謎は解いてもいけないし



ちょっと久しぶりになったかな?

2004年12月26日(日)


日記書くの。

あー、なんか風邪らしきものは引き続きでございまするー。
こんなに長くお腹壊してるのもめずらしい。
でもさあ、おかゆだけでもけっこう体力あるみたい。
それはそれで複雑である(笑)

ちなみに有馬撃沈。
四着かよ…三連単に惜しい結果になりました。
これで今年の競馬は終わり。

今日は実は「鋼フェスティバル」の日でした。
代々木国立体育館。
これがまた実に年齢層ばらばらで。
しかも男女問わずで。
よかったよかった。浮いたらどうしようと思ってたけどそれどこじゃないよ。すっげーいっぱいに入ってたし、ぜんぜんOKなカンジだった。わたしの席の前は小学生とおかーさんとそのおかーさん。後ろは10代後半のお嬢さん。となりはカップル。そのとなりはひとりの女性。ひとりの男性もいたり男性どーしもいたり、いかにもな女の子たちもいたし、なかなか良かった。ああ、これ、あれだ、昔行った東京ドームのスピードのコンサートみたいだ。年齢層ばらばら……(笑)
さて、驚いたのは大佐(の絵)が出てきたときの悲鳴。
これってほんとに好きーなミュージシャンのコンサートに行ったときと
同じ反応なんだけど、いや、なんとくか、そうですね、たしかにわたしもそんな時期あったのでなんとも言えないけど、いや、言うけど……すげー……!!!!!(笑)
ほんとにファンだよ!!! ああ、これだよねって(笑)
もうほんとに、エドは思ったよりそうでもなくて、大佐の時がすっげーのよね。画面に発火布の手袋が出てきただけで、キャーっと!(^-^;)
へえへえ、そういうもんですよね、ええ!
ええ、わたしはエドのファンですってば(笑)
子供のファンですよ、金髪の猫のファンですよ、豆粒ドチビのファンですよ(笑) でも、好きー☆
で、楽しかったかといえば、まあ60点くらい?
なんで低いかと言えば、ぜんぜん見えなかったからです(笑)
だってー、わたし背低いしー、アリーナってかえってぜんぜん見えないのよねー……。それにちょこーっと、流れのよくないところもあったし。
いや、プロがやっているんじゃないので(アニメスタッフだよね、ほとんど)それにしてはよく出来てるんだけどね。
苦労は忍ばれる。とくにアニメの再構成。
ああ、ロシアの歌姫のふたりはきれいな歌声だったわ……それにアニメのシーンがすごくよく合ってた。OPとかEDとかの主題歌を歌っているミュージシャンもけっこう来ていてやはり上手いですー。さすがだわー。ま、ラルクが来るとは思わなかったからけっこうくオトク感はあったな(笑) だってラルクのコンサートはたぶん見に行くことはないだろうから;
はー。
これはアレだ、もともとは30年くらい前に一時すごく流行った、自主上映会の大型版だ。これはアニメスタッフの自主上映会だね。こんなんやりましたよ、たしかに。それと同じノリ。フィルム24分の1とかさ、東映動画とかでさ、やってた。つか、そのまえに一般がやりはじめたんだけどね、それが今こんなふうになってるってカンジかな。そういや、みんなそんな年代だと思うな、このスタッフたち。
それにしても、来年の映画が不安だわ……
どーなるのかなー……
USJも……
でもどちらも行く気満々(笑)
余談ですが、原宿はものすっごく混んでました。一瞬、間に合わないかと思いました。駅のホームから動けないくらい。
帰りは渋谷まで歩きましたよ。だってアレ身動きとれないよ? きっと。
あー、そうだ、帰りもちょっと不思議だった。
大きなコンサート会場ってだいたい出る順番の指定があるじゃないですか。
それが全然なくて……いいんかいなあと。
まてよ? あのあとまさかアンコールなんてなかったのかな?
すんなり帰ってよかったのかな?
まあ、もう遅いけどさあ。帰っちゃったし。
ああ、だれかがあとでアンコールやってましたよー、って言ったらどうしよう……
ま、……しかたがないさ……
エド! 来年会おうね!


