましたc〜(^^;)

場内へ踏み入れたらステージではメンバーがセッティング中だったので 結構ギリギリ到着だったみたいです 入口のところで詰まっていてもナンなので奥の方へ移動しようとしたら 見慣れた後ろ姿を発見したので軽く声をかけました
「珍しいですね!」
「おお ビックリした…」
「こないだはスミマセンでした…」
「え 何かされたっけ?」
「メールまでしたのに行けなくて悪かったなーと」
「ああ デイジーの日ね(笑)」

グルタミンの豪さんでした

「珍しい」と言ったのは 彼はここのところずっとスーさんのバンドを見に来ていなかったからです BAMBIのときはしょっちゅう見かけたし ソロもときどき聴きに来ていたと思いますが POWDERはイベントとか何か特別感のあるときくらいしか来なかったと思ったし Bellboroに至っては多分今日が初めてだったんではなかろうかと…

先日ハリマオで会った際 ちょっとスーさんの話が出ておりまして 「最近アイツどうなの?」なんて聞かれたので「どうと言われましても… 豪さんが知ってる感じとそう変わらないと思いますけど(苦笑) あ 声の調子は良さそうです」と答えたら「ふぅん…」みたいな様子でね そんでこっちが突っ込む前に豪さんの方から

「前のバンドの曲とか歌ってんだろ?」と言われました

「前って… それを言ったらBAMBIから歌ってる曲もありますしね」
「うん だからそれが嫌なんだよね俺」
「(苦笑)」
「本人にもハッキリそう言ったんだけど アイツ人の話聞いちゃいないからさー」

豪さん曰く スーさんが作った曲をスーさんが歌うのは変じゃないからソロのとき歌うのはOK でも 以前のバンドの曲は以前のバンドのものなんだからバンドを新しくしたのなら曲も一新させなきゃおかしいと思う と メンバーが変わっただけで曲が変わらないのだったらずっと「鈴木祐樹のバンド」ってことにしてバンド名とかいちいち変えなくてもいいじゃん 違うメンバーで前の曲を演るのって 新しいメンバーに失礼な気がする たまにとか特別なシチュエーションとかなら分かるけど アイツの場合はそれが普通になってるから違和感あって聴きに行く気にならない

という持論を展開なすっておられました

いやー 実はそれは我々も …いや 少なくとも私はずっと思っていたことだったので ズバリと言われてぐぅの音が出ませんでした

考えてみたらBAMBIが大好きだった某さんは「解散したらBAMBIはもうどこにも存在しないから」と言って その後スーさんが率いるバンドが活動を始めてもほとんどライブに来ることがありません たまに来ても「BAMBIの曲演ってるんだね…」と苦笑いのコメントを残していたり 心境は豪さんと似たようなものなんだろうと思います そんな信念の元2人はライブへの出入りを潔く止めてしまった訳ですが 私は同じ様な違和感を感じながらも 自分を騙し騙しライブ通いつづけてしまっているなぁ…なんて 自嘲めいた思いに駆られるのであります(苦笑)

確かにね 特に今回はベースが差し変わっただけだから余計にそう思うよね… 何つーか 現在さなやんの様子を訊いていいものなのか悪いものなのか と〜っても微妙な空気が漂っているし ご飯を一緒に食べていた友人は少し事務所の内情を知っていたりするので それとなく訊いてみましたが「さなやんが今どうしてるのかは聞いてない」と言っていた どうしてもっていうなら嫁とか嫁のオトモダチが今でもライブに出入りしているみたいなので 聞けないことないですが 正直そんな風に接触したくないので却下 スーさんやCHRIさんに聞くのは気まずいから 攻めどころとしてはマネージャーのK原さんだろうな とは常々思っていたんですけれども 聞かなくてもまぁ 困らない情報だしなぁ…と あんまり気持ちの良い結果が得られると思えないので(黙)

そんなプチドラマが頭の中には展開していたのですが 何事もなかったフリでこれからのライブに臨みます 豪さんが単身乗り込んでいた理由は敢えて尋ねません ボクは知らない 知らないったら知らない…
 
という訳でセットリスト
─────────────
1)トゲの生えた舌
2)MEMORY MOTEL
3)風に聴け
4)MISS 31
5)エリア
6)一人ぼっちの夏 ※新曲
7)灰みたいな花
EC)落とし穴しかない場所
─────────────

新曲はビートルズがカバーしたことで有名な『Twist and Shout』への オマージュですかい?なアレンジで 夏を迎えて別れた彼女を思い出す みたいな内容の歌詞でした 曲は大分おふざけを含んだ感じだったので『一人ぼっちの夏』というタイトルがちょっと微妙な気がしました 歌詞聞いてて思ったには『Mr.サマー・サンシャイン』とかじゃダメだったんかなぁ?という感想 歌詞に出てきた“Mr.サンシャイン”ってフレーズはスーさんっぽいなと 思ったんですけどね〜

豪さんに言っておいたように声というか喉は好調のようで 張り上げるところもかすれずによく出せていました『風に聴け』『エリア』あたりがわかりやすい あと『落とし穴〜』の最後の叫びとかも力強い感じ ただ相変わらず歌詞がアララ?なところがあって 『灰みたいな花』ではまたもや“人差し指をこめかみにあてた”の部分が2番の歌詞になっちゃっていた あそこはファン的にポイントなんだから飛ばしちゃダメでしょよぅ(^^;)

演奏中はずっと立って聴いていた豪さんが 終わったら途端に空き席に腰を下ろしたので 今日はトリだったし週末だから 後でスーさんと話をする気なんだな と何となく思っていました 我々は時間が遅かったこともあり そんなに長居する気なかったので 皆してサッサと帰り支度です 私は出る前にお手洗いに行きたかったので荷物を友人に預け トイレに通じる裏手のドアを開けようとしたんですが 重かったのか一回では開かず 気を取り直してエイっと押してみたら 向こう側で



