六本木ミニだより
DiaryINDEXpastwill


2025年01月07日(火) またIKEA行って、フランス人の客にアドバイスまでする(笑)

東京にイケアが新宿、渋谷、原宿に進出したように、イケアもパリ市内にいくつか店を構えるようになった。(現在店舗2,展示だけを行うコンセプションスペース1)そのうちの1つ、マドレーヌ寺院の前にあった1号店が閉店して、パリ市内でもやや郊外(観光資源は少なく住宅地)のイタリー広場に移転した。そこに行ってきた。

引っ越すときにイケアからの距離と移動手段を考えるのが習慣化している。パリ郊外の自宅は直近の大きなイケアまで45分ぐらいで、当時はまだイタリー広場に店舗がなかったので、この45分の郊外大型店舗に行っていた。イタリー広場までは地下鉄で30分なのだが、地下鉄はエレベーターがない(下りがないとカートに積んだ家具を持って階段を降りられない)バスだと同じ40分ぐらいかかる。小型店舗は在庫がなかったりするので今まであまり興味がなかった。

が、そこにしか在庫がない家具を引き取りに行ったら、電車に揺られる時間も少ないし、バスを降りたら目の前にあるし、マドレーヌ広場より大きくて小型〜中型家具の在庫も多いし、中型店は郊外大型店と違って中を一周しても疲れないなあと思った。店内で歩く距離も1/3ぐらいだよね。今日は帰りにカフェなどは行かなかったが、行こうと思えば同じ建物の中にスタバや他のカフェもある。
ショッピングセンターの中なので、他の雑貨店とも比べられる。
avril の化粧水1本だけ買い物した。

実は今回、初めて前に買ったイケアの家具を捨てようと思っていて(中が段ボールだからまあいいでしょ、それに、アベ・ピエールの性暴力事件が明るみに出て寄付する気持ちに消極的になっている)その捨てようと思っている家具の前を通ったら、年配のマダムが真剣に見ている。「あげちゃおうか?」と思って、「テレビを家具をお探しですか?」と聞いたら、「そうじゃなくてソファでテレビを見ながら夕ご飯食べるときのテーブルがほしいのよ。でもこれはちょっと小さすぎるわね」とのこと。「ああ、だったら、このシリーズでテーブルもあるはずですよ」と言ったら、「あなた詳しいわね」と褒められた笑。次にワゴンラスコグのところに行ったら、日本でも「生産終了」となってたから「これはモデルチェンジだな」と思ってたら案の定こちらではすでに新モデルが売りに出ていた。そこにいたオジサマが「マダム、ご入用ですか」と譲ってくれそうになったので「あ、いえ、そうじゃなくて車輪が気になったので。新モデルは車輪にストッパーがついたんですね、進化しましたね」と言ったら、また、「マダム、詳しいですね」と褒められた笑

帰ってきてもそんなに疲れてないことを考えると、これからもイケアはイタリー広場一択だな。明日の朝までに映画紹介記事を仕上げるよ。


2025年01月06日(月) 買い物で郊外へ/映画評作業中/天井の修繕費の見積もりが来た(保険)

午前中、雨が降りそうか心配だったがなんとか持ちこたえた中、郊外のディスカウントショップへ。
浴室用のワゴンは迷いなく購入。玄関用の棚は実際に見てやめた。安かったけど残念だった。
代わりにおたまとスパチュラセットは安かった(4本で6ユーロ)。スパチュラが欲しかったのだが、ふつうのスーパーだと1本で4.5ユーロとかする。

そういえば、イケアの家具で日本で990円のものがこちらで9,99ユーロで売られている、ということは、売り手としては1ユーロ=100円換算なわけだ。しかし買う方は1ユーロ=170円(為替手数料こみ)だからなんでも1.7倍なのだ。ホント、円安、大変なんである。

映画評がまとめるのに2日かかる。1作を250文字ぐらいで紹介するのを、編集さんが「職人技」と言ってくれるのだが、事実そうかもしれない。

天井の水漏れの見積もれがやっときた、5000ユーロらしい(保険でなおる)。2月に直すと言ってた。でもまだなにか起こりそう、と思っておいたほうがいい。


2025年01月05日(日) 日曜日の過ごし方は難しい

日本だと、日曜日は、月曜日に備えた買い物をする日っていう認識がありませんか?
こちらでは、日曜日は基本店が休みなので動きがとれない。
交通も、迂闊に出かけると、帰ってこられなくなる(電車の接続が悪い)
お店の最新の営業時間を行く前に必ず確認しないと、前のとおりだと思っていると時間をかけてたどり着いたらシャッターしまってる、なんてことがよくある(今日もやられた)