こんなところにこっそりとついでのように書きますが。
私的にサイテーな本だったよ。
「御手洗VSシャーロック・ホームズ」
これ、パスティシュとしてどこが面白いの?
御大の漱石とホームズは面白かったよ? やはりうまいですよ。
でもこれはなんだろう、これ読むくらいなら普通の同人誌のほうがよっぽど面白いわ。つか、なまじ同人でもなくて返って腹立たしい。
ミステリ小説ってさ、トリックだけじゃないんだよな。
ファンだからってなにからなにまできれいごとなんて言わないぞ。
あー、なんか有馬と同じくらいの不完全燃焼本。



これが今年の風邪?

2004年12月23日(木)


ひさしぶりになんにも食べられなくなった。
いやあ、ほんとに久しぶりだ。
これが今年の風邪????
最近は具合が悪くなってもほとんど食欲がなくなることはなかったので
なんかビミョーな気分……(^-^;)
今日は休みだったからいいけど、明日はなんとか仕事に……
つか、年末にすることいっぱいあったのに一日潰れました。(T^T)
ついでにビミョーに辞書登録が勝手に復活している。
このビミョーさはどこから来るんでしょ。
でもまあ、起きあがることはできるんだよね。
なんなの、この風邪。
食べたくなくなるだけ???
不思議だ。
食べないから一日で1キロ減ってる(笑)
しかし…まあまずいだろうねえ。このままじゃ。
はよ、治りたい。なんとなく落ち着かないから。ええと、体力がなくなりそうで。
だって、これからイベントが目白押し……(おい)
って、明日はイブじゃないかああああ。
ケーキ食うぞ! 治すぞ!


なんかこうあまりに忙しいんで

2004年12月22日(水)


なんにも考えられなくていいかもしれない。
しかしまて。
創作を重んずる身としてそれはどうなんだ。
あれから一週間。
ぼーっとすると思い出すんで、いまのところ忙しくて良し。
またまた先日義父入院。

先日おたらいさんの出るクリコンに行きました。
あー、なんか、やっぱり音楽って好きかも。
今年で二回目。来年も行くよ!
来年こそはチケット代払って!(笑)

あと今年のイベントは…
日比谷の鋼と落ちたコミケの買い出しか…
あー、年賀状も書いてないや。クリスマスイベントのアップ用もなんも出来てないし、おせち料理の組み合わせもまだだ…もちろん年末大掃除もまだだし、来年投稿用のネームの切り直しもまだだ…
ああ、書き出すとまだまだありそうでやめておこう T^T)

つか! 今気がついた! こいつ辞書登録が全部消えてるじゃないか!
おいー! たしか昨日までは大丈夫だったはずだ! 
あ…らららら………ら。
なんとなくショック。―(T_T)→


ありがとうございました。

2004年12月18日(土)


いろいろご意見いただいて…すみません。
考えるところありました。
外からの意見は助かりますね。
そうなのかなー、と思うこともいろいろありました。
体験すること多し……は良しとしよう……



お礼にここで仕事のバカネタなど。(違;)


*「おはよーござってなんかい?」


   ……防犯用品は何階? でした。
     どーしたら! どーしたら、おはよーご…????


*「もちのははって売ってます?」


   ……喪中ハガキでした……


*「なはで開発された非常持ち出しブクロある?」


   ……NASAだから。お客さん。いいとこいってるけど。


*「おいろけは売ってんの?」


   ……マジか? 聞き間違いか? おいろけ? 
   ダメモトで言ってみる。
   「温度計は○階です」
   「あそ」
   ……??? あれ? 出て行っちゃったよ。マジ? 