どかっ 「いて!」 ギョΣ(。。;)




「うわわ ごめんなさい!ごめんなさい!」と咄嗟に謝ったら ドアの向こうにいたのはスーさんでした… どうやらしゃがみ込んで煙草吸っていたみたいです 思わず謝っちゃったけど そんなところにいたら私でなくたってもれなくブチあたるでしょうに(黙)

それでも結構な手応えがあったので 本当に痛かったんだろうなと少し気の毒に思い 謝りながらそこを抜けようとしたら 左側にいたCHRIさんに腕を掴まれ「これちゃん久しぶりじゃーん!」と言われました
「あれー?久しぶりでしたっけ?」とトボケ返し

「こないだの251も行きましたよ〜?」
「だってあの日は誰とも喋ってないもん」
「だってあの日は誰も出てこなかったもんv」
「……そうだった」
苦笑いと共に解放されたのでお手洗いへGO(笑)

トイレを済ませて帰ろうとしたら「これちゃん痛ぇ〜よ〜」とお声がかかったので見上げてみると 階段を数段あがったところにスーさんが腰をおろしていて 左の腕をさすって見せています 私が手を伸ばして逆の方の腕を引っぱりながら「では その痛みを忘れるために こっちの腕に新たな痛みを…」と言ったら 「なんだよー握手すんのかと思ったじゃんかー」とニヤニヤしていました

なんだか今日はご機嫌ですね兄さん

そもそも名前を「ちゃん」付けで呼ばれたことにちょっと驚きましたよアタクシは 普段は「これ」って呼び捨てですから ええ かえって言いにくくないんかな?と毎回思っておりましたけども
CHRIさんはいなくなっていて スーさんとタイジさんだけが2人で一服くつろいでいる風だったので「お疲れ様でした」とだけ言い 特にそれ以上絡まず店内へ
荷物のところまで戻ったら久しぶりに来ていたMちゃんと 終演してからいたことに気付いた夢立さんが 揃ってバイバイしてくれたので「私たちも帰ります〜」と友人と3人で彼らの後を追うように店を出て 一応裏手を回るコースで駅に向かいました

パッと見誰もいない風でしたが そのまま素通りしようとしたら 丁度前を抜けるくらいのタイミングでスーさんが上がってきたので「お先に失礼しまーす!」と一声 こっちに気付くなりニコニコしながら寄って来たもんだから すかさず手を出して「今度は握手!」と言ってみるとブンブン握手をしてくれました
「豪さん来てましたよ」と言ったら「知ってる〜」とまたニコニコ その場に居合わせた夢立さんが「え!豪ちゃんどこにいたの?!」と言うので「入ってすぐのところでずっと聴いてました 今も中にまだいましたよ 横ちょのベンチにふんぞり返って座って(笑)」と返したら「気付かなかった〜〜!」と何だか悔しそうにしていました
ちなみに豪さんと夢立さんは従兄弟同士さんです ハイ

我々はそこでその場を離れたので 残った夢立さん&Mちゃんが スーさんと何を話していたかは分かりませんが スーさんの機嫌良さそうだったしきっと楽しくお話なすったことでしょう
私と友人2人は駅までご一緒して ホームで解散と相成りました ボクだけ下りに乗車です 押忍☆

ついでに今日の気になったことメモ
「もしかしてオメデタかな?」
誰がとかは一応伏せておく
違っていたら名誉毀損になるかも知れないし…(苦笑)
 

『百万人の音楽』1944年/アメリカ

 


2007年05月31日(木)  ファイナル・カウントダウン 

朝の通勤で『スーパーナチュラル』ノベライズ第3巻を読み切ってしまいました 第1巻が4/19 2巻が5/10で3巻が5/17発売と 徐々にスパンが短くなっての発行だったんですが 誤植がね… 今回明らかにおかしい部分が3ヶ所はあったよ?確か前回も1ヶ所あって気になってたんですけども… 個人が趣味レベルでしていることなら特にどうこう言う気ないですが 一般書で誤植は気をつけなくちゃイカンでしょう なんつーか 文庫本だからって手を抜くんじゃないぞと この際装丁や見た目のバランス等の“装飾”部分のことは忘れるからロジック強化してくださいよ(苦笑)
取り敢えずシーズン1の分はこれで最後なので つづきはまたDVDがリリースされたあとになるんでしょう その時には是非とも頑張っていただき隊

実際にDVDで見たところ+αまでが書かれていました シーズン2の冒頭に少しかぶっていたのかも知れませんが 別にネタバレまではいってないだろうと思います つかシーズン2まだ見てないので何とも言い切れませんが
シーズン2は本国での放送が5月に終わったばかりなので 国内版で見ようとしたら8月のレンタルリリースを待たなければならない訳ですが どこの世界にも熱いファンがいるもので 本国の放送(当然英語)を見てレポしてくれたり 映像をWEBにあげてくれたり 更にはオリジナルの日本語字幕までつけてくれている人がいるそうで コアな人たちの間では既にシーズン2の話題で盛り上がっているいるみたいです 無論 正規のルートで得た情報ではないので 表だって堂々とネタバレを公表したりはしていませんが 字幕までついているなら見てみたい気が… というか 超気になるヨ!!orz

その配信元 検索キーワードを教えてもらったのに まるっと忘れてしまってまして ウロ覚えの単語で検索してみましたが 当てずっぽうで見付かるようなものでもなく(苦笑) 仕方ないのでもう一度教えてくれた人にちゃんと聞き直してみますわ〜(^^;)ゞ
なんだかもう 地上波放送だけじゃシーズン2のリリースまでテンションが維持できない気がしてきまして 充填したいの 充填…

あ ちなみにシーズン3までは製作が決定したそうです おめでとうクリプキ!

