no,music no,life

2002年03月20日(水) 息子

誰に似たのか
うちのリオベイベーめ、
なんとも難しい男。

保育園に
お迎えに行って靴を持っていくと
下駄箱から自分で靴を取りたかったといって
かんしゃく。
暴れん坊将軍。
恥ずかしいやら困ったやらで
担ぎ上げ家に帰る。

プッチリ切れた私の堪忍袋、
リオベイベーを怒鳴りまくる。
ほっぺも打つ。

プリプリ怒りながら2階にあがり
「うわーーーー」
と泣きながら
彼が上がってくるのを待っていた。

しかし、一向に来ない。
「?」
慌てて下に戻ると玄関の戸が全開。
靴もない。

慌てて外にでて探す。
もしかして・・と思い保育園に行くと
先生に手をひかれ泣いていた。

わしゃ、幼児虐待か・・・・

青ざめる私に
何かを悟ったのか
「もう、いうコト聞く、おかあさんだいしゅきー」

・・・・だって。

「半人前がいっちょ前に部屋の隅っこじっとみてやがる」



2002年03月13日(水) DAY DREAM BELIEVER

いろんな心の企みが
私をワクワクさせます。

ある人が
「妄想シリーズ」と題して
その膨大な夢を語ってくれました。
おもしろかった。
内容は、妄想なので
伏せておきますが(笑)

楽しいことが
待っていると思うと
なんだか
ウキウキ

あれもしよう、
これもしようって
靴をはいたり
自転車こいで仕事に向かう道や
お風呂の湯船の中

眠る前の数分

そんな瞬間に君は現れて
胸が一杯になるような笑顔を振り撒いていく。

「ずっと夢をみて 僕は幸せだったなあ」



2002年03月12日(火) beautiful beautiful songs

いろんな音楽がいっぱいあって
人によって
好き嫌いがあると思います。
自分にしっくり。
ぴったり。
そんな音楽に出会えたことは
奇跡的にラッキー。

で、そのしっくり、ぴったりが
共通した人に会えるのは
とてもとても幸せ。

で、その人とは
どこかきっと似ているとこがあるんだろうと思います。

「例えば、洋服だったりすると
その人に対して似合ってるとか似合ってないとか
こっちのほうがいいよなんて
いうコトは出来るけど
音楽だけは
その人に対して良いとか悪いとかは絶対に言えない」

そうなんです。
その通りなんです。

それぞれの毎日で流れる歌。
それぞれの背景で流れる歌。

みんな違って当たり前なんです。

大切にして下さい。

「半年で死んだ犬の思い出の中には どんな歌が流れていたのでしょう」



2002年03月11日(月) それが僕です

そうそう、そういえば。
いろいろと片付けをしていて
昔のノートが10冊ほど出てきました。
なにやら赤面してしまう詩のようなものやら
なんとなく書いたような日記のような
まあ、よく書いたよなッと
突っ込んでしまうシロモノ。
その中にいくつか
自分も忘れてしまっているような言葉があって
HPの方に載せています。
良かったらどうぞ(宣伝かいッ)
でも、その時から
私は好きな歌や詩を書き留めるくせがあって
ノートの端はしに書いてありました。
今のこの日記のようなもの。
ノートの延長線にここはあるのです。

「荒れた手を気にしてる君の ひざの上の本が僕です」



2002年03月08日(金) オリーブ

友達が髪を切った。
「さっぱりして似合ってるよ」
アイスコーヒーの氷をカラカラさせて私は言った。
多分、夕べは眠れない夜を過ごした彼女。
腫れた目をさらに細めて笑う。
「悲しみって共有出来ないから自分で乗り越えるしかないよね」
部屋がいつもより片付いていて
何かが足りないような気がした。
彼女は恋人と別れた。
「恋人と別れて髪をきるなんて、笑っちゃうけど」
「けど?」
「なんかカタチが欲しかったのかもしれない」
ふうん、とうなづいた。
別れてしまった理由はわからない。
嫌いになって別れたのではないというのが
今の彼女を見ていれば確かだった。
「今日は飲もう」
「うん」
冷蔵庫からカンビールをだして乾杯。
「昔、ビールの缶でピラミッド作ったよね」
あはは、と笑って
「今日は東京タワーにしようっか」
見慣れたはずの彼女の顔は
見慣れない笑顔だった。
耳にかかるくらいの横髪は
彼女の赤いホッペを隠した。
小さい頃の話をした。
私が先輩を好きだったこと、
マラソンがイヤで仮病したこと、
給食の牛乳が飲めなくて泣いたこと、
たくさんたくさん話をした。

ああ、私はずっと彼女をみてきた。
何年も。
「もう大丈夫だよ」
と、彼女が笑う。
「きっと大丈夫だよ」
だから私も笑う。


「それからの二人は毎日がキャンプしてるみたいで  
          怖いものナシね 二人 ねえ オリーブ」


 < 過去  INDEX  未来 >


ちい [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加