混乱

2004年12月15日(水)


今日会社であった出来事はまあ通常では出会わないもので、出会ってしまったわたしはなんとなく混乱しているのだけれどもそれをうまく言えないのだけれど。
ただ書いておかなければ自分的にまずいことにならないかと思ってとりあえず書きだしてみる。
そもそも今日はひとり少ない人数の仕事だった。
非常に忙しかった。
まっとうに取れる休憩は昼休憩だけで、その昼休憩に入ったとたんにわたしはそれと遭遇してしまった。インフォメーションをしている若いバイトさんがトイレにカッターナイフを持って閉じこもってしまったのだった。
たまたまわたしは同じ庶務課在籍で、その彼女が閉じこもった時にトイレにいたのは結果的にわたしだけだった。なにやらドタバタした音がしたとは思ったのだけれども、うちの会社でトイレで泣く従業員はよくいるので(なんて会社だ;)それに似たドタバタなのだろうと思ったし、しかも自分と同じ所属とは思いはしなかった。それを追いかけてきた同じ庶務課の女の子が「開けてXXさん、開けて!」とか言ってたけど、そんなに深く考えもしなかった。その時点ではわたしはトイレの個室にいて(笑)そのとなりに閉じこもったらしかったけれども声で確認は実はできなかった。で、深く思いもせず個室から出て手を洗っているときに、追いかけてきていた女の子が「XXさんが閉じこもっちゃって」と動揺していたけれども(あ、そうなの?)くらいにしか思わず。問題はここからあとなのだった。
まず、庶務課主任が女子トイレのドアを開けてきて「XXさん、その子出して!」とわたしを名指しで言った。え?わたし?ですか? そのあと庶務課課長も来て、追いかけてきていた女の子を手招きしてトイレから出す。ちょい、ええと、で、なんでわたし? とわけわからんけど、後で総合すると、もともとのバイトさんが閉じこもった原因はこの女の子だったらしい。まあ、課長が連れ出すのは後になればそうなんだけども、私的にはわけわからんですし。で、とりあえず、声を掛けてみた。しかし、わたしはこの人をほとんど知らないのだ。まだ入社してそんなにたってないし。いったいなんの声を掛ければいいんだよ。全然知らないわたしが声を掛けたってなんにもならんのじゃ?と思いつつ。この時点ではもちろんカッターを握りしめているなんて知らないし。そのうち主任も入ってきて説得を始めるけど、なにせトイレは外から開けることはできない。なかでどうしているのか訳解らないし、まったくことりとも音がしないのだ。なので主任に「上から入れませんか」と言うと、主任は脚立を取りに行くことになった。なのでしょうーがない、ひとりでわけのわからんままに声を掛けたよ。
「どうしたの? 何か言って? お客さんになにか言われたの? とにかく出てこない?」←わけわからんし。
そのうち当日の最高責任者であるところの統括マネージャーが入ってきて脚立なしで上から上がって覗いて説得を始めた。そのときに初めてカッターをのど元に突きつけているのがわかったのだけれども。そして脚立持参で主任も戻ってきた。もはや女子トイレには誰も近づかない。
いや、ふだん仕事しないとばかにしていた統括だったけれども、このときはなかなか説得にすごみがあってというか、やっぱりとりあえず、一番上の仕事をするというか、最終的に「言わなきゃわからんだろう」とか言ってると中で泣き声がした。
「誰も言っても解ってくれないし」
「誰に言ったんだ、オレは聞いてないから聞くから出てきなさい」
「XXさんとかXXさんとかです! ぜんぜんなにもしれくれない! あんなに言ったのに」
「閉じこもっていてもなんにもならんだろう、開けるよ」
そのときにはどこからか主任も外から開けられるコインみたいなのを持ってきていてそれでタイミング良くうまく開けた。そして、「カッターだけわたしなさい、危ないから、ほら、いいかい」とかなんとか、とりあえず、カッターだけは取り上げた。そしたらもう、わたしが連れ出すしかないわけで。
「ほら、大丈夫だから」(なんの意味もないけど)とか言いながらそのままトイレ近くの交換室(つまりわたしの仕事場だ)に連れ込んだ。ちょいと主任の顔を見たら肯いているのでそのまま連れていった。