※脚本家のエリック・クリプキ氏は このドラマの原案から企画・製作に至るまでの総指揮をとっている人物で いうなれば『スーパーナチュラル』の生みの親で育ての親みたいな存在です 企画を持ち込んだ段階で彼の頭の中にはシーズン3までの構想があったそうなので 3クール分のネタはどうやらあるらしい 続投決定できっとホッとしたことでしょうな
というか こっちがホッとしましたよ(苦笑)

向こうのTVドラマは話が完結していなくても予算と人気と視聴率の折り合いがつかないと 平気で打ち切りにするらしいので 視聴者側にしてみたら気がきじゃありません だから作り手側もシーズンのファイナル・エピソードは「ほぅら 続きが気になるでしょ?!」的な終わらせ方をして 続投に持ち込む手法を多く取り入れたりしているようで それに慣れない日本の視聴者は「そこで終わるのかーーッ?!」と衝撃を受けるわけヨ

それでも そんな思わせぶりをされたまま打ち切りなんぞになった日には そのシステムに慣れた現地の人たちだってたまらんでしょう 番組を楽しみに見ていた方は完全に置き去り状態です(苦笑)

その点において『スーパーナチュラル』さんは 幸運にも完結の権利を勝ち取ったこととなり 次こそがファイナル・シーズンになるハズです ガッツリしっかり作り切って欲しいです!!
前々からしつこく言っていますが 人気に引きずられてダラダラ続けたりしないで欲しいのです 作品のクオリティを保ったまま有終の美を飾ってください お願いクリプキ!!(頼む気あるなら呼び捨てをやめなさい)
 

『ファイナル・カウントダウン』1980年/アメリカ

 


2007年05月30日(水)  雨の轍 

夕方からの来客が ミーティング後懇親会に突入とのことだったので 近所の弁当屋(ぶっちゃけオリジン)で事前に注文しておいたオードブルを雨のなか引き上げに行きまして 小・中・大のうちの「中」サイズを2つだったんですが 結構運ぶのに難儀しました・・・ 重さというよりデカさ? かさ張って普通に持つとどうしても足に当たるんですよ 雨降ってて片手は傘持つのに使っちゃってるし 疲れてもやたらなところに置けないのでフラフラしてました さらには 出かけるときに親会社の方の社長と出くわして「500円以内で買える低カロリーな弁当があったら適当に買ってきてもらえませんか」とジャリ銭渡されてしまっていたので そっちも用立てなきゃならなくなり(黙)

「適当に買ってきて」といいつつ「500円以内」と「低カロリー」という条件をしっかり出している辺りが憎らしいというか・・・ 一番ネックなのはカロリーですよ 今日びの弁当なんてものは唐揚げだの天ぷらだの肉だのチーズだの カロリー高そ気なもんがほとんどなわけでね! オリジンの前にコンビニ寄ってみましたが案の定手頃なものがなかったので そのままオリジンで紅鮭弁当注文してきました 揚げ物が1つも入っていなかったんで これでいいでしょ?!的な 値段も399円と条件クリアです

で オードブル2つと弁当1つを提げて 雨の中坂道をフラフラと帰社 3階で弁当とお釣りを渡し 5階にオードブルと紙食器を運んで 定時が過ぎているのを確認したら これ以上雑用を請け負わないうちにと 退社して参りました

雨だったし 特に用事もなかったので とっとと帰宅してのんびりしていた訳ですが TVつけても見たいものがなく・・・ 紀香さんも陣内くんも嫌いじゃないですが イベント化した結婚式なぞ見ていても大して面白くもないというか そもそも興味がなかったのでチャンネルが合っても見ていたのはホンの数秒でした ついでに言うなら皇族の結婚式も無視します タンコロリンに至っては公共の電波を使っておぞましいモノを垂れ流すな!とさえ思いましたもの(誰だか解る人だけ笑ってください)
結婚式なんて身内や直接の知り合いでもなければ 白々しい催し物や独りよがりなショーと変わらないように思うんですけどね 家族や友人が主役になるから面白いんじゃん 赤の他人の晴れ姿なんか見ても感動しねぇよ・・・ つか むしろ哀れに見えてしまったんですけれども(誰がとは敢えて言いますまい)
そしてクライマックスで使われるコブクロ ああ 何かあの歌を贈呈された本来のお二人のことを思っていまいました 定番だから仕方ないけど 心境的にはああいう場面で聴きたくなかった・・・

基本TVナシでも全然生きていける人間なので アッサリ自室に引きこもりました 私にしてみたらお茶の時間とネット環境がなくなることの方が死活問題です ご飯食べないときがあっても茶は飲む 超飲みます 携帯のメールが来なくても不安になりませんが ネットが繋がらなくなったらちょっと淋しいです 自発的に敢えて繋げないのとは意味が違うのよ

自分は一体 何に依存しているんだろうか・・・
 

『雨の轍』1993年/日本

 


2007年05月29日(火)  リアル・フィクション 

友人からのメールでAnalog MachineのVo.哲平さん(今はamberlifeで活動中)が ご結婚なすっていたことを知りました お相手は彼らの活動をずっとバックアップしていたYさん 気回しのできる穏やかで可愛らしい雰囲気の女性で 我々に対しても親切に対応してくれる気持ちの良い人です 哲平さんも大好きですが 彼女のことも大好きだったので このお知らせは私にとっても嬉しい朗報でした