外国に住んでいるわけだから日曜日にでふらふらするのは楽しいが、いい加減にしないと本当に時間がなくなってしまう。

太陽の光を浴びる時間(1日20分)をクリアしたら、静かだし環境は整ったのだから、家にいるべし。


2025年01月04日(土) いっぱい一仕事

この日記を読んでくださっている方は、メルマガもブログも読んでくださっていると思うのですが、今日はnote に自己紹介記事を書き、メルマガとブログに更新しました。

ブログでなくnote のほうが、記事の更新も写真などのアップが断然ラクなので、執筆をnote に移していこうと思っています。


2025年01月03日(金) 生鮮食品の買い物に、とても時間がかかる/友人が具合が悪いらしい

質の良い食品を手に入れようとすると、とても時間がかかる。こちらでは肉、野菜、魚、質の良い店は昔ながらの対面販売が多く、列を作って並び、「これを何グラム、これを何グラム、合計おいくら」みたいな作業を一人づつやる。肉屋、八百屋、魚屋、3軒でこれをやると一軒20分でそれだけで60分かかってしまう。

どれも質が良いので帰ってきたときはホクホク戦利品! という気持ちになるが。

しばらく連絡がなかった友人がとても体調が悪かったらしい。グループメールで他の人ともあれこれ意見を出し合い、彼女は少し活路を見出した様子。あわない薬も医者と相談すると言っていた。

映画3本のうち2本見終わりたかったがまだ1本目が終わっていない。金曜日十二2本身終わりたい。まだまだやることはある。


2025年01月02日(木) とても寒くて暖房がきくか不安だったが/集中して働くよ

パリ近郊の気温は朝9時30分で3度。雨が降っていたが雪の可能性もあり。
そして今日から通常営業。
昨日までいた友達の家は新築鉄筋コンクリートだから暖かく、22度ぐらいあったが、わたしのアパートは築180年で日本の木造建築よりは断熱だけどそれでも寒い。こちらの暖房はもっとも電気をくうと言われるオイルヒーターが主流のため、なかなか温まらない(温めるの怖い。昨年は一ヶ月130ユーロかかって青くなった)
朝になってやっと気温20度になった。

本日木曜日から日曜日まで、通常営業になっている人とバカンス気分な人が入り混じっている。とりあえず静かなのは助かる。
9日に映画記事の締切があるのでこれから働きます。
東京でやらなくてはいけないこと(会社の用事)から離れて個人事業の仕事だけできるのは助かる。

ずっと天気が悪い。外を散歩してもビタミンD合成できなさそうだ。ちょっと心配(わたしはビタミンD欠乏を指摘されている)



2025年01月01日(水) 創造の階層/昨年見られたバレエ舞台/大晦日駆け込みで、筋トレバーを買う

マニアのみなさん、
あけましておめでとうございます。

毎日公開日記を書き続けるのは、「共有するために(=一部外に向かって)記録する」「自分のためだけに(=内省的に)記録する」両方やることで自分を複眼的に見られるな、と思っているから。
それと、創造が形をなす過程って、何段階もあると思うから、その一段階のアイディアボックスとして。

そういえば、わたしが初めて作ったメルマガのタイトルは「石ともまにあ」だった。melma! という、今はもうなくなってしまったメルマガスタンドで配信していたから、過去ログも存在しない。

28日に投稿した今年の振り返りに加えて、2024年に見られたバレエ舞台のまとめを記録

1月 なし
2月 パリ・オペラ座来日公演
   『白鳥の湖』 主演 パク・セウン 、ポール・マルク 
    同上       ヴァランティーヌ・コラサント、ギヨーム・ディオップの回
   『マノン』    リュドミラ・パリエロ マルク・モロー

3月  Kバレエ 『ジゼル』 主演 日高世菜
    東京バレエ団 上野水香オンステージ


5月 パリ・オペラ座 『ジゼル』
   主演 23日 パク・セウン
      28日 オニール・八菜
   

6月  16日 谷桃子バレエ団 75周年ガラ

9月 26 日 谷桃子バレエ団 『レ・ミゼラブル』

11月 7日 パリ・オペラ座『マイヤリング(うたかたの恋』 マチュー・ガニオ

   30日 井上バレエ団『くるみ割り人形』 阿部碧

12月 13日 東京バレエ団『くるみ割り人形』 沖香菜子
   14日  同上             足立真理亜



年末最後にやったことは友達と一緒にデカトロンに駆け込んで、割引ありの55ユーロでこの筋トレ器具を買いました。
https://www.decathlon.fr/p/barres-a-dips-reglables-et-compactes-ts-100/_/R-p-354940?mc=8882305&utm_source=google&utm_medium=sea&utm_campaign=fr_t-perf_ct-shopp_n-shopping-mq-fitness-mp_ts-bra_f-cv_o-roas_&utm_term=_n-shopping-mq-fitness-mp_ts-bra_pt-pb_yy-materiel-musculation_barre-a-dips&gad_source=1&gclid=Cj0KCQiA7NO7BhDsARIsADg_hIYVn5-8gDnCpF6amGewR2uEtGePPquaoPqFUzJKZ5L5AHM2hHg3CEwaAtdfEALw_wcB