この間…20分くらい…………
しかし、こんなことに遭遇したことはないのだ。
とりあえず、ソファに座らせて、脈を診た。いや、これはもう大丈夫なんじゃないか…と思ったのはさっき一度泣いているから。
泣けるならなんとかなるだろう? と暖かい飲み物を出してみた。持ったままでなんにもしないけど、話を聞こうじゃないかと思って手を握って話しかけてみた。
ぼつぼつと、自分がうつ病で病院に行っていることと、子供の頃から虐待されていて、その声の質と言い方が似ているさっきの女の子が苦手だったこと、今日の言い方に酷く傷ついたと言うこと、とっさにカッターを持ってしまったこと、等を話し出した。話し出せば、そのうち甘くしたコーヒーも飲むようになった。まあ安心なんだろう…と思えばよくみるとわたしが握っている左手には真新しい包帯が。これは? と訊くと「昨日、今日あの人に会うのが怖くて切った」と言うのだわ。
はて。
けれどもわたしの間近にはこういう人はいないので、とりあえず、お腹空いてる?と聞いてみると空いているという。運良くフレンチクルーラーを持った先輩がいたのでそれを渡してもらう。餌付けかい…。それを食べさせている間に報告に行く。課長と主任と最後は統括まで揃って、今は落ち着いているんで、……ってことで、仕事はするって言ってますよ、と本人の意向は伝えたのだけれど。実際もう本当にそこまで話せれば、落ち着くってもんだと思うし普通に食事も出来てるし。
それで統括が去った後に、大丈夫だと思いますけど…と言ったのだけど。
このときそっこーに上司ふたりから
「「とんでもない!」」
と揃って言われたのです。
「客になにするかわからないじゃないか」
「ここは病院じゃない」
「お母さんに連絡とれたのですぐ迎えに来てもらうから、交換室で預かってて貰いたい」
どうやら、そっこーでクビなんです。
……わたしはね、この会社はいろんな意味で甘いと思っていたし。
たしかにカッターを持ち出したのは危ないと思うし。
あとで聞くと、「わたしなんか死ねばいいんでしょ!」と言って女の子に斬り付けてからトイレに閉じこもったらしいから、たしかに危ないとは思うけど。
交換室に連れてきた彼女はほんとうに普通で。
わたしと話す時も不自然ではなくて、なによりほんのさっきまで、誰も彼女を危ない人とは思っていなかったわけで。
なのにカッターを一度持つとクビなんだ。
ということが、よくわからなくて。
「でも、ここでクビだと彼女一生立ち直れないかも…」
と思うのはなんとなくやりようによっては彼女は大丈夫な気がしたからだけど…
わたしは甘いですか。
そのあと彼女がもともとの虐待されたと思っている母に連れられて帰ってから。
ことの顛末を先輩たちに話したら。
「まー、怖いわねー」
「そりゃ、ふつうにしてるのよ、そういう人は」
「いやー、怖い、XXさんたら(私だ)なんにも言わないで彼女置いてくんだもん、なにかあったかもしれないじゃないー」
「クビなんて当然よ」
「ふつうにしててなにかあるのよ、そういう人は」
「いやー、ドラマみたい、怖いわねー」
などなど……。
怖いですか? わたしはすこぶる甘いですか? 世間しらずですか?
わたしは実はこの子がかわいそうだった。やりようによってはいくらでも普通にできるのに。
でも、これですべて、彼女の存在は帳消しです。
なんの猶予もありません、そっこークビです。
そりゃ。斬り付けたんだから。そうだけど。
そうなんだ。
わたしが解らないのはそういうこと。
ぜんぶ、そっこーに切り捨てるのが当たり前でしたか。
わからないよ。混乱。
わたしって甘い? それとも、変わってる?
わたしだって、すべての人を赦したりはしないよ。
ずいぶん酷い事件はたくさんあるし、そういうのは目には目を、そっこー死刑でもいいくらい、というか、わたしは死刑廃止論者ではありません。
でも。
一般というのは、こういうものなのかな。
わたしも心していかないとやられるのかな。
よく、いままで、ふつうのなかにいられたな。
こういう自覚が必要なのかな。
わからん。
それでもわたしはお昼ご飯を食べました。

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