昨日の件で沈んだ気分のまま昼までモ〜…っとしていたので メールを見るなりテンションが上がりました
他人様のこととはいえ慶事はやはり気分が良くなります それが好きな知り合いや友人のことなら尚更です

ああ良かった!素直に嬉しいニュースでしたv

しばらくamberのライブがなかったので 哲平さんともYさんとも会っていないのだけれど 次回ライブが決まったら 何かお祝いを用意してみようかな♪ お祝いといっても大げさなことする気は全然ないですけどね 気持ちのモノですから気持ちの☆ ウフフフ…


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最近火曜日は

『お宝鑑定団』を見て
『セクシーボイスアンドロボ』を見て
一休みしてから(お風呂入ることも)
『スーパーナチュラル』を見て
布団に入る

という行動がパターンになってきました 鑑定団は『ヒミツの花園』のときから何となく組み込まれていますが というか あの番組単発で見やすいんだよね 基本的に骨董や美術品見るの好きだし(笑)

で 今日は珍しく『セクシーボイスアンドロボ』の筋がしっかりしていたので ちょっと見直したというか 8話目にしてやっと「アラを気にする」よりも「面白く見る」の割合が上回ったヨ!(毒)
といっても今回“前編”なので “後編”のオチがどうなるかでまた見る目が変わってきちゃいそうですが…(^^;)ゞ

ずっと気になっていたニコからロボへの淡い恋心みたいなものが 結構ハッキリ形づくられていたのと 今まで漠然と“女の子が好き”だったヘタレ男のロボが ちょっとマジに想い入れちゃう相手が小林聡美っていうのがツボった! ロボちんたまにものスゴく僕の心を鷲掴みにする顔とかすんですよ 松山くん的には決して綺麗に演じているキャラじゃないんですけども(ボリューム含め)庇護欲かき立てられる系にはヴァーチャルでもリアルでも弱いです!

でも弱々しく何かに頼ろうとしているヤツはダメでね 自分は強くあろうと頑張っちゃってるのが好き もしくは自分は強いつもりでいるのが好き 逆に自分以外の誰かを助けようとしちゃうのが好き

そんな趣向で見ていると ロボちんは時々私のどツボをついてくるんだな

見た目にはよっちゃん(岡田義徳)が好きであったりするんですけれども
ヒゲもいいなアヤツ いやヒゲがいい…

ニコがもうちょい子供っぽいと更に良かったんですが 彼女ちょっと大人びているというか(キャラのことではなく)見た目が落ち着いていて年齢がいっているように見えちゃってます 目かな… 目に元気が足りないのかも

そんな訳で 何回連続のドラマなんだかよく知りませんが 10回だとしたらそろそろ大詰め 次回の第9回『プッチーニ/後編』に乞うご期待!なのであります☆


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深夜1時56分からは『スーパーナチュラル』
頑なに生で鑑賞しております(寝なよ)

今日は第6話『もう一人の自分』だったんですが こちら本来のタイトルが『SKIN』となっておりまして 直訳すると“皮膚”とか“肌”な訳ですよ
内容見れば何でそのタイトルなんだか簡単に分かりますが 日本語訳が妖しげな字幕になっている部分があるので 吹替えでは何と言っているんだろう?と興味津々で見ていたんですが

綺 麗 サ ッ パ リ 抜 け 落 ち て お り ま し た

ああ〜… 別の表現を期待していたんですが まるきりカッティングかよorz
いや 厳密には台詞が入っていますが 意味合いが変えられていたので カットされたも同然かなと(苦笑)

注目の部分は 「お前の兄貴は大したヤツだな」になっていたかな?
えっとね・・・ ≪≪検索中≫≫ あったあった
※隠れた部分は反転で出ますが未見の人にはネタバレなので ご用心 ご用心


「残念だよ・・・このままディーンでいたいんだが。兄貴は大した男だ、お前もっと感謝しろよ。」
が吹替え版

バラしてしまうと字幕ではだが・・・ ヤツの皮膚は惜しいな お前の兄貴は上等だ もっと感謝しろと言いやがるのですよ 何の気構えもなく初めて見たときには「はい?」っと驚いたものです 巻き戻して英語聞き取ってみたりしたもんね(苦笑)「この肌が惜しい」と「クオリティが良い」って部分くらいしか解りませんでしたが

ちなみに実際にはこう言っていたらしいよ↓
「I must say...I will be sorry to lose this skin. Your brother's got a lot of good qualities. You should appreciate him more than you do.」

んで 翻訳かけたらこうなった↓
本当のところ...この皮膚を失って残念です。あなたの兄弟のものは、多くの良い特性を得ました。あなたは、あなたがそうするより、彼を評価しなければなりません。



こんな台詞を弟に言って聞かせる意味がわからねぇよ!(^^;)



面白過ぎるぜスーパーナチュラル!!orz
『SUPERNATURAL』を“超常現象”じゃなくて“超天然”って訳したくなってくるワヨ!!
 