これはまだ組み立てていないのですが、1月1日からばっちり体幹トレーニングもやりました^^


1日の予定のたてかたについては、のちほどnotion  日記で計画を練る予定



 



2024年12月31日(火) 「ラスト・エンペラー」ノーカット(CMなし)

29日の夜にテレビでラストエンペラーを見た。こんなに長い映画をテレビでじっくり見るのは年末ならでは。時差ぼけしてるから最後まで見られるか不安だった。(実際最初のうちはめちゃめちゃ眠かった)が、あまりに美しい映像とあまりに悲しい話に最後まで引き込まれる。
この局だけなのかフランスのテレビの常識がそうなのかわからないが、映画の間コマーシャルが一切入らなかった。だから映画館と同じように集中して見られる。
芸術を堪能できる時間は贅沢でありがたい。

今31日の朝だけど、今日はまたデカトロンに行きます。


2024年12月30日(月) ものすごい自己嫌悪/読みたい本の管理/友達と時間のすり合わせ/年末の楽しいお買い物

フランスに来て編み物が進んで楽しいと思っていたのに、そして一段一段間違えないように気をつけていたのに、気がついたら16段ぐらいほどかないとダメのようだ。この時間は何だったのか。解くのも人目1目ほどかないといけないので、ここまで戻すのに、編んだのと場合の時間がかかる。これはもう自分を殴って死にたい位の自己嫌悪。こういう事はしないと。昨日に気に書いたばっかりなのに、早速やらかしてしまってほんとに自己嫌悪。それ以外の言葉が出てこない…。

読みたい本があったら、すぐに購入したり、図書館に予約をしたり、後先考えずにとにかく知識は吸収することにしているが、さすがにキリがなくなってきた。どうしたもんか。

友達と一緒にいて、向こうが「11時に出かけよう」と言って、私は「じゃあ10時55分に準備するね」と言うと、比較的うまくいく。(それでもドアを閉めるのは11時15分ぐらいになる。)
その前は11時に出かけるよと言っても11時になると「まだ本を読み終わってない。あと20分」と言われ、その20分の間私も仕事したり、雨物したり本を読んだりしようとすると11時20分にぴったりと終わらない。「あと10分待って」と言うと、向こうもまた本を読み始め、10分経つと「この章を読んでしまいたいから、あと5分待って」と言われ、なかなか出発できなかったのだ。

というわけで、一緒に出かけるのがうまくいって、昨日はとても大きなショッピングセンターに行った。年末の雰囲気で2人ともショートコートを買い、それからLidlというドイツから来た安売りスーパーで、先方は5ユーロの湯たんぽ、私は7ユーロの両方のレンズの脇に、LEDライトが付いて、メガネのようにかけられる拡大鏡(意味わかるかな?)を買い、楽しく有意義なお買い物ができた。


2024年12月29日(日) Notion 日記 「箱の中」に一瞬たりとも入ってはいけない

昨年の夏頃、Notionというアプリを利用して日記(誰にも見せない)を書いていたが、ふと思い出してアプリを開いてみたらこれが大変見返しやすい。

日記=自分の内側を公開するかしないかはそれぞれに一長一短あるが、日記の目的を「未来に生かすこと」と考えるとこれが最高である。
なので、今後も活用していこうと思う。
このエンピツ日記はこっそり読んでる控えめなマニアが数人いるみたいなので、その人たちと共有します。

「箱の中」というのは、ずいぶん前に読んだ「自分の小さな箱から脱出する方法」という自己啓発本があるのだが、その本のコンセプトで、「ネガティブな思考=「どうせ自分なんか」と思う思考」と理解している。
やりたいことがたくさんあって、次次湧き出す妄想と、その実現のためにかけなければいけない熱量との差に打ちひしがれて箱の中に入ってしまうことが多い。一つうまくいきだすと箱の中に入る気は減るので鶏と卵なのだが。

箱の中に一瞬たりとも入らない、入ろうという気にならない2025年になるとよいな。


石塚とも |MAILHomePage

↑エンピツ投票ボタン
My追加