2002年02月16日(土) |
Take it eazy |
がんばる、ということ。 何かを成し遂げたくて人はがんばる。 私は、負けず嫌いの欲張りなのにあんまり、がんばらない。 だから、たまにがんばると、体のどこかがプチっと音を立てて壊れる。 ただの根性なし・・といえばそれまでですが・・。
イヤでもがんばらなくちゃならない時。 例えば、えー、残業や 寝不足の早起き、忙しい毎日 お腹すきまくりのダイエット、 受験勉強、闘病、 借金の肩代わりまで。 それぞれの背景で自分の希望とは添わずがんばらなくちゃならない時。 がんばってね、といってもらうのはあり難く幸せ。 でもそれ以上に がんばらなくてもいいんだよ、って言ってもらえるのは 時に、泣けるほど幸せ。
がんばれ、がんばれば、がんばるとき。 後悔はしないように(してもいいけど) 時々なら肩の力を抜いて。
「Take it eazy Take it eazy 泣いてばかりじゃダメさ 笑いながら歩いてみよう」
3歳になる息子がいます。 リオと言います。 私は、彼がチョコを貰ってくるのを それはそれは楽しみにしていました。 そしてとうとう、その時が来たのです。
今年、彼は人生初のバレンタインチョコを 大好きな大好きな女の子に貰いました。
保育園の連絡帳に、いつも名前のあがる女の子。 はなちゃん。 おうちでもはなちゃんの名前はよく出ていました。 いつも髪を結わいていてかわいらしいはなちゃん。 あー、やっぱり! 私の第一声はそれでした。 うれしくてうれしくて。本人以上にうれしい。 はなちゃんにとって他のお友達より ちょっと特別なリオ。 リオにとっても特別なはなちゃん。
君の未来ははかりしれなくて これからいろんな別れや出会いを繰り返して 悩んだり、躓いたり、 そうやって成長していくんだね。
ちょっと後ろからそれを見守っていくよ。
まずは、恋の第一歩。
「君の命は君だけのもの 純白の未来にさあ漕ぎ出せ」
チャラのうたに愛の絆というのがあります。 チャラのおばあちゃんに送った歌だそうです。
私はおばあちゃんが大好きです。 母方の、もう、80を超えていて 入退院を繰り返しています。 もともと丈夫な人ではなかったので。 もう、いろんな覚悟はしておくようにと。 たまに遊びに行くと 同じコトを何度も何度も話します。何度も聞きます。 そのたび、私は泣きそうになります。 でも、何度でも聞いて欲しいし 何度でも笑って欲しい。
しわしわの暖かい手。
私はその時がきたら その悲しみを乗り越えることができるだろうか。 もっと遊びにいけばよかったと話をすればよかったと 後悔しないだろうか。
とりあえず、明日は飛んでいこう。 しわしわの手に暖めてもらいに。
「ひとしれず その思いは 高く高くのぼる 空に消えた」
2002年02月13日(水) |
no,music no,life |
最近、テレビの主題歌になったブルーハーツ。 その影響かCDショップやレンタルショップにいくと ずら〜り、ブルーハーツが並んでいて なんだかびっくりしてしまった。 そして、その光景はそのまま当時にタイムスリップ。 私が小学校から中学校にかけてよく聞いていた。 2つ年上の兄の影響で、普通の小学生の女の子は 聞かないであろうな、音楽をきいていました。 もちろん今も好きで、思い出しては引っ張り出して 聞いている。 思春期の難しいお年頃のガラスのティーンネイジャーには ブルーハーツはとてもとてもしみた。 親がなんでだか、うっとうしく感じたり 友達のことが何よりも大事だったり 誰も私のことなんかわかってくれないよ なんて硬い硬い鉄壁を作っていて とげとげしていたあの頃。(そんな時もあったのさ) 優しく背中を押してくれたのがブルーハーツ。
ブルーハーツはまるでドブネズミのように美しかった。 とはMIYAの言葉。
いろんな音楽を聴いて あーだこーだと言ってても、寂しさに打ちのめされた時は 私は迷わずブルーハーツを歌うだろう。
「ピカピカに光った銃で出来れば僕の憂鬱を撃ち倒してくれればよかったのに」
no,music no,life
|