『リアル・フィクション』2000年/韓国

 


2007年05月28日(月)  扉の向こうに 

解析が面白くてハマり気味の今日この頃
初めみたいな驚異的なアクセス数じゃなくなりましたが 入口で引き返す人の割合が少なくなってきた(笑)生ログ見るとリピートしてくれてる人もいるみたいでチョト嬉しい そんな訳で真面目に更新頑張ろうという気分になってキタヨ せめて9月までは頑張る!(9月に何かあるらしい)取り敢えずらくがきだけは毎日描いてます 今のところはね てへ☆

妹は今週末に控えたお友達結婚式の最終打ち合わせがあるといって 今夜はお仲間(余興ゲームの進行役を頼まれた3人組)と地元の店でお食事とのこと 例の『デザインの現場』が今日発売のはずなので帰りにでも買ってくるのかと思ったら 地元の本屋では扱っていなかったらしい ノベライズのときといい 使えねぇな地元の書店…

「買ってこなかったの?」と訊いたら
「悪いんだけど本屋寄れたら買ってきて〜(苦笑)」と頼んできた
まぁ 自宅から自転車で学校行ってるような行動範囲ですからね 何件も本屋巡りするより都心の本屋でサクッと買ってきた方が早いって話ですよ

どうせしばらくは大した仕事ないんだろうし 帰りに立ち寄れる書店は数件あるので そのうちのどれかに行けば解決でしょう 私も早く見てみたかったし 覚えていたら明日にでも買ってくるよ〜 と頼みを引き受けたのでした
 

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夜 いつものコースでネット徘徊をしていたら 行き着けサイトの管理人さんが日記でとあるご報告をなさってまして
先月オメデタが発覚し 本格的に身重になってきたらサイトの更新も滞るようになるんだろうなぁと ちょっと残念に思いながらも ニュースそのものはおめでたいことだったので 多少お休みがちになるのは仕方ないと思って その後もサイトへは日参をつづけてました ペースは落ちてきたとはいえ時々更新をしてくれていて たまに軽く経過報告が混じったりするテンションだったのですが 今日の日記の中に「子供がダメでした」という一語を見つけて 大ショックを受けてしまいました

相手は面識のない他人でしかない方なんですが イラスト作品や日記を頻繁に見ていたので移入していた部分が多少なりともあったんでしょう ときどき短文メッセージ送っては簡単なお返事をいただいていたりもしたので お人柄は何となく察せられましたし とにかくオメデタを知ったときの「更新が滞って残念」なんて軽〜いガッカリ感どころじゃない リアルな衝撃がありました ドカっと殴られたのに反撃できなくて ものすごーく落ち込んでる感じ 自分のことじゃないのに本気でヘコみました・。orz

ってコトはさ ご本人の心境はいかばかりでしょう・・・(涙)
考えていたらホント 気休めなメッセージを送ることすらおこがましい気になってきて悶々となりました うえぇん

どうか気を落とし過ぎずに今しばらくは心身の休養お取りください
また再びの幸せが迎えられることを 心底お祈りしております・・・!


・・・と伝えたいけど 向こう様にしてみたら余計なお世話な気もするので ここで吐露



この世に生まれいずることの奇蹟を 俄かに感じた夜でした・・・
 

『扉の向こうに』1981年/西ドイツ

 


2007年05月27日(日)  目の見えない鳥の歌 

朝はいつものヒーロータイム 前回気になっていたライダーの方のゲストキャラが一昨年のライダーで鬼修行していた少年だったヨ 少し育っていた でも相変わらず緊張感が足りない空気を醸し出してるのぅ・・・(^^;)

午前中ネットなどしながら色んなDVDをアレしまくる このあと会う人に渡したかった『龍虎門』の番宣番組と ドニーの公式アクションブックの予約特典DVDと ニコの台湾ドラマの第一巻 その他に持って行くものは木曜に受け取っていた新感線の20thボックス(8枚組DVD-BOX)¥36,000!

どうしてなかなかアレな荷物だ(苦笑)

昨日は昨日で髑髏城BOXを友人に貸すため 半日持ち歩いていたのでね 連日手元に新感線(笑)
そんでもって今日の観劇は Bunkamuraシアターコクーンにて上演中の『藪原検校(やぶはらけんぎょう)』でござる

⇒●e+ Theatrix!『薮原検校』
⇒●YOMIURI ONLINE|古田新太「藪原検校」で難役「杉の市」』
⇒●薮原検校(Wikipedia)

【あらすじ】時は今から二百年ほど遡る江戸中期の享保、塩釜の地。小悪党の魚売り七兵衛は、醜女だが無類に気立てのよいお志保を嫁にもらい一旦は改心するが、女房のお産の金欲しさに行きずりの座頭を殺して金を奪う。が、生まれてきた男の子は盲だった。「座頭をひとり減らしてまたひとり殖やしただけだ」とめぐる因果の恐ろしさに、七兵衛は自害する。生まれた子は、塩釜座頭・琴の市に預けられ杉の市という名前をもらう。手癖が悪く手が早い杉の市は、十三で女を知り、師匠の女房のお市にまで手をつける始末。ある日、難癖をつけて金を巻き上げようとする佐久間検校と言い争ううち、検校の結解(けっけ=目明きの秘書のこと)を刺してしまう。別れを告げに寄った母の家で、誤って母を刺し、駆け落ちしようとお市と共謀して師匠琴の市を殺すが、お市は瀕死の琴の市の返り討ちにあう。
一人になった杉の市は師匠から盗んだ金を携えて江戸に向かい、門下生になるために学者・塙保己市の元を訪れる。晴眼者以上に品性を磨くことを目指す塙保己市が、万事が金と考える杉の市を弟子にするわけもない。
その後、藪原検校に弟子入りし、貸し金の取立てで見る間に頭角をあらわす杉の市。そして二度目の主殺しをし、念願だった二代目藪原検校の襲名披露の日、彼の前に立ちふさがる影が………。(Bunkamura公式サイトより)


もうご説明は不要かと思うが劇団☆新感線の看板役者・古田新太が主演なので興味引かれた舞台である 段田安則も好きな俳優だし 六平直政も出ていて自分的には充分な面子 一般的には田中裕子も注目ポイントだったのだと思うが さほど興味なく(でも舞台ではさすがに綺麗だった)

