目を覚ませ蓋を開けたら今。

2008年10月14日(火)
連休明けの気だるさも
また新鮮と感じられるお気楽な新人。
あー。自転車に乗りたい。
でも雨。

ふくらはぎが痛いんだけど
日曜のライブを思い出してにやにや。

このにやにやが絶えるころ
また新たににやにやの素を得て
にやにやの連鎖をうんでいきたい。
そしたらずっとにやにやできる。
にやにー。

ああこのまま年末へと転がっていくのだろうか。
ぶつからず、うまく転がれればいいんだが。

あ。ちょっと追記。
ナタリーでロフトレポ出ました。
http://natalie.mu/news/show/id/10215
「仲良し同期」という見出しが
くすぐったいけど、まあ間違いじゃないし。



まぜた果汁の沈んだ夜明けに。

2008年10月13日(月)
和田唱ブログできのうの写真あった。
タナカのヤンキー座りが板に付きすぎている。
いい雰囲気ですね。

二組を一度に見て
タイプの違いをあらためて感じたなあ。
楽曲や表現の仕方、ライブの掴み方
全然違うけど
気持ちが上って震えるのは同じで。

きのうはライブ終わってから
余韻でふわふわしながらインドカレー。
おいしかった
なんか上あごが痛い。

真夜中の電車に乗って友人のもとへ。
割と酔っ払って余計なことを言っていた気がする。
ヘルマンについて熱く語った気がする。
誕生日プレゼントもらいましたありがとう。
今朝まで飲んでた。
まさかの8時。長いわ。
帰宅したら10時とかで普通に街が動いてた。

そのまますぐ日記書いてお昼ご飯食べてだらだら。
祝日もお休みなんてすばらしいなあ。
やりすぎ月9進出
いま見てるけど豪華のようでいてぐだぐだ。
これからどうなるかなあ。





ミラクル☆トゥナイト@新宿ロフト

2008年10月12日(日)
そのタイトル通りに
まあ、今風に言えば

なんだあ。ただのミラクルか。

としか言いようのないような。
チケット手に入れられたのも奇跡なら
そこから導かれる結末も尚。
だってね、和田唱いわく
ありそうでなかった初めての2マン
らしい!
(どっかであったという噂もある
 でもきっと2マンじゃなかったから
 今日が最初ってことにしよう!と言っていたけど
 調べたらやっぱり10年前の9月にやってるっぽいです)

でも、いいの。
はじめての2マンって和田唱が言うならそうだよ。

歌舞伎町に着いたらなんかパレードやってた。
なぜか。知らん。とりあえず、眺めた。
ひさーしぶりのロフト。
今日は、バーフロアでまったりしてる暇ナシ。
人ぎゅうぎゅうだし。

前説でなぜか、よしもと芸人。
えっと。名前出して検索くるのもイヤなんで。
まあ売れてはない。私は知ってたけど
いかにも前説ランクの芸人であったということだけ。
つか前説で己のDVD宣伝するとかないだろうよ。

あ。今日のはタワーレコード新宿10周年の
記念イベントの一環で。
この二組がやるのも、いわゆる新宿ならでは
といった懐かしさが含まれているという。
当時をリアルタイムで経験していない者としては
どうなっちゃうのよ
と緊張しっぱなしというか。ふんふん。

で、最初に登場してくれましたのはGRAPEVINE!!

んで、豚の皿からスタート。
笑った。
ディープすぎるでしょう!
久しぶりに豚皿聴いたから嬉しかったけど。
やあ。すごいわ。そっからCOREだもん。崩壊。
かっこよすぎる。
人いっぱいだし
段上がってない下のフロア最後方で見てたけど
思ってたより音はクリアに響いてきておどろいた。
広いハコよりも直接的に感じるリズムに
押し上げられる感覚も、ほんと笑っちゃうしかない。

タナカさんのMCもいつになく上機嫌かつ饒舌。
対バンよっぽど嬉しいのか
トライセラは同期でそれぞれ音楽やってきて
ブレずに踊れる曲をやり続けてきてるのが誇らしい
とか
97年当時のイベント名を知ってたお客さんに向って
お!結構いい年やろ!?(にやにや)
とか
今日はトライセラファン多いから可愛い子多いなあ!
(ここでバインファンブーイング(含む私))
いやいやウチのファンの方が可愛いってー!
…(自分で照れて)なんやねんオレのテンションの高さは!
とか。
おっさんすぎるMCがいつになく炸裂。
それくらい、今日はステージ上も特別な感情だったと捉える。

