このままで早い者勝ちの足音。

2008年01月04日(金)
仕事始め。
朝から真夜中っつーか明け方前まで
がっつり働かせていただきました。
ありがとうございます。
また週末休みだからいいんだーい。
ドンキで引きこもり用品(食糧)買ったから
いいんだーい。

というか
きのうの電車の遅れ関連で
とても嫌なことを知ってしまった。
知らなきゃよかった。
あーあー。

寒いよう。

なにか年明けから
良からぬ予感がしているのです。
主に仕事まわりで。

砂山の
周りから少しずつ砂を取っていって
山を崩したら負けっていう
あの遊びみたいな。

少しずつ今の山の周りが削れていって
最後には山が崩れてしまう。
きっとこの一年のうちに。
私はさっさと砂を削り取って
崩れるのは目にしたくないと思っている。
なんて無責任な。
でも叶うなら、それがいい。

くらいなあ。

なんでもいいや。もう。




その答えだって いっそひとつだと思えばいいね。

2008年01月03日(木)
バックトーキョー。
東京に来るまでの道のりが
こんなに長く感じたのは初めてだ。
電車の遅れで。ぐう。

ことの流れで初詣した神社に再参拝。
元日より混んでたなあ。
いろいろお願いごと。

夕食は正月恒例すき焼き。
うまし。
にく、しあわせ。

しかしそのあと電車で足止め。
いつもより長い帰り道。

グレイプバインのシングル「超える」を聴いた。
自分の奥でとまってたものが外れてしまう。
彼らの音の前では容易いこと。
なぜなのか。
こう気持ちが揺らぐ理由は。
わからない。いつも。

まだ足りていないと思った。
さまざまな土地を訪れることや
人と出会い、話すこと
見たり聞いたりすること
好きになること
失うこと
なんでもないこと
かけがえのないこと
そのすべての時間、経験がまだ少ない。

いつになればたどりつくのか
いつまでもたどりつけないのか
その答えに。

歩いていかなくてはいけない。
うずくまっていたら
あっという間に置いていかれる。
答えを見たいから。
いま、言葉にならないものを
言葉にするための答え。
伝えるための。

だれかに伝えられたら
転がって、残るような気がする。

正月からなにを言ってるんだ。
と、思われるならそれでもいい。
帰り着いたいつもの商店街の裏で
もう一度、今度は爆音で聴いた「超える」
そのとき噛みしめたことを今日は書いただけ。

積み上げた小さな山は越えた。
ん、だと思う。
その先を、今年は。

さ。明日から仕事。




放課後の階段上った先の時計。

2008年01月02日(水)
起きたらもう居間では箱根駅伝。
変わらぬ正月2日目の光景。

夕方から同窓会があった。
親友が来れなくなって
途端、やる気がなくなっていたものの。

行けば懐かしい顔に会うわけで。
変わらないねー
の決まり文句を言われるのも
成人式以来でもう慣れっこ。
名前もみんな覚えてくれてるみたいで。
若干の珍名さんなので
こういうとき助かるわ。

今日来てたのはほとんどが地元残留組で
既婚者、子持ちもちらほら。
ああ。これだわ。
これがオトナっていうもの。
自分の現実と重ならなすぎて逆に普通に話せる。
田舎特有のガラの悪さとか
派手さと地味さの対比とか
そのへんの期待を裏切らなさが満載だった。
いろいろとおもしろかった。
初恋の男の子もいて
相変わらず顔は好きな部類でホッとしたりとか。
年取るごとに見たくなくなるものな気がする。

おもしろいとはいえ
酔っ払いに絡まれるのはつらいので
二次会までで退散。

帰省するたびに
近所に空地が増えている。
つぶれてしまった店
亡くなってしまったお年寄り。
同級生と過ごした日々と同じく
懐かしいいろいろなものが
刻一刻となくなっている現実を知る。

地元の同級生の中にも
一度上京して戻った人は少なくない。
私は東京にきて今年で8年目。
故郷に帰るとか、考えたこともあるけれど
それを現実として選ぶのはきっとまだ先のこと。

空地が増えても、空が広くても
ちっとも風通しの良くならない片田舎。
何年東京にいても
変わらないね
と声をかけられる私。

違いなんてないよ。
場所が違うだけ。
時間は同じ。
やれることをやるだけ。

だから、まだ。

えーい。同窓会なんて。あほー。





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