いつもの如く事前学習ゼロで臨んだので てっきり史実なんだと思って観ていたが のちのち調べてみたら井上ひさしの偽評伝(創作)だったようだ
生臭でダークな伝記がコミカルなタッチで演出されていて 蜷川幸雄の演出にしては判りやすかったというか まぁそれほど奇抜なことはしておらず ただ 舞台を縦横無尽に張ったロープを色んなものに見立てる手法は 彼の雰囲気を残していたように思う

合間合間に歌が入るのだが これがちょっと個人的にいただけず 大人数で一斉に声を重ねる演出は 自分のアンチ蜷川の血が沸き立つ部分なので正直好きじゃない というか聞き取りづらいからやめて欲しいとすら思う でも多分あれが個性と思われて評価されるのだろうし 本人も「自分の色」と思っていそうな気配を感じるので その部分が削られることは今後もおそらくないだろう

音楽を担当していたのは宇崎竜堂で 楽曲的にはぶっちゃけ微妙 でも別に歌を聞かせたい話ではないのだろうから そこはさして気にせぬことにした 曲はともかく歌詞が面白かったので 聞き取りづらい部分は舞台袖の電光掲示板で確認する 歌詞に見入っていると舞台で起きていることを見逃すのが痛いところだが やむを得ず
歌詞が面白いといっても 繰り返しが多く長い歌はすぐに退屈するものだ おかげで歌の最中何度となく睡魔に襲われ難儀した 友人が血と汗と努力で勝ち取った前から5・6列目の中央通路横という良席で観ていた手前 堂々と寝こけるわけにもいかず 船を漕ぎ漕ぎ必死の奮闘 芝居の部分は小気味良いのに あの歌が流れを止めているように思ったのは 私だけなのだろうか・・・

舞台袖に語り部と楽師が義太夫のように待機しており 効果音や伴奏がギター1本で奏でられるという演出 これは非常に良い印象 冒頭で津軽三味線のように弾いてみたり 中盤ではリズムとメロディを同時に演奏するタッピング奏法を見せていた 押尾コータローを何度か生で聴いているので奏法自体に驚くことはなかったが この場にこの音をあてがったセンスは評価したいと思う
それから語り部の盲太夫に扮していた壌晴彦が素晴らしく良かった まさに名調子で何者だろうと思ったら 劇団四季の正劇団員を経て現在フリーというご経歴 現在は演劇倶楽部『座』なる団体を主宰しているらしい 四季以前には茂山千五郎に師事していたというから あの声と節回しは狂言修行の賜物ということだろうか よくよくプロフィールを確認してみたら『ハムレット』や『オイディプス王』でも見ているかも知れないのだが 具体的な記憶がない自分が恨めしい…

内容が内容なので いくらコメディタッチの演出をしても コミカルに演技してみても 後味の良い話なわけがなく 陰鬱の中に白々しいまでのポジティブ・メロディがちぐはくなバランスを見せている舞台だった 総体的には面白かったが やっぱり歌の部分は適度なボリュームに割愛していただきたい・・・


【オマケ】
■検校
 当道座の最高の盲官である。盲官とは当道座を維持し、江戸時代の封建社会を象徴するように、座内にも階級制度があった。その階級制度は、まず(初心・無官→打掛 →)座頭→勾当→別当→検校という4つの盲官の昇進の順番があり、更にその中が16階73刻に分かれる。1刻上がるごとにお金を上納する、今の華道・茶道の家元制度の免許状のようなものであった。
  検校まで昇ると719両かかるとの計算がある。このお金は京都の職屋敷に納付し、配分された。定員はないので数多くの盲人が入座すれば潤った。官位昇進の速度・年齢制限はなく、その財力により一夜にして検校となる者もいた。

■当道座(とうどうざ)
  盲人達は、13〜14世紀頃に当道座(とうどうざ)という音楽集団を作り、この集団に所属し社会的地位を高めたり、身を守ろうとしました。当道座は、平曲の琵琶法師としての芸能集団であり、以下のようにまとめられる。
 1階級制度
 2師弟制度
 3京都を中心とした全国組織
  明治4年(1971)11月3日太政官布告により廃止されるまで盲人をまとめ、権利を守る重要な集団であった。

■盲人の職業
  江戸時代以前では、呪術的宗教者である盲僧・祈祷師として活躍し、その後13・14世紀に琵琶を弾奏しながら平家物語を語る平曲弾奏や曽我物語を語る瞽女。戦国時代になると鍼・按摩、浄瑠璃、琴(筝曲)、三味線を新職業とした。江戸時代は、幕府の盲人保護政策として高利貸しが認められた。その他、長唄・常盤津・謎解き話芸・狂言・尺八・歌念仏・舞曲・声帯模写等の諸芸能に活躍しました。
  また、箏(琴)では八橋検校城談(やつはしけんぎょうじょうだん・1614〜85年)が有名で、京都の銘菓『八ツ橋』とは元々琴の形を模して焼いた煎餅のことだった。現在一般的に思い浮かべる『八ツ橋』は焼く前の「生」状態のものを指し、『生八ツ橋』となる。

■盲人の服装
  貧困な盲人は除外して、名のある盲人は歴史上琵琶法師・勧進などの僧の系譜を引くことから僧体をとり、座頭→勾当→検校と盲官を持つと、盲官を明らかにするために服装や杖が決められていた。
  盲官が上がるにつれ、服装は綿布・浅黄→紫素絹→緋(ひ・あか)の衣、杖は白色の樫木のL字杖→黒塗の棒→鳩目塗の両橦木(しゅもく、T字杖)などとなる。