そして中盤は、ツアー同様じっくりタイム。
Twoは本当にいいなあ。あああ。
それだけに次の曲にいくときの機材トラブルは残念だった。
Wantsにいくときギターの音が出なくて
ええとこやったのに!もっかいやらせて!
と、Twoのアウトロからやり直した。
本当いい雰囲気のとこだからもったいなかったけど
ちゃんと合わせてくれた高野さんとの阿うんの呼吸。
すばらしき。

懐かしい顔合わせにも関わらず
ツアーの延長的な選曲でくるところが
しかしてどうにもGRAPEVINEなのですね。ええ。
リスト:豚の皿、CORE、スレドニ・ヴァシュター
光について、Two、Wants、フラニーと同意
FLY、超える

幕間にバーフロアの方で若手の演奏があったけど
ちゃんとは見てないので感想は書きません。
勢いがあったことは、あったかな。名前わからない。

そして次はTRICERATOPS!
1曲目は最近のシングルのやつ。あれ好きだー。
で、次がラズベリーで次がGROOVE WALKで!
ちょっともうどうしてくれようかと思うくらい。
時系列で見ればすごく離れてるのに
このブレのなさはなんなのか。
すごい。

先週出たっていうアルバムからの曲も良かった。
知らない曲でもイントロで
おお!
ってなる掴みのワクワク感がすごい。彼らは。
そこからフロア全体を鷲掴みにするのに
まったく力みがなくて自然だ。
ずっと続けていくということは
変わらないように見えて
ひたすら研ぎ澄ましている証しでもあると思う。
和田唱なんて特に
自由だなという表現がぴったりな人だけど
実はすっげえ職人なのかも、と感じたり。した。

アルバムがタワーのチャートで1位になったから!
みんなもアルバムタワーで買ってよね!
って。
もう私は一生タワー新宿でしかCDを買えない
とこの時点で思っていた。感謝しまくりです。
楽しすぎる。

トライセラのリストがちょっとわかんないので
あとで拾ったら貼ります。
リスト:LOONY'S ANTHEM、Raspberry、Groove Walk
PHOTOGRAPH、僕らの一歩、Mirror、MADE IN LOVE
Going To The Moon、トランスフォーマー
FUTURE FOLDER(和田唱ブログから拾いました)

ぜえぜえ言いながら、わくわくアンコールを待つ。
だって期待しちゃうでしょこれは。

和田唱が出てきて、タナカを呼び込む。
ここでまた今日が初めての2マンと言い切ろう
の確認トーク。
そして嬉しそうにでれでれする二人。
せっかくだから、二人っきりで歌います!
んじゃあやろっか、ジョン
とタナカさんが和田唱に呼びかけて
The BeatlesのIf I Fellを。
これが案外ハーモニーが合うんだねえ。びっくりだ。
1回もリハしなかったって言うからさらに。
とろーん。

林さんヨシフミさんを呼び込み
トライセラの真ん中でタナカさんが恐縮しつつ
Rolling StonesのJumpin' Jack Flash
これはテレビでもよく聴く曲。
ノリもいいし当然暴れてしまいました。
なんか、ロフトという空間につられたのもある。
ワンマンじゃありえないもみくちゃ具合。
そしてタナカはかなり酒も入っていたと見えて
ギターソロで前に出てきたときの恍惚の表情たるや。
お願いだから誰も写真撮っておかないでね
と思ってしまうほど。すごかったすよ。

最後は亀ちゃん西川さんも出てきてみんなでお辞儀
したみたい。
私は埋もれてて見えなかったけど。
いやはや。ただのミラクルとはまさにこの脱力感。
すごいものを見てしまったんだわ。

11年前に彼らはデビューして
タワー新宿は10年前にできて
それぞれの役割を担って歩み、ここで再会している。
その喜ぶべき場所に立ち会えた幸せを感じた。
書いてしまえば簡単。
でも、長いよ10年は。だからこそ。

外に出たら歌舞伎町。
冷たい風がまとわりつく10月の夜。
コマ劇場なくなっちゃうらしい。
10年後の新宿はどうなっているだろう
ロフトはどうかな。まだあるかな。
けど場所なんてどこだって
やろうと思えばどこでだって会えるよ。
奇跡は何度も起きないかもしれない。
でも、10年に一度くらいなら。





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