■盲人の名前
  盲人の名前には「杉山和一」・「塙保己一」など「一」の字がついていることが多い。更に調べると「城○(じょう〜)」と「○一(〜いち)」の2通りに分けられる。
 南北朝時代、琵琶の名演奏者に「城一(じょういち)」という人物がおり、これが後に2派に分かれ「城方流(じょうかたりゅう)」と「一方流(いちかたりゅう)」となり、その流派が城方流(じょうかたりゅう)であれば「城管(じょうかん)」・「城泉(じょうせん)」などと前に城がつき、一方流では「和一」・「保己一(ほきいち)」などと後ろに一がつくのが定番となった。


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香港ブーム到来中の友人が せっかく渋谷に来ているのだから・・・と 電力館の向かい辺りにある香港グッズの店を訪ねたいと言い出しました 私も知っている店だったし久しぶりだったので 一緒についていったら残念ながら19時半閉店で丁度ギリギリ間に合わず・。 しかし エレベーターを上がる前 その店の1フロア上の階に新たな華流グッズ店があるらしいことに気づいたので ダメ元で行ってみたらこちらは20時まで営業していて奇跡的に入店が間に合いました ヤッホウ☆

その店の名は『香港王』 ホンコンキングと読むはずです

というのも そこにはフリガナがふられてませんでしたが 大阪にある超有名店と同じだったから 多分東京支店とかじゃないのかな 大阪の方は店主の気分で突然休業したりする独自経営のお店と聞きましたが その商品の揃いの良さでは定評のある所です
今回訪ねたお店は グッズ屋と言ってもCD・VCD・DVD・書籍がメインで ブロマイドとポスターとちょっとのアイドルグッズがあるくらいの大人し目なセレクション でも種類が豊富で狭い空間にみっちり品物が収まっていて圧巻でした・・・

友人がドニーの生写真をレジに差出しながら「他にドニー・イェン関連のものって何かありますか?」と尋ねたところ いくらかのDVDを紹介されていましたが 字幕がないものにまでは手を出したくないようで それ以上は諦めて帰ろうとしていたところに 2人いたうちの店員さんの片方が 向こうのファッション雑誌を抜き出して「これ表紙がドニー・イェンですよ」と見せてくれました 中のページを確認してみたら表紙になっているだけに3見開きほど彼の写真を使ったページがあり どれも小洒落たメンズフォーマルに身をつつんだ 見事なまでの“モデル”っぷり 思わず「おお〜・・・」と私まで歓声を上げる有様でした(^^;) 当然のことながら友人はすぐさまお買い上げでございます
大判のグラビア雑誌だったので結構な重量感でしたが 持ち歩きの難儀を差し引いても満足の残るお買い物だったみたいです 良かったね○○さん!笑

それにしてもいつの間にできていたんだろうあの店・・・ 使えるじゃないか!(何に?)


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下北沢でライブがあるはずのグルタミン サイトで出番時刻が確認できなかったので 仕方なく豪さんにメールしてみたところ
「21時予定です」
と返ってきました ・・・うう ちょっとそれだとキツいので 2回連続で申し訳ないと思いつつ欠席表明をして帰宅することにしました ご ゴメンナサイ・。orz

おかげさまでというか グルに行けなかった代わりの癒しにしようと思って『パイレーツ〜』の地上波放送を見ていた訳だったんですが 好きなシーンばかりカットされていて オンタイムでヘコんでいました なんでソコを切るか・・・(涙) 最後もイキナリなチョン切り方してて感じ悪かったじょ
そんな状態で見ていても やっぱり1のまとまり方が一番好きだな〜と思うのでした!
 

『目の見えない鳥の歌』1997年/韓国

 


2007年05月26日(土)  海賊旗を上げろ 

渋谷ピカデリー朝一の回で
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』を鑑賞

【あらすじ】デイヴィ・ジョーンズの心臓を手中に収め強大な支配力を得た東インド会社のベケット卿は、世界制覇を目論み次々と海賊たちを撃破、ついに海賊の時代は終焉を迎えようとしていた。そこで海賊たちは、最後の望みである“伝説の海賊”9人を招集し、世界中の海賊たちによる全面対決に挑むことに。しかし、その9人のうちのひとりが生死不明のジャック・スパロウだと判明。やがて、ウィルやエリザベスたちは、溺死した船乗りが囚われているという“デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー”にジャックがいると確信し、救出に向かうのだが…。

ええー 当然ではございますが 前2作を観ていないと話はパッパラパーな展開です というか ぶっちゃけ前の2作を観ていても微妙にパッパラした部分がありました 直前に1・2を見直しておいたりすると少しは解消される問題かも知れませんが 突っ込んでしまえば「置き去り」設定や「いつの間にか変化した」設定が結構ありました 時間経ってるから誤魔化せると思ってない?みたいな 前作思い出しておいた方がいいのか忘れていた方がいいのか どっちが良い見方なのやら・・・

バリバリ公開中なのでネタバレを避けた箇条書き感想をば

●チョウ・ユンファの無駄づかい
●シリーズ最高なまでに男前なエリザベス
●ウィルがちょっと逞しくなった
●ジャックのサービスシーン?ちょっとやり過ぎ・・・ つかイラネェ
バルボッサのキャラが違っていませんか ※空白反転で文字は出ますが2を観てない人にはネタバレかも
●やっぱりどう見ても似てないターナー父子(どこがウリ二つなんじゃ!)
●カリプソの設定が曖昧過ぎる
●ディヴィ・ジョーンズの過去をもうちょいツメて欲しかった・・・orz
●ラゲッティの囁きが妙にエロい
●ベゲットは最終的に何をしたかったのか?
●海賊長は何故9人???(7つの海を〜っていうなら7人で良いんじゃね?)
●証の銀貨があれでいい意味がわからん
●キース・リチャーズが笑えます!
●ネズミーのくせに人が死に過ぎじゃないですかね(しかも存外アッサリと…)
●全体的に駆け足 というか滑り足?でしたかね

こんな感じかな?
娯楽作としての1の完成度を考えると どうしても続編二作は劣ってしまいますが 自分的には2があまりにもつまらなかったので(俳優しか見所がなかった) 3は観るまでものスゴイ心配してたんですが さすがに「まとめ」を第一目的にして作っていたようで 2ほどひどいもんではありませんでした 既に書いているように設定の穴はアチコチに見て取れるんですが それは1にも多少あったことだし ぶっちゃけ大衆向けの娯楽作なので その場が面白ければ許しても良いと思います 今回はテンポが良かったので2時間49分という長丁場もさほど苦ではありませんでした(2のときは初見で眠くなった)

1で際立っていたジャックの変人加減が 2ではその他のキャラのアクが増したことによって影を薄めてしまい それではイカンと思ったのか 3ではジャックの変人度合いが上げられていて 全体的にテンションたっけ〜感じになってしまってました
個人的には1の時くらいのバランスが良かったんですが・・・
ジャックどこまで壊れていくのサ・。

とりあえず1回目はこんな感じ(え)


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映画館を出て 余った時間で軽く買い物をすませ(やっとスーパーナチュラルのノベライズ3巻が買えたよ!) 次なる待ち合わせの場所『パイレーツ・カフェ』の店内状況を確認 慌てて入らなくても大丈夫そうな客の入り具合だったので 約束の14時になるまで別の場所で時間を潰そうと思い一旦店を離れました

近場の店に入ろうとしたしたところで携帯が鳴り 本日の主賓である沖縄っ子から「午前中の用事がキャンセルになったのでもう渋谷にいます」という内容のメールが届きました あら だったら店入る前に拾ってきましょうか
ということで 再び外へ出て待つこと数分 すぐに彼女が現れたので 映画から同行している友人と3人で喫茶店へ入り直そうとしたら 丁度そういうタイミングだったのか 満席になってしまっていて 場所替えを余儀なくされました だったら沖縄っ子にカフェの様子を見せてみるかと店の前まで行ってみたところ 徐々に混雑してきていて 14時に人数分の席が確保できるかあやしい気配・・・

「何か混んできたみたいだから入っちゃおうか」
「そうですね・・・」

14時には さらに2人が合流することになっています パイレーツ限定メニューは ドリンクが4種 ディッシュプレートが3種 デザートが2種 でも入店の段階でプレートの1種は完売になっていました メインがカジキマグロのヤツ それが食べたかったのになぁ・・・残念!

⇒●渋谷B.O.A.C(期間限定でパイレーツメニュー展開中)
⇒●パイレーツ・オブ・カリビアン公式ファンサイト

適当にドリンクを頼んで14時までを過ごし 2人が合流してから限定メニューのプレートを注文しました 狙っていたカジキマクロのグリルが既にその日の現定数を終了してしまっていたので 次点のローストチキンで手を打ちました 大皿にサラダとフライドポテトが盛ってあって その上に焼いたもも肉が骨付きでドーン …と乗っているヤツ マグロの方も多分チキンの変わりにグリルマグロが乗ってただけだったんだろうな(苦笑)

4時くらいまでカフェに居座り 飲みの時間までカラオケで時間をつぶそうとして その前にブリスターとディズニーショップに立ち寄って 色々諸々欲求を昇華させ 5〜7時までカラオケで飲み食い歌いお喋り合いで過ごしました

ちょっと早めでしたが目的の一つであったバー『八月の鯨』へ入店したのが7時半 この日2組目くらいの客でしたが しっかりガッツリ終電の時刻まで長っ尻してしまいました(^^;)ゞ
いやいや もしかしたらこのまま朝までコースなのかな?と薄ら覚悟があったので 終電とはいえ夜のうちに帰宅できるのは有り難かったです 翌日は昼から観劇控えてましたしね〜

朝からずっと付き合ってくれていた友人は 私以外の子たちとは初対面だったので カフェまで同伴のつもりが 結局カラオケもバーも仲良くご一緒してくれました 昔からフレンドリーな人でしたが さすがの社交性に脱帽です 他の子たちも普通にお話してくれていたのでホッとしました
どこに連れて行っても大丈夫な友人の筆頭にいる彼女は B'Zとジョニデと香港映画が大好きな趣味の人ですv

沖縄っ子はもう2・3日東京に滞在らしく 明日はTDL(もしくはTDS)に行くことになっているそうです 今日14時から合流した2人がご一緒するのだとか だから朝までコースにはならなかったんだネ☆ 天気も良いようだし楽しんで来ると良いよ ホホホ

自分は乗り物が苦手なので 遊園地はそんなに魅力を感じない娯楽施設だし ぶっちゃけネズミーがそんなに好きじゃないんで キャラとかグッズとかほとんど興味示しません 映画は観るけど「ネズミーだから」という理由では全くないし むしろ敬遠傾向にあるので 余程気になるんでもなければ劇場で観ようとはしてないです パイレーツは完全に役者目的ですからねぇ〜(^^;)ゞ

ジャック・スパロウというキャラを生み出してくれたこと というか ジャックをジョニデにオファーしたことだけは 素直に謝意を表したいと思います さすがは天下のD社です!-3

今夜が朝までかも知れないと思い 翌日の約束は座席合流にしてもらっていたので 思いがけず朝はのんびりできそうです どのみち7時半にはTV見るために起き出してるだろうしサ 観劇のあと余裕があったらグルタミンにリベンジ 頑張れなかったら家帰ってパイレーツ1の地上波放映ですかね
 

『海賊旗を上げろ』1961年/イタリア・アメリカ

 


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